が、個人的な感想ですが非常に消化不良な限定麺でした。
以下については、あくまで個人的感想であり私個人の記録ですので、読後に「は?偉そうになに言ってんの?ふざけんな」という感情にとらわれる可能性のある方は読まないで下さい。
「とがし」+「鶏白湯」+「担々麺」という事で、とても個性的でインパクトの強いラーメンを勝手にイメージしていました。
見た目もいいし、香りもいい、実際に丼を前にしてますます期待が高まります。しかし実際に食べてみると・・・。
あれ・・・?
なんか、すごくフツー。
麺量は並・中盛・大盛りから選べます。辛さも痺れも大・中・小から選べます、との事。辛さと痺れも選べるくらいだから、結構「攻めて」来てるんだろうな、と勝手に期待したのですが。個人的には、辛さだけでなく痺れも加わると言われると、「麺屋 八」や「スミス」を思い浮かべてしまいます。とがしのことだから、それをはるかに凌駕するものをぶつけてくるに違いないと思い込んでいました。しかし、辛さも痺れも全体のインパクトも、「八」や「スミス」にははるかに及びません。以前の「赤」のレベルを参考に、辛さは中に、それにならって痺れも中にしたのですが、全然足りませんでした。辛さ痺れ共に大の方が良かったかも。いずれにしても、それを支えるスープがなんとなく物足りなく感じました。鶏白湯とのことでしたので、もっとコッテリした力強いスープを期待していたのですが、意外に大人しい印象。担々麺の風味はあるのですが、普通に食べる担々麺よりも逆にソフトで優しい印象を受けてしまいました。もっと言うなら、スープの配合を間違えたか、調味料をひとつ足し忘れたか、というくらいの違和感を感じました。
一方で、炙った鶏チャーシューは柔らかくて美味しかったです。
また、太縮れ麺はグリングリンに捻れが入っていてスープとの絡みも良く、茹で加減も丁度良くてモッチリした歯応え。とても美味しかったし、この麺は好きだなぁ。
それだけにスープに力強さを感じなかったのが、とても残念。「とがしの」ってところに期待しすぎたかな。
まぁいずれにしても私が勝手に大きな期待をしただけで、期待はずれだったからと言ってとがしが文句を言われる筋合いはないんですけどね。いや、文句じゃなくて素直な感想です!
「鶏白湯」と「担々麺」の相性が良くないのかな?担々麺好きとしては、消化不良な担々麺でした。痺れと辛さを求めるなら「八」の週末限定に行けって事ですね。
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