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2023年09月29日

風邪だと思いたい

どうも酷い風邪だったのでは?という状態だったのか。
水曜日に帰宅後すぐに寝た。夕食を終えてまたベッドへ。木曜日は午前中に英会話を入れていたのでその予習を含め数時間起きてはいたが、昼食後にまたベッド。
鼻水と悪寒、熱はなかった。風邪薬を飲んでは寝るという過ごし方をしてずいぶんと楽になった。
今日は出勤、気怠さは残っている。
風邪はウイルスの侵入が原因であり、そのウイルスの種類も200種類以上らしい。風邪による頭痛としては上気道の炎症がおもな原因。それにしても激しすぎる頭痛だったが。
頭痛の原因が完全に特定できた訳ではないが、そのあとの症状を鑑みるに風邪だったと言っても良いのだろう。
原因が風邪だったと思いたい気持ちもあるのかもしれない。

家ではほとんど寝て過ごしたわけだが、風呂上りに2日間足裏のEMSをやってみた。
左右の足で感じ方が違う。これはジムで同じような器具を体験した時もそうだった。右足に電流の強さが伝わりにくい。右足が感じるように強さを設定すると左のふくらはぎが攣るくらいの強さになる。
この理由は何なのかは判らない、右足裏の皮がぶ厚いのだろうか。右足の方が筋肉量がある、これも関係あるのかどうか。
左足のふくらはぎが程よく収縮する強さで設定すると右足はほとんど何も感じない。そのため低周波治療器を右足に付けて筋肉を動かす。

この足裏EMSをやって即効果を感じた。
歩くと左足がしっかり地面をつかんでいるという感覚。この感覚はまだ左足が弱々しかった頃にゴルフ後に感じていた感覚。ゴルフでは知らず知らずにたくさん歩き、硬い足首も斜面でほぐれていた。
足裏EMSのウリ文句は「歩く筋肉を鍛える」の名の通り、歩くために必要な筋肉、スネ・ふくらはぎ・足裏の筋肉に刺激を与える。
健常な人が足裏EMSで変化を感じるのかどうかは判らないが、少なくとも自分にはわずか2回で変化を感じられた。

病み上がりで少しボーッと歩いている。そんな時に足元が少ししっかり維持できているのは有難い。
まだ完治ではないのだろう、身体はぼんやりしているし薬が効いて眠さと戦っている。
今日も帰ったらすぐに眠ろう。
posted by shigenon at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月27日

Re…..救急車

再び救急車に乗ってしまった。人生で3度目、1回はこの頚髄損傷の時、2回目は長野で顔から転んだ時。
3回目の昨日は頭痛で。
こんな激しい頭痛は久しぶりだった。頭痛の感覚としては学生時代に大樽のウイスキーをガブ呑みした朝のようだ。寝転んで右を向いても左を向いてもガンガンする。保冷剤を頭のてっぺんに置いて冷やすと少しマシにはなるが吐き気もある。

前日に吞み過ぎたわけではない。
前日に呑み屋の喫煙所で声をかけられた。「このあたりの名物って何かありますか?」と。聞けば小倉から来て鈴鹿サーキット帰りだという。ちょうどこちらの名物にドリンクが2杯付いて1000円というキャンペーンをやっている呑み屋で呑んでいたので、良かったらおいでよと誘う。
後で行きますと別れたが、すぐに彼は店にやってきた。
そしてこちらの名物を教えて乾杯。そんなに吞まなかった、いつもと同じ3杯。1時間バスを遅らせてもいいかと思ってこの後を誘ったが断わられた。

そして別れていつもの時間のバス。トイレに行くのを忘れた。
気になればどうしても行きたくなるのでバスを途中で下車してトイレに駆け込んだ。その後は仕方ないのでタクシーを呼ぶ。
帰ると父親は起きていたので少し話をしてから風呂。風呂上がりに焼酎1杯だけ呑んだ。腹が減ったなぁと思いながらも我慢して寝た。全く酔っていなかったしいつもより少ないくらいの酒量。
だから激しい頭痛になる原因が分からなかった。

脳梗塞とか脳の疾患が心配された。軽く吐き気もあるので要注意な症状だ。
#7119で救急車を呼ぶべきかどうかの相談ができるというのでかけてみるが繋がらなかった。もう痛みは我慢できなかった、原因が分からないので余計に痛く感じたのかもしれない。
救急車で近くの病院へ。社内では脳神経外科のあるところとか話している。脳に何か異常が発生したのだろうか、そのチェックとして身体や手足の痺れとかあるが元々痺れているのでチェックにならない。

病院に着いて心電図とかバイタルとかの機械を付けられ点滴。医師は研修医のような若さ。長野の時もそうだったが、救急という激務は若者に回されるのだろうか。それとも救急という幅の広い医療での経験を積ませるためか。こちらとしては医者は医者だが、CTの画像で疾病を読み取るには経験が必要ではないのかという不安にかられる。
点滴に痛み止めを入れてもらうと頭痛は軽減してきた。CTの結果は異状は見られないとのこと。
連絡を受けた姉が来てくれていた。救急車には母親が同乗してくれた。帰りに母親が駐車場へ向かう途中に迷子になったが無事帰宅した。

帰宅してしばらく安静にしていると頭痛はずいぶんマシになった。
頭痛の他に鼻水が出る。まだ脳の疾病の可能性は消えたわけではないが風邪?系の疑念もわく。夜中も鼻水が多く出たし今朝も。
今朝テレビで秋バテという言葉を言っていた。季節の変わり目に身体が付いていけなくなって起こる症状だ。何となくその秋バテのような気がするが、あの激しい頭痛に疑問が残る。
会社には一応来たが、例によって席はエアコンの風が強く当たる。気分も良くないので半休を取ることにした。
posted by shigenon at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月25日

フィジカルとメンタル

受傷による元通り化計画には2つの要素がある。フィジカルとメンタル。
不自由な身体になったことに引っ張られることなく自分の思うことをやる。そのために機能をどう回復させるか。元通りというのはメンタルとフィジカルの両方がうまく伴わないと成立しない。

木曜の夜行バスで東京へ。
東京へ行く主目的は鍼。3末までは毎週行っていたのだ。それが東京を離れてどうしようかというのが最大の悩みだった。鍼灸院なんてどこにでもあるのだが。
実際にツボだけに鍼を打ってもらっても身体には良い変化が起きるのは間違いないだろう。でもAセンセイのように打つ人が見つけられるだろうかということだった。
鍼を打つという技術的なことだけでなく、治療としての経験と洞察力をもった治療家はたくさん居るだろうが、それを探すという手順が難しいだろう。
実際に鍼の効果をHPなどで謳うのは難しいのだろう。謳えば謳うほど怪しくなるだろう。患者の声というのも褒めれば褒めるほど怪しい。

結局は自分が行って治療を受けるしかない。
でもそれが自分にとって満足できないものだったらその落胆は大きいだろう。時間とカネを使って、そして横たわってジッとして頭の中で違うと思いながら治療を受けることは苦痛だろう。
「ここに太めの鍼で深く打ってもらえます」と言ってしまいそうだ。そんな患者は来てほしくないだろう。最低限このツボにこう打ったらこれが期待できるとかはある。そのためのツボだ。
でもそんな鍼治療を超えた鍼を経験してしまったのだ、毎週。
旅費を使ってでもAセンセイに診てもらうのが一番なのだろう。2018年の1月からの付き合いなのだ。
その5年半で身体の機能は大きく変わった。全てがAセンセイのおかげだと思わないし、センセイもそう思っていないだろう。
Aセンセイが最初に言った言葉「治療家と患者はコーチとプレーヤーみたいなものですよ」
この5年半見守ってもらったという気持ちなのだ。身体だけでなく精神的にも支えになった。

東京までの旅費やホテル代もかかる。それに加えて知り合いと呑みたい。
Aセンセイの鍼治療はフィジカルだけでなくメンタル面でも求めていることだ。知り合いとの呑みはメンタルが求めていること。そのために酔ってもちゃんと歩ける身体でないといけない。
片道夜行バスという選択は旅費を抑えるためだったが、結局出発前まで呑むので同じになった。これもメンタルが求めること。美味しい物を食べて酒を呑む、これが自分の中で一番好きなこと。
東京に朝到着すると10時まで時間を潰して以前通っていたジムへ。鍼の前にいつもジムに行っていたので同じ状態にしたい。

ジムを終え鍼の前に火曜日を過ごしていた居酒屋に行った。本当は夜に行ってゆっくり話をしたいのだが今回は夜の呑みの約束が入っているので。顔を出すとママとシェフは喜んでくれた。鍼前だがビール1杯だけ呑んでランチ。自分と会って喜んでくれる人なんてそうはいないので感謝。
鍼を終えて夜は新卒の時の会社の同期と呑む。東京を離れることになってから3月に15年ぶりくらいに会ってから3回目。
翌日はSNSで知り合った友達たちと昼から呑み会。これも前々から楽しみにしていた。初めて会う人二人と前にも会ったしweb呑みもした人とでスタート。そのあと4人合流して最後は0時近くまで呑んだ。
翌日は二日酔いで新幹線。
東京への旅は鍼という目的だけでなくメンタルへの栄養補給でもある。
posted by shigenon at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月20日

「12」

4連休だった。月水金勤務なので月曜日や金曜日が祝日だと4連休になる。
今はGWやお盆、年末年始と5連休以上が当たり前になっているが昔は4日程度だったような気がする。
そんな昔の大型連休だけど何か予定がないと普段の生活で終わってしまう。なんせ休日だらけの生活、平日に休みがあると休日の混雑や割高な価格設定の宿泊は避けたくなる。
一人旅を計画してホテルの価格をみるが、祝前日は平日の1.5倍はすると思うともったいなくなる。ゴルフもそうで、休日は平日の倍の価格。かといってゴルフだけは仲間がいないと楽しめないが。

今回の休みも例によって変わらない生活。土日月と3連続のジム。休館日の火曜は歯医者と英会話。
ちゃんと朝は7時半には起きるのだが10時過ぎまでだらだら過ごしている。母親を買い物に連れて行って昼食の準備。昼食後はジムに行って16時前に帰ってくる。そして夕食の準備。休日は昼食・夕食ともに自分がやることにしている。母親が献立を考えることが難しくなっているのだ。出勤日は簡単に調理できるものだけを買って置いている。
母は日々の目の前の家事は習慣としてできるが、少し前のことは忘れてしまう。10分前のことでも。
もうそれは仕方ないのだが、怒った対応をしてしまう自分がイヤになる。毎日生まれ変わっているのだと思おうとしてもなかなか難しい。

3連続のジムはルーティンの筋トレよりもストレッチに長い時間を使った。
伸ばして回すという動きで血管が浮き出て血流が良くなるのが判る。
それとパワーブレード。パワーガンを使うようになってから振動による筋膜への刺激がかなり有用なのだと感じるようになった。パワーブレードの便利なところは接している部分からけっこうな振動が伝わる事。立っているだけで大腿四頭筋まで振動が伝わるし、両腕を置いていると三角筋が震える。
パワーガンも筋肉に沿って使うが内転筋を刺激していると、それほど強い刺激ではないのにふくらはぎがピクピクしている。筋膜の繋がりを感じる。

筋膜の繋がり、アナトミートレインの12のラインを学習してみよう。そしていわゆる筋膜リリースのやり方も学んでいかないと。
ただ気持ち良いことだけと思ってやるのも良いのだろうが、理論や理屈は大事だ。
両親の鍼治療に来る鍼の先生にパワーガンでの筋膜リリースの話をした。アナトミートレインの12のラインですよねと知ったかぶって言った。すると先生が経絡も12の流れですよと教えてくれた。
筋膜の12のラインと経絡の12の流れが同じかどうかは調べていないが興味深いなと思った。今週は上京して鍼、Aセンセイに筋膜のラインと経絡の流れについて聞いてみよう、そしてパワーガンの効率的な使い方も。明日の夜のバスで東京へ。同期との呑み会、SNS友達との呑み会も楽しみだ。
posted by shigenon at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月15日

気持ち良い感覚

結局パワーガンを購入した。
ジムでの体験機はSIXPAD製だったが、実際にはMYTREX社のものを買った。ほぼ変わらないスペックと思われ、クーポン割引など加味すると3000円くらい安かったので。
13日に届いた。注文して翌日到着。13日は呑んで帰ってからさっそく使ってみる。
SIXPADの体験機とパワーは変わらない。振動もMAX1分間3000というのも同じ。
治療器はどうしても痛いところに当ててしまう。その使用法でも効果のある痛みもあるが、筋膜リリースが目的だ。

父親が気に入って使っている。父親も悪いところは何かすれば良くなると考えるタイプだ。ただ心配なのは‘痛くすれば良くなる’という考えを捨てきれているからだ。痛ければそれを我慢して何かしようとしてしまう。痛さがあってもそれが乗り越える試練かのように考えてしまうのだ。
膝関節痛が悪化したのもそれだ。痛いからそれを乗り越えようと歩き続けた。かなり悪化してからも痛いのを我慢して歩こうとした。結果、悪化を促進したのかもしれない。
父親の膝関節痛に効果を発揮する使い方はあるのだろうか。
軟骨がすり減って痛みがあり、もう脚は大きく曲がってしまっている。まともに歩いていないから筋肉もほとんど無くなっている。
筋肉が殆どないから筋膜リリースという考え方は当てはまらないのだろう。気持ち良いように使いなよと言って気に入っていることを思えば、振動の刺激が気持ち良いのかもしれない。

母親が猫背で背中が張っている。母親の肩甲骨にも当ててやった。
この純粋な筋肉の張りには気持ちが良い振動だ。ただ張った筋肉をほぐすには、その張った箇所だけでなく筋膜の流れに沿って振動刺激を与えないといけないとは思うが。
自分も含めてこういった治療器の類が好きなのだ。そしてすぐに飽きて使わなくなる。それは血のなせる業か。思い返せば子供のころから色んな治療器が家にあったのだ。

自分の治療にも役立てないといけない。
昨日はジムでフットローラーをけっこう強めに使った。強めというのは押し当てる力。押せば痛みはあるが気になるほどではないモモ裏やモモ横を強く押し当てる。
強く押し当てれば痛みを感じる。その痛みを感じる部分をローラーの物理力で押しつぶすイメージ。こうやって書き記しながら反省する。ほんと、今気づいた。それはまるでウチの父親がやってしまったことと同じだ。わざわざ痛いことをやっている。
しかし下腿はそうやると完全に柔らかくなり、そのあと気持ちが良くはなっていた。だがモモ裏はなかなか柔らかくならない。それどころか少し痛みが強くなる。
そのフットローラーのケアをパワーガンでやった。

その他には腕、三角筋、広背筋、腸腰筋などに振動刺激。
ふだん刺激が入らない箇所はとても気持ち良く感じる。何度も書いているよう気持ちいいことが良いことなのだろう。
気持ちよさも2通りあるのだなと感じた。それは恐らく自分の場合だけかもしれないが。
モモ裏への強い物理的刺激。これはやっている時に気持ちが良いのだ。そこには元々神経痛がある。その気持ち良さは元々の神経痛をさらに強くした感覚。神経痛自体のイタ気持ち良いという感覚と純粋に気持ち良いという感覚の端境は難しい。パンパンに張った肩を強く押してもらったイタ気持ち良さに似てる。
神経痛のない箇所に刺激が入ると神経が刺激され心地よい感覚になる。元々神経痛のない箇所が外的な緩やかな刺激で感覚を持つということが本当の気持ち良いことなのだろう。これはふつうに凝った肩を揉んでもらった時に感じる神経の気持ち良い感覚。

中枢神経損傷者の神経痛は色々だ、ピリピリとした痺れもあれば温感が異常となった痛みもある。
自分に限って言えば強いピリピリした痛みは三角筋。いつも脚について書いているが、脚はそれほど痛さとしての神経痛ではない。痺れがあって、押せばピリピリと感じる。
そのピリピリも痛さというよりは気持ちが良い痛み。凝った肩を押した時に感じる神経の心地良い痛みと何が違うのかというと同じようなの感じ方なのだ。
だから勘違いをしてしまう。痺れているところに刺激を加えてピリピリした痛みを求める。ピリピリはしているが痛くない、その痛みは良くなる痛みだという受傷前の脳の感覚がある。神経痛のは壊れた中枢神経の発する誤信号。

本当の気持ちの良い神経の感覚は、神経痛が出ていないところにしか感じないのかもしれない。
ただ一つ神経痛があっても気持ちよく感じることがある。それは背中にストレッチポールを置いて両手を伸ばして手首を回す。もう一つが両足を開脚して足首を回す。両腕も脚も痺れという神経痛がある。
しかし、その動作をすると痺れがほとんど消える。その動作の時だけだが。
神経痛のある箇所は違う神経の感覚になることが気持ち良いことなのだろう。
posted by shigenon at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月11日

筋膜リリース

金曜日は自転車で最寄り駅まで行き家の近くの居酒屋へ。
通勤は往路と復路で変えている。往路は最寄り駅までバス→電車2本、復路は電車1本→大きな駅→バス。復路は往路と同じ経路で帰るとバス時間待ちが45分もある。最寄り駅で45分の時間は潰しようがない。それで復路は大きな駅からバスなのだが、それも40分のバス待ちがある。それでも大きな駅は呑むところが多いので1本バスを遅らせて1時間30分ほど呑んで帰る。
家の近くの居酒屋に行くのに最寄り駅で45分待つのは辛い、かといってタクシーで1000円かけるのももったいない。そこで自転車通勤。もちろん呑んだ後は自転車にはまたがらない、転んで顔をケガした教訓で。

家の近くの居酒屋は通好みの酒の品ぞろえ。料理も美味しい。ふだん呑んでいる大衆居酒屋の約3倍の支払いになるが。
いつものようにカウンターに座ると「失われた時を求めて」という焼酎が目の前にあった。
‘失われた時’というコトバは自分の中でも引っかかるコトバ。
その40度の焼酎を呑むことにした。
受傷してもうすぐ9年。その間、健常であれば違う時を過ごしただろう。そんなことを思うことをタブーとしていた。それはそうなのだ、起こってしまったことは変わらない。実際ほとんど思ったことはない。元々の自分の性格だと、何か終わったことをああでもないこうでもないと考えるタイプだったのだが。

意外と前向きな自分に驚いた。それは受傷してからそうなったのだろう。
起こってしまったことは仕方ないと思うようになった。失ったものを思っても仕方ない、この先これ以上大切なものを失わないようにすることと何か自分に有用なものを手に入れる方が良い。
リハビリの意味が「復権」ということを知ったことも大きい。コトバに影響されるタイプだ。復権するためには何でもやってみようと。
この9年間は決して時を失ってはいない、逆に得てばかりの歳月だった。

そう思いながら‘失われた時を求めて’を2杯呑んで、近くのバーに顔を出すことにした。家に自転車を置いて徒歩5分。
何の目的があるわけでない、このようなことができるようになった自分は時を失っていないのだと思いながら。ただの酒呑みの河岸替えなのだが。
バーではハイボールを呑んで1時間ほどを過ごして帰った。この日常を過ごせることの幸せを入院中はずっと思っていたので、ある意味復権した行動なのかもしれない。

ジムにシックスパッドのパワーガンが並べてあった。身体に押し当てると振動する器具。
顔に当てているPOPなので気にもしなかったが、右足首のピリピリしているところに当ててみると、これが気持ちいい。振動の質がいいのだろうか、内面に効く感覚がある。
この商品を調べていて忘れていたワードを思い出した。筋膜リリース。
言葉では知っていたが具体的にどうやるのか、どう効果が表れるのかが分かっていなかった。鍼のセンセイに教えてもらったアナトミートレイン、筋膜は全身に繋がっている。
パワーガンの振動で筋膜のリリースが容易になるのだろうか。大腿四頭筋に当てたり前脛骨筋に当てたりする。気持ちがいい、気持ちがいいことは何か身体に変化を与えるものだ。

伸ばす、曲げるなどの動きで筋膜はリリースされるようだ。それに加えてローラーなどの刺激。
考えたらストレッチポールを使ったり、脚を伸ばして足首をグルグル回したりといつも行っているのだ。特に脚を伸ばして足首回しをやり始めてから調子はいい。
それに加えてパワーブレードやフットローラーについては最近よく書いている通り。筋膜リリースのやり方を学習はしていないが、自然とそこに行きついていた。身体が欲しがる通りの結果。
ただパワーガンは手軽だし気持ちいいし欲しくなったが、これ以上器具を増やしてもどうだろうと思い悩む。

週3労働のゆとり勤務。今日はどこに行こう。
復権できたことは楽しみ、復権できていないことは自分が解決していくしかない。
posted by shigenon at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月08日

モチベーション

木曜日はジム。淡々と決めた筋トレマシンをこなす。もうジムでの一番の楽しみがフットローラーになってしまっている。
何か身体の機能の進化を意識してマシンを動かすといったことになっていない。まさに淡々とルーティンワーク。中にはイヤイヤ動かすマシンもある。レッグプレスは疲れるので座っても動かすまでためらいがある。やはり体力が落ちたのだろうか。
ジムが変わって今の環境に悪い意味で慣れてきたこともあるか。前の東京のコナミよりは人は多いがお年寄りばかりなのだ。コナミも自分より年上が多かったがいつも来ている人たちはフリーウェイトの人で、それを見ていると自分も鍛えないとという気持ちになった。土日にはスタジオに並ぶお気に入りの女性もいたので気分的にも良かった。
それぞれの人がそれぞれ目的を持ってジムに来ていた。その空気感は感じられ自分のモチベーションも上がった。
今のジムはお年寄りが健康のために集っている。

それに加えて新たな身体の悩みが起きていないこともある。
かといって筋肉の維持はしないといけないと思っているから筋トレを継続しているという状態。これでは疲れるだけになるのは当たり前だろう。義務感。
‘元通り’への道を強く思っていたらそうはならないと反省する。じゃあ今の身体の状態、時々気になる箇所はあるが悪くもない状態に満足しているのかといったらそうではない。
筋トレは自分の目的が明確でその手段として実行していることなのだ、まわりなんて関係ない。
そう言い切ってしまいたいが強いようで弱い人間だ。

考えつくことは色々やった。多くが良い変化として現れた。
それはそうなのだろう、3年前は杖を持っていないと不安な身体だったのだ。良い変化が現れればモチベーションもアップする。
痛いとか痺れるとかの改善もあるが、生活そのもの、QOLが向上することも大きな目標だった。
しかし前にも書いたが身体の状態を評価する生活そのものがこの4月から変わった。今の生活環境は悪かった時に生活していないから良くなったかどうかも判断する基準がない。良くなったと実感することがあって脳は喜び次へのステップを思うのかもしれない。
まあ、そんなことを言っても、いや書いても仕方ないか。今の生活は始まっているのだ。
決して強い人間ではない、こうやって書くことで自分を奮い立たしているのでお許しを。
posted by shigenon at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月06日

阪神タイガース

阪神が好調だ。なんか自分が関西に戻ってきたのを祝ってくれるかのように。勝手なことを書いている。
それほど野球が好きでもない。小学生の時にみんな野球をやった時代、運動神経のなさで諦めた。ふつうは学校や近隣でチームがあったりするが、ウチらはなかった。スポーツ少年団でサッカーをやったが、これもセンスがなかった。走るのも遅かった。
運動音痴だったのだ。しかも3月下旬生まれなので同学年との差があったのかもしれない。
ただ高校になり運動神経は格段に良くなった。これまでとは比べ物にならないほど運動偏差値は上位になった。

そんな子供時代だ、野球に興味はないがどの球団を応援といえば阪神タイガース。父親はテレビで欠かさず応援していることもある。ただ広島に住んでいる時は少し広島ファンになった。野球に対しての思いはそんなもんだ。
関西を離れ他の地域に住むと‘関西人’という見られ方になる。イコール阪神ファンという見られ方になり、少しづつ阪神を応援するようにもなった。

家で阪神戦を見ていて勝つたびにイバちゃんを思い出してしまう。
今年の1月に急逝した年上の友人だ。大の阪神ファンだった。もし生きていたら今の阪神の状況を大喜びしているだろうし、家も近くなったので頻繁に呑みの誘いがあっただろうと。
「イバちゃんの話」 https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1152/0?1693961217
最後に一緒に吞んだのは大阪だった。あれはもう10年以上前になるだろうか。阪神が勝ち進む度にイバちゃんのことを思い出してギュッと胸が締め付けられる。
イバちゃんが死んだから阪神が頑張ったのだと勝手なことを思うようにしよう。
posted by shigenon at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月04日

体力か

昨日はゴルフ。もともとは8月20日の猛暑日の不甲斐ないゴルフのリベンジ。どちらも会社のゴルフ部の集まり。
事前に週間予報を見ていると日が近づくにつれてどんどん最高気温が更新される。予報は35℃になっていた。
どうしようかとも思ったが朝晩は涼しいし太陽の光も弱まっている、それに申し込んで急なキャンセルは嫌われる。ゴルフ場の天気予報だけを見ると33℃だから前ほどではないだろう。
なんせ前回の高温による腕などの動きが止まった身体への変化をもう一度検証したいし、夏ゴルフを散々やってきた身として日差しや高温に本当に耐えられなくなったのかを確かめたかった。

スタートからショットは冴えない。温度とかの問題以前、球の置く位置やスウィングといった基本的なゴルフ技術の問題だ。言い訳としては、悪いゴルフをした後はそれを引きずる。前回の乱れたゴルフを引きずっている。そう、ゴルフはメンタルがとても重要なのだ。
昼からは予想通り35℃になった。前回ほどの高温で意識が朦朧とするほどではないが、やはり身体に変化が起きる。
同じだ、左腕がうまく反応しない。ちゃんと考えて打つのだが左手に力が入っていない。筋肉を動かす指令をしても、実際に動くまでにタイムラグがあるというイメージ。
もうゴルフになっていなかった。ゴルフを始めたころのようなスコアで終わった。

受傷後のゴルフで最大の課題は左腕だった。
左腕の麻痺は長く続いたし筋肉が付かなかった。「麻痺をしているから筋肉が付かない→筋肉が付いたら麻痺が緩和される」これを自分は信じ続けてきた。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/984/0?1693796168
左腕の痺れは変わらないが筋肉が付き始めたのがこの1年半ほど。力の入りにくかった左腕は同じ荷重で筋トレできなかったのだが、少し力が入るようになったタイミングで荷重を同じにした。
力が入らないからと言って動かさずにいたらこうはならなかっただろう。筋肉信者ゆえの良い結果。
今では右腕も左腕もあまり変わらない筋肉量。若干の麻痺は感じるのだが、前よりはかなり左腕を動かすことができている。

ゴルフにおいても左腕を使えるようになっていた。それまでは右腕8割で打っていたのが左腕が少し可動が良くなると元通りのふつうの打ち方になった。右腕で打っていた時のスウィングはもう忘れてしまった。
こちらのジムの筋トレマシンではさらに左腕の筋肉が張ることが多く、着々と左腕は成長しているのだと実感していた。
今回の猛暑ゴルフで左腕がうまく使えなかったこと。これは左腕の麻痺で右腕を使ってクラブを振っていた時期と同じ状態。

猛暑で脳や中枢神経の働きが弱まり、筋肉を動かす信号も弱まったのだろうか。
弱い信号でスウィングで腕を動かすという命令、右腕と左腕に差が生じるのはやはり左腕が十分に信号を受容することができないのだろう。
全く動かなかった左腕だ、閉じてたシナプスが開通したのか、新しいシナプスが形成されたのかは判らないが、シナプスがパイプのようなものと想像すれば右腕に比べて細い管といったところなのか。

違う見方もある。ゴルフのスウィングは微妙な筋肉の‘さじ加減’がある。
猛暑であろうが何であろうがうまくそれが働ないことは多々ある。昨日はスタートからそのさじ加減がうまく働いていなかったのは事実。そのあとの気温上昇もあるが、単に体力を維持することができなくなったのではないか。体力というか力を発揮するための持久力。
スポーツは集中力だ。筋肉のさじ加減が最初はうまくいっていなくても集中力があれば復活できる。それが復活することもなくダラダラとしたのは、暑さによる集中力ダウンもあれば時間経過とともに体力が消耗されて脱力してしまったからか。

持久力を鍛える有酸素運動は全くしていない。疲れやすくなったのはここ最近か。
筋トレマシンですらマシンを動かし始めるまで時間をかける機種もある。レッグプレスなどそうだ。
加齢による体力ダウンという自分では認めたくないことを思う。受傷して人並みではないにしろ動けている。動かせなかった箇所が動かせれれるようになることで、どちらかというと成長を感じていたが元々の身体自体は歳を加えてきているのだ。
ある程度動けるようになりそれを感じるようになったのか。
しかしゴルフ1ラウンドで疲れる身体なのか。それはこの暑さからだったのか。
とりあえずは涼しくなってゴルフに行ってどうかだ。ゴルフの技術的な部分はそれまでに練習しておいて、良い季節のゴルフで検証したい。
posted by shigenon at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月01日

ほぐす・戻る

先週の土曜日に体験した低周波治療器。足裏からの刺激なのか下腿に貼ったパットの刺激が良かったのか判らないがアキレス腱の痛みは消えたまま。1回の体験で長くあった痛みが消えるのはなかなか理解できない。
木曜日に行くと残念ながら業者の体験会は終了していた。確か14万円とか耳にしたが、ネットで調べると中古品で3万程度から10万円で出ている。もうこれ以上治療機器はいらないので買わないが。
家の低周波治療器を引っ張り出してきた。下腿の気になるところに使ったが、筋肉がほぐれるどころか硬く張ってきた。パットを貼る箇所の問題なのだろうか。

父親が足裏のEMSを毎日使っている。もう購入して1年以上になるだろうか。まだ父親が毎日家の周りを散歩できていた時に脚の筋肉の増強ができればと期待した。
その後、膝痛が酷くなり散歩もやめてしまっていた。そうなれば負の連鎖だ、脚の筋肉はやせ衰えていく。介護認定が変わって(要介護から要支援に)訪問PTさんのメニューが無くなったこともあるかもしれない。使わない筋肉は急速に衰える。
足裏EMSを使っている時に低周波治療器を使ったらどうかと勧める。大腿四頭筋を低周波治療器で刺激することは良いかもしれない。

昨日はジムでフットローラー。やはり気持ちよいし脚がほぐれる。
ストレッチポールで脚の裏をゴリゴリするが、フットローラーをする前だと少しゴリゴリ感がある。気になるほどではないが筋の硬結。それがフットローラーを終えた後だと全く消えている。
耕すイメージそのままだ。それが時間が経過すると元に戻る。少なくともその夜まではほぐれてはいるがいつの間にか戻っている。身体のケアはどの頻度で何をどうしたら良いのかは難しい。
いつもほぐした状態が良いのかも判らない。

金曜日。週末といっても隔日の出勤だから有難みはそれほどない。今日も大衆酒場で1時間半ほど酒を楽しんで帰るだけ。
明後日は会社のゴルフ会。前回は酷暑で散々なゴルフだったのでリベンジをと思っての参加だが、また3日も35℃という予報。無理なしないよう楽しめればそれでよい。
posted by shigenon at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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