駐車場には空きがあるのに店内は大混雑。奥に座敷があるのを初めて知りました。セルフサービスのお冷やサーバーの水が切れるくらいにお客さんが入っていました。と言うか補充しろよ（笑
それでも満席ではなく、カウンターに座ることが出来ました。今回は同行者あり。あっさり系のラーメンをご所望でしたのでこちらのお店をチョイス。
過日訪問した「天地を喰らふ」同様に、居酒屋がランチタイムにラーメンを提供している二毛作営業。とは言え、こちらの方が歴史が古く、本格的なラーメンを出しています。
本格的なラーメンを出していたと思ったんだけど、久々に来てみたらやたらとメニューが増え、しかもラーメンだけでなくトンカツ定食やマグロ丼やカレーライスまでメニューに加わっていました。こりゃもうラーメン屋じゃない、食堂です、定食屋です。おやつタイムも営業するようになったようなので「おやつラー専科」の名は踏襲したようですが、逆に「ラー専科」ではなくなってしまいましたね。なにがしたいんだ、どこに向かっているんだ、と私は思うのですが、元々が居酒屋だし唐揚げをウリにした店だし、これはこれでアリなのか？
私は鯖出汁中華そば、650円。同行人はカレーライス＋かけラーメンセット、800円。店内、混雑していた割りには、それほど待たずに着丼。
トッピングは刻み葱、メンマ、ナルト、チャーシュー、海苔と、中華そばの王道をきっちり押さえています。チャーシューは豚と鶏が一枚ずつ。鶏チャーシューはふっくら柔らかくて美味しかった。
スープは鯖出汁がバッチリ効いていて美味しい。ただ、食後に同行人の食事が終わるのを待っている間に残ったスープの油が分離ていました。あっさりした旨味で油断していましたが、実はかなり油が多いのかもしれません。
麺は結構ザックリした歯触り。しっかりした噛み応えの麺で、しっとりしたツルモチ麺の好きな私としてはちょっと残念でした。
同行人がオーダーしたカレーライスを一口いただきましたが、全然辛くなかった。独特な作り方のカレーなのかな？肉はゴロゴロ入っていてお得感はあるかな。ご飯に対してカレーの量が少なくて、終盤はご飯だけ食べなきゃいけない感じ。同行人も「これじゃない」と言っていました（笑
ステッカーでサービスしてもらった唐揚げですが、もとが「金賞をもらった唐揚げ」、「唐揚げをウリにした居酒屋」という事で期待したのですが、結構油が多いというか、油が切れていない印象を受けました。確かに美味いんだけどね、オッサンとしては油は気になるんですよ（笑
同行人は、カレーよりもラーメンよりも唐揚げが一番美味しかったと言っていました。本業である「唐揚げ居酒屋 一歩」の面目躍如ですね。
こうなるとラーメンよりもトンカツやマグロ丼の方に興味が惹かれます。次回はラーメン以外を狙ってみようかな。
それとカウンターに座ると、親方が忙しくてテンパっている会話が丸聞こえなので、気分的にイマイチです。親方と従業員の連携が悪いのか、従業員の段取りが悪いのか、なんかスムーズに仕事できていない印象を強く感じました。本当はそんな事はないのかもしれないけど、客の受け取り方もいろいろだからね、注意するに越した事はないと思うのですが。
11：00〜 日・月定休
仙台市若林区遠見塚３丁目１−７
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