不自由な身体になったことに引っ張られることなく自分の思うことをやる。そのために機能をどう回復させるか。元通りというのはメンタルとフィジカルの両方がうまく伴わないと成立しない。
木曜の夜行バスで東京へ。
東京へ行く主目的は鍼。3末までは毎週行っていたのだ。それが東京を離れてどうしようかというのが最大の悩みだった。鍼灸院なんてどこにでもあるのだが。
実際にツボだけに鍼を打ってもらっても身体には良い変化が起きるのは間違いないだろう。でもAセンセイのように打つ人が見つけられるだろうかということだった。
鍼を打つという技術的なことだけでなく、治療としての経験と洞察力をもった治療家はたくさん居るだろうが、それを探すという手順が難しいだろう。
実際に鍼の効果をHPなどで謳うのは難しいのだろう。謳えば謳うほど怪しくなるだろう。患者の声というのも褒めれば褒めるほど怪しい。
結局は自分が行って治療を受けるしかない。
でもそれが自分にとって満足できないものだったらその落胆は大きいだろう。時間とカネを使って、そして横たわってジッとして頭の中で違うと思いながら治療を受けることは苦痛だろう。
「ここに太めの鍼で深く打ってもらえます」と言ってしまいそうだ。そんな患者は来てほしくないだろう。最低限このツボにこう打ったらこれが期待できるとかはある。そのためのツボだ。
でもそんな鍼治療を超えた鍼を経験してしまったのだ、毎週。
旅費を使ってでもAセンセイに診てもらうのが一番なのだろう。2018年の1月からの付き合いなのだ。
その5年半で身体の機能は大きく変わった。全てがAセンセイのおかげだと思わないし、センセイもそう思っていないだろう。
Aセンセイが最初に言った言葉「治療家と患者はコーチとプレーヤーみたいなものですよ」
この5年半見守ってもらったという気持ちなのだ。身体だけでなく精神的にも支えになった。
東京までの旅費やホテル代もかかる。それに加えて知り合いと呑みたい。
Aセンセイの鍼治療はフィジカルだけでなくメンタル面でも求めていることだ。知り合いとの呑みはメンタルが求めていること。そのために酔ってもちゃんと歩ける身体でないといけない。
片道夜行バスという選択は旅費を抑えるためだったが、結局出発前まで呑むので同じになった。これもメンタルが求めること。美味しい物を食べて酒を呑む、これが自分の中で一番好きなこと。
東京に朝到着すると10時まで時間を潰して以前通っていたジムへ。鍼の前にいつもジムに行っていたので同じ状態にしたい。
ジムを終え鍼の前に火曜日を過ごしていた居酒屋に行った。本当は夜に行ってゆっくり話をしたいのだが今回は夜の呑みの約束が入っているので。顔を出すとママとシェフは喜んでくれた。鍼前だがビール1杯だけ呑んでランチ。自分と会って喜んでくれる人なんてそうはいないので感謝。
鍼を終えて夜は新卒の時の会社の同期と呑む。東京を離れることになってから3月に15年ぶりくらいに会ってから3回目。
翌日はSNSで知り合った友達たちと昼から呑み会。これも前々から楽しみにしていた。初めて会う人二人と前にも会ったしweb呑みもした人とでスタート。そのあと4人合流して最後は0時近くまで呑んだ。
翌日は二日酔いで新幹線。
東京への旅は鍼という目的だけでなくメンタルへの栄養補給でもある。
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