こちらのお店、言わずと知れた仙台における二郎インスパイアの元祖。良くも悪くも個性的な店で、賛否両論がありました。一時期、文化横丁(だったかな?)に支店もあり、そちらでは二郎系ではなく中華そばを提供していた事もありました。私は二郎系は得手ではないので、若い頃(笑)に行ったきり、ご無沙汰していました。中華そばも提供しているという情報は入っていたんだけど、ローカルルールが厳しいとか、接客が良くないとか、いろんな噂もあったので行かず仕舞いでした。
でもこうしてポップが貼ってあると言うことはコロナ禍で卍も苦戦してるのかなぁ、と思ったし、二郎系インスパイアの店が作る中華そばにも興味があったので、行ってみました。
店内撮影禁止。動作のアヤシイ券売機は健在。何度お札を入れても吐き出されてしまいます(笑
中華そばは、醤油と塩の二種類。塩はホタテ出汁だそうな。今回はオーソドックスに醤油。700円。カウンター5〜6席程度の狭い店ですが、大学が夏休みなせいか、席は空いていました。待たずに座れてラッキー。マッチョな親方に食券を渡し、お冷やはセルフサービス。
先客もいましたが、中華そばは茹で時間が短いようで、それほど待たずに着丼。葱とチャーシューのみのシンプルな構成。写真がないので記憶を頼りに書いていますが、メンマが入っていた印象がない(笑
レンゲが付かないのは以前もそうだったか?そんな気がします。
トッピングを記憶していないほど、麺とスープが強かった。麺は白い極細のストレート麺。結構ザックリした食感なんだけど、博多麺とも違う感じ。すごい、スルスル入ります。咀嚼なし。麺とは飲み物だったのか、って感じ。喉越しが心地良い。
スープは透明度の高い清湯スープ。出汁はなんなのかわからないけど、あっさりだけど物足りなさは感じません。旨味がしっかり出ていて麺との絡みもいい。醤油のカドがなくて、レンゲがないので、丼あおってごくごく飲める。スープを飲み干す罪悪感を感じつつ丼を空ける、この背徳感がたまらん(笑
久々の卍でドキムネしたけど、しっかり堪能しました。食べている最中に満席になり、店内待ちが出来ていました。
噂では、言えばラーメンの撮影は可能らしいのですが、カウンターに撮影禁止のステッカーが貼ってあるし、ヘタレの私には声を掛ける勇気はありませんでした(笑
他のお客さんはほとんどが常連ぽくて、みんなラーメンをオーダーしていました。若いって羨ましい。正直、この中華そばだったら、また食べたい。券売機がお札を読み込まない率高すぎなので、小銭を多めに持っていった方が良さそうです(笑
【このカテゴリーの最新記事】