年末までは黒胡麻の汁なし担々麺をやっていましたが、モヤシ抜きができないという話しだったので食べに行きませんでした。担々麺にモヤシ、しかも汁なし担々麺でモヤシって、合うようには思えなかったので。今回はスープのある担々麺なので、味噌ラーメン感覚で食べられるかな、と思って行くことに。
ブログを拝見すると「担々麺の本竈」と言われる事を目指しているかのように受け取れる記事もありますが、一般のお客さんの評価は担々麺よりもらーめんの方なんじゃないかと思うのですが。もちろん、担々麺も美味しいし、担々麺に力を入れてくれるのは良い事なのですが。
相変わらずの人気ぶりで、あっと言う間に待合室は満席に。それでも回転よく店内に案内されます。事前にオーダーを取りに来るので、着席後はそれほど待たずに食べる事ができます。
味噌担々麺は、円錐型の器で登場。この形の丼だと、スープが少なくて済むんだよね(笑
その代わり径が小さくて底が深いので、担々麺のように挽肉のような小さな具材が沈み込むタイプのメニューはお客さんに苦労を強いることになります。
トッピングは大量の挽肉、刻み葱、モヤシ。相変わらず、肉味噌は旨い。スープは味噌とのことですが、あまり味噌っぽさは感じません。味噌と胡麻を混ぜると、こんな感じになるのかな。どちらかが主張する感じではなく、まったく違った味わいになったような印象です。コクと深みがあって美味しいです。そのぶん、担々麺のテイストが緩和されるので、辛味や痺れに魅力を感じる根っからの担々麺好きには物足りないかもしれません。食べてみると、あまり辛さは感じません。もっと辛くてもいいくらいだな、と思って食べ進めると、食べ終わる頃に顎を汗が伝っています。内側からジワジワ来るタイプですね。
麺はストレートの中太麺ですが、弾力が凄いです。表面はツルツルなめらかなのに、噛むとその反発力の力強さに驚かされます。けっしてゴリゴリの固茹でというわけではなく、モッチリした弾力。食べ応えあります。この麺は素晴らしいなぁ。スープともよく絡みます。実際、腹持ちも良かったですし(笑
懸念していたモヤシも全然邪魔にならず、自然に麺やスープと一緒に食べることができました。モヤシはどうしても淡泊で水っぽい印象が強いけど、種類によるのかな?それとも調理の仕方によるのかな?
美味しい担々麺で満足しました。寒い季節には体の中から暖めるのにもってこいですね。辛いのがダメな人でも美味しくいただける、マイルドなテイストの担々麺だと思います。
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