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2018年12月03日

Messenger2005 レビュー感想 いる

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タイトルの通り、昔なつかしメッセージソフトをモチーフにしたゲーム

画面は寧ろ1995年なのだが、2005年がテーマ


今の10代だと知らないでしょうね…

Yahoo!メッセンジャーやmsnメッセンジャーを…






中学を卒業した主人公が、友人の少女ヒカリと、メッセージソフトで会話をする


内容はただの雑談に見えて、徐々に暗い影を落としていく…といった内容




ストーリー自体は至って普通なのだが、演出が非常に上手く、終盤に行くにつれてうわぁぁ…って思わず変な声が出てしまった



特に、演出的に、自分で(主人公ではなくプレイヤーが)このソフトを終わらせるというのが、ただ選択肢を選ぶだけではなく、ゲーム的でよかった。


それは同時に、過去を終わらせることでもあるから。






私はきみの制服のボタンが欲しかったというヒカリ。



実にいい感じに見えるふたりがどうなったのかは、ぜひ自分の目で確認して欲しい。







評価C
60点


せ、せつねえ…




余談だがブラウザ版をプレイしていると、どうやら好きという肝心の選択肢を選べず、フリーズしてしまうようだ。


私は最初、一番大事なたったひとつの選択肢を選べないとは、これはなんという悲しいエンディングなのだと唸ったが、実際には、ただのバグでした(笑)

2018年12月01日

ハスノウテナ(完全版) レビュー感想 ゲマる

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これもう半分薄い本だろ






何気にこのふたりは本作唯一の男性キャラなんだよな。








さて、ホラーゲーム、ハスノウテナの完全版


配信まで思ったより早かったが、体験版のクリアタイムが1時間なのに、完全版は体験版EDから、40分でクリア。


体験版のほうが長いというのは前代未聞かも。



実際にはハスノウテナ前編、後編といった内容だったと思う。(でも体験版の部分が修正されてはいる気がする)



システムやグラフィックは体験版レビューの通りで、同じゲームの前後編です。ホラー度は前編のほうが高いかな
https://fanblogs.jp/katananana/archive/591/0




最初からネタバレ感想。
















シナリオのテーマは姉妹愛、そして母娘愛かな



咲と薄い本のキャラにしか見えないサキママ



ふたりの末路には泣けちゃうね。


サキママは感染者になって尚サキを探ししているし、サキは変わり果てた姿になっても尚、母親との約束を果たそうとしている
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こんなんもう絶対泣けるやん…



ほっほっほっほっ。子を想う、親の気持ちは、いつ見てもいいものですね。











ハナとハナママのエピソードも泣けるね
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(ダブルベッドやん)



何があっても、娘を守るのが母親なんやね…



まあこの母親には、結局お前の所為じゃねーの?とか思ったんだが…






ハナの顔については、包帯から見えているので勘づいていたが…
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このあたりのストーリーは最後にアーカイブでさらっと語られるだけなので、かなりあっさりしていたな。









屋上の、花が続いている通路はインパクトがあった。


花の意味もそうなんだけど、ブレスオブファイアXドラゴンクォーターと同じで、汚い地下からやっと綺麗な地上に出れたって感動があるんだよね(さすがに達成感や感動はドラクォに及ばないが)
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そして問題(?)のラストシーン…


これは一体どう解釈したものだろう。ふたりは脱出できたんだろうか。それとも…



まあこんな感じで終わる映画もあるんだけど。
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深い意味はないのかもしれない。










評価B+
70点


ひとまずこれがエンディングとしての評価ですが、終盤が拙速なのが、惜しい。


いいシーンの連続がピークで、最後はかなり唐突に終わります。



丸投げの伏線も残されたままなので、続編を前提としたエンディングなのかな



ゾンビわんことかも、なんのために出てきたの?ってくらい存在感がないです。


主人公に恩義を感じて、ピンチに助けてくれるシーンが、あると思ったのに(バイオハザード4みたいに)



でも、総評するとグラフィックにストーリー、ホラーと、どれも完成度が高いゲームなので、おすすめです。特にグラフィックはこだわりが感じられました。面白かった。





2018年11月27日

Linaria 7days レビュー感想 7日間の恋

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『七日間で"僕"は"君"に恋をする―…』







▼物凄い初代プレステ臭がするのだが、主人公がヒロインを攻略するのではなく、ヒロインが主人公を攻略するという設定が新しい。




逆攻略ヒロインと言われたフォトカノの新見遙佳を思い出す。ここまでは新しい設定なのだが、本作は新しさと古き良き要素が見事に同居している




ヒロインからアプローチしてくるということは即ち主人公はイケメンで、勿論ギャルゲーやラノベよろしく(ギャルゲーだが)、異様なほど女にモテる





金髪ハーフ設定なのだが、この設定が出てくる前にグラフィックが表示されるので、こいつ誰?となった




レトロギャルゲーよろしくヒロインは初日に全員出てくるし、最初から全員好意的




好意が漏れまくりで、主人公は鈍感なので気づかないが、プレイヤーには丸わかり






▼タイトルの通りゲーム期間は7日間と、ギャルゲーでは短め(学園フラットの3日よりは長いが)。


プレイタイムもワンプレイ20分程度と短いので、サクっとプレイできた。



システムもオーソドックスで、移動してヒロインと会い、会話し、好感度を上げていく(イレギュラーなのは主人公のヒロインへの好感度を上げる)



好感度の増減は親切なことに表示されるので、攻略は非常にスムーズ
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現在の好感度は移動時と、夜に確認できる(夜というのが、ときメモやトゥルーラブストーリーみたいで、懐かしい要素)






▼キャラクターデザインは、とてもシンプルな絵で可愛い。これも古き良き漫画絵だ




やってみると余りにもトラッド過ぎて驚くのだが、こういう古典的なギャルゲーってもう絶滅危惧種じゃないだろうか




しかも更に驚いた事に、このゲームはデフォルトネームがありながら、ヒロインが名前を呼ぶ部分だけ音声が「あなた」や「あんた」になる




私はこの演出がされるシーンで、心底懐かしい気持ちにさせられた




90年代そのものじゃないか!




昔のギャルゲーを知らない人にはピンとこないかもしれないが、90年代〜2000年代初頭のギャルゲーは、主人公の名前のみ音声が飛ばされるゲームがとても多かった。「きみ」などに変わっていることもよくあった



ギャルゲーだけではなく、昔はFF10などのRPGも、主人公の名前を変更可能なので、「ティーダ」とは呼ばれず、終始「きみ」とか、「お前」とか呼ばれていた



まさかこのパターンを、フリゲとはいえ、もうすぐ平成も終わる時代に目にするとは思わなかったので、感激してしまった





ストーリーも古典も古典で、安定して楽しめた。おかしな展開もない王道なので、誰がプレイしてもそれなりに楽しめるんじゃないかと思う







と、初回クリアの時は思っていた



だがヒロインの1人が、愕然とするストーリー展開だった













▼キャラクターはパートボイスなので掛け声だけだが(プロローグなどはフルボイス)、これも短いゲームなので、テンポを崩さず良かったと思う。



どのヒロインのボイスもマッチしている。でも、同じ掛け声が連発されるので、もう少しバリエーションがあるとよかった










▼私のおすすめ攻略順は、花梨→藍崎→心菜


以下シナリオレビュー。ネタバレあります。















・花梨ルート



▼本作のメインヒロイン


最初から主人公の事を知っており、もう明らかに過去の出来事で好意があることが見え見え。



だが主人公は例によって朴念仁なので気づかない






そして花梨に告白される




一週間前にあなたとはここで出会っていた
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一週間前って…





最近すぎィイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
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まあ7日間というテーマがあるので、過去に何かあったと匂わせるような思わせぶりな展開があっても、もっと昔の話かと思えばつい数日前の出来事でツッコみたくなるが、そういうゲームではある



とはいえ、空也と中1の時からの付き合いなので、接点もそこにあると思ったのに…



しかも再会した日から見れば、まだ本当に前日同然のことなのだが…


イメチェンつっても顔は同じだしね…






主人公は痴呆かよ





シナリオ評価C
60点












・藍崎ルート





▼クラスメートの悪友ポジション。だがそこまで仲がいいわけではなく、友達未満というのがやや新しい。




なぜか急激に主人公に近づいてくるのだが、なぜかに理由付けがあるとは…








中庭にて何やら体調が悪い藍崎を見かける




紳士の私はあっ…(察し)となったのだが、朴念仁の主人公は卑しくも保健室まで着いていこうとする
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このスットコドッコイ!!気を利かせんかい!!!
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私は激怒した。






▼徐々に親密になるふたり。
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(この胸の校章、乳首みたいだよな)





好意がダダ漏れで、流石に当てられたのか、主人公も好意を寄せていく






▼そんな露骨に好意を匂わせる藍崎にデートに誘われる。



仲睦まじく楽しむふたりだったが、別れるところで神妙になる彼女





ほうほう、それでそれで?待ってましたよ、その告白を

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だが飛び出したのは、空也に片思いしている女子のせいで、嫌がらせを受けているという話




ああ、なるほど、本当は主人公が好きなのにね…


勘違いされちゃったんだなあ…




そして回想シーン







▼女子「バキッ!ボキ!!」



藍崎「くわっ」





暴行はまだまだ続く






…えっ?



これ嫌がらせっていうか、リンチじゃねえか…
(;^ω^)






中庭で体調が悪そうにしてたのは、これだったのね。




生理じゃなかったのか







私は失望した。






▼そして衝撃の告白をされる。


空也の事は本当に好きで、主人公に言い寄ったのは彼を忘れる為の手段、自分を守るための嘘だったと…


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なん…だと…?







だがそれでもいいと抱きしめる主人公。



なんやこれ、イケメンすぎるやろ…
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自分と空也、どっちを選ぶか1日(毎度ながら短いな(笑))考えてくれと言う主人公は、その晩、空也に電話するのだった




翌日、ふたりが付き合うことを知らされる
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なんやこのエンディング…悲しすぎるやろ…




だがどうやらこれ、バッドエンドだった模様。


好感度80%超えてた筈だが、足りないんだろうか…





▼やり直して、グッドエンドを見る。


空也と同じくらい主人公が好き、そしてもっと好きになれるかもと付き合うことになる。




どうもエピローグといい、バッドエンドの最後の台詞といい、明らかに尻が軽いヒロインだが、このゲームで浮いているリアルで異質な存在だった。後のふたりは、明らかにファンタジーだからね。



多分、作者は女性じゃないか、このリアリティは男には書けない。(まあNTRが好きな男性なんていくらでもいるから、書けるか)



先に花梨を攻略していると、「このゲームは王道なんだな…」という先入観を刷り込まれ、思わぬ変化球にやられるね



シナリオ評価B+
70点

















・心菜ルート


▼素直になれない幼馴染。主人公を兄と呼ぶ妹ヒロインだが、扱い的には妹要素がないのが残念


一週間前だなんて阿呆な話ではなく、ストーリーが5年前に遡るのがよかった。


主人公に対して学校で他人行儀な態度を取っていた理由とかは、もう少しクローズアップして欲しかったな。



▼告白シーンから、主人公の名前の音声再生が「あなた」になっているのが、システムをよく理解しているなと感心した


▼好感度は最も高く、97%まで上がった。100%まで上がるのだろうか?


▼主人公の母親が、片言の外国人という珍しい設定には笑った


シナリオ評価C
60点





評価B+
75点


こういうのでいいんだよと言いたくなるような、今時、希少な王道ギャルゲー。


ラストシーンがヒロインの台詞だけだったり、そうそう、昔のギャルゲーってこうだったねって感じでプレイしてました(今でもそうなのは、杉山イチロウのゲームくらい?)。


選択肢も分岐があり、わざと好感度が下がる物を選ぶとストーリーの裏側が知れたり、より好感度を上げる選択肢が出てきたりで面白いです(好感度が低かったら、選択肢自体が出ないところも)


ハッキリいってシナリオ要素は藍崎ルート以外はあってないようなもので、ひとつのシーンは1分にも満たないくらいなのでガラケーアプリより短いんだけど、そこがまた遊び易いのですよね。


プレイヤーを泣かせにくるようなシーンもなければ、ファンタジー要素もない


プレステやサターンには、こういうギャルゲーが一杯あったのです。






ちなみに、主人公の一人称おすすめは「僕」


なぜかエンディングなど、一部の台詞では一人称が「僕」なので。




まあ別に「ワイ」でもいいんですけど。











【その後、エンディングコンプを目指す】



▼まずは心菜バッドエンド。



主人公がヒロインの想いに気づかない。ヒロインは挫けず、振り向いてもらえるまで頑張る…


藍崎バッドエンドのインパクトが強かったのでまた手酷くフラれるのかと思えば、なんと主人公のほうが振る(無意識とはいえ)という、これまた斬新な結末に…



想いという稀有なシステムをちゃんと生かしてる。


内容的にはノーマルエンド。いや寧ろ、結構いい結末じゃないか?素直になった心菜は、ツン状態より可愛い







▼花梨バッドエンド。



ヒロインのアップが出るのは、このシーンだけのような。他のシーンでは接近しても、アップにならない
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それにしてもでかい(2つの意味で)。





▼一週間前に出会ったことすら思い出せない主人公
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お前、マジで痴呆症かよ






心菜と同じ流れで、ノーマルエンド。俺たちも親友になれるかなと言われても想い続ける花梨が、いじらしくて可愛い。








▼ヒロインズへの好感度が低いまま男のほうがいいという選択肢で、ホモエンド





ホモまっしぐらかと思われたが、まさかのコロッケエンドだとは、思わず笑ってしまった



ヒロインのフラグもコロッケフラグも立てないノーマルエンド、これはコロッケエンドの途中で終わってしまう、もうちょっと何か欲しかったな






▼というわけでこれにて本作の完全クリア、達成





非常に面白かったです。ヒロインは全員好きだが、花梨が一番好きですね。ストーリーは藍崎。



2018年11月25日

僕の可愛いお人形 レビュー感想 操り人形

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人形師の青年、紬

溺愛する人形、アメリアとの関係は永遠に続くと思われたが…








ヤンデレADV。R15ということで、ヒロインの全裸シーンやキャラの死体などのエログロが多少ある。


絵がかなり綺麗で、立ち絵も可愛くて、まあ何が言いたいかというと





太ももが素晴らしいんですよ

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「太ももが細くなったら細もも」という元内閣総理大臣の孫であるDAIGOの名言通り、細ももな立ち絵が多い中、これは素晴らしい








ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロぺろぺろぺろあじゃgかじゅぼあうぼあっ!








バランスを考えるとどうしても細く描いちゃうのか、バストを強調したヒロインばかりの昨今、この太もものバランスはいい。





おっと、ゲームレビューなのにゲームキャラの太ももレビューになってしまってますね。




それでは本題。少しネタバレ要素あり。






ストーリーは人形作りの青年、紬と、そんな彼の最高傑作のお人形であるアメリアの関係が描かれる




中盤でアメリアの正体が分かるのだが、先入観があるまま進めてると結構意外性があるんじゃないかな



少なくとも私はこの世界をちょっと変わったファンタジーだと思っていた。洋風なのに和食が出たりね





ある意味相思相愛だが男女の関係ではない(これ思えば意味深な台詞)ふたりの関係が、美しい女性、エマの登場で崩れさるのだが、このゲームのメインエンドはバッドエンドだね



テキスト数も多いし、クリア後に少し変化もある。こちらの結末を最初にぜひ見てほしい。



ハッピーエンドはハッピーエンドで、狂っていく主人公が見ものではあった。







評価C+
60点


最近めっきり減ったヤンデレゲーム、久々に面白かったです。



そういえば…


立ち絵でアメリアが股間を押さえてるように見えるけど、この、よくあるヒロインのポーズが、入浴シーンでそのまま股間を隠すポーズに使われてたのは、ちょっと笑ってしまいましたね。



かたわ少女はモロ出しでしたけどね。



2018年11月23日

creep レビュー感想 半分、赤い。

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幼い頃に形成された人格と、兄の起こした事件で生きる希望を失った主人公は、クラスでも空気同然の扱いだった。


ある時、片腕片足を欠損した少女と知り合う



誰もが教室の片隅にいる自分を見ていないが、その少女だけはしっかりと見据えていた








現在chapter1とchapter2まで公開中ということで、まずはそこまでのレビュー。




ビジュアルノベルとして見ると、退廃的な世界観、陰湿なムードを作る音楽の使い方、海外の学校が舞台ということで、まるで外国映画のような台詞回しなど、どこをとってもクオリティが高い。


立ち絵が存在せず、すべてスチルというのも、凄い力の入れよう(背景が真っ黒のシーンもあるが)。





ギャグ要素は一切なく、非常に暗い雰囲気で、主人公の底抜けの陰キャぶりもよく描けてる。
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(意外とちゃんとしたランチを食べてる)





男ならまだしも、女はグループを作るものなので、こんなところでボッチメシをしている女子、いるんだろうか…



思わず涙が出そうになった…



余りにも哀れで









そんな主人公の前に現れたのが身体障害者のヒロイン。


主人公とは全く違う人格なのに、彼女もまた退廃的で、どこか通ずる部分がある
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(ドアノブって海外だと右側なの?)




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マリファナを平然と吸っていたり、ポジティブ陽キャ障害者ぶりがすごい




主人公を見る時の、邪悪な笑みの連続にはゾクっとした。





手足の欠損したヒロインといえばかたわ少女を思い出すのだが、ある意味近いものがあるかもしれない。
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尚、本作は百合ゲーらしいのだが(タグも百合1つのみという、男らしさ(?))、chapter2までだと、百合らしさは余りない


傷を負った少女同士の心の触れ合いになるか、または違う方向に転がるか…くらいの雰囲気。



だがヒロインが身体障害者の百合モノとは相当画期的ではないか。少なくともフリゲでは見た事が無いほどには。










評価B+
70点



最近は、こういう仄暗い作風のクオリティが高いゲームが、増えましたね。



chapter3はまだ原作しか出来ておらず公開予定日を過ぎてしまったようだが、本作は間違いなくビジュアルノベルでしか出来ない内容なので、完成がとても楽しみだ



特にタイトル画面の波の音にどうストーリーがつながるのか、とても興味がある(多分海までドライブに行くとか、入水自殺するとかだろう)。


こういう演出も、ゲームでしかできないですね。

イージスの洗濯方法について、ワークマンに問い合わせてみた

バイク乗りや釣り師に大人気のアウトドアジャケット、イージス


発売以来ネットで徐々にブームになり、現在は人気が爆発し、イージスオーシャン、イージスリフレクトなど、多くの商品が出ている



初めて知ったのは数年前、お前らの味方ワークマンがコスパ最強ジャケット出したぞ!!!とのネットの口コミだったが、まさかここまでのヒット商品になるとは




しかもワークマンがワークマンプラスとして、アウトドアブランド、スポーツファッションブランドとして、ファッショナブルなファストファッション化するとは、当時は全く思わなかった






さてそんなイージス。使っていると当然汚れてくるのだが、洗濯方法についてググっても、どうも要領を得ない情報しか出てこない。誰もが自分勝手な思い込みで書き込みしている。洗濯方法も同様だった。事実が気になった私は、ワークマンに問い合わせてみた



ネット上には様々な憶測やデマ、独自の洗濯方法などが転がっているのだが、それらについても聞いてみた



質問と回答を掻い摘んで羅列してみる。以下はその、再現文字起こし。尚、アクセントや敬語などは簡略化している。





「イージスの洗濯はどうすればよいでしょうか?クリーニング店ですか?」



「クリーニング店については確認しておりません。各自店舗に出来るかどうかご確認ください。お家での洗濯機を使ったクリーニングについては、推奨していません







「やめた方がいいということですか」



「はい、イージスというのは商品名ではなくブランド名になっており、複数の商品が出ているのですが、防水ジャケットというのは水で洗濯したら激しく防水性、防寒性が劣化してしまいます







「ではどうすればよいのでしょうか?裏地は、ファブリーズやリセッシュですか?」


「はい、その通りです。ただ、表面は防水加工されていますので、意味は殆どないかと思います











「表面はどのようにすればよいでしょうか」


「タオルなどでふき取ってください。」










「表面の汚れをふき取るだけなんですね。手洗いも同様にダメでしょうか」



「水に浸す次点で劣化しますので、推奨しかねます。また、中綿が寄ってしまうので防寒性も劣化します










「ネット上の掲示板などにはイージスをバスタブで洗うとか、押し洗いするというのがあるのですが、あれは誤りでしょうか」


「それは、お客様ごとの個人の判断でされているのでしょうが、劣化しますので、推奨いたしかねます」











「繰り返しになってしまいますが、現状、イージスシリーズに洗えるモデルはないのでしょうか?」



「はい、防水機能のあるジャケットはあくまで汚れたら拭くことだけをお願いします」







その後軽い雑談、お礼を言って電話を切る。












というわけでどうもワークマンは、公式的にはイージスの洗濯は推奨していないということらしい。




なんとか洗濯できる方法があるのでは?と思って色々聞いてみたが、やはり機能が落ちるのでやめた方がいいとの回答だった。そもそも水につけたらダメだから



企業対応としては当然だと思う、防水ジャケットである以上はそもそも濡れたら乾かすものなので、濡らして洗濯していいわけがない



そもそも、濡れた時点で性能が落ちる


かといって、激安ジャケットをクリーニングに出すのは、正直バカバカしい。恐らくクリーニングが可能でも、2000円はかかるだろう







まあ7000円程度の激安ジャケットなので、毎年改良されていることだし、シーズンごとに着潰すくらいがいいんじゃないかと思う











4カ月使うとして、ローンにすると1日たったの数十円



それなら遠慮なく汚せるしね





結論をいうと、イージスは洗濯出来ない






洗って性能を劣化させたり、クリーニング代を払うくらいなら、買い替えた方が安い、ということですね



実際私は色々なバイク用ジャケットを所持しています







2018年11月22日

龍が如く ONLINE ファーストインプレッション

龍が如く ONLINEが配信開始ということで、早速プレイしました。



龍が如く正統続編を公式に謳っている新作のデキはどうか…



攻略後のレビュー感想は後々として、ファーストインプレッション。


個別に語っていきます。ネタバレなし。









・まず新主人公、春日一番




10年以上も主人公を務めた偉大なキャラクターである桐生一馬を超えられるのか?というのは別として、二代目主人公(?)としてどうなの?というと、まあ結論からいうとなかなかの男前で気に入った



借金の取り立てに行ったチンピラをボコって、上からはサイフを取ってこいと言われたからと、中身の金は返して、サイフだけ取っていったりね


こういう粋なカッコつけたところは、渋い桐生(ただしストーリーに限る)には出来ないキャラクター性だ


馬鹿正直で素直なのもいい






・グラフィック



非常に美麗でよく動く。


クロヒョウと同じ、部分的に動きのあるアニメムービーを採用している







・バトル



非常に退屈でつまらない


基本オートバトルだが、原作がアクションゲームなのにRPGなのは無理がないか?



BIOHAZARD GAIDENかよ






そして龍が如くの世界観を無理矢理昨今流行りのスマホゲーに落とし込んでいるので、仲間に萌えキャラがいることが凄い違和感。ゴツイヤクザと並んでいるので、尚更違和感


仲間だけじゃなく、モブも萌えキャラ。龍が如くの世界観にいる、ケバい女では全然ない



そもそも龍が如くの喧嘩は、女人禁制の男の世界なので、アクションを描いたCGじゃないただのエフェクトとはいえ、男が女を殴ってる、女も男を殴るってのは、世界観が違いすぎておかしい


狭山はヤクザ刑事だったので、例外だけどね。でも本当に狭山くらいじゃないか、例外は







・動作環境



とても軽い、これには驚いた。サクサク動く。








・ストーリー



初代龍が如くを踏襲したようなストーリーで、これがなかなか面白い。


ぶっちゃけストーリーを読む合間のバトルが、邪魔なくらい




桐生は「兄弟」の錦に裏切られたが、一番は実の父のように慕う「親父」に裏切られる。こういうストーリーは否応なしにも先が気になる





今のところ、ストーリーだけは、結構面白いです。


龍が如くの先輩タイトルであるシェンムーは、シェンムーオンラインは他社との共同開発で莫大な開発費を賭けた末に開発中止


シェンムー街は短期終了したスマホゲーの失敗作。


2つも黒歴史を生み出したので、龍が如くはどうなるんだろう…そんな風に思っていたが、大コケってことはなさそう。





新・龍が如くプロジェクトである龍が如く7の主人公も春日一番なんだろうか?


オンラインより7に期待しているというのが、多くのユーザーの気持ちじゃないだろうか。



ともあれ、まずはその前のキムタクが如くこと、JUDGE EYES:死神の遺言が心底楽しみだ。


龍が如くでありながら、主人公が芸能人なので、ゲームでどこまで仮想現実を再現できるかという、ひとつの到達点が見られるだろう


単純に龍が如くも木村拓哉も好きなので、楽しみです


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2018年11月20日

閃燿のモノクローム レビュー感想 レッド・タンス

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▼目を覚ますとそこは知らない部屋


そして知らない女の子、アヤがいた



主人公に向かって「やっと逢えて、……しまいました」



そう微妙な日本語をつぶやいて涙のしずくを一つこぼした



訳も分からないまま





▼目を覚ますと記憶喪失、知らない部屋という導入部だが、主人公だけではなく、ヒロインも記憶喪失という、やや稀有なパターン



大体はどっちかが記憶喪失だからね。ヒロインの場合が多いかな






▼記憶を取り戻すためにエレメントを集める、その行く先々で様々な障害が降りかかるといったストーリー



エレメントを集めるたびにアヤが何かを思い出しているのだが、最初は好意的だった態度が一変し、冷徹なものに変わるのは、更に稀有な展開だった。普通は逆だからね



ツンデレならぬ、デレツンとはね




ましてや嫌いとまで言われるようになるとは。



アヤはクリアまでに何度も姿を変えるので、振り回されてみるのも面白いかもしれない。こういうヒロインは、やはり珍しい





▼ストーリーの核心は、果たして主人公とアヤの関係はなんなのか?ふたりの正体は何か?ってことにあるんだけど、最後の選択肢で分岐し、全く違うものになる。


最初に見たエンディングで、ふたつめの印象と、最終的な感想がかなり変わる



というのも片方がかなり意外性のある展開で、先に王道ENDを見ていると、超展開で驚くことになる





私のおすすめクリア順は、黄色(黒ルート)→緑(白ルート)







▼ネタバレ感想













まず最初に見たのが黒ルートなんだけど、直感的にこっちはバッドエンドだと思ったんだよね。だからまずはバッドエンドから見ておこうか、と…



ところがまさか、あんな愛のある結末になるとはね。内容的には、こっちがグッドエンドだろうし。



パパも、もっと精神的に大人だと思えば、ハイテンションで笑ってしまった。愛弥のファザコンフィルターあるよね。



エレメントに色がある理由、戻った記憶の内容、一変した態度、すべての伏線を回収し、非常に綺麗なエンディングだった愛弥エンド



現実世界らしき舞台設定なのにアヤの耳がトガっているのが謎だったが、現実世界に戻ってからは普通なので、これには納得だ
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着地点が恋愛なのもよかった。











▼一方、問題の彩エンド。




まあ先に愛弥エンドを見ていると、この話の着地点はどこなの?と驚くことになると思う、私は驚いた




伏線も割と丸投げだ。先にこちらを見ていると置いてけ堀を食らいそう



前記したように、アヤはコロコロと姿や態度を変えるヒロインなのだが、おろかものといいながらも泣きながら主人公を抱きしめたり、最後まで振り回してくれた。



こっちのシナリオでの正体も、なかなかに奇想天外だった
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だが終わってみればこれもなかなかに綺麗な結末だ






▼ふたつのエンディングを見ると、タイトル画面やタイトルの意味が分かって、これもいい仕掛けだ
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(白スペース多いな)




愛弥エンドを見るとタイトルコールが愛弥の可愛い感じの声になるのも、いい演出


多分あとひとつは、アヤ(彩)だと思う





評価C
65点


キャラデザ、背景、音楽、どれも自作でクオリティが高く、超展開もあり、随分楽しませてくれましたね



「風見鶏は何を想うのか」は王道でしたが、今回はかなり好き放題作った感があって、同人ゲームらしくて良かったです


×× レビュー感想 ゲームだった

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謎の空間で目を覚ました主人公は、帰ろうとする。どこかへと。




ジャンル的には、探索、脱出ゲーム。



特徴的なグラフィック空間は、なんとなくゆめにっき感あるかな。本作は、ストーリー要素が明確だけどね。



プレイヤー介入型RPGである、ニンテンドーDSのコンタクトも近いかもしれない










ゲームの目的などは一切提示されず、プレイヤーは主人公に何があったのか、この世界は何なのか…を考察することになる




台詞や背景に多くの情報があるので、行き着く先がどこか…というのは読めるのだが、ディティールが細かくて、思わず、この世界観に入り込んでしまった。


死体のようなものが埋められてる空間に、パイプが刺さってたりね。






背景と同じ画風のイラストは、作者の自作なんだろうか。これも、かなり存在感を持っている。






作者によるとこのゲームの説明は、ただゲームですだけなのだが、メタフィクションを多用した世界観を主人公の〇〇〇に当てはめて表現しているので、果たしてこの世界はどっちなのか?というのは最後まで明かされない



このゲーム観については、皮肉っぽい台詞もあり、面白い
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評価C+
60点


つらい学校生活を送っていた人間には、刺さるゲームかもしれませんね。


ネタバレはあえてしません。主人公に何があったのか、この世界はなんなのか…



この世界の最後を見届けるか見届けないかは…







あなた次第……






です!
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2018年11月16日

Armchair Detective Case.1 レビュー感想 もう、分かってるじゃないですか。事件を解決するんですよ

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街、428のようなザッピングノベルの証言を、逆転裁判、ダンガンロンパのような尋問とムジュンの指摘で切り崩すという、一風変わった推理ADV






こう説明すると、じゃあ証言が長すぎてテンポが悪いんじゃないの?だって証言がノベルなんでしょ?って思うかもしれない


何せ逆転裁判シリーズは、全作、証言をたった2行×幾つかに纏めているからね




だが本作は1キャラクター最大15チャプターあり、合計43チャプターもある(書き換わった証言も含めると更に多い)



見るからに面倒臭そうだ





ところが、チャプターごとの見出しが逆転裁判の2行のように証言を要約しているので、長文を記憶したり、無駄に読み返す必要がないのは親切で良かった。


ムジュンの指摘も、その要約を照合する


煩雑さを大幅に簡略化した、上手いアイディアだ




ヒントもあるので、初心者でも攻略出来ると思う


でも、1か所につき1個のみなので、もっと出してもいいかもしれない


試しに同じポイントでミスし続けてみたら、ヒントを出そうか?の選択肢から、同じセリフがループするだけだった











ストーリーは逆転裁判シリーズの1話のようで、ちょっと長いチュートリアル。主人公の初めての事件が描かれる。


1話ということで、こいつが犯人だと思った容疑者がそのまま犯人で、分かりやすい証拠に、解れだらけの言い訳を残していく



大事件でもなんでもない町の小さな電気屋で起こった事件だが、背後に大きなものが蠢いている…というアオリと、2話への伏線を張りつつ、幕を閉じる。




全5話で、1話の開発に2年かかっているようなので、完結までかなり大変そうだが、頑張って欲しい。









グラフィックも実に凝っていた。


タイトル画面でArmchair Detectiveのロゴが表示される演出とか、フリゲでこういう演出をやるゲームなんて滅多にないよ。実際、ほぼ10割のゲームが、やってない。


犯人を追い詰める尋問も細かくエフェクトが変わったり、紙芝居ながら魅せてくるので感心するね




推理ミスをすると?????と空振りするのだが、確信的な推理をすると!!!!!と表示されるのも、最初驚きがあってよかった






評価B+
70点


久々に面白い、フリゲの推理ものでした。

逆転裁判や街〜運命の交差点〜が好きなら、プレイしてみては。



ただ残念ながら、キャラクターはこれらのゲームのような変態系ではありません
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