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2023年09月15日

気持ち良い感覚

結局パワーガンを購入した。
ジムでの体験機はSIXPAD製だったが、実際にはMYTREX社のものを買った。ほぼ変わらないスペックと思われ、クーポン割引など加味すると3000円くらい安かったので。
13日に届いた。注文して翌日到着。13日は呑んで帰ってからさっそく使ってみる。
SIXPADの体験機とパワーは変わらない。振動もMAX1分間3000というのも同じ。
治療器はどうしても痛いところに当ててしまう。その使用法でも効果のある痛みもあるが、筋膜リリースが目的だ。

父親が気に入って使っている。父親も悪いところは何かすれば良くなると考えるタイプだ。ただ心配なのは‘痛くすれば良くなる’という考えを捨てきれているからだ。痛ければそれを我慢して何かしようとしてしまう。痛さがあってもそれが乗り越える試練かのように考えてしまうのだ。
膝関節痛が悪化したのもそれだ。痛いからそれを乗り越えようと歩き続けた。かなり悪化してからも痛いのを我慢して歩こうとした。結果、悪化を促進したのかもしれない。
父親の膝関節痛に効果を発揮する使い方はあるのだろうか。
軟骨がすり減って痛みがあり、もう脚は大きく曲がってしまっている。まともに歩いていないから筋肉もほとんど無くなっている。
筋肉が殆どないから筋膜リリースという考え方は当てはまらないのだろう。気持ち良いように使いなよと言って気に入っていることを思えば、振動の刺激が気持ち良いのかもしれない。

母親が猫背で背中が張っている。母親の肩甲骨にも当ててやった。
この純粋な筋肉の張りには気持ちが良い振動だ。ただ張った筋肉をほぐすには、その張った箇所だけでなく筋膜の流れに沿って振動刺激を与えないといけないとは思うが。
自分も含めてこういった治療器の類が好きなのだ。そしてすぐに飽きて使わなくなる。それは血のなせる業か。思い返せば子供のころから色んな治療器が家にあったのだ。

自分の治療にも役立てないといけない。
昨日はジムでフットローラーをけっこう強めに使った。強めというのは押し当てる力。押せば痛みはあるが気になるほどではないモモ裏やモモ横を強く押し当てる。
強く押し当てれば痛みを感じる。その痛みを感じる部分をローラーの物理力で押しつぶすイメージ。こうやって書き記しながら反省する。ほんと、今気づいた。それはまるでウチの父親がやってしまったことと同じだ。わざわざ痛いことをやっている。
しかし下腿はそうやると完全に柔らかくなり、そのあと気持ちが良くはなっていた。だがモモ裏はなかなか柔らかくならない。それどころか少し痛みが強くなる。
そのフットローラーのケアをパワーガンでやった。

その他には腕、三角筋、広背筋、腸腰筋などに振動刺激。
ふだん刺激が入らない箇所はとても気持ち良く感じる。何度も書いているよう気持ちいいことが良いことなのだろう。
気持ちよさも2通りあるのだなと感じた。それは恐らく自分の場合だけかもしれないが。
モモ裏への強い物理的刺激。これはやっている時に気持ちが良いのだ。そこには元々神経痛がある。その気持ち良さは元々の神経痛をさらに強くした感覚。神経痛自体のイタ気持ち良いという感覚と純粋に気持ち良いという感覚の端境は難しい。パンパンに張った肩を強く押してもらったイタ気持ち良さに似てる。
神経痛のない箇所に刺激が入ると神経が刺激され心地よい感覚になる。元々神経痛のない箇所が外的な緩やかな刺激で感覚を持つということが本当の気持ち良いことなのだろう。これはふつうに凝った肩を揉んでもらった時に感じる神経の気持ち良い感覚。

中枢神経損傷者の神経痛は色々だ、ピリピリとした痺れもあれば温感が異常となった痛みもある。
自分に限って言えば強いピリピリした痛みは三角筋。いつも脚について書いているが、脚はそれほど痛さとしての神経痛ではない。痺れがあって、押せばピリピリと感じる。
そのピリピリも痛さというよりは気持ちが良い痛み。凝った肩を押した時に感じる神経の心地良い痛みと何が違うのかというと同じようなの感じ方なのだ。
だから勘違いをしてしまう。痺れているところに刺激を加えてピリピリした痛みを求める。ピリピリはしているが痛くない、その痛みは良くなる痛みだという受傷前の脳の感覚がある。神経痛のは壊れた中枢神経の発する誤信号。

本当の気持ちの良い神経の感覚は、神経痛が出ていないところにしか感じないのかもしれない。
ただ一つ神経痛があっても気持ちよく感じることがある。それは背中にストレッチポールを置いて両手を伸ばして手首を回す。もう一つが両足を開脚して足首を回す。両腕も脚も痺れという神経痛がある。
しかし、その動作をすると痺れがほとんど消える。その動作の時だけだが。
神経痛のある箇所は違う神経の感覚になることが気持ち良いことなのだろう。
posted by shigenon at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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