また、発表から1ヶ月後の10月下旬には特別仕様車「Emotional Ash」も登場予定。
さて、「RC」の2021年モデルでは最大の改善事項として「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」の採用が挙げられます。
これにより、「LSS+」の主要機能の一つ、レーダークルーズコントロールが、「全車速追従型レーダークルーズコントロール」にアップデートされます。(前ブログ記事のとおり、「RCF」には採用されない見込み)
年次改良で採用されるのは「NX」に続き異例といえますね。
とはいえ、それ以外の変更は比較的小規模に留まります。
概ね予想されるRC「2021年」モデルの主な改良予想は以下のとおりです。
■電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド
RC発売から6年後、ようやくの装備です。
「IS」のマイナーチェンジとあわせた対応で実現されたものと思われますが、素直に歓迎したいところ。
センターコンソール部分もISと共通となりますので、コスト削減という意味合いも強そうです。
■全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール
電動化によりついに採用となりました。時速は180km/hまで適応するタイプです。
■「ブラインドスポットモニター+クリアランスソナー」の標準化
これまでオプションだったクリアランスソナー(+バックソナー)と、ブラインドスポットモニター(+リヤクロストラフィックアラート)が標準化されます。これにより、安全装備は標準化され、オプションで選択する必要がなくなります。
■ブレーキキャリパーカラー変更
オプションのオレンジキャリパーのカラーが変更されるでしょう。(RCFで採用された高輝度オレンジ塗装?)
■ライトスイッチ仕様変更+後席シートベルトリマインダー採用+車両接近通報装置キャンセルボタン廃止
各レクサス車が順次対応している定番の改良がRCでも実施されるでしょう。
■足回り軽量化
マイナーチェンジで強化された足回りですが、今回ISマイナーチェンジで採用されたパーツが投入され、「量化・高剛性化」も実施されると思われます。
■ボディカラー変更
新カラー「ソニッククロム<1L1>」が採用となり、類似カラーの「マーキュリーグレーマイカ」<1H9>が廃止となります。
また、UXで初採用された、若々しいブルー「セレスティアルブルーガラスフレーク」<8Y6>が採用されます。
今回の仕様変更に伴い、価格が変更となります。
価格については意外なことに、全グレード一律「9万円」のアップに留まる見込み。
「ブラインドスポットモニター+RCTA」が「66,000円」
「クリアランスソナー+バックソナーが「44,000円」で合計「11万円」。
これに「電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド」、全車速追従型レーダークルーズコントロールへのアップデート、足回り機能強化を考えると、リーズナブルな範囲に価格を抑えたといえるでしょう。
メーカーオプションに関しては変更ありませんが、「RC300」のオレンジキャリパーは価格が若干上昇し「66,000円」となります。
また、RC発表から約1ヶ月後の「10月28日」頃、RC特別仕様車「Emotional Ash」が発表となります。
年次改良モデルとほぼ同時期に発表となるのは「LC500 Convertible " Structural Blue"」と同様、異例なことですが、新型ISでも同様の特別仕様車が発表される見込みです。
ステアリングに「銀墨本杢」を使用し、ブラックの本革シートにシルバーステッチ仕様、煌めく専用ホイールの特別感のある1台、価格や装備詳細も含め、次回レポート致します。新型RCで”F SPORT”を検討される方は、ぜひ特別仕様車「Emotional Ash」も検討に!
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