長い長い夏期休業が終わって、やっと営業再開、と思いきや、しばらく臨休が続いてました。こちらのお店、高齢のご夫婦が二人で営業されていますので、いつ店を閉めても不思議ではありません。実際に、閉めちゃった店も多いし、同じような営業形態の老舗店は多いから、それぞれに覚悟はしておかなきゃいけないんだろうけど。
SNSなんて当然やっていないので、行って確かめるしかありません。お、ラーメンの幟が立っているから営業してるな。それどころか行列だ!でも駐車場は空いてる、ラッキー。
と言うわけで、行列に接続。コロナ以降、相席させない・しない習慣ができてしまったので、テーブル席だけのこちらのお店は回転が悪いことこの上ありません。4人掛けテーブルを一人で使って申し訳ない。でも周りもそんなお客さん多数。せめて斜め向かいでの相席可能なら、もっと回転が良いんだろうけど。それでも調理はご主人一人で担当しているから、いずれにしても待つことに変わりはないか。今くらいのペースが一番良いのかもね。
老舗食堂の冷やし中華が食べたくて、ずっと機会を伺っていました。外の幟に「冷やし中華」があったので、遠慮なくオーダー。もはや9月も終わりとは言え、まだまだ暑いですからね。700円。
周りのオーダーを聞いているとカツ丼率が高かったですね。カツ丼とフルサイズのラーメンをオーダーしている人もいました。若い人なら、そりゃ食うよね、って思うけど、私とそんなに変わらなそうなオジサンなのでビックリ。私が食えないだけなのか?でもまぁ正直、それくらい食べないとその体型は維持できないよね、って感じでしたが(笑
しばらく待って提供。何と申しましょうか、期待を裏切らない、イメージ通りのビジュアル。由緒正しき冷やし中華。この夏の冷やし中華の食べ納めにふさわしい一品。
ハム、キュウリ、玉子、紅ショウガ、トマト、チャーシュー、練りからし、刻み海苔。一分の隙もありません。スープはよくある酸っぱい系。麺は黄色い中華麺。縮れているので、中華そばの麺と共通でしょうか。これがムニュンとした食感で、まさに「冷やし中華と言えばコレ!」って麺です。店によっては、温かいメニューで出している麺を冷やしにすると、極端に食感が変わることがありますが、こちらの麺はそんな事はなく、もう中華そばのイメージ通りの麺が冷やし中華になった感じ。冷やし中華の王道です。
満足しました。美味しかったです。粘った甲斐がありました。並んだ甲斐がありました。ご夫婦がお元気で、無理のない程度に長く営業を続けていただけることを願わずにはいられません。
11:00〜 金・土・日・祝定休
仙台市泉区南光台南2丁目16−7
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