2017年02月20日
ウジウジ悩まないための「アドラーの心理学」の実践
自分の人生をより良くするのは自分です
アドラーの心理学の本を読んでいます。
アドラーの心理学、今流行っていますね〜ドラマにもなったりして
(刑事ドラマは好きですが世界観が好きではなく一度で見るのをやめました)
多くの心理学は、精神を病んでいたり、障害があったりする人が対象です。
だから、専門的ですしハードルが高いという気がしますし、一般的ではありません。
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一方、アドラーの心理学は、ごく普通に人向けです。
日常生活に困難がなく、コミュニケーション力も正常である人が、何かのきっかけで迷い悩んでしまった時に実践できるものです。
負の思考にはまり込んでしまった時に、考え方の修正に役立ちます。
不幸事が続く気がする。
何もかもうまくいかない気がする。
自分の行動に自信が持てなくなった。
人間関係がうまくいかず、仕事を辞めたくなった。
など、迷いが生まれた時に良い方向に導けるヒントをくれます。
結婚生活15年の中で、ウジウジと考えて行動を起こせなかった2010年からの6年間。
もしかして、アドラーの心理学と出会っていたら、違っていたかもしれません。
アドラーの心理学の中の基本に『自己決定性』という考えがあります。
私は日常的に本の中でもこの部分を何度も読み返しています。
自分の人生の中で起きることは自分で選んでいるという考えです。
幸も不幸も自分で選んだ結果、誰かに選ばされたわけではなく自分で選んだこと。
6年間もウジウジしていたのも自分で選んだ道ということです。
旦那がそのうち自覚をもって、ちゃんとした夫、父親になってくれるかもしれない。
義父も自分のしていることが悪影響だと気づいて干渉をやめてくれるかもしれない。
子供が今の環境を気に入っているから、環境を変える離婚はいけないことかもしれない。
そんな理由を付けて留まっていましたが、自分の決断ができなかっただけだったように思います。
それもこれも、私が選んだこと。
人が変わってくれることを期待して、期待外れだから責め立てる、人のせいだという。
そんな言い訳のような考えを軌道修正してくれたのが、この「自己決定性」という考えでした。
私のより良い人生は私が選び、誰かに作ってもらうものではない。
子供たちが自立できる大人に育つために、より良い選択をする親でいたい。
そんな願望を叶えるために、冷静に考えられる精神状態にしておくために、アドラーの心理学を何度も読み返しているのです。
以前、旦那がこんなことを言い出しました。
家のお祓いをしたいと。
理由は、悪いことが続くからということでした。
私には、旦那が悪いことと感じることの根本原因が分かっていました。
家族がギクシャクする理由です。
神社に問い合わせをしてお祓いに来てもらえるように手配してくれと言われましたが、私はしませんでした。
いつまでも手配しない私に、旦那は怒りました。
「お前は家族がどうでもいいのか!」と。
私は「そんなことで家族が仲良くはなれないはず。まずは自分の行動を振り返ってよく考えてみて」と言いました。
とうとう憑き物のせいにまでしだした旦那。
長い年月、自分が選んできたことが招いたこととは思っていないようです。
旦那には「自己決定性」が欠けていました。
実父の意見を尊重し、上手くいかなかったら父の助言が間違っていたせいにする。
私に助言されたとおりに発言したら、上司に憤慨されたと会社での立場が悪化したことを私のせいにもしました。
誰かが自分を導いてくれて当たり前と思っている人でした。
目標が明確になると選択肢はおのずと決まってきます
アドラーの心理学を読む中で、私は目標を明確に意識するようになりました。
「子供たちが自立できる大人に育つために、より良い選択をする親でいたい。」
別居してからの数か月は、旦那の嫌がらせにうんざりし、いつまでも足かせをはめられている気持でした。
もう、離婚したい、あの人に振り回される人生はイヤだという気持ちは、はっきりと決まっているのに・・・
アドラーの心理学を読み続ける中で、そんなことに惑わされた生活をする必要はないのではないかと強く思い始めました。
もっともっと、自由に人生の選択をしていっていいのではと。
そのために離れたのですから。
おのずと、今の生活を見直すことに繋がっていきました。
より良い人生の選択。
一生の仕事を選び直すことを始めたのが、その第一歩です。
一つ一つしっかりと「自己決定」しているという自信が持てた気がします。
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