「随苑タンメン」とは、「あまの屋」と屋号が変わる前の店で出していた人気メニューで、あまの屋となった今でも当時のファンのために時々提供されています。
が、しかし!1月いっぱいで終わってしまったとのこと・・・orz
遅かったのか・・・
気を取り直して、2月の限定メニュー「豆乳担々麺」をいただきました。
「豆乳」と「担々麺」?ちょっとイメージが湧きません。でも「あまの屋」の事ですから間違いはないでしょう、上手く仕上げているだろう、という確信の元、注文しました。
スープは真っ白でサラサラ。そこに垂らされた辛味のオレンジが綺麗です。
真ん中に、煮卵半分、葱、メンマ、青菜、肉味噌。ビジュアル的にもなかなか綺麗なラーメン。
豆乳スープは非常にあっさりしていて、クセもなく、「豆乳でラーメン?」という違和感も感じません。担々麺としては、ちょっと物足りないんじゃないかなぁ、と思ったのですが、それは大きな間違い。
このラーメンは、崩さず食べるととっても上品ですが、ぐちゃぐちゃにかき混ぜると、まったく違った顔を現します。辛味が底にしのばせてあるので、乳白色の美しいスープは黒胡麻にまみれて灰色の個性的なスープに大変身。これは黒胡麻だけでなく、ブラックペッパーや花椒も含まれているのではないでしょうか?一気に辛味とシビレが増し、まさしく担々麺へと変貌します。刺激を豆乳がマイルドにしてくれるので、それほど強烈な辛味は感じませんが、それでも食後にはうっすら汗をかきますから、実はジワジワ辛いのでしょう。
麺は堅めに茹でられた細麺。担々麺に細麺は弱いのでは?と思ったのですが、意外に違和感は感じませんでした。いつもの水晶麺でしょうか?スープが違うからなのか、水晶麺ではなく細麺に感じました。
食べてみれば、イロモノではない、しっかりとしたラーメンで大変満足しました。
【このカテゴリーの最新記事】