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2017年03月28日

のび太のバイオハザード2(のびハザ2) レビュー感想〜約10年の時を経て真相発覚。大長編ドラえもん的ゲーム〜

のびハザ2をプレー。





前作から遥にパワーアップしたストーリーや演出には驚いた。

特に恐怖度がケタ違いに上がっている。セーブポイントだと思えばボスに襲われたり、定番のハンターダッシュにもビビらされた。

グラフィックも大幅向上。前作がファミコンレベルだったのに、約10年も経過しているので、GBAクオリティになっているのが凄い。

ただ、ゲームバランスは非常に悪い。イージーなのに47回も死んでしまった。クリアランクはEだった。恐らく最低だろう。なのにクリアタイムは1:47だった…これはつまり死んだ分はカウントされていない。実際には5時間はプレーしたと体感している


そしてザコにやられた回数はたったの数回しかない。大部分が終盤のボスにやられてしまった。特に出来杉のように即死系の攻撃を使ってくるボスが鬱陶しくて、何度もやられた。これは本当に嫌だった

ラスボス戦でドラえもんがのび太を庇って死ぬ演出は素晴らしかった。

前作から約10年経っているが、この間ずっとワルモノにされ続けたドラえもんは、かわいそうだな。






評価 90点。フリゲとして見ると傑作レベル。ただしゲームバランスは改善の余地あり。


ところで、syamuさんはこれクリアできたの?









2017年03月26日

のび太のバイオハザードリマスター版(通称のびハザ) レビュー感想〜フリゲの傑作〜

まぁフリゲレビューブログ、ということで、定番からやっていきますかね。


やっぱり最初にレビューするならヒットタイトル



今回やるのは、そんな人気フリゲの、のびハザ。


前々から気になってはいたがプレーする時間が無かったので、ちょうどいいよね。







既に昔のゲームだし、大ヒットしたフリゲなので紹介は省いて、簡潔なレビューのみをしてみる。








結論から言うと非常に完成度の高いゲームだった。





のび太をプレイヤーにしたドラえもん版バイオハザードという着想がそもそも凄いが(大長編ドラえもんから着想したのかしら)、しっかりバイオしているし、特にマップは原作をそのまま2D再現している


パクリといえばそうだが、この2D化のセンスは凄い。


野比家とか、本当にそれっぽい。






ストーリーも面白い。台詞もキレがある。

これをたった一人で製作したとは素晴らしいセンスだ。




ただホラーゲームとしてみると、正直全く怖くないなというのが残念。



驚いたのも、せいぜい最初のケルベロスが飛び出してくるシーンくらいのものだった。




ドラえもんが黒幕で裏切るストーリーも面白いが、そのことや母親が父親を殺した事についてのび太がまるでショックを受けてなかったり、もう少しドラえもんっぽさが欲しかった



ドラえもんのテンプレートに当て嵌めてない部分が非常に多い事も残念




バイオをモチーフにしているのに、定番のフロの湯を抜いたらゾンビが!が無い事も残念



















だがかなりの良作。評価 80点







しかしこれ、結構難しいんだけど、syamuさんはよくクリア出来たね。




謎解きや次に行く場所は攻略サイトを見たんだろうけど






2017年03月23日

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない レビュー感想〜セクハラゲーを謳ってるが、推理もそこそこ〜

黒先輩と黒屋敷の闇に迷わないをプレイしました。


結論からいうと、ラノベ業界で西尾維新がちょっと一段上にいるように、本タイトルもフリゲ業界で一段上にいる良作でした。(事実、フリゲなのに、エンターブレインにより漫画化、小説化なども行われている)






ただし、絵とコンセプトだけ









まず最初に目を引くのが、そんな、センスあるキャラデザ




フリゲとは思えない綺麗さで、1枚絵も多く、そのどれもがかなり綺麗な作画(主人公がブサイクなのは仕様)





ストーリーはシンプルな洋館謎解き脱出モノで、若干の恋愛要素と、多大なセクハラ要素があり、それが脱出以上の目的となっている。






黒先輩のキャラクター性、リアクションが面白くて、セクハラは選択肢を全部試したくなる




セクハラのバリエーションは豊富で面白かった。それに思わぬところで意外なセクハラができる。壁際でセクハラしたら、壁ドンっぽくキスを迫る展開になったりね(なぜか出来ないが、後述)






謎解きは程ほどの難易度で、ヒント役の黒先輩が助けてくれるから難易度はかなり低い。ただ、ラストの謎解きはちょっと難しかった。





ストーリーは定番で、全て黒先輩の差し金だったというオチもベタだが、最後の最後、黒先輩の屋敷で結局バイトするって流れはなかなかに愉快で、してやられた感が面白かった






しかし謎なのはむしろこの黒先輩ではなく主人公怜一のほう。シナリオ上では至って真面目でクールな少年で、先輩にはOPからEDまで、終始引き気味








だが、


なぜかシステム上はセクハラ大好きなド畜生である(でもなぜかキスだけはできない)





このキャラクターが別人である説明が何もなかったことは不気味で、ものすごいギャップ






黒先輩も本名が何なのかとか、なぜ主人公が好きなのかとか、パーソナルが一切出てこないので不気味だが、実際にはこの主人公のほうが怪しい






黒先輩は寧ろ主人公が一言会話で「好き」と言っただけで過敏に反応したり、性癖やこと恋愛面に於いてはノーマルな普通の女の子なんで、余計に主人公のマジキチぶりが際立っていた







評価 70点。すぐクリアできるので、暇潰しに丁度いいゲーム。



刺激のない謎解きと、刺激的なセクハラの両立









そして肝心のクリア結果


TRUE END

セクハラ回数:54
おっぱい度 :24
ふともも度 :6
足フェチ度 :17
パンツ度  :17
尻度    :4
S度    :15
M度    :8


人はなぜ乳房を求めるのでしょう?
あなたはその果てしない命題を究明するためおっぱいを揉み続けました。
その偉大な精神は間違いなく人類史に刻まれることでしょう。

女性をいじめることに悦びを感じますか?
喜びなさい。彼女はあなたの忠実なる従僕です。
彼女は感情表現には不得手ですが、血の通った人間です。くれぐれも扱いを誤らぬよう。
従僕に被支配の悦びを与えてこそ立派な主なのですから。











あ…先輩やっぱり血の通った人間だったのか。むしろ、主人公のほうが血が通ってないな。





余談だが黒先輩が連呼する自称「従僕」は、男の召使という意味なので、黒先輩は絶対に従僕にはなれないよね。


製作者はこんなゲームを作っているが、この分野の知識がなかったのかな



でも女にすると女中。小間使いとか召使になるから、それもなんか違うよなあ……


ぬ〜べ〜が俺の生徒に手を出すなってのをキメ台詞にしてたが、あれも正確には俺の児童に手を出すなだが、児童じゃカッコつかないからなあ…




ユー・フォビア レビュー感想〜内容がなさすぎる〜

背徳純愛ADVユー・フォビアをプレーしました。




結論からいうと、ストーリーも絵も音楽も全部が微妙です。



多忙だったので、30分でクリアできると書いてあったのでプレーしたが、実際はたったの10分。流石に短すぎる。




そもそもこの短時間でまとまる題材じゃない








宣伝文だけがオーバーで、内容がまるで追いついてない。


選択肢もたった1つだけだし、そもそもゲームというよりは短編ノベル



では短編ながらにシナリオはどうかというと、これが致命的に悪い。酷い。







ヒロインがなぜ闇落ちしたのかとか一切の理由がなく、もう、OPで主人公が元の街に引っ越してくるところから、全ての展開が、「強引」でしたね。



雰囲気だけ…というか雰囲気すらもない







ユー・フォビアってタイトルもユートピアとユーフォリアを文字ってるっぽいが、EDタイトルがユートピアで、やっぱり…という感じで、それもセンスがないし。





期待してたグロ要素がほぼ0なのも拍子抜け




開始直後いきなりバグったのも面喰った





評価 20点 クソゲーだし、フリゲにしたってもうすこし頑張れたハズ



記念すべき(?)最初のゲームレビューがこれとか





悲しいなぁ…





2017年03月02日

【悲報】奥華子さん、自分が主題歌を担当したアニメセイレンを盛大にDISる









奥華子がキミの花/最後のキスの宣伝でRadio Freaksにゲスト出演していた。どんなアニメかと聞かれて、



セイレンのことを「男子高校生の妄想」と一蹴してて笑った。


まあぐう正論なんだけど、主題歌アーティストがこの手のファンタジーラブコメに対してここまで露骨にぶっちゃけるのを、初めて聞いた(笑)


殆どの場合女の子がかわいい!わーい(嬉しい顔)とかストーリーが面白いわーい(嬉しい顔)とか、そんな当たり障りのないコメントをするだろう。それが、男子高校生の妄想って(笑)


他はストーリーにもキャラにもほとんど触れていなかった


現実恋愛至上主義の奥からしたら、こういうオタク向けのファンタジーは許せないのだろう。


嫌々仕事した感が伝わってきた

「男子高校生の妄想アニメ」、じゃなくて「男子高校生の妄想」(そのもの)と一蹴するあたりが、またリアル…。そして実際には、かつて男子高校生だったオッサンオタクの妄想だ



そして一応表題作はキミの花なのに、最後のキスについてばかり語るわ、最後もそっちを掛けるわで(DJがどっちを掛けるかと奥に迫ったのに)、セイレンの存在感はますます薄い…



ここまで出演者や主題歌アーティストにまで嫌われるアニメも、そうはないのではないだろうか。かつてのキミキスピュアルージュを思い出す。


あれも小清水亜美が主人公やストーリー対して色々発言し(苦言を呈し)、最後には「何も言葉がありません」とまで言っていた




やはりセイレンは失敗と言わざるを得ない。円盤が売れるという大逆転はあるのだろうか?


余談だがDJのセイレンのイントネーションが清廉ではなく、性レンと喋ってたのは笑った。反面、奥はちゃんと発音していた。




2017年02月14日

セイレン レビュー感想 中身の無いつまらないストーリーに、中国レベルの酷い作画


















▼このブログで、初めてアニメレビューをしますね。



漫画オタ=アニオタという風潮があるが、私は漫画読みであり(最近は漫画も余り読まないが)、アニメは滅多に見ません。よく見てたのは、せいぜい、高校生くらいまでかな。



原作の無いオリジナルともなると、本当にいつ以来かも分からないレベル




そんな人間だからこそ、フィルター無しで客観的な意見を述べられるのではないかと。アニメファンだと盲目的になるからね。こういうアニメだと、特に











▼では本題に入ります。






セイレンを6話まで見た。



余りの酷さに、ヒロインの声優がアニメやヒロインのことをぶっ叩くというありえない事態だったり、既に悪評の多い本作





今のところ微妙というより、完璧につまらない。












▼キャラデザも既にネタギレなのか旧キャラと被ったキャラが多いし(るいせに到ってはキミキスの摩央の2Pカラー…)、PS2時代から進歩してないというより、劣化してて、時代遅れで野暮ったい。

高山の絵も昔は好きだったが、流石に古臭い。何せPS2時代の画風と殆ど変わってないので。






シリーズキャラのそっくりさんがヒロインにいる(だが干された、後述)ってのも愚作で、ネタが無いから苦肉の策だったのか(被りも被せも合わせて、4人もいる…。高山にもうキャラデザの引き出しは無さそう)









▼作画は常に崩れていて絵が汚いし(萌えアニメなのにこれは致命的欠点)、ストーリーは構成力が無いのに4話もあるのでグダグダで、更には4話に分けているのに起承転結が無いわ、展開は唐突だわで、見渡しても長所がない。




パロディのセンスも下手で、唐突にストライダー飛竜が出てきたり、お寒い











▼セイレンは前作がアマガミSSという、テレビゲーム作品アマガミのアニメ版にも関わらず、なぜか今回はアニメだけ。





この時点で、「ん?」





通常アニメ版はゲームの宣伝も兼ねて製作されるが、セイレンはアニメのみで、ゲーム版は予定されていない



まずそれに酷い違和感






そんな感じで資金難だったのか、シリーズ初のアニメオリジナル作品となっており(数年前に高山氏がスタッフの求人を出していたが、あれはあくまでゲーム開発者だったような)、シリーズを作った、センスのあるスタッフが恐らく参加していない。そもそもゲームを作るノウハウとアニメを作るノウハウは、全く別では











▼好評だった脚本も何故かキャラデザである高山箕犀氏が書いてるけど、これが一番ヤバイ。





ハッキリ言って、完全にズブの素人





高山氏に脚本家としての経験があるかは不明だが、才能は確実に無い。



4話は中でも一番酷くて、ここまで支離滅裂でグチャグチャのストーリーってのは、そう滅多にあるものじゃない。よく放送まで漕ぎ着けたなあと逆に感心する










▼しかも当初発表していたヒロインは6人だったのに、放送するのはたった3人だけとか、企画倒れ臭がヤバイ。


二期があるならいいけど、いきなり半分になりました〜じゃ視聴者は白ける









大人の事情でサブキャラに降格してしまった可哀想な(元)ヒロイン3人。

しかもこっちの3人のほうが明らかに可愛くて、キャラ立ちもアマガミっぽい


メインに昇格する日、恋をする日は来るのか?2期は無さそうだが…










▼ストーリーも酷くつまらないが、特にダメなのが、主人公がつまらないってのに尽きる




フォトカノの前田もアマガミの橘も、これまでのシリーズ主人公は変態紳士と呼ばれる突拍子もない人物で、そのエキセントリックさ故に皆を笑わせてきた。



明らかに年上のファンからも前田さん、橘さんと、さんづけで呼ばれていた








女の子を脅迫して写真を撮ったり、適当な理由をでっち上げて胸のサイズを測ったり、普通のラブコメ主人公ではヒロインに嫌われる事を恐れてまずやらない行動ばかりで、存在そのものがシリーズの象徴だった




ところが今回の主人公はジミなだけで自己主張もなく、奇天烈な言動行動も出来ない。終始流されるだけ。


このあたりに脚本のセンスの無さが露呈しており、シリーズとしての長所が消されていたのがガッカリ。


携帯ゲームの交配で喜んだり、センスも小学生レベルにまで落ちてる。変態紳士のへの字もない










▼評価 20点。他のシリーズのほうが面白い。今回は駄作


キミキス、アマガミ、フォトカノ、シリーズを全て視聴した上での評価は、残念ながらセイレンは歴代最悪のデキ





サックスが火を噴いたキミキスpure rougeよりも更に酷いんじゃないかな











▼これを見るなら前作(厳密にいえばセイレンの前作はアマガミだが)フォトカノを見たほうがいい。これは近年のアニメにしては名作だった



室戸亜岐、柚ノ木梨奈のラストは泣けた


フォトカノは出版されている漫画も、全て読んだな。漫画も良作が多かった。

出てる漫画全部読んだなんてゲームは、フォトカノだけだ。でもなぜか肝心のゲームは、やってない(笑)





セイレンはそういうメディアミックスや円盤売上もダメだったら、完全に失敗といえますね。












▼そういえば既に懐かしの黒歴史だが、True Love Story Summer Days, and yet...のOVAも有料アニメとは思えない酷さだったな…

中華並みの酷い作画、ダメストーリー…

主題歌、音楽だけは良かったが…


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