事前に週間予報を見ていると日が近づくにつれてどんどん最高気温が更新される。予報は35℃になっていた。
どうしようかとも思ったが朝晩は涼しいし太陽の光も弱まっている、それに申し込んで急なキャンセルは嫌われる。ゴルフ場の天気予報だけを見ると33℃だから前ほどではないだろう。
なんせ前回の高温による腕などの動きが止まった身体への変化をもう一度検証したいし、夏ゴルフを散々やってきた身として日差しや高温に本当に耐えられなくなったのかを確かめたかった。
スタートからショットは冴えない。温度とかの問題以前、球の置く位置やスウィングといった基本的なゴルフ技術の問題だ。言い訳としては、悪いゴルフをした後はそれを引きずる。前回の乱れたゴルフを引きずっている。そう、ゴルフはメンタルがとても重要なのだ。
昼からは予想通り35℃になった。前回ほどの高温で意識が朦朧とするほどではないが、やはり身体に変化が起きる。
同じだ、左腕がうまく反応しない。ちゃんと考えて打つのだが左手に力が入っていない。筋肉を動かす指令をしても、実際に動くまでにタイムラグがあるというイメージ。
もうゴルフになっていなかった。ゴルフを始めたころのようなスコアで終わった。
受傷後のゴルフで最大の課題は左腕だった。
左腕の麻痺は長く続いたし筋肉が付かなかった。「麻痺をしているから筋肉が付かない→筋肉が付いたら麻痺が緩和される」これを自分は信じ続けてきた。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/984/0?1693796168
左腕の痺れは変わらないが筋肉が付き始めたのがこの1年半ほど。力の入りにくかった左腕は同じ荷重で筋トレできなかったのだが、少し力が入るようになったタイミングで荷重を同じにした。
力が入らないからと言って動かさずにいたらこうはならなかっただろう。筋肉信者ゆえの良い結果。
今では右腕も左腕もあまり変わらない筋肉量。若干の麻痺は感じるのだが、前よりはかなり左腕を動かすことができている。
ゴルフにおいても左腕を使えるようになっていた。それまでは右腕8割で打っていたのが左腕が少し可動が良くなると元通りのふつうの打ち方になった。右腕で打っていた時のスウィングはもう忘れてしまった。
こちらのジムの筋トレマシンではさらに左腕の筋肉が張ることが多く、着々と左腕は成長しているのだと実感していた。
今回の猛暑ゴルフで左腕がうまく使えなかったこと。これは左腕の麻痺で右腕を使ってクラブを振っていた時期と同じ状態。
猛暑で脳や中枢神経の働きが弱まり、筋肉を動かす信号も弱まったのだろうか。
弱い信号でスウィングで腕を動かすという命令、右腕と左腕に差が生じるのはやはり左腕が十分に信号を受容することができないのだろう。
全く動かなかった左腕だ、閉じてたシナプスが開通したのか、新しいシナプスが形成されたのかは判らないが、シナプスがパイプのようなものと想像すれば右腕に比べて細い管といったところなのか。
違う見方もある。ゴルフのスウィングは微妙な筋肉の‘さじ加減’がある。
猛暑であろうが何であろうがうまくそれが働ないことは多々ある。昨日はスタートからそのさじ加減がうまく働いていなかったのは事実。そのあとの気温上昇もあるが、単に体力を維持することができなくなったのではないか。体力というか力を発揮するための持久力。
スポーツは集中力だ。筋肉のさじ加減が最初はうまくいっていなくても集中力があれば復活できる。それが復活することもなくダラダラとしたのは、暑さによる集中力ダウンもあれば時間経過とともに体力が消耗されて脱力してしまったからか。
持久力を鍛える有酸素運動は全くしていない。疲れやすくなったのはここ最近か。
筋トレマシンですらマシンを動かし始めるまで時間をかける機種もある。レッグプレスなどそうだ。
加齢による体力ダウンという自分では認めたくないことを思う。受傷して人並みではないにしろ動けている。動かせなかった箇所が動かせれれるようになることで、どちらかというと成長を感じていたが元々の身体自体は歳を加えてきているのだ。
ある程度動けるようになりそれを感じるようになったのか。
しかしゴルフ1ラウンドで疲れる身体なのか。それはこの暑さからだったのか。
とりあえずは涼しくなってゴルフに行ってどうかだ。ゴルフの技術的な部分はそれまでに練習しておいて、良い季節のゴルフで検証したい。
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