トビウオの栄養の効能と旬の時期: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年05月30日

トビウオの栄養の効能と旬の時期

　トビウオは世界に５０種類以上がいますが、日本の周りだけでも２９種類が生息しています。島根県の県魚、京都府の夏の県魚、長崎県では秋の県魚に指定されています。宮崎県の都井岬周辺で行われる「トビウオすくい」は夏の風物詩であり、地元の人や観光客を楽しませています。
　食材として市場に流通しているトビウオの種類は「本トビウオ」が一番多く、大型である「ハマトビウオ」が一番高値で取引されます。トビウオの卵は赤や黄色に色付けされ「とびっこ」「とびこ」として寿司ネタなどで使われます。トビウオは高タンパク低脂肪で吸収が良いので、ダイエット中、高齢者、病中、病後の方に適した食材とされています。カロリーは生で１００gあたり９８キロカロリーです。

トビウオの栄養の効能
・DHA：コレステロールを下げ、アレルギー症状を緩和し、癌予防の効能があります。脳細胞を活性化させるので、認知症の予防や改善にも効果がある栄養素です。
・EPA：DHAの効能に加え、血流を良くする効能があるので、血栓を予防する効果があります。
・ビタミンE：細胞の酸化を防ぐので老化を予防する効能があります。
・ビタミンB６：免疫機能を正常に保ち、皮膚や粘膜の健康を維持する効果が有り、肝脂肪の蓄積を防ぐ効能があります。
・ナイアシン：二日酔いの原因である「アセトアルデヒド」を分解する作用があるので二日酔いに良いとされています。

トビウオの選び方
　翼のようなヒレが乾いておらず、目が透き通っているものを選びます。

トビウオの食べ方
　脂が少なく風味も旨みも多く刺身がおいしい食べ方とされています。脂が少ないので焼き魚にするときは焼きすぎないのがコツです。煮付けにすると固くなってしまうので不向きとされています。トビウオは「アゴ」とも呼ばれ、ラーメンのスープの出汁によく使用されます。
　
トビウオの旬の時期
　トビウオの旬は種類により異なりますが初夏から初秋が旬の時期です。

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posted by 胡桃割り人形 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚

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