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2023年11月29日

噛み合わせ

時間ギリギリのことは昔からしないタイプだ。何か予定が入れば十分な余裕を持つ。
オフ日の火曜日は午前中に英会話を入れていた。いつも英会話はスタートの1時間前から予習する。真剣に英語を学ぼうという訳でもない。講師はセブの若い女性、いいカッコをしたいのだ。テキストを暗記していかにも流暢に英会話ができる素振りをする。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/492/0?1701224216
でもそれはすぐにボロが出る。テキスト以外の会話で流暢さが全くないし、単語も思い浮かばないから。
そんな英会話をもう何年続けているだろう。
それでもテキスト以外の日常のことを相手を笑わせる内容で何とか言えている。関西人なのだ、何か受けるような会話が頭に浮かぶ。言語は変われど、女性への会話の内容は同じなのだ。
発音を流暢にするにはアルコールは有効だ。思い切った発音ができる。いつも予習の時はビールを飲んでいるし、それを公言しても許してくれる講師たち。

英会話の後は予定を入れていなかったので、打ちっぱなしに行くかヒトカラに行くかと考えていた。ジムは休館日。ジムは自分の中ではリハビリのためという義務感が強く、休みだと行かなくてよいので少し嬉しいのだ。
そう考えていたら、急遽月曜日に予定が入った。
歯医者だ。今行っている歯医者ではない別の歯医者。実はこの前から一緒に飲んでいる中に歯科衛生士の女性がいる。今行っている歯医者で前歯の差し歯を入れたら前と違う嚙み合わせになったことを話していた。前歯の上と下が合わないのだ。そして、次々と被せている歯をやり替えていることも。

「嚙み合わせが気になる」とラインで連絡をくれた。
いったいどうしたらいいか聞くと、ウチの歯医者に来てと。そりゃそうだ。行けば今の歯医者から変えることになる。でも今の歯医者で治療してもらったところは完璧な仕上がりとは言えない。嚙み合わせだけでなく、歯の仕上がり自体も良いとは思っていなかった。治療に対しての先生の説明も十分にない。
その予定が15時半から。それまでの時間は医療費控除のために領収書の整理でもしようと。
その歯医者では差し歯の取れた8月から今まで、約10万円の支払いだった。これが全てとは言わないまでも、無駄になったか。

新しい歯医者はアットホームな感じだった。
歯をチェックしてもらうと、先生はため息をついていた。ふつうは前歯じゃなく奥歯から治すと。前歯が取れていた状態だと、仮歯を入れて奥歯から治すものだと。
噛み合わせは低くなっていると言われた。確かにそうなのだ。それとこの前被せた歯がグラグラになっていた。これにも首を傾げられた。
とても分かりやすく説明してくれた。医療はどう情報を分かりやすく説明し、どう治療していくかを伝えることが重要なのは科が違っても同じだ。
いま通っている歯医者の予約は来週の火曜日。どう断るか考えないといけない。

この歯医者の先生に言われたこと。肩こりはなかった?と。この噛み合わせだったら肩凝るよと。
その時は肩こりはなかったと答えたが、帰ってからふと気づいた。
そうだ、左肩からの痺れ。これは前書いたように左腕だけ筋トレ回数を増やしたことに因るものだと思っていたが、もしかするとこの噛み合わせも関係するのだろうか。
よくは判らないが、その可能性もあるかもしれない。

今日は寒い朝。起きて下のキッチンに行くまで左腕が固まっていた。固まって、動かそうとするとブルブル大きく震える。これは毎年起きる症状、やはり左腕は麻痺側なのだなと思う。神経のコントロールが効かないのだ。
左脚もそうだ。バス停までの道のりは少し力が入りづらい。でも脚に関してはこれまでよりもマシか。いや、もっと寒くなるとどうなるかだ。
固まった左は温まると解消する。やはり寒くて震えようとする脳の伝達と、抑えようとする働きがうまく調整できずに起きる状態なのだろう。
posted by shigenon at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月27日

胸筋

いつもの週末、ルーティンのジムでの筋トレ。右手の痺れは肩甲骨を動かすことで緩和している。
右腕だけの筋トレが原因なのだろうかとも思うが、しばらくはやってみるつもりだ。
裸の上半身を見る限りはそれほど左右差は無いように見えるのだが、体組成計が正しいのだろう。
もう一つ、受傷後に気にしていたのが胸筋。
左の胸筋が全く付かない。左腕の筋肉が付きにくかった頃なら判るが、今は左腕にも筋肉が付くようになっているのに。

退院後すぐに筋トレを始めて、右腕と右脚の筋肉が復活するのは早かった。恐らく通常の筋肉が付く期間で付いていった。
左腕や左脚は麻痺があったが動かすことはできていた。今思えば、左右連結された筋トレマシンだから、右側が頑張ってマシンを動かしていたのだろう。
しかし、いくら動かしても左側に筋肉が付かなかったのだ。太い骨だけで荷重を動かしているという感覚。痺れている右脚は筋肉は付くのに、痺れていない左脚が筋肉が付かないのは神経の障害のなせる業なのだろう。

3年ちょっと前に書いている。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/740/0?1701045851
左腕や左脚の筋肉が付くようになったタイミングはそれぞれ違う。左脚はまさに奇跡の1本で付くようになったのは間違いない。毎日自分の身体をチェックしていた頃なのだ、何が影響したかも感じ取っていた。
左腕はやはり左右別々の荷重のマシンが導入され、左の負荷を右に合わせたことが大きい。
その中で、未だに胸筋が付かないことが不思議。
見た目は少し筋肉のように膨らみは出てきた。しかし、グッと脇を絞って力を入れると、右は硬くなるが左は硬くならない。

神経の障害でアルアルだ。力を入れても動かないこと。
神経が働いていないと自分では理解している。そこの箇所を動かす末梢神経への連絡が途絶えているのだろう。末梢神経は損傷していない、中枢神経の問題だ。
以前はそんな箇所ばかりだったが、主要な箇所についての不具合は解消した。それは鍼の刺激の効果もあっただろうし、それ以外にもあったのだろう。動き出したら徹底的に動かしたことが良かったことは間違いない。
日にち薬ではない、中枢神経障害は。何かやらない限り神経は働かない。
胸筋を今まで気にしていなかったのは反省。さあ、左の胸筋はどこを刺激すれば良いのだろう。

土曜日に両親と回転寿司に行っていた。
食べ終わった時に同級生からLINEが来た。今月初めに奥さんが亡くなった友人から呑もうと誘いが来たから集まらないかと。
失意の中にいる彼に、こちらからは何ともしようがなかった。本人が人に会いたいと言っているのであれば、それは少し癒えたのだろう。喜んで参加した。
呑んでいて彼が言った言葉、「悲しみから寂しさに変わってきた」と。
そうなのだろう。自分も息子と生き別れた時の精神状態はそうだった。その半年くらいの記憶は飛んでいる。
posted by shigenon at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月24日

左肩からの痺れ

こちらの生活に慣れるてきて、これまで有って無くなったものが見えてきた。
無くなったものに気づくのはいつも時間が経ってからだ。前回書いた、人との触れ合いもそうなのだろう。
東京では家を出ると人通りもあったし、息を止めてでもドラッグストアやコンビニまでたどり着けた。今の生活圏もコンビニやら多数の店は車で5分圏内にあるから不便ではないのだが、これも無くなった環境だ。

22日は祝日前日、おばんざいの店に行ったが満員で入れなかった。ここだとママさんと少しは会話するから心は癒される。
いつものリーズナブルな居酒屋へ。ここではスマホを眺めながら呑むしかない。
2度目の喫煙室に入ると、1度目にもいた女性がいた。少し話をする。そうしていると、もう1人入ってきた。喫煙室の定員は2名なのだが、それでもよろしいかと聞いてくる。コロナ禍で喫煙室の定員制になったのだろう、入れるなら問題ない。その人とも少し話した。
そうしているうちにバス停に向かう時間になった。

バスに乗ってから明日は祝日なんだなぁと思っていた。フル勤務の時だったら週中の休日は嬉しく、いつもよりは深酒していた。東京に居たらいつもの居酒屋行って、そのあとワインバーだなと思い出を巡らしていた。
降りるバス停の1つ手前にバーがある。もう5度ほど訪れているか。主に同級生会の流れだったが、1人では2度行ったか。そう思うと、1つ手前のバス停に降りていた。
先ほどの居酒屋で少し人と触れ合ったから心が欲したのだろうか。
居酒屋のカウンターとバーのカウンターを比べて何が違うかというと、酒の種類は変われど別に何も変わらない。家に近いから安心だという気持ちが一番なのだろう。ただマスターと軽く会話もできることも嬉しい。
角ハイボール2杯、そして30年ぶり以上かリザーブの水割りを呑んだ。

祝日と言ってもオフの木曜日の過ごし方と一緒。
7時半過ぎに起きてダラダラ過ごし、母親を買い物に連れて行って昼食の用意をすればもう昼だ。午後からジムへ。祝日ということもあって、平日会員のシルバーが来ていないから人は少ない。
この1ヶ月くらい前から左肩から腕、指にまでし違う痺れがある。この痺れの感覚は受傷前にあった痺れだ。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/906/0?1700787611
これが2021年の10月。この数か月前にコロナ禍で閉館していたジムが再開され、筋トレを再開していた時だ。この時も書いているよう、左腕を下にして寝ている時に感じる。
ただ主に夜だけ感じていたのだが、昼前の今でもその痺れがある。今回で考えると、左腕だけの筋トレを付加したことが関係しているような気がする。
胸郭を押すと気持ちいい。腕というより胸筋に筋肉が付いて圧迫されているのだろうか。
腕を真っすぐ横に伸ばすと痺れは少し緩和する。
今回は相談する人もいない、とりあえずは思いつくことをやってみるか。
posted by shigenon at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月22日

オジサン2人の触れ合い

月曜日は予約していた居酒屋へ。ここは魚が美味しいことで評判の店、前に月曜だから空いているだろうと行ったら満席で入れなかった。一人でも予約しておかないと難しいようだ。
今回で3回目の訪問。なんせ刺身が活きがよい。角が立っている。
最初に食べるのは刺身5種盛り。鯛やハマチなどは鮮度が良くて硬さがある。メガハイボールがあるのも嬉しい。刺身を食べ、煮魚を注文する。一人ではあともう1品くらいか。

右横にオジサンが一人で呑んでいた。一人で美味いとか呟きながら食べていた。
話しかけようかとかは思っていなかった。気分として美味しく料理を味わい、20時半のバスに向けて杯を進めていた。
そのオジサンが注文した穴子釜めしが届いた。もう見るからに美味しそうなのだ。ついつい「美味しそうですね」と声をかけた。
それから話が弾んだ。聞くと、広島から出張だと言う。広島は自分が10年住んだ街だ。
〆の釜めしだったろうが、それからお互い杯が進んだ。もう20時半のバスは諦めて21時半にすることにした。

この前にここで呑んだ時も、隣の長野から来た人と話をした。
今回ほど話は弾まなかったし、今となっては何の会話をしたかも思い出せないが、この時も1本バスを遅らせて帰った。
前々回に書いたよう、基本的に誰かとコミュニケーションを取りながら呑みたいのだ。今回は歳も同じのオッサンだったから話が合ったのだろうか。広島で良く行ってたサウナと、その上階のマッサージに良く行ったと。同じなのだ。もしかしたら会ってたかもしれませんねと。
楽しい会話で呑む酒は、杯が進んでもそれほど酔わない。
けっこうな量を呑んだので帰りのバスで寝てしまわないか心配だったが、全く眠くはならなかった。

身体の調子。
少し右下腿の痺れが強く感じる。足裏と内側、アキレス腱。日曜日にフットローラーを長く当て過ぎたかもしれない。生活していてそれほど気になる強さではないが。
痺れや痛みを気にならないようにしていることは良し悪しで、悪くなり始める兆候が判らなくなる。昨日寝ていて、そこに鍼がほしいなという感覚だった。
オフの火曜日は結局ゴルフの練習かヒトカラか悩んでカラオケにした。なんか呑みたい気分だったのだ。2時間で店のハイボール1杯と持ち込みのハイボール缶350mlと500ml1缶づつでちょうどいい。
さあ明日は国民の休日だ、自分のオフ日に休日はなんか口惜しい気がする。
posted by shigenon at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月20日

左腕

母親の認知機能の喪失がもう一段階進んでしまったようだ。
毎日一緒に過ごしていたら同じようなモノ忘れにも慣れてしまうが、家を不在にしていた3日間で戻って接するとそう感じる。土曜日に父親の歩行器の契約に来ると前日にケアマネから電話があったようなのだが何時に来て何の用で来るのか忘れている。
その話をしていて暫くしたら混乱してケアマネが来るのではなく、訪問鍼灸が来ると思ったようで用意を始めている。
食事の用意などでも同じことを何度も聞くのだが、その頻度が多くなってきた。
良くなることはないのだ、それを自分がどう受け止めて対応するかなのだが、ついついキツイ言葉を投げかけてしまうことに反省の日々。

もう色んなことが出来ないいう前提で、相手に同調して接しなければいけないのだろう。
一方でそれを認めたくない、言えばちゃんと理解してやれるだろうという期待感を持ってしまう。だからキツイ言葉を投げかけてしまうのか。
こうやってここに書くことで贖罪を求めても仕方ない、自分がどう接するか、どう感情をコントロールしながら接するかだけなのだ。

土日はあっという間だ。ジム2回と英会話1回。こんなに時間をもったいなく費やして良いのだろうかと毎回反省するが、そう言っているうちはダメなのだろう。
土曜日に再び体組成計に乗った。木曜日に風呂で見る限りは左腕の上腕二頭筋が膨らんだように感じていた。これで左右差は縮まったと期待を持って。
結果は同じ。左腕の筋肉が200g少ないまま。左脚も100g少ない。見た目はほんの少しだけだ。
東京のジムの筋トレマシンが左右別々の荷重マシンで左腕だけ5キロ落として使っていた。それを同じ荷重にしたことと、左腕にいつも多くの鍼を打ってもらった。
それで特に意識することなく筋トレをしていたら左腕に筋肉が付いてきた。あと少しなのだ。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/850/0?1700443620

元々全く動かない時もあったのだ、左腕が動くだけ良いと思っていた。でもリハビリは欲がないといけない。これでいいなんて思った時点で回復はストップする。
左腕に筋肉が回復し始めると、左腕を使うようになった。そのころは右腕しか使っていなかった。
今でも普通に左腕を使っているかというとそうではない。筋肉が付いても少し使いづらい、もっと意識して使わないといけないのだろう。
何度か書いたが、リハビリ病院の病棟医のコトバ「右腕縛って生活すればいいんだよ」
確かにその通り。この医師は全く診察もしなければ、話をすることもなかった。2か月弱の入院中に巡回は2回だったか。それ以外はリハビリ中に退院勧告をしに来ただけだ。
このコトバは確かにそうなんだろう、ヒトの本能としてそうなるのだろうと妙に納得した。

さあ、明日は9時から歯医者。そしてスーパーへ買い物、英会話。
明日はゴルフの打ちっぱなしにでも行こうか。受傷した年は年間50数回のゴルフ、その年に右腕より左腕の方が筋肉が付いていたのに気づいた。ゴルフのスイングは左腕なのだ。
posted by shigenon at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月17日

給酔活動で

月水金の出勤日の帰りは軽く呑んで帰る。呑んでからの駅からのバスが20時半、21時半、22時45分と3本。呑み始めるのは18時45分。
これまでの自分のパターンでいけば3時間くらいは1軒で過ごす。でも、それはその店の人やお客さんと会話のコミュニケーションがあってこそ。一人でスマホを見ながらだと1時間ちょっとが良い時間か。
これまで家の近くで呑むことが長年続いた。基本徒歩5分程度。いくら酔っても簡単に家にたどり着ける距離。ちょっと離れるとタクシーだが、タクシー料金に余分なカネを使うのももったいないので1500円以内のところが行動範囲だったか。

こちらに戻ってからは会社帰りに一緒に呑む友達もいないし(基本、会社の人間とは呑まない)、手ごろな酒場のカウンターで文字通り“給酔”して帰るだけ。
週3を5軒の酒場で回している。予約しないといけないが、新鮮な魚が食べれる店を最近1軒増やした。
これまで家の近くで呑んでいたのは、酒の量を考えながら呑むということをしたくなかったから。その日に自分が満足するまで呑んでいた。それがバスで帰らないといけないとなると変わった。
バスの時刻もあれば車中で寝てしまうリスクもある。まだ寝過ごしたのは2回だが。

日常の外呑み事情でいうと、結局そんな生活を7か月過ごした。
もちろん一人呑み以外に45年来の友達と呑んだり、2か月に1回の同級生会はあったが。
もともと呑んだら饒舌に話すタイプだ。もちろん誰彼構わずではないが。人と触れ合わないことはコロナ禍で慣れっこにはなった。そしてSNSなどでその心の空白を埋めたのかもしれない。でも実際はリアルに人と触れ合うのが好きなのだ。
そんな人間には常連さんがいるような家庭的な居酒屋が必要なのだろう。今、月に2,3回行っているおばんざいの店はママさんが喋ってくれるし、常連のお客さんと話すことも何度かあった。
家の近くの居酒屋は好みの酒と美味しい肴があるが、店主はあまり話す人ではない。

前に健全な身体に健全な魂と書いたことがある。この思いはずっと変わらないし真実だと実感している。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1171/0?1700198318
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1224/0?1700198114
健全な魂でいるために必要なこと、それは自分の思うままのことをすること。ただ自分だけで完結できないことは人と関わる事か。
自分が求めていることはそういう行動をする。脳が求めていることは自然とそうなるものだ。
人との触れ合う機会が減ったようでも、SNSで知り合った友達と男女年齢差問わず会って呑んだりはしているのだ。
posted by shigenon at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月15日

左脚の変化を期待

火曜日はジムも休館日なので長い時間他のことができるのだが、あっという間に1日が終わる。実家に戻ってからというもの、1日の充実感はこれまで以上に希薄なものとなっているような。
午前中は両親に鍼の訪問診療があり、それを見ている。気のいい女性の先生で、膝関節痛の父親が治療を受けている時にふだん気を付けることなどを聞いている。
どこにどう鍼を打つのかなと単なる関心で見ているのだが、見張っているようで先生もいい感じがしないかもしれないとは思う。

ちょっと母親の認知症がまた進んだか。
日曜日に買い物で月曜日の夕食のおかずとして魚を買っていたが食べていない。冷蔵庫のいつもの場所に入れていたのだが見つけられなかったようだ。
そして昨日、今日の夕食のおかずを作って置いておこうと炊飯器調理をするためにおかず調理用の炊飯器を開けると、先週の木曜日に作ったおでんが忘れ去られていた。東京に行く日に多めに作り、翌日の昼にも食べるようにしていた。
東京に行って自分がいないときは、それぞれの日の昼ご飯と夜ご飯を紙に書いていた。そして食材も一まとめにして袋に入れて冷蔵庫に入れていた。やはり紙に書いても見ていない、見たとしてもすぐに忘れるのだろう。
もうどうしようもないことなのだが。

土曜日の鍼で、左脚には5本ほどの鍼。右脚にはけっこうな量を打ってもらうが、左脚はいつも下腿の主要な部分だけ。その時も0.45mmの鍼は1か所だけ使った。
やはり太い鍼だと違うのだろうか、打って置いている間に左足の土踏まずの内側が攣った。
思い返せば去年の夏だったか、右足の土踏まずが夜によく攣ったことを思い出す。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1076/0?1700022677
2か所鍼をを抜くと攣った土踏まずは収まった。センセイの打つ鍼の箇所が土踏まずに響く箇所なのだろうか。右足の土踏まずが攣るのは去年の秋ぐらいまでだったか、その後は無くなり、右脚全体が今の調子の良さになっている。
筋肉の流れはよく判らないが、足が攣ったと言ってもセンセイは当たり前のような様子だったことを思うと、狙った治療の狙った反応なのだろうか。

そんなことがあった左脚、その日の夜は足首の前方に変化があった。筋トレをして疲労感があるようなズンっとした感覚がある。そして足首がこれまでよりも前傾ができる。
実はその状態が今も続いている。少し足が軽やかだ。理屈をいまいち理解できていないが、良い兆候だと思っている。
右手首の捻挫、これは治りかけていたのだが、センセイが手首を回した時に少し痛みを感じた。その痛みが続いている。これは申告しない方が良かったかもしれない。

まだ水曜かと思うのだが、週3勤務の自分が言うことではないか。
明日は英会話、ジム。毎晩のおかずにも悩むようになった。
posted by shigenon at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月13日

東京での鍼治療〜小旅行

木曜日の夜行バスで東京へ。当初は費用のこともあり夜行バスを使おうと考えたが、早朝に着くという利便性が一番だ。1日の始まりに到着するというのは何か得した気分にもなる。費用の面では夜行バスまでの時間を呑んで過ごすため、結局費用は新幹線と同じになってしまうが。
金曜日に着いてファミレスでモーニング、10時になると以前行っていたジムへ。いつも鍼の前は筋トレをした後だったので、同じ状態でセンセイに診てもらった方が良いかなと思っている。
ジム後はいつも行っていた洋食屋でランチ。夜に行ける時は行かないが、今回は他の予定を入れている。

洋食屋は夫婦で営業している。シェフとママ、どちらも行けば歓迎してくれる。出会って行くようになって1年で東京を離れたが、1年間ほぼ週に1回行ってワインを1本空けていた。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/996/0?1699840985
ランチとビールで喉を潤し、酔いが醒めてから鍼へ。
毎週の鍼治療から6,7週間に1回の鍼になったが、特に大きな不調を感じずに過ごせている。これが不思議だ。東京にいる時は鍼に依存していたのだろうか。少しでも調子が悪ければ土曜日に鍼に行けば解消できるという安心感があったのは否めない。
東京を離れる時の不安は色々ある中で、一番は鍼だった。地元に帰って新しい鍼灸院を見つけるという気はなかった。

もうAセンセイに慣れてしまった。鍼の腕前っていうのは打ち方の優劣ではないと自分は思っている。治療はコーチと選手の関係だと言ってくれ、治療中はいつも色んな話をした。打ってもらった全ての鍼が効果的という訳ではないが、1本1本センセイが思うことを狙って打ってくれるのだ。
不自由になり、自分なりに知識を付け、色んなことをやった中で、こちらの気持ちに応えてキャッチボールしてくれる治療は他にはなかったし、それをこれから見つけるというのは不可能くらいに思った。
もちろんそういう治療家は多くいるのだろうが、それを探すことはなかなか難しい。
行って治療を受けないといけない。そうなれば比較をしてしまう。
こと、鍼に関しては自分はベテランの患者になっている。鍼の打つ箇所、打つ深さ、そこに何のために打つのかを初めての治療院の先生に聞くわけにはいかない。
そんなことを治療中に思うだけで治療の効果はない。

毎週の鍼に行けなくなったのに身体に不具合を感じないのは、脳がそれを理解して他の修復作用を指示したのだろうか。
それともこちらでの生活習慣の中に悪化しない何かがあるのだろうか。思いつくのは階段。自分の部屋は2階なので毎日数回の昇り降りを繰り返す。その中で自分なりに良い感覚なのが、裸足で階段を降りる時に足の指から足裏全体を使っているということ。
家の階段の幅は狭いのでナナメに降りている。踏み外さないよう壁に手を添えてゆっくり降りていたらそのような足裏の使い方になる。東京にいた時に無かった動きはこれくらいなのだ。

この日はセンセイが新しい鍼を手に入れたという。国産で0.45mmの良い鍼を見つけたという。
センセイが良く言うのは、硬く太く長い鍼が良いという。硬ければ狙ったところに打ちやすく、太い鍼を深く入れれば効果も高い。狙うのは表層ではなくもっと深い箇所なのだろう。
この日はその0.45の鍼を打った。センセイガ打って感触を確かめたかったと思う。太い鍼を打っても大丈夫な人は限られるし、どんな鍼でも受け入れられる患者は少ないようだ。

鍼を終えて呑み会。SNSの友達と大井町で浴びるほど呑んだ。
翌日は焼津へ。初めての町、あまり見るところはなく時間を持て余した。昼は寿司、夜は居酒屋で刺身。
日曜日はそのまま浜松へ。本場の鰻を食べたかったのだ。
自分が好きなことって何だろうと思った時に、食べることと呑むことなのだ。健康でなければ何もできない、今は不自由さがあってもそれを感じないし健康なのかもしれない。
posted by shigenon at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月08日

死と生

また悲しい知らせが来た。
友人のお通夜の翌日、同級生3人と呑んだが、その1人の奥さんが亡くなったという知らせ。
F君は中学・高校・大学と同じだった。大学が同じだったというのを知ったのはかなり後でだったのは、彼は2浪していたからだ。SNSで繋がったのはここ10年以内だったか。
早くに結婚したようで、SNSには孫と一緒の写真などをアップしていた。3月にこちらに戻ってきたときに喜んでくれた一人でもある。2回目の同級生会の後に2人で呑みに行ったこともあった。
最近の同級生会は欠席だった。仕事が忙しいと聞いていた。
それは違って、奥さんがガンで末期だったと聞いたのは先週。もう終末医療だと涙を流しながら話していた。

知り合いそのものが亡くなる悲しみは喪失感、知り合いの身内が亡くなるのは、その知り合いの喪失感を思っての悲しい気持ち。どちらにせよ心の中がジンジンとした痛みになる。
最近は死を意識することがなかった。身の回りの人が死んで死を意識する、同時に生きているということの喜びを改めて感じさせてくれる。
自分自身も、もう少し強い衝撃であれば死という状態だったかもしれない。
そう思ったのはかなり後になってからだった。だから入院中も、急性期に見られる症状に苦しみながらも生死について思いもしなかった。
頚髄損傷という診断名を聞いても解っていなかったのだ、寝ていれば治る病気しかしたことがないし、そう思っていた。

退院してから2人の友人の死に直面した。東京から関西まで自分の結婚式に来てくれたのは3人。
当時ほぼ毎日飲んでいた居酒屋Sのマスター、Aさん、山ピー。この3人が東京の兄貴なのだ。
Aさん https://fanblogs.jp/shigenon/archive/160/0?1699409681
山ピー https://fanblogs.jp/shigenon/archive/53/0?1699409445
誰かの死に直面した時に自分の生を感じる。それは葬式で坊さんが良く話すことでもある。
受傷した12月24日を何度も自分のもう一つの誕生日と書いている。
それは自分が死なずに生き永らえたからでもあるが、それまでとは違って“不自由な身体”という自分に負荷された元年ということもある。
生に対する考え方は人それぞれだろう。生きていること、健康であること、好きなことができること、優先順位は色々あるだろうが、生きているということ自体に感謝するべきなのだろう。

身体の調子は特別良くもなければ悪くもない。
火曜日はジムの休館日、特にケアもせずにダラダラ過ごす。生を無駄にしているのだろうか、いや、これも生きているからこその幸せだと言い訳しながら。
谷村新司、もんたよしのりと青春時代のシンガーが最近亡くなった。一人でカラオケに行って歌った。
持ち込みハイボールで良い酔いだった。
posted by shigenon at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年11月06日

突然の連絡

10月30日の午後に突然連絡が入った。
中学の同級生のI君が亡くなったと。10月14日に同級生会をして、一緒に2次会に行ったばかりだ。
I君は今年初めの還暦同窓会で会ったのが中学卒業以来だった。
同窓会でなぜかとても親しげに声をかけてくれ、2次会・3次会も一緒。彼は同級生会の中でも中心で、彼のことをもじって親分の会と銘打った会だった。
こちらに帰ってきてから2か月に1回の親分の会で親しくしてくれたおかげで、他の同級生とも話すきっかけになった。

告別式が11月1日に行われた。
駐車場に入るのに30分近く道路で停まったままだった。参列者が多いのは、現役の社長ということもあるだろうが、彼の人徳なのだろう。最後に顔を見るのにも多くの行列になった。
遺影はにこやかな顔でビールを掲げている姿だった。彼の死因は心不全だった。
その日は同級生と献杯をしたい気分だったのだが、車でもありそのまま帰宅。帰って空腹を満たすためカップラーメンを食べたものの、遺影の乾杯姿を思い出して一人で近所に呑みに行った。
なぜ、あんなに親しげに接してくれたのだろうか、中学時代に何か親しく接した経緯があったと思うのだが思い出せない。これでもう解ることは無くなってしまった。

告別式に参列することもあり、1日の午後から休んだ。木曜は出勤日でないので、4連休半となった。
とはいえ何か予定があるわけでもない。
2日は同級生3人と小さく偲ぶ会で集まった。かなり酒を呑んで最後はあまり記憶がない。翌日は二日酔いだった。オンライン英会話の予約を入れているのをすっかり忘れていたのでキャンセル。午後からも何もやる気がおきずジムすら行かなかった。
後半の土日はいつものルーティン。親の買い物に行ったり、ジムにもちゃんと行った。

寝る時は横を向いて寝るのだが、最近深夜目が覚めた時に肩に痛みを感じる。
疼痛のような感覚ではあるが、それほど神経からの痛みではないようだ。起きて動き出すと痛みは消える。
自分の実感なのだが、肩の筋肉が太くなったようなのだ。そのため横になるとこれまで以上に肩に体重がかかって痛く感じるのではないだろうかと。
右だけの筋トレも1ヶ月が過ぎたし体組成を測ってみる。残念なことに右腕が200g多い筋肉量は変わらなかった。腕の筋肉量は1ヶ月前に比べて100gづつ増えている。太くなったのか。

果たしてどうなのだろう。本当のところは判らない。体重は1キロ増えているのだ、その体重からの腕への配分で100g増えているのかもしれない。
鏡に映る見た目はなかなかカッコよい上半身になった。腹は少し出てはいるが。

今週は木曜の高速バスで東京行き。鍼とSNSの友達との呑み。呑み会も2日間予定していたが、2日目の呑み会が流れた。
けっこう会社で時間があるときは旅のシミュレーションをしている。ホテル・交通費を安く済ませて飲み食いを充実させる旅。
その中で東京の帰りに焼津に泊まって魚を食い、翌日は浜松で鰻を食って帰るプランをシミュレーションしていた。浜松の滞在時間は2時間の鰻を食う時間だけ。
これを今回は決行してみよう。
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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