昨年11月末には、年次改良としては異例の「Lexus Safety System+」の標準装備やナビゲーションモニターの大画面化など、比較的大きな改良が施されていましたので今回は主に外装面の機能・意匠変更、見えない部分のファインチューニングがメインとなります。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/25146576.html
まだ実車を見ていないので、webカタログ上で、今回のマイナーチェンジモデル(2019年モデル)がどれだけ装備が強化されたのか「一覧表」を作成しました。また、一番ユーザーが多いと思われる初年度モデル(2015年モデル)も一番右に記載しました。
装備に関しては最も需要が多いと思われる「RC300h ”F SPORT”」のもの。
(記号:”●”=標準装備 ”△”=メーカーオプション ”ー”=設定なし。)
■エクステリア/パフォーマンス
IS等と同様、「漆黒メッキ」を採用してスポーティ感を強めています。サイドウィンドウモールもブラックステンレスを採用しているのはかっこいい!
ついにハイブリッドでもオレンジキャリパー&大型ディスクが!価格も安い(5万円+税)のでぜひ装着したいところ。
■セーフティ
今回ほとんど手が入っていないのが残念なところ。
装備的には3〜4年前の水準といえます。電動パーキングブレーキ非採用は特に痛い。
■視界
前後ランプが大きく変更されたためかなり好みが分かれそうです。RCFはどうなるでしょうか?
前後ランプはフルLED化されているので、あえて「3眼フルLEDランプ」(MOP=7万円+税)にしなくてもいいかもしれません。
■機能装備/空調
2018年モデルから特に進化していませんが、2015年モデルからは、「パワーイージーアクセスシステム」の追加、「リモートタッチ」の操作性向上などが施されているので利便性はアップしています。なお、RCの特徴であった「アンビエントイルミネーション」がなんとwebカタログやイメージCGから削除されているようなので確認中です。(もし廃止ならなぜ?)
アンビエントイルミネーションが消えている?(「主要装備一覧」からも消えている?)
■インテリア
2018年モデルからは大きな変化はなく、エアコントリム周り、ニーパッドの大型化、パワーウィンドウスイッチの加飾追加など、微細な変更がメインですが、ベースモデルの「IS」とは結構差別化が図られています。
GPS機能がついたアナログクロックはLCと同様のものを採用して周りのパネルも含め質感が大きくアップ。
インテリパネルは、「本杢仕様(縞杢)」が”F SPORT”で標準仕様となり、「ダークグレーヘアライン」を選択すると価格が安くなるレスオプション扱い(△87000円+税)となったのが面白いです。
■シート/ナビ・オーディオ
2018年モデルから特に進化していませんが、Miracastの再生対応が不明ですので確認中。(ほとんど使用されていないと思いますが…)
2015年モデルからは、ナビディスプレイの大型化、ハイブリッドナビへの進化、ハイレゾ対応など大きく進化しているので、魅力的なアップデートではあると思います。
ISと同様、ナビゲーションパネルにもヘアライン加工が入ったのはいいですね!
と、マイナーチェンジモデルの割には地味な改良と言わざるを得ませんが、実物を見るとまた印象が違うかもしれません。
すでに実車が展示中の販売店も多いようですので、週末には実車レポートさせていただきたいと思います。
今回の改良は見えない部分の進化が大きいようですから、楽しみではありますが・・・
(とはいえ、ライバル車の進化に比べ、基本的な装備の格差が広がっているのは厳しいところ)
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