オープン当時以来、すごーく久しぶりの仁屋。何故行かなかったかと言うと、いつものように車移動の私にとっては駐車場のないお店は行きづらい。しかも人気店でいつも行列との噂を聞いていたから。
仁屋は、超人気つけ麺店・しずくのセカンドブランド。で、そのしずくは過日訪問の本竈で修行した方が開いたお店。おれ?本竈系連チャンかよ(笑
とは言え、メニューは本竈と似ても似つかないのは「麺屋 八」と同じ。しっかり独自色を出しています。
この日、仁屋に行こうと思ったのは近所で仕事があり、しかも時間が空いたのが遅くなってしまったから。確か1時以降にしか提供しないメニューがあったな、と思い出して行ってみました。
忙しい時間帯を外せば空いているんだろうと思ったのは、あまかった。かえすがえすもあまかった。ほぼ満席。かろうじて空きがあったので座れたものの、次々とお客さんが訪れ、やっぱり席が空くのを待つ事態に。
券売機制。この時は後から来るお客さんがいなかったので、券売機の前でじっくり悩んで、皿台湾に決めました。900円。大盛無料ですが普通盛りで。辛さも選べますが、小だとピリ辛程度、大だと激辛とのことでしたので、中辛で。説明書きを見ると中辛でも相当辛そうだけど(笑
混んでいたわりにはそれほど待たずに着丼。見た感じ、結構手間がかかっていそうなので確かに昼食のピークタイムには提供できないかな。盛りとしてはモヤシが多いから山盛りに見えるけど、麺自体はそれほどでもないんだろう、とタカをくくっていたのですが、実際に食べてみると結構な量でした。汁なしだからと大盛りにしなくてよかった。具材はモヤシとニラと挽き肉。台湾まぜそばの派生メニューとしてはトッピングが寂しい気がしないでもないけど、辛さがウリだからトッピングにはこだわらなくてもいいか?器が皿なのでかき混ぜる事も難しく、なかなか食べづらい。辛さは「痛い」辛さではなく、結構辛さと美味さを堪能できる。皿の下の方にタレが沈んでいるので、箸で持ち上げる度にタレに絡めていただくのが正しい食べ方かも。麺はストレートの細麺。汁なし系は太麺が多いけど、細麺も悪くありません。
などと冷静に食べていられたのは最初だけ。だんだん辛くなってきた(笑
したたり落ちる汗。美味い、辛い、美味い、辛い。追い飯付きで、麺を食べ終えたところで残った具材とタレに追い飯投入。追い飯は、最初見た時はミニライスにもほどがある、と思ったのですが、実際に食べてみると丁度良い量でした。しっかり満腹になりました。
辛いものを食べる時には、途中で水を飲まないのが鉄則です。水を飲んじゃうと、余計に辛さを強く感じてしまうから。一気に食べ終えて、それから水を飲みます。こちらのお店、ティッシュを置いていないようなので、備え付けのペーパーナプキンで鼻をかんだり汗を拭いたりしているお客さんがいましたが、紳士たるもの汗を拭くならハンカチを、鼻をかむならポケットティッシュを、持参したいものです。当然私はハンカチで汗を拭きながら完食しました。食べ終わったら余韻を楽しみたい気持ちを抑えて、待っているお客さんのために颯爽と席を立つのが紳士というもの。
う〜ん、刺激的で美味かった。余韻は車の中で味わいましょう(笑
11:00〜 日曜定休
仙台市青葉区本町1丁目12−12
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