ところが店主さんから「冷やしもできますよ」とのお言葉。温と冷、どっちが合いますかと尋ねたところ冷を勧められたので、期せずして冷やしトマトラーメンをいただくことになりました。
ドロドロというほど濃厚でもなく、サラサラあっさりというほど淡泊でもなく、ラーメンとして食べるには丁度良い感じ。辛味はちょびっと、酸味もホドホド、具だくさんで食べやすいトマトラーメンでした。これで他の店になるとチーズをかけたくなるとか、タバスコをかけたくなるとか、締めにライスを投入したくなるとか、プラスアルファの発想に傾倒するのですが、こちらのラーメンは「トマトラーメン」として完結していると言ってもいいかもしれません。突出した何かがあるわけではなく、上手にまとめられた美味しいラーメンでした。
麺が細麺ながら、ツルツルもっちりで、いつも食べている塩ラーメンのそれとは違った感じでした。麺を変えているのでしょうか?それとも水で締めることで食感が変わるのかな?
そう言えば、カレーラーメンを注文しているお客さんもいたけど(メニューのは載っていないので、いわゆる常連さんのために便宜を図って作るのかな)、「あのラーメン」に「あのカレー」をかけるんだよね?合うのかな?カレーに対して麺が弱いような気がするし、調整したとしても逆に両方の良さが消えそうな気がする。今度、聞いてみようかな?
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