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2018年08月15日

キミガシネ ―多数決デスゲーム― 2章前編の完全攻略を目指す part1

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最後の謎解きに失敗し、バッドエンドだったんであろう、前回プレイ

まずはグッドエンドを目指しプレイ再開

ネタバレ全開でいきます







最後の謎解きの答えは随分迷ったのだが、答えは実に、作者もリスペクトする逆転裁判的で、キャラクターの矛盾した証言に証拠品を突きつけるといったものだった


正解は、レコに歌わせてから記事を突きつける




これにより、ニセモノであることが確定したレコだが…
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話はそう簡単に行かず、ニセモノとはいえ数日をともにした仲間であり、本物の人格そのままのコピーである。人格が宿っていればそれはもう人間と同じ。でも殺さなければいけない…




という結末が悲惨すぎるね…



結果、サラがレプリカレコを突き落とすも、最後の決断はナオに手によって、レプリカレコは死亡…







???「愚かなレプリカレコ!!」

???「ナオが突き落とそうって言ったんだろ?俺は悪くねぇ!!俺は悪くねぇ!!」

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ナオが強くなったというのが2章前半のテーマの1つだったが、まさか最後に手を下すのもナオだとはね…




私は前回レビューを書いた際に、冴えた解法によりこの窮地を無傷で脱するのだな。謎さえ解けば全員無事に次に進めるのだなと思っていたのだが、危機を脱して尚、参加メンバーが受けた傷は余りに大きかった




やや拍子抜けしたが、キミガシネは謎解きゲームというより心理戦ゲームなので、こういう結末の方がベターかもしれない






更にそれだけでは悲劇は終わらず、まさかノエルの罠により、アリスまでもが死亡とか…
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しかも、レコが殺されたと誤解したまま、非業の死を遂げる…


ケイジとの会話がないままだが、2人が捜査してた件はどうなったんだろう…







バッドエンドではギンとQ太郎が死亡したので、グッドエンドでは全員が助かると言う先入観があったのだが、結果として(本人ではなかったにせよ)レコとアリスが死亡…



つまり、キミガシネ2章前編にはメンバー全員が生存するエンディングは無いんだろうね






そもそもまだ前半でありながら、グッドエンドなんてなかったんや!





1章後編が終わったときに、死亡メンバーが欠けていく演出があったが、あれが2章後編でもあるんだと予想






初の大ボスである、黒幕の佐藤との戦いが待たれる
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佐藤我執はカイの父親ではないか?口調も電話の相手に似ている


ネーミングの由来も佐藤(砂糖)はシュガー、そこからガシューだろうから、お菓子をモチーフにしたホエミーやハンナキーと同じだ



作者によると佐藤戒のネーミングは、最初は須藤にしようと思ってましたが、あまりにも名前でバレやすいので佐藤に!とのことだ。


つまり佐藤我執のほうが実は後付けだと考えられる








2章は分岐が多いね。温泉イベントも条件があるようだし、クリア後も色々プレイできる、非常に面白い仕上がりになっていた


こういうところも一章より気に入ってます


引き続きプレイしていきます。





2018年08月13日

虚偽人-cogito- レビュー感想 お前なんか…俺じゃない!!

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主人公・仁科は自身の偽物と対峙する。
彼女は知っていた、奴の存在が己の身を滅すことを。
偽物排除が目的の考察ありきの短編ADV。







グラフィックが綺麗で驚くね。


「ママにあいたい」とかもそうだったが、丁寧に動くしすごいね。
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ゲームシステムはシンプルなマップクリックADVで、決定的なことは説明せず、謎めいた世界観。


次のシーンを出して世界観を考察していく。
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早ければ数分でクリアできると思うが、特殊なシステム(?)で、強制的にやり直しさせられるのは面倒だった。


考察系だけど、情報が多いので多分なんとなく想像がついたプレイヤーも多そう








評価C+
60点


背景も美麗で、音楽もかなり雰囲気があるので、独特の世界観、グラフィックデザインは、ハマル人は多そうです。

いわゆる、雰囲気ゲーに分類されるかと










2018年08月12日

永3-Eimin- レビュー感想 人の夢は!!!終わらねェ!!!

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人類補完計画的なやつにより、350年の眠りについた主人公レムは、長きにわたる眠りから目覚める



コールドスリープが溶かれた世界、そこは未知の地球だった…











乙女ゲームということで恋愛関係になる男性キャラも登場するが、メインはあくまでSF




350年後の未来にやってきた主人公が、かつての現代人である自分と、現在の現代人である未来人とのギャップについて考えるのが、ちょっと面白い



進化した人間に、化石である自分がついていけなかったりね
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(普及じゃない?)









レムが現代に適応できず思い悩むのが、SFゲームでは珍しいかも。


大体この路線だと未来では失われた昔の知識を使って、俺TUEEEEEにいきがちだからね



だが、進化した新人類からしたら、350年前のレムには研究対象としての意義もない。


過去の人間にとっては画期的な技術でも、未来人にとっては過去の遺物。傍迷惑なだけだった。


主人公が現代に染まれない化石というテーマにマッチしてて、面白い展開だね














孤独感に苛まれながらも、キーヤに救われるレム。


SFといいながらも乙女ゲームということで、ラストでは恋仲になり、めでたしめでたし。





あ、ここで初めてレムは自分がコールドスリープした意味を見つけたんやな…



家族も友達も既に死した未来で、レムの居場所はキーヤの中にあったんやな…って




しんみりしちゃったね










少女が自分の存在意義を見つける、いいエンディングだ








では終わらず、
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ここからが結末







以下ネタバレ


















キーヤに手を引かれ、自分の居場所になった研究所に戻るも、画面は唐突に切り替わる






ドラゴンボールの回復装置的なやつ



とか、




バイオハザードのタイラントが入ってるやつには、脳みそのようなものが…
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そう、これまでの物語は、全て肉体が死滅し、脳だけになったレムが見ている、悲しい夢…




計画は失敗に終わっていた






永久に覚めない、幸せな夢を見続けるレム
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変化するタイトル画面
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永遠に、永久の、永年を…







……




はぇぁ〜…




なんと悲しい夢オチなのだ…


めっちゃ悲しい奴やん、これ…





久々のどんでん返し系ゲームでしたね。


タイトル回収は綺麗だけど(目覚めたのに、なぜ永眠なんだ?って思ってたし)、もう少し、ストーリー上で、世界観についての伏線があるとよかったかも。



クリア後はボイスコがタイトルコールをするが、コンビニ店員バージョンまであって笑いました。





評価C
60点




15分くらいの掌編で、無駄なく纏まってて、面白かったです。





同時期に配信されたBlauer Himmelと結末や設定が似ているけど、乙女ゲームでセカイ系というポイントといい、本作のほうが上手い気がします。



2018年08月10日

キミガシネ ―多数決デスゲーム― 2章前編 レビュー感想 新章開幕

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劇的な幕切れだった「キミガシネ 1章」レビュー感想





あれから、続きが気になる2章だったが、このたび、遂に配信







▼探索型ADVだった1章とゲーム性が変わり、2章はアトラクションと呼ばれるミニゲームをクリアしながら進めていくが、最初に言うと2章のゲームスタイルのほうが面白かった


1章は移動に次ぐ移動が面倒でダレたが、そこが改善されて、テンポがいい

攻略するだけなら、前作より簡単だしね




▼ミニゲームも種類が多くて面白いね。

ハエたたきなんて珍しいものまである。マリオペイントにもあったっけ。

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▼ストーリーは、1章の悪夢からサラが目覚めるところからスタート。

ケイジを始め、登場人物たちが本当にいい奴等なんだよな(一部例外もいるが)

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(エロガキがいるニャン)






デスゲーム系って登場人物がクズばかりなのがありがちだが、キミガシネはほぼ善人しかいないのがいいよね。思わず感情移入してしまう



このメンバーで、また裏切りのデスゲームをしないといけないのか…と悲しい気持ちにさせられた









▼1章の伏線を幾つか消化し、カイの正体などの謎が解かれ、ストーリーは大きく進んだ

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ケイジさん…


あなたが秘密を話すと言ったこと、私、忘れてませんよ










▼卓越されたグラフィック表現は磨きが掛かってるし、まだ前半ではあるが、1章よりもクオリティが上がってて、非常に面白かった。


これがフリーゲームというのは、大変なことやと思うよ



現在は1章前編、1章後編、2章前編までが配信されているが、今から遊んでも遅くない、おすすめの良作(2章後半が配信されるまで、数ヶ月はかかるだろうし)。



では、2章後編や3章への予想、考察も折り込んだ、ネタバレレビュー感想





▼AIとしてミシマが復活したことにびっくりだ。しかも割と突然来た(笑)


SFでは死亡キャラがAIとして復活するのは結構よくある展開だけど、恐らく今後ジョーも復活するんじゃないかな。


そのために、ジョーの人形シーンをSAN値の上がる強制イベントにして、その後にわざわざ回復させるというゲーム的手段を取ったんじゃないだろうか?

(伝説シリーズの花屋もAIとして復活していたが、「主人公が殺した親友の復活」ってのも同じだな)



ただし生存はしていないんじゃないか。ミシマ同様、別の形で再登場するのでは





カンナの回想に出てきたガキも、ジョーなんだろうか?

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一見ワルガキに見えるが、落ち込んでるカンナを励まそうとするいい奴ぶりといい、髪型も似ている気がする


今後もジョーは、死してなお、その役割を見せると思う







▼ホエミーはほぼ登場せず、新キャラとしてノエル。その右腕としてハンナキーが登場。逆転裁判のような個性的なネーミングと見た目が、相変わらず素晴らしいセンスだ




ホエミー(微笑み)の流れからすると、ハンナキー(半泣き)のほうがフロアマスターっぽかったが、あっさりと受付パパ(まさかお前が黒幕だとは笑)に殺されたノエルと違い、やはりハンナキーこそが重要キャラだったね
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涙人形といいながらも、誰もハンナキーを人形扱いしてないんだよね。


ケイジにいたってはとまで言ってる。


ケイジは組織に通じる人間として、ハンナキーやそれに纏わる情報を知っていたんだろうか?





自らを傷つけてを流すハンナキー。

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何気ないシーンなのに驚きだが、更に、ノエルによるとニセモノはが流れないと言う…
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ニセモノ=人形。ノエルは殺されても血は出なかった。



なぜかサラたちは無反応だが、案外普通にハンナキーを人間として認識してるのかしら?






▼メインのデスゲームは二転三転する展開が本当にアツかった。

希望を何度も絶望に叩き落し、プレイヤーをガンガン煽る

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でも、幾らなんでもレコが入れ替わりのニセモノで正体が人形というのは、プレイヤー目線では余りにもバレバレだったので、ちょっと引っ張りすぎだったな。


バレバレの正体を引っ張る展開はこれだけに限らず、プレイヤーとキャラクターの温度差がありすぎて、少し滑稽だった。




人形ジョーが登場するシーンでも、ハンナキーがケイジの乱入でわざとらしく言葉を切ってたし、ギリギリ連想出来るくらいに隠しても良かったんじゃないかと
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▼今回、かなりルート分岐がありそうなんだよな。取引出来るキャラも、毎回選べるし。

クリアとは関係ない、デスゲーム死亡者の録画なども見れるし、1章より凝ったゲーム作りだった

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(ワンシーンだけの登場なのに、一々キャラが立ってる 笑)






バッドエンド(ゲームオーバー)も複数あるようだが、ハンナキーに人形奴隷にされるEDは怖いね。前作ラストを踏襲しているので、余計にそう見えるんだよな
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デスゲームではあれだけあーだこうだとギンを救う方法を考えながら、結局解決法を発見できず、ニセモノについて議論していたら終わってしまった(笑)


ここも、分岐するんだろうか?


あの流れでどうやってギンを救えるのか、冴えた解法はあるのか?非常に気になる


まさか、そこまでの会話が全部無駄なんて事はないだろうから、分岐だと思うんだが




最後のふたりは、既に死後の世界っぽいよねえ…

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マモレナカッタ…








▼1度だけ登場したホエミー。目的はサラの陽動だろうか?

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ケイジが既に刑事を辞めていることなども、これで判明したしね…











評価A+
80点


素晴らしいクオリティの良作。絶望と希望と興奮で、1章を超えてました。


2章後半に期待しながら、2章前半の分岐がありそうな部分を、まだまだプレイしていきます。






2018年08月07日

パソコン探偵倶楽部 別荘毒殺事件 レビュー感想 謎はすべて解けない

ファミコン探偵倶楽部をパロディした(?)、パソコン探偵倶楽部。


主人公は女性で探偵役が男性の「先生」という、御神楽少女探偵団とかと同じ、定番パターン。



主人公はバイト先の屋敷で殺人事件に遭遇し、事件を解き明かそうとするが…

















今時珍しい、推理1本で勝負してるゲームだったね。



本格推理を謳ってるが、嘘偽りなし




「紅く追憶の水葬」も本格ミステリを謳っていたが、あれは実際にはラノベ的なファンタジーノベルだったので、ああいうゲームに慣れたプレイヤーは、萌えなし、脚色なしで淡々と推理だけをしていく本作に、ギャップを覚えるかも








王道の暗号解読や犯人当てもある








ミステリの基礎であるフーダニット、ハウダニットはおさえているが、ホワイダニットに関しては制作の意図の為か、殆どスルーされていた





その所為もあってストーリーにドラマ性は殆どないので、物語の面白さを期待してるユーザーには、合わないかもしれない。


そこが評価を分けそう(でもそれが本格推理だからね)





その点、「紅く追憶の水葬」は推理要素は弱くても、ストーリー自体はドラマチックだったね








世界観、時代背景は90年代半ば〜後半だと思われる。携帯電話は存在するが、まだそこまで普及していない(でもオール電化は普及してた気が…)。









推理自体は、状況証拠、人間関係から謎解きが出来そうなシーンもあるのだが、なんとそんな重要なシーンも、ルートによっては出てこない。



ランダムでこそないが、かなり運要素の強いものとなっているので…


プレイヤーが持ってる情報が同じとは限らないのが、ちょっと面白い。


これについてはクリア後に釈明が読める。














以下激しくネタバレ。


そんな釈明や、殺人事件の真犯人についても触れています






























事件を解決しトゥルーエンドに到達するも、エピローグで先生によって明かされる、新事実…(前記した御神楽少女探偵団と、ここでも同じ流れですね)










そこでは、真犯人視点での事件の解説が行われる







主人公の辿り付いた推理の結論は、真相解明ではなかったというオチ
(もしかしたら、事件の全貌を解き明かすEDもあるかもしれないが)。



伏線が余りにも残ったのでおかしいとは思っていたが、やっぱり真相ではなかったんだね…














評価C+
60点





今時稀有な、推理だけで勝負してる一作。推理好きにはおすすめです。





尚、真相に辿り付くと、何故かタイトル画面の先生が、笑顔に…






守りたくない、この笑顔









オッサンに微笑まれても、嬉しくない…




しかも上には殺事件の文字…









オッサン、なにわろてんねん





2018年08月05日

アニメ版ハイスコアガールに触発された懐古ゲーマーが、久々にスーファミとスパ2を蔵出しして遊んでみた

▼アニメ版ハイスコアガール面白いねぇ




小春の声がクールすぎて違和感あるし展開速すぎだが、中学編もいい





時代が徐々に現代に近付き、スト2シリーズも4話ラストでは、スーパーストリートファイター2





つまり通称スパ2になるんだよな





私はハルオたちよりは随分年下なので、当時本当に小さな子供だったが、本作も勿論プレイしていた。



ハルオが200円の筐体をプレイしていたが、当時スパ2も巨大な筐体があった。でもワンプレイは100円だったかな



ゲーセンもいいが、やはりなんといっても友達との対戦の想い出は、気がねもお金も使わないで済むスーファミ版。




今と違ってソフトこそ高額だが(スーファミソフトは、1万円以上する物もあったのですよ…)、1日中、2人以上で遊ぶ事を計算すると、あっという間に元が取れるからね。









▼まあハイスコアガールを見て当時を懐かしんでいると、どうにもスパ2がやりたくなってきたんだよな







そこで、実際に、大昔に買ったスーファミ版を引っ張り出してみた




……






うひゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!!



懐かしい!!!












▼初代スーファミですよスーファミ。つまりスーパーファミコン。スーパーなファミコン。








コントローラとアダプタをぐるぐる巻きで収納していたユーザーは相当数いるんじゃないかな。



メーカーは他の収納方法を推奨していそうだが、これが手軽なものだから、当時の子供たちはみんなこうやって仕舞ったいた



アダプタ(画像は純正と、大きいほうがHORI製品。安いだけあってデカイ)はギチギチに巻きすぎると、コードの根元が破損しちゃったりね。スーファミあるあるだと思う。


雑に扱う子供は多かっただろうね













▼スーファミを知らないであろう最近のゲームユーザーのため簡単に解説すると、スイッチの大先輩といったところだろうか(ファミコン、スーファミ、64、ゲームキューブ、Wii、WiiU、スイッチ←今ここ)。




初代テイルズであるテイルズオブファンタジアは、このスーファミの末期である1995年に発売された。つまりもう、プレステなどの次世代機は出ていたんだよね



だがそれでもまだ、ハードは続いていた






ファンタジアの後も数年間新作がリリースされ続け、ローソンのロッピーで書き換えサービスがされていた。




「ああっ女神さまっ」のようにファミ通の発売予定スケジュールに載り続けたまま結局発売されないゲームがあったり、非常に息が長いハードだった(まだ20代のHIKAKINがミニファミコンとミニスーファミを「懐かしい」と言ってたように、昔の任天堂ハードは本当に長いスパンで遊ばれていた)




そんなスーファミからスタートしたゲームシリーズは数多く存在する(まあ現在はその殆どが費えたが…)



偉大なる名機





それがスーファミ


















▼さて、感傷に浸ったところで、大変年季が入って黄ばんだスーファミで、スパ2をプレイ。


黄色いが、不潔なわけではない。当時のゲームハード、ゲームソフトは日光に弱くてすぐに黄ばんだ。



メガドラが任天堂に買ってる数少ないポイントは、ハードが黒くて黄ばみが目立たないこと(笑)





















▼難易度デフォルトで、時間制限だけ∞でプレイスタート





いやあ本当に懐かしい、数年前に起動確認では少し触ったが、いざ「プレイ」すると全く感慨が違うね





滅茶苦茶にカタくなって操作を受け付けないコントローラ(昔のハードはコントローラの質が悪かったのですよ…プレステは全然カタくならないから、すげーって思った)に、ノスタルジーを感じる






そしてブランクこそあれど、意外にもノーコンティニューで勝ち進む。






スパ2には新キャラが4人追加されていた。


キャミィ、いたいたこんなやつ。スパ2からの新キャラで、春麗以来の女性キャラ。ちょっとエッチだった

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今見ると、露骨に子供たちに性癖を刷り込むためのキャラ




明らかに敵サイドの人間なのに、ストリートファイターII V烈伝ではリュウのパートナーで、ヒロインだった。作者の発想力は凄い。


スト2のヒロイン…というか主要な女性キャラ、代名詞といえば春麗だが、何故か主人公であるリュウの相手役にはなってないんだよな(どちらかといえばケンの相手役。ケンにもイライザがいるが)。






フェイロン…こいつは露骨にブルースリーがモデルだった。

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アチョアチョ煩いキャラだが、ストリートファイターUVでは声の低いクールなキャラクターで、それもなぜか春麗の幼馴染にされていた。中国と香港つながりという安易な発想?






そんな新キャラ軍団を葬り、無傷で勝ち進み、子供のころから苦手だったバルログを倒すも、サガットとベガに苦戦…




結果スコアは716310…





まあしっかりプレイしたのは本当に久しぶりだったので、そう考えると、結構高いんでは。








▼レトロゲーム全体に言える事だが、単純明快で面白いね。


今のようにムービーもなければ、ボイスもない。演出でブラッシュアップできない以上、中身で勝負するしかないからね





中でもやはり、昔のスト2シリーズは本当に面白いね。何せ今遊んでも面白い。



対戦で技やコンボを覚えて勝って脳味噌が気持ちよくなるという、ゲームの根源的な楽しさを詰め込んでるし、SNKに比べると操作も単純明快なんだよな。


使うボタンはSNKのほうが少なかった気がするけどね







▼まあ久しぶりに楽しめたよ。




しかしアレだね。



当時の今頃である夏休み…


友達と遊びに行ったりプール行ったり花火したり、一緒にゲームしたりと本当に楽しい毎日を過していたな



人生で一番楽しかったかは分からないが、人生で一番1日があっという間だった



1年となると長いんだけどね。なぜか1日は速い



これは実際、夕食の時間になって、もうこんな時間だと時計を見て衝撃を受けた記憶が、まだあるんだよな


2018年08月02日

夏のヒロイン(28) レビュー感想 売れないアイドルの歌が、俺を大人に変えていく

(28)小っちゃ!
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▼仕事に嫌気がさした主人公は、帰省した田舎で、黒髪ロングに白ワンピの少女を見かける



夏のヒロインだ…と胸膨らませた主人公だったが、そんな夏のヒロインは…




少女ではなく、28歳の女性だった…
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1ギガ高速度の光ネットはコミュファ光









▼ヒロインがみさえの1個下ですね。





バカゲーっぽいタイトルや見た目に反して、夢に挫折した大人たちの良作青春ノベルでした


夏っぽもさも、なかなか


この夏、まだ夏を感じさせるゲームに出会っていないなと思っていたんですが、ここで出会えました






ネタバレあります















▼清楚な雰囲気はまるでなく、猪肉を片手にビールを飲むヒロイン



主人公と同じく夢破れた地方アイドルで、その最後としてこの村へ来ていた…




王道ながらに、自然に入り込めるいい設定だね









▼作中のキーワードでもある夏ヒロインの定番ファッション、黒髪ロングにノースリーブの白ワンピ(王道ではここに麦藁帽子が加わるが本作は何故かそこだけ外している)
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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」でこのファッションの黒猫に対し、京介がエロゲーのヒロインみたいな格好と言ってたのが印象深い






フリゲだと、そんなエロゲーヒロインを意図的にイメージさせた「さよなら、リアル」でもヒロインはこのエロゲヒロインファッションだったね
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即ち、現実にはまずしないということなんだろうね。




確かにこのファッション、ゲームやアニメ以外では殆ど見たことが無い…



というか現実では一度も見たことが無い。




清楚系の割に露出度が高いし、ワキも全開






日焼けもするしね…



下着も透けるから着るのに気も使う。


そもそも黒髪ロングは夏だと暑い。




……






この不合理ファッションの女性、どこに行けば拝めるんでしょうか?














▼まあそんな、夢破れた2人の大人の再生ストーリーなんだけど、星空の下、ヒロイン最後のライブの客が主人公ただひとりというのが、なんともロマンチックだね

アイドルとして成功できなかった話がなんとも切ない…

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(この格好でダンス出来る事も何気に凄い)










▼ライブが終わり、メッセージを残して、去って行く彼女…



主人公はそんなひと夏の出会いで少しだけ大人になり、都会でまた頑張ろうと決意を新たにするのだったが…





……






ここまでは非常に好感触だったが、その後、ヒロインが主人公の会社に入社してからの展開は、ちょっと安易過ぎて、蛇足だったかなあ…



課長が実はイイ人だったり、全体的に前向きな雰囲気で纏めようとするのはいいんだが、これまでのストーリーはなんだったの?というほどのご都合主義の連続で…



転職の話とかどうなったのよって思った。


正直興醒めしたかも。ここは賛否分けそう








▼作中の時代設定が謎かな


アイドルや出版についての描写は現代なのに、音楽については古いような…


カセットプレイヤーも、頭出し出来る商品は90年代から普通にあるし…













1ギガ高速度の光ネットはコミュファ光







評価C
60点


終盤は蛇足な気がしますが、悪いとまではいかないし、結構気に入ってます。


主人公とヒロインの関係を恋愛未満にしたのもよかった。


雨のひと夜の レビュー感想 虹

雨の中ひとり佇む主人公は、とある少年に傘を差し出される。



行き場のない主人公は彼の自宅へ案内されるが、そこは人間が住むには異常な空間だった…








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2018年上半期ベスト5にも選んだ、「せいかい探し」作者の新作ですね。

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あれがギャルゲー的なゲームだったので、本作は見た瞬間分かりましたよ。









あっ、(今度は)ホモだ!って
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あのさぁ…

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というわけで、






あっ、ホモゲーのレビューだ!









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前作がノベルゲームだったのに対し本作はRPGツクールを用いたワンマップADVとなっている




正確には何故かトイレも探索できるが、攻略上意味はなかった







攻略は非常に簡単で、15分もあればコンプできると思う。



ストーリーは王道も王道なので真相エンドを見なくても話が読めるが、マップの外に雨が降っていたり、コマンド入力時のSEが雨音だったり、随所にセンスを感じさせるのが、引き込むね




ED1を見た時は文字通り晴れやかな気分になっちゃったよ。





人死んでるのに











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評価C
60点




よく出来たワンマップADVでした





因みに散々煽っておいて何ですが、(ホモ要素は)無いです






2018年07月30日

ロマニー教授とクリームシチュー レビュー感想 汚いレイトン教授と汚いルーク君

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レイトン教授をパクったADV





レイトン教授の出来損ないみたいなロマニー教授が、クリームシチューの材料集めに奔走する

















ここ暫く新作レビューばかりだったので、久々の旧作(準新作)レビューになるかな…





実はこのゲーム、5月にDLしていたんだけど、丁度その頃レイトン教授vs逆転裁判をプレイしていたので、タイムリーだったこともあり、おっ?これレイ○ン教授やん!って笑ったんだよね




このシュールな絵面にもね















そして、実際にプレイしてみたら、実に面白かった。





もう2ヶ月くらい前のゲームなので、これはレイトン教授のファンを含めて、さぞや面白いと評判のゲームなんやろなあ…と思って検索してみるも、意外や意外、ゲームのクオリティに見合わないくらい無名じゃないか







無名どころか、レビュー0




オフ会0人ならぬ、レビュー0件。







反響らしい反響がどこにもなく、公式動画の再生数はたったの10回





これはまさに、このブログの意義でもある隠れた良作のサルベージにピッタリなゲームじゃん





ということで旧作でありながら、(誰も知らないだろうから)まるで新作のようにレビュー


















システム自体はシンプルなマップ探索ADVで、マルチエンドだがサクサクと埋まっていく。






レイトン教授のパロディゲームなので、ナゾトキとかもあってレイトンっぽさを演出している








ギャグセンスや、グラフィックのクオリティが何気にすごいね。高い技術が必要な事もやっている。




バカゲーなのに、ただバカなだけじゃない。




絵は、殆ど作者のお手製じゃないかな。





細かい小道具まで全て絵があって、見た目のバカゲーっぷりに反した細かい作りこみにはかなりビックリ


コンビニでジャンプをパロディした漫画雑誌を買うと、本当にワンピースをパロった漫画が載ってたり、随所で爆笑してしまった









中でも私が一番爆笑したのは、最初の選択肢で間違えるといきなり汚いルーク君に殺されるデッドエンド



スタッフロールのほぼ全てがたかのアフロで、いい感じのアニソン風EDが流れるギャップに爆笑してしまった


これは一見の価値あり
























評価C+
60点



久々にフリゲらしいフリゲをプレイした気がしますね。



レイトン教授に興味がなくても、面白いんじゃないでしょうか。






2018年07月26日

僕を殺す瞳 レビュー感想 良くも悪くも古き良きスタイル

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「僕」は毎日、誰かの「瞳」を夢に見ていた。

ある日、帰宅途中でトラックに轢かれそうになったところを、その「瞳」を持つ少女に助けてもらう。
しかし、彼女はその時のショックで記憶を失ってしまった。
「僕」は彼女を「瞳」と呼び、彼女の身元がわかるまで一緒に暮らすことにした。
彼女は一体何者なのか?
それを調べる日々の中、一緒にお出かけしたり、着替えてもらったり、絵のモデルになってもらったり、甘えたり甘やかされたり…

記憶喪失の少女と過ごす、いつもと少し違う夏。





▼グラフィックデザインのクオリティが高過ぎて吃驚。こんなに上手いゲームなかなかないんじゃないかな。



しかも瞬きは勿論、細部までアニメーションする。



ドット絵は、フリゲ史上でもトップレベルでしょ



色彩感覚も絶妙で、PC98というよりも寧ろ、部分的にナチュラルではないカラーリングがされているのは、スーパーゲームボーイやゲームボーイカラーに近いかもしれない





ヒロインの瞳も実に可愛い。


毎日変わる、瞳の瞳の色は実に凝ってる












▼ストーリーはダブルキャスト、季節を抱きしめて、サンパギータ……つまりやるドラシリーズのように、記憶喪失のヒロインと大学生の主人公の、同棲モノ





ノベルパートであるADVと、瞳の衣装をチェンジしたり、一緒におうちデートやお出かけなどが出来るSLGの繰り返しで進んでいく。
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昔のゲームのように作中のスピードが物凄い勢いで流れるので、描写は相当薄め。セリフも一言二言のみで終わってしまう。1イベント数秒くらい。



流石にヌードを描かせてもらってもお互い無反応ってのは寂しすぎた。










▼プレイしてみると見た目の雰囲気とはかなり違って、なんかこれラブプラスっぽくね?って思った(ラブプラスはやったことないが)
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(よく見ると裸やん)













▼徐々に謎の少女、瞳の正体に迫っていくストーリーだが、オチとしてはかなりベタかな










EDは4つあるらしい…


タイトル回収はされたが、これがベストエンドなのかしら…









▼クリアするとエンドレスモードという、これまたラブプラス的に瞳とタイムリミットなしですごせるモードも出てくるので、そっちがメインなのかな
スクショ_No-0001.png
(腕組み…このポーズ取る女キャラは珍しい…PS2の金八に何人かいたな)







スタートが4月からなので、季節の違いにより、若干イベントに違いがある模様(まあそれでも外出時は夏ファッションだけどね…)。





評価C+
60点




あっさりすぎなのが惜しいですが、グラフィックのクオリティの高さゆえ、視覚的には随分楽しめました。



完全攻略目指してプレイします(評価は後々変わるかもしれません)。












しかしなんというかアレですね





ゲームでというと、SM調教師瞳ジーコサッカーを思い出しますね





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