サワラの栄養の効能や食べ方について: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年06月03日

サワラの栄養の効能や食べ方について

　サワラ（鰆）とは北海道南部からオーストラリアにまで広く生息している１m以上にもなる大型の魚です。出世魚で関東では５０cmより大きいサイズを「サワラ」、小さいサイズでは「サゴチ」と呼ばれています。関西方面では７０cm以上で「サワラ」、次に大きなものは「ヤナギ」、「サゴシ」と呼ばれています。
　サワラの身は柔らかく淡白で、脂がのる冬のサワラはマグロの中トロレベルと言われています。

サワラの栄養と効能
・DHA：コレステロールを下げ、アレルギー症状の緩和、癌予防、認知症改善などの効能があります。
・EPA：DHAの効能に加え、血栓を予防し動脈硬化、脳梗塞などを予防する効能があります。
・カリウム：体内の塩分を調節するので、高血圧の予防に効果的な栄養素です。
・ビタミンB１２：体内の細胞増殖を助ける効果があります。
・ビタミンD：カルシウムの吸収を助ける効能があるので、骨粗鬆症予防に効果的な栄養素です。

美味しいサワラの選び方
　目が透き通っていて、表面に虹色のツヤが有り模様がはっきりしているものが新鮮です。

サワラの食べ方
　サワラの身はとても柔らかいので身割れに注意が必要です。お刺身、焼き物、揚げ物、マリネなどの食べ方があります。煮付けにすると味は良くても煮崩れしてしまいます。塩焼きにするときは塩をふってから少し置いておくと身がしまって崩れにくくなります。

サワラの旬の時期
　瀬戸内海では春から初夏にかけて産卵のため集まってくるのでこの時期が旬とされていますが、関東では脂がのった冬が旬の時期とされています。

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posted by 胡桃割り人形 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚

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