夏期は担々麺を提供しているし、冷やしラーメンも限定として出していると聞いたので、興味がありました。3連休以降、外食もしていなかったので、ちょっと遠出して、ちょっとグレードの高いラーメンもいいでしょう。
11時過ぎに着いたら、ほぼ満車。店の前のベンチにも待ち客多数。まぁ、いつもの事だ。先に食券を買って私もベンチへ。この店は店内狭く、席数も少ないわりにはサクサク進んでそれほど待ち時間が長くないのが特徴。何故なんだ?待っている間に食券を回収して、着席してからはそれほど待たずに提供するスタイルの店は他にもあるのに、こもれ美は不思議と圧倒的に待ち時間が短いような気がする。
今回オーダーしたのは冷たいラーメン。880円。厨房は店主、接客は奥さんの二人体制。いつもと同じ。そして頻繁に通っているわけでもないのに、やっぱり奥さんには覚えていただいています。特にそんなに親しく(馴れ馴れしく)しているわけでもないし、常連気取りでもないんだけど。ヘルズキッチンから通っている客は覚えていてくれているのだろうか?
今回も着席してからそれほど待たずに着丼。ガラスの器を使っており、見た目にも涼しげ。冷やしラーメンとは、冷やし中華の派生型なのか、発展型なのか、と思わせるトッピング。スープからいただくと、おぉ、スッキリ!これは冷やし中華ではなくまさにラーメンのスープ。やっぱり「この温度で一番引き立つ味わい」を計算しているのだろうか?
麺は冷水で締められているので、固めのコリコリした食感。冷やし中華のように冷たくてもなめらかな食感ではありませんでした。でも個人的にはまだまだ許容範囲内。スープやトッピングとの絡みも良くて、美味しい。
トッピングは刻み海苔、葱2種類、ミニトマト、モヤシナムル、親鶏チャーシュー、そして紅ショウガ。紅ショウガは刻み海苔の下に隠れていました。親鶏チャーシューにはブラックペッパーがまぶしてあり、モヤシナムルも辛味で和えてあるので、食べ進むにつれてこれらがスープに溶け出し、スッキリ系で旨味のハッキリしたスープがだんだんスパイシーで重層な味わいに変わっていきます。この変化も面白い。
親鶏チャーシューはたっぷり載っていてお得感が強いんだけど、いかんせん、歯応えがかなり強烈。ゴリゴリ感が強いので、咀嚼に苦労します。この歯応えだったらこんなに沢山はいらないし、量を奮発してくれるのならもうちょっと柔らかくしてください。チャーシュー半分で800円にしてくれないかな?(笑
チャーシューの歯応えは置いておくとしても、とても食べ応えのある、美味しい逸品でした。こもれ美は全体的にお値段高めだけど、満足度も高いよなぁ。この値段でも惜しくないと思える商品を提供できるのが凄い。こんな便利の悪い立地でも行列になるのも納得です。
11:00〜 月曜定休
黒川郡 大衡村大衡大柳31−1
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