大学生の主人公、翔は、幼馴染の理恵と付き合っていた
だが翔には忘れられない高校時代の彼女、優奈がいた
しかし彼女は翔ととある犯罪を犯したまま、何も言わず失踪してしまう
何気ない大学生活を送っていた矢先、差出人不明の、3年前に失踪した優奈と同じメールが、翔に届く
まあまだ体験版の段階なんだけど、ネタバレあり
率直にいってストーリーはかなり面白いと感じた
ゲームよりは、テレビドラマや映画にある題材かな
ゲンザイ(大学生編)である2018年と、カコ(高校生編)である2015年を交互に読み進めていく
失踪したヒロインの謎に迫りながら、ふたりのヒロインとの恋愛が描かれる
カコのヒロインは、1年生の女子、優奈
ゲンザイのヒロインは幼馴染の理恵
翔は理恵と仲良くやりながらも、好きだった優奈の事が忘れられないんだけど、まあ理恵の噛ませ犬臭が凄いね
てっきり主人公が、ふたりの恋人のあいだで揺れる話だと思ったんだけど、この翔君……
元カノに未練アリスギィイイイィィィィィ!!!
似てる女性を発見しただけで発作が起こるレベル
理恵の立場、全く無いやんけ…
理恵には結構雑な対応をするだけに、ゲンザイとカコの温度差が酷い
「ヒロイン」には格というものがあるだろう
ミステリアスでキャラも面白い、キャラデザも可愛い優奈のヒロイン感に比べると、理恵は本当に特徴がなくて、モブキャラ臭がするから、翔の対応も頷ける話ではあるが…
そんな優奈との出会いから付き合うまで、そして付き合ってからの想い出が回想されるが、ゲンザイでは落第生スレスレの翔が、カコでは学年1位をキープし続けるモテモテの優等生であることが、妙にリアルだ
キャラクター性はまるで違うが、変人で謎の多い優奈が実は幼馴染だったなんて、クラナドの一ノ瀬ことみを思い出すな
そして、かつて優奈が送ってきたのと同じ文面の、ふたりしか知らない筈のメールに導かれ、優奈が失踪してしまった夏祭りに、再び行くことになる
そこで遭遇したのは、かつての恋人と思われる女性…
あの時、翔と一緒に盗んだお面をかぶっている
そしてお面を脱ぎ、翔はその素顔に驚愕するのだった…
どうして、お前がここに…
……
………
はぇ〜〜〜〜……
体験版はここで終了してしまうが、プロローグとしてはかなり強い引きだった
翔を「先輩」と呼ぶキャラは他にもいるし、優奈以外にも失踪したキャラがいるので、これらは関係あるんだろう
OPの露骨な演出がブラフじゃないのなら、正体や失踪した理由は察しがついてしまうのだが、ミステリだけではなく、SF要素、鬱もあるのかな?
恋愛描写もなかなか良く出来てる。どうやら本作の恋愛テーマは年の差らしいのだが、このテーマが好きならハマるんじゃないだろうか
ただ、3年と1年が付き合うだけで年の差カップル、ロリコンは流石に無理がある
私が高校生の時、クラスの女子は40くらいのオッサンと付き合ってる子が結構いたし、流石に今時、2つ3つの年齢差をギャップとして扱うのは不自然だった
声優は低いトーンで淡々と喋るので、聞き取りやすい
OPと主題歌も非常にクオリティが高くて、何回も見ちゃう。挿入歌も歌詞、曲ともに気に入った
キャラクターもこういうゲームにしては割と自然な人格なので、入り込みやすかった。
だがそれだけに、付き合う前の優奈が奇行に走った生徒という設定なのは、違和感があったが(付き合うと案外普通じゃんってパターンだから、授業中勝手に出て行ったり、黒板に落書きする生徒には見えない)
総評するとかなりの良作の予感。
延期してしまったので発売までかなりあるが、製品版買おうかな
【余談】
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2を今更クリア
難易度は歴代で一番簡単で、ストーリーも短い(というかダンジョンが短い)ので、お手軽な良作でしたね
キングダムハーツの後だと、レベル上げや雑魚狩りの必要性が無いので、楽でいいですね(詰まった時の救済策がないが)
ゼルダシリーズは世界観がリンクしているが、初めてのナンバリング続編ということで、神ゲーだった前作を踏襲しているんだけど、まあ懐かしかったね
GBA版もプレイしてるけど、やっぱり懐かしい
でも、神トラのお約束が少なかったことが残念
ゼルダといえば音楽ネタだが、今回はオカリナもない。掘り返すのが大好きだったが、シャベルもない(シャベルのミニゲームもない、これにもがっかり)
商人に蜂を見せたり鍛冶屋にハンマーを使うと特別なリアクションをしたり、そういうのが欲しかった。前作と同じ反応をしてくれると思ったのに、無反応でがっかりしちゃった
ロウラルも、初めて足を踏み入れた時の、異世界に来た!って演出が薄くて、音楽こそ懐かしいものの、あまり感動しなかった
神トラでは聖域と呼ばれるピラミッドのような場所に降り立って、しかもリンクは姿をウサギに変えられて、まともに戦えないんだよね。こういう演出が凄く薄い
ロウラルに人が多すぎて、今一つ荒廃した世界という雰囲気ではなかったのも残念。昔のゼルダ特有の不気味感もない、カジュアルな世界観になってしまっていた
テキストも前作と同じ青文字がよかった
他のシリーズでは、ダンジョンの武器は前の勇者が残していった伝説の武器…そんな設定だった筈だが、それを今回は最初から(1つを除いて)全てレンタル品として揃える事ができる。
伝説の武器なのに他人にレンタルされてたり、酷く雑な扱いだ(笑)
でも、なかなか面白いんじゃないか
レンタル料は安いので最初から全て揃えたが、ブーメランだけ全く使わなかったね(ペガサスの靴や盾もラスボスくらいしか使わなかった)
ラスボス戦からエンディングまでが、アツかった(神トラというより、時オカっぽかったが)。
単純な引っ掛けで倒されるユガガノン、間抜けすぎ。歴代ラスボスで、もっとも間抜けな最期でしょう
リンクの事を醜いと煽ってたが、ユガガノンが一番醜い姿になったことが、なんとも皮肉
リンク、時オカだとイケメン設定で、姫川明版コミックでもマロンにモテてたんだけど、本作では随分と扱いが悪かった(笑)
評価は、B 70点くらいにしときます。面白かった
2019年01月16日
桜あんみつ レビュー感想 君の背中は遠く、蝉の声はもう聞こえない。
謎の震災によってエレベーターに閉じ込められた主人公とヒロイン
いつまで待っても、助けは来ない
ふたりの、余りに小さな世界での交流が始まるが…
前作もよりの駅子さんから4年、同サークルの新作だが、夏のコミケで頒布したものを配信化したので、舞台が真夏となっている。
キャラデザが前作より良くなってる。ヒロインのあんみつも可愛い
ギャグも大幅にパワーアップ。思わず何回も笑っちゃったよ
主人公だけボイスありなんだけど、おかしな台詞や歌だけ、唐突に喋り出すのが面白い
エレベーターに閉じ込められる前の回想はギャグオンリーで、非常にメタネタが多い
閉じ込められてからは、ギャグの中に恋愛が加わって、意外と良い感じの話になったことが意外だ
ヒロインはずっと主人公を拒み続けると思ったからね
そんな甘い空気の中、キスをする主人公、そして…
ネタバレ
ふたりに恋が芽生えたのはつり橋効果なのか?最後のキスは届いたのか?
主人公は「やっとプロローグ終了か…」と倒れ(もう聞こえないってこれかよ)、唐突に流れるスタッフロールとED曲…
スタッフロール…
……
フェッ!?
困惑していると場面は唐突に部屋に変わり、主人公ではなく、プレイヤー視点に…
(男なのに、女の部屋っぽい…)
桜あんみつは、ゲームの中のお話でしたというオチで終了
フェッ!?
スターオーシャン3とか代紋TAKE2のように、実はゲームの中の話でしたというオチだが、完全にギャグのみの結末となっている
もよりの駅子さんもメタフィクションを使ったゲームだったが、今回も同じパターンだとは…
頒布版にはもよりの駅子さんも収録されているので、連続でプレイしたユーザーは、まさか2度も同じ手を使うとは…となっただろう
かなり唐突だが、伏線といえば伏線はあった気がするな
そもそもエレベーターに閉じ込められる原因となった震災とか、全部丸投げだったが、これも特に意味がないんだろう
評価C
65点
結局、和の雰囲気のタイトル画面で、伝統のエロゲファッションに身を包んだあんみつとか、設定的なものは全部意味がないネタだったのだが、キャラクターも立ってるし、「あなた」はクソゲーとキレていたが、これっきりで捨て置くには、惜しい良作なのでは?
プロローグ終了、一時終幕とあるので、桜あんみつ2があるのだろうか?
完全新作鋭意制作中の予告もあるのでネタっぽい気はするが、正直、完全新作より桜あんみつ2のほうが面白そうだ
これをクリアしたプレイヤーも7割くらいがそう思うんじゃないでしょうか
2019年01月14日
ひとでなく、ひとでなし レビュー感想 ピンクスパイダー
人ならざる人外が、「獣」として狩られる世界…
スパイダー種の少女シュガーは、毎日のようにハンターに襲われ、迫害されていた
だがそれでも人間と分かりあいたいと希望を抱く、心優しきシュガー
猛反発する、母親。だがそんな時、人間族の男2人と出会い…
久しぶりの乙女ゲーレビューですね
本作は下半身が巨大蜘蛛の少女シュガーが主人公の、ファンタジー恋愛ADV
一昔前には、このような、ヒロインが人外という恋愛ゲームが流行っていたが、主人公が人外で、対象キャラが人間という乙女ゲームは、多分フリゲでも少ない
多数の亜人が登場するが、シャイニングフォースのように同じ地位の共存ではなく、扱いは完全に動物
「獣」と呼ばれ(「虫」では?)、喋る動物、畜生くらいにしか思われていない
???「ハハッ、怖い世界だねえ、ハハッ」
非常にハードな世界観で、重要っぽいキャラがまああっけなく死ぬ。どのルートでも死にまくる
笑いの要素はゼロで、非常にシリアスなストーリーとなっている
恋愛に関しても、前記のような人外が出る恋愛ゲームはバカゲーが多かったが、本作ではシリアスを突き詰め、異種族との恋愛について描かれている、まさにファンタジー恋愛ゲーム
ヒューマニズム溢れるゲームだった
EDは6つあり、攻略対象キャラ2人のルートに分岐
フルコンプまで90分程度なので、テンポがよく、一切の無駄が無い。ストーリーもとても面白い
一見すると色物だが、手堅い一作だった
乙女ゲーだが、男でも面白いと思う。その理由はネタバレになってしまうので、伏せるが…
おすすめ攻略順は、ウェブ→ユアン
ネタバレ感想
まずウェブルート。ウェブが簡単に落ちすぎじゃないかとは思うが、このプレイ時間なら、テンポを優先した結果として、いいんじゃないだろうか。
私はこのふたりが幸せになれるとは到底思えなかったので、成虫になったシュガーがウェブを食い殺すエンディングをイメージしていたが、やはりそのようになった。
だがこれはバッドエンドで、勿論グッドエンドもある。死人が大勢出ているし、ハッピーエンドとはいえないだろうが、ふたりの行く末は幸せではないか?と思わせる
子孫を残せないという話だが、そもそもシュガーは人間と巨大蜘蛛の亜人では?それともこれらの種族は、突然変異で生まれた?
シュガーに殺虫剤は効くのか、効くとしたら下半身だけなのか?
色々気になった
そしてこのルートでのユアンがもう完全に畜生も畜生で、更生の兆しすら見えない
もう1つはユアンルートだろうけど、マジでこれと恋愛できんの?と疑問だった
まさか恋愛にすらならず、シュガーの同情、ペットルートだとは…
このふたりの末路はどうなったのか、ユアンは何故狂ったのか。すべて謎のまま終わってしまった
ユアンの元ネタはブレスオブファイア4、ブレスオブファイア5かな
評価B
70点
ファンタジー人外恋愛ゲームでは、ワンランク上のクオリティでした
作者あとがきにもユアンルートは乙女ゲーとはいえないとあるように、かなり一風変わった内容に収まっているが、逆にいえば男がプレイしても面白いと、好意的に解釈しています
女性プレイヤーの反応は、また別で聞きたいですね
【余談】
CSゲームでは、キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]をクリア
KHシリーズはほぼ全てやっているので、これまで通りスタンダートモードでプレイするも、リク編のラスボスが強過ぎて、激しく後悔…
これまでのラスボスと違って連打ゴリ押しじゃ倒せない、ヒット&アウェイが重要…
尚且つセオリーがわかってないと倒せないラスボスってのはいいんだけど、携帯ハードにしては難しすぎた
クリアした感想としては、…微妙ですね…
ドリームイーターというモンスターを仲間にして連れ歩くシステムだが、今更ポケモン?と疑問だ
それ自体はまあいいとしても、KHシリーズ最大の売りである、ディズニーキャラが仲間にならないんですよ
これもうKHの意味ないよね…
ストーリー上だと同行してるのに、一緒に戦わないので、違和感が更に募る。
同様に、FFキャラの代わりにすばらしきこのせかいのキャラが登場するが、これも仲間にならない。すばせかキャラたちの微妙な棒読みとか、折角懐かしかったんだけどね…
ドリームイーターは可愛いけど、やっぱり所詮は畜生ですよドナルドやグーフィーも畜生だけど
フリーフローアクションもマップが狭く、小さすぎるので、今一つ盛り上がらない。見えない壁が多すぎる
天井が低すぎて、ジャンプアクションは文字通り、すぐ頭打ちになってしまう
よって、マップを縦横無尽に動き回る爽快感もない
後発だが、ゼルダBOWとかやった人からすると、かなり物足りないでしょう
ストーリーも、KH2はリク、カイリとの再会などのピークがあったが、それもなし
アクセル(リア)がキーブレードを出したのも、まあ笑っちゃったんだけど、まるでキーブレード使いのバーゲンセールだな…
D 50点くらいの評価
KH3には期待しているが、さて、どうなるか…
スパイダー種の少女シュガーは、毎日のようにハンターに襲われ、迫害されていた
だがそれでも人間と分かりあいたいと希望を抱く、心優しきシュガー
猛反発する、母親。だがそんな時、人間族の男2人と出会い…
久しぶりの乙女ゲーレビューですね
本作は下半身が巨大蜘蛛の少女シュガーが主人公の、ファンタジー恋愛ADV
一昔前には、このような、ヒロインが人外という恋愛ゲームが流行っていたが、主人公が人外で、対象キャラが人間という乙女ゲームは、多分フリゲでも少ない
多数の亜人が登場するが、シャイニングフォースのように同じ地位の共存ではなく、扱いは完全に動物
「獣」と呼ばれ(「虫」では?)、喋る動物、畜生くらいにしか思われていない
非常にハードな世界観で、重要っぽいキャラがまああっけなく死ぬ。どのルートでも死にまくる
笑いの要素はゼロで、非常にシリアスなストーリーとなっている
恋愛に関しても、前記のような人外が出る恋愛ゲームはバカゲーが多かったが、本作ではシリアスを突き詰め、異種族との恋愛について描かれている、まさにファンタジー恋愛ゲーム
ヒューマニズム溢れるゲームだった
EDは6つあり、攻略対象キャラ2人のルートに分岐
フルコンプまで90分程度なので、テンポがよく、一切の無駄が無い。ストーリーもとても面白い
一見すると色物だが、手堅い一作だった
乙女ゲーだが、男でも面白いと思う。その理由はネタバレになってしまうので、伏せるが…
おすすめ攻略順は、ウェブ→ユアン
ネタバレ感想
まずウェブルート。ウェブが簡単に落ちすぎじゃないかとは思うが、このプレイ時間なら、テンポを優先した結果として、いいんじゃないだろうか。
私はこのふたりが幸せになれるとは到底思えなかったので、成虫になったシュガーがウェブを食い殺すエンディングをイメージしていたが、やはりそのようになった。
だがこれはバッドエンドで、勿論グッドエンドもある。死人が大勢出ているし、ハッピーエンドとはいえないだろうが、ふたりの行く末は幸せではないか?と思わせる
子孫を残せないという話だが、そもそもシュガーは人間と巨大蜘蛛の亜人では?それともこれらの種族は、突然変異で生まれた?
シュガーに殺虫剤は効くのか、効くとしたら下半身だけなのか?
色々気になった
そしてこのルートでのユアンがもう完全に畜生も畜生で、更生の兆しすら見えない
もう1つはユアンルートだろうけど、マジでこれと恋愛できんの?と疑問だった
まさか恋愛にすらならず、シュガーの同情、ペットルートだとは…
このふたりの末路はどうなったのか、ユアンは何故狂ったのか。すべて謎のまま終わってしまった
ユアンの元ネタはブレスオブファイア4、ブレスオブファイア5かな
評価B
70点
ファンタジー人外恋愛ゲームでは、ワンランク上のクオリティでした
作者あとがきにもユアンルートは乙女ゲーとはいえないとあるように、かなり一風変わった内容に収まっているが、逆にいえば男がプレイしても面白いと、好意的に解釈しています
女性プレイヤーの反応は、また別で聞きたいですね
【余談】
CSゲームでは、キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]をクリア
KHシリーズはほぼ全てやっているので、これまで通りスタンダートモードでプレイするも、リク編のラスボスが強過ぎて、激しく後悔…
これまでのラスボスと違って連打ゴリ押しじゃ倒せない、ヒット&アウェイが重要…
尚且つセオリーがわかってないと倒せないラスボスってのはいいんだけど、携帯ハードにしては難しすぎた
クリアした感想としては、…微妙ですね…
ドリームイーターというモンスターを仲間にして連れ歩くシステムだが、今更ポケモン?と疑問だ
それ自体はまあいいとしても、KHシリーズ最大の売りである、ディズニーキャラが仲間にならないんですよ
これもうKHの意味ないよね…
ストーリー上だと同行してるのに、一緒に戦わないので、違和感が更に募る。
同様に、FFキャラの代わりにすばらしきこのせかいのキャラが登場するが、これも仲間にならない。すばせかキャラたちの微妙な棒読みとか、折角懐かしかったんだけどね…
ドリームイーターは可愛いけど、やっぱり所詮は畜生ですよ
フリーフローアクションもマップが狭く、小さすぎるので、今一つ盛り上がらない。見えない壁が多すぎる
天井が低すぎて、ジャンプアクションは文字通り、すぐ頭打ちになってしまう
よって、マップを縦横無尽に動き回る爽快感もない
後発だが、ゼルダBOWとかやった人からすると、かなり物足りないでしょう
ストーリーも、KH2はリク、カイリとの再会などのピークがあったが、それもなし
アクセル(リア)がキーブレードを出したのも、まあ笑っちゃったんだけど、まるでキーブレード使いのバーゲンセールだな…
D 50点くらいの評価
KH3には期待しているが、さて、どうなるか…
2019年01月06日
UTOPIACHE 体験版 レビュー感想 ラストザイニン
新年1発目の更新がよりにもよってsyamuネタだったから、これが1本目のレビューですね
集められた施設で、紛れ込んだ罪人を探すデスゲームもの。
フリゲでは、キミガシネが有名ですね。
グラフィックはほぼ自作で、非常に緻密に作られてる
背景も同じ雰囲気で統一しており、世界観をしっかり固めてあるので好感触
主人公たちは戦士という肩書で罪人と戦うが、あくまでやるのは頭脳戦で、罪人を暴くための資料を、「能力」を使って収集する
体験版は1話のみで、この能力を使う場面はほぼなく、マップを徘徊して証拠集めをするADV
ダンガンロンパのように相手と議論をするが、これも非常に簡単に作られてるので、詰まることなく攻略できる
集められたメンバーには元カノもいて、主人公を畜生と罵る
どんな因縁があって別れたのかと先が気になる内容
そして最終議論に進む。集められた5人で罪人暴きを始めるが…
まさかの展開に…
ネタバレ感想
いやまさか、1話目にして主人公死亡とか…
それもかつての彼女によって殺されるとか…
推理はノーミスなので規定ルートだと思うんだが、主人公はずっと名取だという先入観があったので、驚きだったね。
多分、2話では千陽が主人公になるんじゃないか。都合よく人が生き返る世界観でもなさそうだし、夢だから実は生きてましたーじゃプレイヤーは萎えるだろう
千陽も、「本当に終わりだから!」からしてまだ未練がありそうだし、名取も親友に懺悔できないまま死亡とか……
悲しいなあ…
罪人(犯人)の正体はミスリードを続けてた梶本だろとずっと思っていたのだが、そこは告発できずに終了
直接対決は2話かな?
評価B
70点
新年1本目のプレイでしたが、初っ端からクオリティが高いゲームでした。
2話が楽しみですね。
集められた施設で、紛れ込んだ罪人を探すデスゲームもの。
フリゲでは、キミガシネが有名ですね。
グラフィックはほぼ自作で、非常に緻密に作られてる
背景も同じ雰囲気で統一しており、世界観をしっかり固めてあるので好感触
主人公たちは戦士という肩書で罪人と戦うが、あくまでやるのは頭脳戦で、罪人を暴くための資料を、「能力」を使って収集する
体験版は1話のみで、この能力を使う場面はほぼなく、マップを徘徊して証拠集めをするADV
ダンガンロンパのように相手と議論をするが、これも非常に簡単に作られてるので、詰まることなく攻略できる
集められたメンバーには元カノもいて、主人公を畜生と罵る
どんな因縁があって別れたのかと先が気になる内容
そして最終議論に進む。集められた5人で罪人暴きを始めるが…
まさかの展開に…
ネタバレ感想
いやまさか、1話目にして主人公死亡とか…
それもかつての彼女によって殺されるとか…
推理はノーミスなので規定ルートだと思うんだが、主人公はずっと名取だという先入観があったので、驚きだったね。
多分、2話では千陽が主人公になるんじゃないか。都合よく人が生き返る世界観でもなさそうだし、夢だから実は生きてましたーじゃプレイヤーは萎えるだろう
千陽も、「本当に終わりだから!」からしてまだ未練がありそうだし、名取も親友に懺悔できないまま死亡とか……
悲しいなあ…
罪人(犯人)の正体はミスリードを続けてた梶本だろとずっと思っていたのだが、そこは告発できずに終了
直接対決は2話かな?
評価B
70点
新年1本目のプレイでしたが、初っ端からクオリティが高いゲームでした。
2話が楽しみですね。
2019年01月03日
【悲報】syamuさん、復活するもつまらない【代理人、無能】
うぃいいいいいいいいいいいいいいいい↑っす!
どうも、syamuで〜す!
大人気youtuber、ゲーム実況者でもあるsyamu
フリゲとの関わりとしては、「僕と君の夏休み」、「のびハザ」の実況動画が有名だろう
昨年復活を宣言し、延期になっていたが、ファン待望の復活を遂げた
伝説の人物の、復活劇であった
だが、どうもつまらないんだよなあ…
これは既にネットでもつまらないと話題だし、事実低評価も多い
syamu gameについては詳しく説明しているサイトが既にあるので省くが、結論から述べるとこのままでは(本人引退後勝手に作り上げられた)syamuブランドは崩壊するんじゃないかなぁ。そのくらいつまらない
私はsyamuのことを数年前、シバター(良作フリゲ「reversal」の作者がOP、EDを手掛けている大物youtuber)とのコラボで知ったのだが、あの頃とは全く違うキャラクターになってしまったとがっかりした
syamuのキャラクター性を意識しすぎた、見え透いた台本は特に寒い
syamuといえば前世で徳を積んだ虫、のびハザで義務教育を終えた男などの多くのあだ名で知られるのだが、そのイメージを作り過ぎているんだよね
ほら、お前らこういうsyamuが好きなんだろ?という意思が透けて見える
アイドルとは偶像なので、アイドルならば、それでいい。だがsyamuはそうではない
現代の見世物小屋とよく言われていたように、見世物である
自然体でのびハザで義務教育を終えた男なので、キャラを作る必要などない
つまらないサムネ、激しい自惚れ、小学生並の日本語力による誤読、賢い人間が頭で考えただけでは出てこない、処女は100点、経験者は80点などの名言の数々…
ナチュラルボーン馬鹿であることこそが、武器なのだ
現在のsyamuは代理人が裏で台本を書いて演技指導しているようだが(Twitterや、動画タイトルまで、テキストはこの人が書いてる気がする)、余りにも無能すぎる
ファンが求めているsyamu像をまるで理解していない
syamuは自分でyoutuberをやっていた男だし、youtubeのシステムも当時からほぼ変わっていない
サムネだって自分で作れる
つまり代理人は、要らない
ほならね、自分が作ってみろって話でしょ?私はそう言いたいですけどねと言ってたのはsyamuさん本人ではないか
なのに今は他人に作らせている。というか、代理人が一方的にハイエナのように張り付いて勝手に作っているのだろう
シバターは彼は自分が金になる事に気づいてしまったとも発言したが、これはあるかもしれない。幾らsyamuとはいえ、何から何まで代理人の言いなりということはないだろう
だとしたら、そろそろ目を覚まして欲しい
ただ、同じくシバター発言にある、「syamuはお金の臭いがしちゃいけない」…
これについては金の臭いがしていいと思う
やるからにはビジネスだし、youtubeでの収益化はもうとっくにスタンダートだろう
そもそもsyamuがyoutubeをやってたのは金の為で、月収は1万円(今思うと小遣い稼ぎとしては悪くない数字)、目標は10万円と言っていた
成功すれば収益金はこの比ではないが、受け取る権利は当然本人にある
このように、復活後のsyamuはかつての本人とはキャラクター性も芸風も余りに乖離しているのだ
本当のsyamu復活が待たれる
2018年12月31日
2018年下半期 おすすめの名作フリーゲームランキングベスト5
半年恒例、2018年、下半期(諸事情により時期が異なる)のおすすめ良作フリーゲーム、まとめです。(この記事は、紹介ゲームの若干のネタバレを含みます)
遊ぶゲームを探すときに、有用。
配信サイトや投票サイトでは、投票数や人気がほぼDL数で決まってしまうため、意義のないただのDLランキングになりがちですが、当ブログでは、メジャー、マイナー、DL数は一切加味しません。
純粋に面白いゲームのみを発表します
まずは突出した良作を、5位までランキング形式で発表。
では簡単に、過去の良作を振り返りましょう。
2017年上半期
第1位、籠の街
第2位、あの夏
第3位、メンヘラフレシア
第4位、アカイイカア
第5位、女子トイレの殺人
2017年下半期
第1位、夏ゆめ彼方
第2位、夕焼け空の下
第3位、クチダケ
第4位、ぼくの帰る町
第5位、安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―
2018年上半期
第1位、ほろびのゆりかご
第2位、reversal
第3位、ダアトの神
第4位、ぼくらはあの時、あの島で
第5位、せいかい探し
どれも今プレイしても面白い、色褪せない良作です。特に2018年上半期はピークでした。
それでは本題。今年、2018年、下半期、おすすめの良作フリーゲームランキング、TOP5の発表です
…えっ?受賞して、何か意味があるのかって?
……
まあ、やらせのレコ大よりは遥かに有意義でしょう
1億円出しても買えないしね
つまり1億円以上の価値があると解釈出来るできねーよ
更に強いて言うなら…
胸が熱くなる
第5位
殺人鬼と、彼に唯一の家族である姉を殺された少女の、奇妙な関係。
同居に発展し、そして…
憎しみと性癖が支配する、ふたりの関係の終着点とは。
グラフィックとストーリー構成は圧巻の一言。
真昼の暗黒
まずは前編が公開されたが、後編はただの後半の追加版ではなく、グラフィックなどに大幅な修正が入った【完全版】。この手間のかけ方は凄い。
【完全版】が短いスパンで配信されたことにも驚きである。作者は筆が相当に速いのでは。
第4位
二転三転する。ストーリーばかりか、世界観すらも。
孫娘と祖母の切ない関係、そして異世界で出会った年上の親友を通じ、友のいなかった少女の成長が描かれる
そこにあるのは、真実か、虚構か
虚ろ町ののばら
シナリオや美麗なスチルなど、総じてクオリティは高い。
後半〜終盤の世界観は、序盤からはとても想像できない。
いい意味で、プレイヤーを振り回す良作。
第3位
ホラーギャグという稀有なジャンルを、ゲームで見事に確立。
「ギャグ作品は笑わせればもうそれだけで成功」だが、だったらこのゲームは大成功だと思う
よながさま
ギャグなのにグラフィックの作り込みも物凄い。
最後の最後まで笑わせてくれる、スキがまるで無い一作
第2位
謎の惑星に不時着した兄妹。
願いを叶える為に、得意の料理の腕を振るうことに。
ゴキゲンな兄と妹の、しらない星の冒険が始まる
これから出会う、摩訶不思議な人々や出来事も知らずに…
しらない星のあるきかた
マップを歩いてイベントを探す、世界を開拓するという、フリゲでは稀有なスタイル。
台詞のユーモアセンスは素晴らしく、グラフィック、音楽ともに格別の完成度。
クリアまでは短いが、サブイベントでまだまだプレイできるというスタイルが、多忙な社会人にもおすすめできる。
そして、栄えある(あるの?)2018年下半期の第1位は…
愛すべき祖父を殺された過去を持つ少女。
だが祖父を殺したのもまた、彼を愛していた義理の孫だと知る。
凶行は何故行われたのか。
異世界の暴走に巻き込まれた少女は、現実世界の人生を捨て、戦いにその身を投じる
キミは愛のために、愛を殺せるか
夜底奇劇・星空物語
特筆すべきはその、自作要素と、時代に逆行した、シビアなストーリー。
今時の同人ゲームRPGが、ほぼ何から何まで自作というのは、滅多にないのでは。
勿論ただ作りましたという投げやりなものではなく、細部にまで拘りを感じる一作。
次点の良作をご紹介
夏のヒロイン(28)
アイドルとは?夢とは?大人になった男女が、アイドルという偶像を通し、語らう夜
ヒロインの末路は、女性としては幸せな方だと思う。現実の売れないアイドルの末路は、悲惨だろう
永3-Eimin-
SF乙女ゲーム。…に見えて、結末はトリッキー。
油断ならない一作
公衆電話
目を覚ませばそこは電話ボックス。閉じ込められてしまった。
あるのは30円だけだ。これで電話しよう。頼りになりそうなのは、あいつと、あいつと…
KOKUTOU エピソード2 - 招かれざる常連客 -
骨董屋オーナーの青年と、彼を慕う女子高生が織り成すコージーミステリ。恋愛要素も増して、前作よりパワーアップ
アフターワーク
素直になれない男と女。設定やお話はベタだが、デザインセンスが光る
Armchair Detective Case.1
街、428のようなザッピングノベルゲーム形式の証言を、逆転裁判のように崩すという意欲作。グラフィックのクオリティも高い
閃燿のモノクローム
目を覚ますと記憶を失っていた主人公。同じ部屋にいた彼女も記憶喪失。
見知らぬふたり。記憶を辿る探索が始まる。ふたつの結末はギャップも凄い。
ロマニー教授とクリームシチュー
レイトン教授をパクったADV。バカゲーとは思えないグラフィックの作り込みは注目
僕を殺す瞳
記憶喪失のヒロインとの、同棲もの。ドット絵の完成度が素晴らしく、フリーゲーム最高峰といっていいデキ。
さようならばと行く方は
都市伝説を追うホラーゲームだが、ストーリーは実に綺麗な結末を見せる。バディのイケメンぶりも見所。
ちょっと気になる自販機
完全無機物である自販機をヒロインにしたオリジナリティが面白い。
そんな不思議な生かしたストーリー展開になっており、最後は感動できる。
Daybreak wizarD2
魔法学園を舞台にしたRPG。ファンタジーながらに、考えさせられるストーリー。
3の完成が待たれる
雨紡ぎの四葩
ヒロインが人形の生首という、斬新な設定。ミステリ、ホラー要素もあり、飽きさせないストーリー展開
つばさヘブン
女子高の若手男性教師が、妻の妊娠中、教え子に手を出す。果たしてそんなクズの末路は…!?
想像を超える結末!
小坂さん。
不思議少女の小坂と知り合った主人公。もうすぐ隕石が落下し、世界が滅ぶと言われる。
あり得ない話と戸惑うも、なぜか主人公にも、空に隕石が見えたのだった。
理由が判明する終盤は、必見
トマルヒトすすむひと
今日は彼女との念願の初デート。だが待ち合わせに現れた彼女はいつもと雰囲気が違い…。
奇想天外な彼女の正体には、本当の愛が試される
全力で俺は彼女が好き!という感情移入でプレイして欲しい
喫茶ラプンツェルのじじょー!
元ひきこもりの主人公は、女性しかいない喫茶店で働く。徐々に自信を取り戻すが、実はそんな喫茶店や店員たちの正体は…
mi・mi、mmm
mシリーズの2と3。
変態魔法使いが女の子にセクハラするエロゲーもどきのようなゲームだったが、後半のストーリー展開には思わず引き付けられる。
そして最後は謎の感動がプレイヤーを包み込む
探しものは、夏ですか。
帰省先で知り合ったヒロインに、探し物を頼まれる。果たして探し物の正体とは。王道タイムファンタジー!!
清涼感のあるイラストで統一された画面は、実に夏らしい爽やかさ。
僕と君とのソリロキー
引きこもりの主人公には、世話を焼いてくれる可愛い幼馴染がいた。そんなふたりの関係に、変化が。
僕と君の関係は、いかに。
live2Dを使ったグラフィックも可愛い。
SECRET GARDEN(シークレット・ガーデン)
日々無気力に過ごしている主人公は、謎めいた女性を見かける。
会話をする関係になっても、名前は知らない。奇妙な関係のふたりの結末は、そして女性の正体とは
風見鶏は何を想うのか
田舎の宿にやってきた主人公には、ただならぬ目的があった。
消極的な主人公だったが、少女との出会いで、何かが変わっていく
青い欠如
小学生の女の子と知り合った、大学生の主人公は、彼女に奇妙な感覚を抱く。
恋人でも友人でもない不思議な関係のふたり。文学的かつ謎の残るストーリーは、フリゲでは類を見ない内容
ハスノウテナ(完全版)
フリゲでは珍しい、横移動型のホラーゲーム
グラフィックのセンスは格別。随分とあっさりした結末だけが惜しい。
ネーミングされたキャラクターが全員女性で、やや百合風味
ぶきあつめ 〜なんでも武器になるRPG〜
下半期のヒット作品。
タイトルがそのままゲーム内容。画期的なアイディアが素晴らしい
ゲームの歴史も長く、既にファミコンから見ても35年ほど経つので、完全に新しいシステムや設定を作る事は無理で、斬新に見えてもやはり先人の何かを参考にしているにすぎないのだが、本作はオブジェクトを武器にするという点に於いては、もっとも自由な発想で作られたといえる。
このリストの中で、オリジナリティは一番高かった。
キミガシネ ―多数決デスゲーム― 2章前編
大人気ゲームの続編。同じく上半期のヒット作品。
前作より遥かに遊び易くなり、ストーリーも核心に近づいた。プレイヤーを揺さぶる展開の連続!
後編も楽しみだ
血怨 第一章、血怨 第二章
ここ数年のホラーゲームで、トップクラスの怖さ。数々の演出は目を見張るものがある
ストーリーまでも怖い
開発当初は全四章と宣伝されていたが、後に全三章に変更され、それもまた開発中止になってしまった。
いつかひっそりと再開して欲しい。
さよなら初恋
平成最後の夏、「わたし」は初恋の相手である幼馴染が上京してしまうことを知る
疎遠になっていたふたりだったが、偶然再会してしまい…
気持ちが揺れる
奈落の華
ホラーゲームと一口にいっても怖さ重視、戦闘重視など色々あるが、ストーリー重視としては歴代でも上位ではないだろうか。
トリックが実に考えられている
消えたあの時の叫び
謎の殺人鬼に拉致された主人公。地下監獄で決死の脱出を試みる。
ストーリー型、アクションパズル系ホラーゲームとして優良な一作
徒花の館・地獄篇
複雑に絡み合う人間関係と、デスゲーム。そして最後は人間をも超えたストーリー展開に…
Linaria 7days
7日間で完結するラブコメ。90年代風のトラッドなギャルゲーだが、ピュアラブコメだという先入観を刷り込まれたので、とあるヒロインのシナリオには驚かされた
シロディウス
パロディウスをパロディしたSTG。バーチャルユーチューバーを題材にしたゲームだが、それだけには終わらないクオリティ
総括
上半期のレビューで、上半期に良作が集まり過ぎたから、下半期は相対的に良作の本数が下がるだろう。そんなふうに書きました
ところがいざフタを開けてみると驚いた事に、下半期もまた、良作が非常に多いんですよ
それも、プレイ本数が減っているにも関わらず(なので、まだ見ぬ良作があるのではと、ワクワクしています)
以前、フリーゲームは昔に比べると下火になった(プレイ数、DL数が減った)が、クオリティは寧ろあの頃より上がっていると書きましたが、やはり間違いない事実だと確信しています
当時はまだ製作にも慣れていないし、分からない事があっても情報が少ない時代だったが、今はクリエイター全体のスキルが非常に向上した時代であるといえます。製作環境も改善したと思います
ビジュアルは格段に進歩し、プロ並の作画をしているゲームも増えました。
このブログでは、特別に評価したポイントのあるゲームに偉そうにも「+」をつけていますが、この数も増えました
製作には苦労や金銭的コストも掛りますが、それに見合う良作が格段に増え、今、クオリティ的にはフリーゲーム黄金期では?とさえ思うほどには、過去の名作に匹敵するゲームがあるんですよね
▼ジャンル傾向としては、ADVが強いようです。そしてほぼ必ず、恋愛要素が入ってます。
やはり主人公がいて、ヒロインがいて、恋愛して、という一連の流れがもっともウケがよく、作り易いからでしょうか。
▼特に、ホラーADVはたった半年の間で、あり得ないくらい良作が多かった
フリゲの歴史を紐解いても、ここまで良作ホラーゲームが連発された半年間は、ないんじゃないでしょうか。
▼長くなりましたが、フリーゲームクリエイターの皆さん、今年もお疲れさまでした
これで、2018年下半期のおすすめの良作フリーゲームランキングと、良作まとめを終わりたいと思います
来年はどんな面白いゲームが出るのか楽しみです。
▼……
そういえば2017年の良作まとめで、おちんちんがふっくらするフリゲヒロイン特集をやるといったきり…
管理人が勃起不全のため未だにやっていませんね(これは冗談です)
2019年にはやれたらなあと
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。
遊ぶゲームを探すときに、有用。
配信サイトや投票サイトでは、投票数や人気がほぼDL数で決まってしまうため、意義のないただのDLランキングになりがちですが、当ブログでは、メジャー、マイナー、DL数は一切加味しません。
純粋に面白いゲームのみを発表します
まずは突出した良作を、5位までランキング形式で発表。
では簡単に、過去の良作を振り返りましょう。
2017年上半期
第1位、籠の街
第2位、あの夏
第3位、メンヘラフレシア
第4位、アカイイカア
第5位、女子トイレの殺人
2017年下半期
第1位、夏ゆめ彼方
第2位、夕焼け空の下
第3位、クチダケ
第4位、ぼくの帰る町
第5位、安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―
2018年上半期
第1位、ほろびのゆりかご
第2位、reversal
第3位、ダアトの神
第4位、ぼくらはあの時、あの島で
第5位、せいかい探し
どれも今プレイしても面白い、色褪せない良作です。特に2018年上半期はピークでした。
それでは本題。今年、2018年、下半期、おすすめの良作フリーゲームランキング、TOP5の発表です
…えっ?受賞して、何か意味があるのかって?
……
まあ、やらせのレコ大よりは遥かに有意義でしょう
1億円出しても買えないしね
つまり1億円以上の価値があると解釈出来る
更に強いて言うなら…
胸が熱くなる
第5位
殺人鬼と、彼に唯一の家族である姉を殺された少女の、奇妙な関係。
同居に発展し、そして…
憎しみと性癖が支配する、ふたりの関係の終着点とは。
グラフィックとストーリー構成は圧巻の一言。
真昼の暗黒
まずは前編が公開されたが、後編はただの後半の追加版ではなく、グラフィックなどに大幅な修正が入った【完全版】。この手間のかけ方は凄い。
【完全版】が短いスパンで配信されたことにも驚きである。作者は筆が相当に速いのでは。
第4位
二転三転する。ストーリーばかりか、世界観すらも。
孫娘と祖母の切ない関係、そして異世界で出会った年上の親友を通じ、友のいなかった少女の成長が描かれる
そこにあるのは、真実か、虚構か
虚ろ町ののばら
シナリオや美麗なスチルなど、総じてクオリティは高い。
後半〜終盤の世界観は、序盤からはとても想像できない。
いい意味で、プレイヤーを振り回す良作。
第3位
ホラーギャグという稀有なジャンルを、ゲームで見事に確立。
「ギャグ作品は笑わせればもうそれだけで成功」だが、だったらこのゲームは大成功だと思う
よながさま
ギャグなのにグラフィックの作り込みも物凄い。
最後の最後まで笑わせてくれる、スキがまるで無い一作
第2位
謎の惑星に不時着した兄妹。
願いを叶える為に、得意の料理の腕を振るうことに。
ゴキゲンな兄と妹の、しらない星の冒険が始まる
これから出会う、摩訶不思議な人々や出来事も知らずに…
しらない星のあるきかた
マップを歩いてイベントを探す、世界を開拓するという、フリゲでは稀有なスタイル。
台詞のユーモアセンスは素晴らしく、グラフィック、音楽ともに格別の完成度。
クリアまでは短いが、サブイベントでまだまだプレイできるというスタイルが、多忙な社会人にもおすすめできる。
そして、栄えある(あるの?)2018年下半期の第1位は…
愛すべき祖父を殺された過去を持つ少女。
だが祖父を殺したのもまた、彼を愛していた義理の孫だと知る。
凶行は何故行われたのか。
異世界の暴走に巻き込まれた少女は、現実世界の人生を捨て、戦いにその身を投じる
キミは愛のために、愛を殺せるか
夜底奇劇・星空物語
特筆すべきはその、自作要素と、時代に逆行した、シビアなストーリー。
今時の同人ゲームRPGが、ほぼ何から何まで自作というのは、滅多にないのでは。
勿論ただ作りましたという投げやりなものではなく、細部にまで拘りを感じる一作。
次点の良作をご紹介
夏のヒロイン(28)
アイドルとは?夢とは?大人になった男女が、アイドルという偶像を通し、語らう夜
ヒロインの末路は、女性としては幸せな方だと思う。現実の売れないアイドルの末路は、悲惨だろう
永3-Eimin-
SF乙女ゲーム。…に見えて、結末はトリッキー。
油断ならない一作
公衆電話
目を覚ませばそこは電話ボックス。閉じ込められてしまった。
あるのは30円だけだ。これで電話しよう。頼りになりそうなのは、あいつと、あいつと…
KOKUTOU エピソード2 - 招かれざる常連客 -
骨董屋オーナーの青年と、彼を慕う女子高生が織り成すコージーミステリ。恋愛要素も増して、前作よりパワーアップ
アフターワーク
素直になれない男と女。設定やお話はベタだが、デザインセンスが光る
Armchair Detective Case.1
街、428のようなザッピングノベルゲーム形式の証言を、逆転裁判のように崩すという意欲作。グラフィックのクオリティも高い
閃燿のモノクローム
目を覚ますと記憶を失っていた主人公。同じ部屋にいた彼女も記憶喪失。
見知らぬふたり。記憶を辿る探索が始まる。ふたつの結末はギャップも凄い。
ロマニー教授とクリームシチュー
レイトン教授をパクったADV。バカゲーとは思えないグラフィックの作り込みは注目
僕を殺す瞳
記憶喪失のヒロインとの、同棲もの。ドット絵の完成度が素晴らしく、フリーゲーム最高峰といっていいデキ。
さようならばと行く方は
都市伝説を追うホラーゲームだが、ストーリーは実に綺麗な結末を見せる。バディのイケメンぶりも見所。
ちょっと気になる自販機
完全無機物である自販機をヒロインにしたオリジナリティが面白い。
そんな不思議な生かしたストーリー展開になっており、最後は感動できる。
Daybreak wizarD2
魔法学園を舞台にしたRPG。ファンタジーながらに、考えさせられるストーリー。
3の完成が待たれる
雨紡ぎの四葩
ヒロインが人形の生首という、斬新な設定。ミステリ、ホラー要素もあり、飽きさせないストーリー展開
つばさヘブン
女子高の若手男性教師が、妻の妊娠中、教え子に手を出す。果たしてそんなクズの末路は…!?
想像を超える結末!
小坂さん。
不思議少女の小坂と知り合った主人公。もうすぐ隕石が落下し、世界が滅ぶと言われる。
あり得ない話と戸惑うも、なぜか主人公にも、空に隕石が見えたのだった。
理由が判明する終盤は、必見
トマルヒトすすむひと
今日は彼女との念願の初デート。だが待ち合わせに現れた彼女はいつもと雰囲気が違い…。
奇想天外な彼女の正体には、本当の愛が試される
全力で俺は彼女が好き!という感情移入でプレイして欲しい
喫茶ラプンツェルのじじょー!
元ひきこもりの主人公は、女性しかいない喫茶店で働く。徐々に自信を取り戻すが、実はそんな喫茶店や店員たちの正体は…
mi・mi、mmm
mシリーズの2と3。
変態魔法使いが女の子にセクハラするエロゲーもどきのようなゲームだったが、後半のストーリー展開には思わず引き付けられる。
そして最後は謎の感動がプレイヤーを包み込む
探しものは、夏ですか。
帰省先で知り合ったヒロインに、探し物を頼まれる。果たして探し物の正体とは。王道タイムファンタジー!!
清涼感のあるイラストで統一された画面は、実に夏らしい爽やかさ。
僕と君とのソリロキー
引きこもりの主人公には、世話を焼いてくれる可愛い幼馴染がいた。そんなふたりの関係に、変化が。
僕と君の関係は、いかに。
live2Dを使ったグラフィックも可愛い。
SECRET GARDEN(シークレット・ガーデン)
日々無気力に過ごしている主人公は、謎めいた女性を見かける。
会話をする関係になっても、名前は知らない。奇妙な関係のふたりの結末は、そして女性の正体とは
風見鶏は何を想うのか
田舎の宿にやってきた主人公には、ただならぬ目的があった。
消極的な主人公だったが、少女との出会いで、何かが変わっていく
青い欠如
小学生の女の子と知り合った、大学生の主人公は、彼女に奇妙な感覚を抱く。
恋人でも友人でもない不思議な関係のふたり。文学的かつ謎の残るストーリーは、フリゲでは類を見ない内容
ハスノウテナ(完全版)
フリゲでは珍しい、横移動型のホラーゲーム
グラフィックのセンスは格別。随分とあっさりした結末だけが惜しい。
ネーミングされたキャラクターが全員女性で、やや百合風味
ぶきあつめ 〜なんでも武器になるRPG〜
下半期のヒット作品。
タイトルがそのままゲーム内容。画期的なアイディアが素晴らしい
ゲームの歴史も長く、既にファミコンから見ても35年ほど経つので、完全に新しいシステムや設定を作る事は無理で、斬新に見えてもやはり先人の何かを参考にしているにすぎないのだが、本作はオブジェクトを武器にするという点に於いては、もっとも自由な発想で作られたといえる。
このリストの中で、オリジナリティは一番高かった。
キミガシネ ―多数決デスゲーム― 2章前編
大人気ゲームの続編。同じく上半期のヒット作品。
前作より遥かに遊び易くなり、ストーリーも核心に近づいた。プレイヤーを揺さぶる展開の連続!
後編も楽しみだ
血怨 第一章、血怨 第二章
ここ数年のホラーゲームで、トップクラスの怖さ。数々の演出は目を見張るものがある
ストーリーまでも怖い
開発当初は全四章と宣伝されていたが、後に全三章に変更され、それもまた開発中止になってしまった。
いつかひっそりと再開して欲しい。
さよなら初恋
平成最後の夏、「わたし」は初恋の相手である幼馴染が上京してしまうことを知る
疎遠になっていたふたりだったが、偶然再会してしまい…
気持ちが揺れる
奈落の華
ホラーゲームと一口にいっても怖さ重視、戦闘重視など色々あるが、ストーリー重視としては歴代でも上位ではないだろうか。
トリックが実に考えられている
消えたあの時の叫び
謎の殺人鬼に拉致された主人公。地下監獄で決死の脱出を試みる。
ストーリー型、アクションパズル系ホラーゲームとして優良な一作
徒花の館・地獄篇
複雑に絡み合う人間関係と、デスゲーム。そして最後は人間をも超えたストーリー展開に…
Linaria 7days
7日間で完結するラブコメ。90年代風のトラッドなギャルゲーだが、ピュアラブコメだという先入観を刷り込まれたので、とあるヒロインのシナリオには驚かされた
シロディウス
パロディウスをパロディしたSTG。バーチャルユーチューバーを題材にしたゲームだが、それだけには終わらないクオリティ
総括
上半期のレビューで、上半期に良作が集まり過ぎたから、下半期は相対的に良作の本数が下がるだろう。そんなふうに書きました
ところがいざフタを開けてみると驚いた事に、下半期もまた、良作が非常に多いんですよ
それも、プレイ本数が減っているにも関わらず(なので、まだ見ぬ良作があるのではと、ワクワクしています)
以前、フリーゲームは昔に比べると下火になった(プレイ数、DL数が減った)が、クオリティは寧ろあの頃より上がっていると書きましたが、やはり間違いない事実だと確信しています
当時はまだ製作にも慣れていないし、分からない事があっても情報が少ない時代だったが、今はクリエイター全体のスキルが非常に向上した時代であるといえます。製作環境も改善したと思います
ビジュアルは格段に進歩し、プロ並の作画をしているゲームも増えました。
このブログでは、特別に評価したポイントのあるゲームに偉そうにも「+」をつけていますが、この数も増えました
製作には苦労や金銭的コストも掛りますが、それに見合う良作が格段に増え、今、クオリティ的にはフリーゲーム黄金期では?とさえ思うほどには、過去の名作に匹敵するゲームがあるんですよね
▼ジャンル傾向としては、ADVが強いようです。そしてほぼ必ず、恋愛要素が入ってます。
やはり主人公がいて、ヒロインがいて、恋愛して、という一連の流れがもっともウケがよく、作り易いからでしょうか。
▼特に、ホラーADVはたった半年の間で、あり得ないくらい良作が多かった
フリゲの歴史を紐解いても、ここまで良作ホラーゲームが連発された半年間は、ないんじゃないでしょうか。
▼長くなりましたが、フリーゲームクリエイターの皆さん、今年もお疲れさまでした
これで、2018年下半期のおすすめの良作フリーゲームランキングと、良作まとめを終わりたいと思います
来年はどんな面白いゲームが出るのか楽しみです。
▼……
そういえば2017年の良作まとめで、おちんちんがふっくらするフリゲヒロイン特集をやるといったきり…
管理人が勃起不全のため未だにやっていませんね(これは冗談です)
2019年にはやれたらなあと
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。
2018年12月30日
人は見た目じゃないっ! レビュー感想 見た目じゃなく、見る目でしょ?
キモオタと美少女の恋
キモオタ童貞の大学生、草加祐樹は、
ある日見ず知らずの美少女に交際を申し込まれる。
彼女は祐樹のことが好きだと言うが......
キモオタと美少女の恋を描く短編ノベル。
名義は違うが、どんでん返しゲーム、「かげろうに咲く花」のライターの一作
もうこの時点で、このゲームも見た目じゃない
あ、こいつまた何か仕掛けてくるなとは思ったのだが、タイトル画面の意味深な仮面を見て、確信しながらプレイ
何の取り柄もないキモオタの主人公が、なぜか美少女に告白されるといった流れ
だがヒロインの名前すら知らず、主人公はなぜ惚れられるかも分からない
一方的に向けられる好意。付き合って早々に、ホテルに誘われる
もちろんそれには理由があって…
ネタバレ
ヒロインが昔、輝いでいた頃の主人公に片思いしていた、デブスというのはベタだが、登場人物が全て(といってもふたりだが)歪み切っている、というのが実に痛快でブラックなお話。そこが良かった
エピローグで主人公はヒロインに復讐するために自分もイケメンになって、全く同じことをやり返す、というところで終わるのだが、ここも皮肉が利いてて面白い
顔も整形しているのだろう
でもなんだろうね。バッドエンドだが、結果としてふたりがやったことは、案外人生にプラスになってると思うね。
人格は歪んでるから、もう「普通の」人生は送れないだろうけど、陰キャキモオタとデブスより、余程いいのでは?と思ってしまった
コミュ力もついてるだろうしね
評価C
65点
面白かったです。
作者のゲームは、主人公が堕落したり、バッドエンドで終わるパターンが多いですね(笑)
キモオタ童貞の大学生、草加祐樹は、
ある日見ず知らずの美少女に交際を申し込まれる。
彼女は祐樹のことが好きだと言うが......
キモオタと美少女の恋を描く短編ノベル。
名義は違うが、どんでん返しゲーム、「かげろうに咲く花」のライターの一作
もうこの時点で、このゲームも見た目じゃない
あ、こいつまた何か仕掛けてくるなとは思ったのだが、タイトル画面の意味深な仮面を見て、確信しながらプレイ
何の取り柄もないキモオタの主人公が、なぜか美少女に告白されるといった流れ
だがヒロインの名前すら知らず、主人公はなぜ惚れられるかも分からない
一方的に向けられる好意。付き合って早々に、ホテルに誘われる
もちろんそれには理由があって…
ネタバレ
ヒロインが昔、輝いでいた頃の主人公に片思いしていた、デブスというのはベタだが、登場人物が全て(といってもふたりだが)歪み切っている、というのが実に痛快でブラックなお話。そこが良かった
エピローグで主人公はヒロインに復讐するために自分もイケメンになって、全く同じことをやり返す、というところで終わるのだが、ここも皮肉が利いてて面白い
顔も整形しているのだろう
でもなんだろうね。バッドエンドだが、結果としてふたりがやったことは、案外人生にプラスになってると思うね。
人格は歪んでるから、もう「普通の」人生は送れないだろうけど、陰キャキモオタとデブスより、余程いいのでは?と思ってしまった
コミュ力もついてるだろうしね
評価C
65点
面白かったです。
作者のゲームは、主人公が堕落したり、バッドエンドで終わるパターンが多いですね(笑)
えびせん家族の福味(フクミ)が美味すぎる件
2018年12月27日
窓から見える レビュー感想 酒が人間をダメにするのではない。人間が元々ダメだということを教えてくれるのだ
白服の少女と黒服の少女。2つの話を収録した作品。
白と黒、選べる2人のコンフューズ
片方は苦しい中でも笑顔で生きようとする少女を描くノベル。
もう片方はスナイパーの少女が戦う、アクションシーンも巧みな見るゲ。
これほど刺激的、かつ、台詞やストーリー展開がエキセントリックなフリゲは久しぶりにプレイした。
ドット絵劇場のクオリティも臨場感があり、まるで映画を見ているかのように引き込まれた。
ストーリーは、悲劇的な演劇のようだ。プレイヤーを飽きさせない、目まぐるしく劇的な展開が訪れる
ドットのキャラクターが所狭しと動き回る、グラフィック
地の文や台詞がなくとも伝わる心理描写がされていて、表現力がとても高い演出
そしてインパクトのある台詞回しと、名台詞の数々…
どこを見ても、まるでプロのお手本のようなデキで素晴らしい。
完成度としては、間違いなく大賞レベルでしょう
私のおすすめ攻略順は白→黒
ネタバレ
白ルート
キャラクターに名前がなく、×××××や×××××と表現されている
この時点で引っかかりを覚える
少女たちがトランプに興じる、馬鹿っぽい会話シーンから始まる。だがどこか影がある。
風呂に入るという台詞に含みがあるのだ。
その時は遊びが中断されてしまうのが嫌だとしか解釈できないが、ここが不法に少女を働かせている、売春宿だと分かる
空の軌跡シリーズのレンのストーリーを膨らませたような内容だが、より悲惨
わずかな希望の中に襲いかかる悲劇、そしてまた悲劇
物語はかつての友情の果てに、最悪の結末を迎えてしまう
だがそんな中にも、死と友情の美しさが描かれてて、とても儚いストーリーだった
接触恐怖症の×××××と手をつなぐシーン
ニコのモノローグから、セレクト画面に戻ると花が咲き誇っている演出は感動してしまった
少女が性奴隷にされていたり、悪漢にレイプされる展開も、CSゲームでは規制されそうな危うさがあった
黒ルート
×××××が殺し屋!?といきなり衝撃
このゲームはパラレルワールドなんだろうか
…と思ったが、白ルート同様ネーミングこそないが、白とは別の時系列で、主人公は×××××の血縁者だと思う
打って変わって、怒涛の展開が次々とプレイヤーを襲う、ハードボイルドSFだった。
キャラ立てが素晴らしく、敵のキャラクター性は、よくこんな愉快なキャラを作れたなと感心してしまった
彼女の台詞回しは最期まで秀逸である
そして主人公を付け狙う復讐者の最期
復讐の連鎖
タイツの死による、虚無。彼の死はなんの伏線もなく突然だが、そういう作風だとすとんと胸に落ちる
すべてが収束するラストは、目が離せない
白とはかなりテイストが違うが、甲乙つけがたい完成度だった
顔グラを目に切り替える演出は、秀逸の一言
これでクリアと思えば、第三のシナリオ?
だがこのキャラクターがメタ的な台詞を残して、ゲームはシャットダウンする…
そしてプレイヤーは現実に戻ってくる
どうやら本作はここで終わりのようだが、続編を狙ってるのだろうか
キャラクターは他のゲームにも登場するらしいが、そちらは未プレイ
評価A+
80点
異彩を放った、表現力の塊でした。おすすめ。
白と黒、選べる2人のコンフューズ
片方は苦しい中でも笑顔で生きようとする少女を描くノベル。
もう片方はスナイパーの少女が戦う、アクションシーンも巧みな見るゲ。
これほど刺激的、かつ、台詞やストーリー展開がエキセントリックなフリゲは久しぶりにプレイした。
ドット絵劇場のクオリティも臨場感があり、まるで映画を見ているかのように引き込まれた。
ストーリーは、悲劇的な演劇のようだ。プレイヤーを飽きさせない、目まぐるしく劇的な展開が訪れる
ドットのキャラクターが所狭しと動き回る、グラフィック
地の文や台詞がなくとも伝わる心理描写がされていて、表現力がとても高い演出
そしてインパクトのある台詞回しと、名台詞の数々…
どこを見ても、まるでプロのお手本のようなデキで素晴らしい。
完成度としては、間違いなく大賞レベルでしょう
私のおすすめ攻略順は白→黒
ネタバレ
白ルート
キャラクターに名前がなく、×××××や×××××と表現されている
この時点で引っかかりを覚える
少女たちがトランプに興じる、馬鹿っぽい会話シーンから始まる。だがどこか影がある。
風呂に入るという台詞に含みがあるのだ。
その時は遊びが中断されてしまうのが嫌だとしか解釈できないが、ここが不法に少女を働かせている、売春宿だと分かる
空の軌跡シリーズのレンのストーリーを膨らませたような内容だが、より悲惨
わずかな希望の中に襲いかかる悲劇、そしてまた悲劇
物語はかつての友情の果てに、最悪の結末を迎えてしまう
だがそんな中にも、死と友情の美しさが描かれてて、とても儚いストーリーだった
接触恐怖症の×××××と手をつなぐシーン
ニコのモノローグから、セレクト画面に戻ると花が咲き誇っている演出は感動してしまった
少女が性奴隷にされていたり、悪漢にレイプされる展開も、CSゲームでは規制されそうな危うさがあった
黒ルート
×××××が殺し屋!?といきなり衝撃
このゲームはパラレルワールドなんだろうか
…と思ったが、白ルート同様ネーミングこそないが、白とは別の時系列で、主人公は×××××の血縁者だと思う
打って変わって、怒涛の展開が次々とプレイヤーを襲う、ハードボイルドSFだった。
キャラ立てが素晴らしく、敵のキャラクター性は、よくこんな愉快なキャラを作れたなと感心してしまった
彼女の台詞回しは最期まで秀逸である
そして主人公を付け狙う復讐者の最期
復讐の連鎖
タイツの死による、虚無。彼の死はなんの伏線もなく突然だが、そういう作風だとすとんと胸に落ちる
すべてが収束するラストは、目が離せない
白とはかなりテイストが違うが、甲乙つけがたい完成度だった
顔グラを目に切り替える演出は、秀逸の一言
これでクリアと思えば、第三のシナリオ?
だがこのキャラクターがメタ的な台詞を残して、ゲームはシャットダウンする…
そしてプレイヤーは現実に戻ってくる
どうやら本作はここで終わりのようだが、続編を狙ってるのだろうか
キャラクターは他のゲームにも登場するらしいが、そちらは未プレイ
評価A+
80点
異彩を放った、表現力の塊でした。おすすめ。
2018年12月25日
あれ?エッチなこと考えていませんか? レビュー感想 リラクゼーション
ギャルゲーにも乙女ゲーにもなるマルチアングルゲーム
6ルートに分岐するが、ほぼ全部同じ流れで、アングルが違う
男性視点にするとギャルゲーっぽいが、男性プレイヤーとしては女性キャラの立ち絵を眺めながらプレイしたほうがそれっぽい気分になれると思う(女性プレイヤーは、その逆)
特筆すべきはパロディやギャグのセンスで、まあ受付の男は明らかに喪黒福造的な人
作者自らボイスコしており、地味に寄せてて面白い
他にもカイジや加藤鷹(この2つ、全然関係ねえ!)など、じわじわくるものがあった
そんな感じでやはりジャンルとしてはバカゲーなので、ギャグに徹しているのだが、クリア後のオマケやサムネイル、タイトル画面の変化まで、芸が細かい。
ダブル電マの福造とかね
そもそも、ファイルアイコンやカーソルで既に笑っていたのだが、このように細部まで拘れるゲームはつい評価したくなってしまう
本作のバカゲー要素を羅列したが、そんな内容に反し、EDが妙にポップな曲で、私は少し聞いただけで気に入ってしまった
「もすこしだけ」という曲で、ラムランプというバンドの、もうずいぶん昔の曲らしい。
フリゲで一般アーティストの楽曲が入ってるのは、珍しいのでは。
---------_(:3」∠)_-------------------------------
おぉっ!これ読む人いるんだ!?
ゲームの説明書に目を通す文化がまだ残っていることを喜ばしく思います!!
とleadmeに書かれているが、私はCSゲームの説明書は最後まで読まないほどだが、フリゲはなぜか、大半は最初に開きますね。
メモ帳一枚にもクリエイターの個性が出てて、面白いんですよ。簡素な人が大半だが、まれにお遊びしてる人がいたりね。
評価C
65点
笑えるゲーム、バカゲーをプレイしたい人にはお勧めです。
ギャルゲーと乙女ゲーを意識しているが、クリア後にボイスココメントが入ってるのが、唯一それっぽいかも
尚、本作は気持ちよくなりたい部分をタイピング出来るのだが、私は迷わず、オチンチンと打ち込みました
6ルートに分岐するが、ほぼ全部同じ流れで、アングルが違う
男性視点にするとギャルゲーっぽいが、男性プレイヤーとしては女性キャラの立ち絵を眺めながらプレイしたほうがそれっぽい気分になれると思う(女性プレイヤーは、その逆)
特筆すべきはパロディやギャグのセンスで、まあ受付の男は明らかに喪黒福造的な人
作者自らボイスコしており、地味に寄せてて面白い
他にもカイジや加藤鷹(この2つ、全然関係ねえ!)など、じわじわくるものがあった
そんな感じでやはりジャンルとしてはバカゲーなので、ギャグに徹しているのだが、クリア後のオマケやサムネイル、タイトル画面の変化まで、芸が細かい。
ダブル電マの福造とかね
そもそも、ファイルアイコンやカーソルで既に笑っていたのだが、このように細部まで拘れるゲームはつい評価したくなってしまう
本作のバカゲー要素を羅列したが、そんな内容に反し、EDが妙にポップな曲で、私は少し聞いただけで気に入ってしまった
「もすこしだけ」という曲で、ラムランプというバンドの、もうずいぶん昔の曲らしい。
フリゲで一般アーティストの楽曲が入ってるのは、珍しいのでは。
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おぉっ!これ読む人いるんだ!?
ゲームの説明書に目を通す文化がまだ残っていることを喜ばしく思います!!
とleadmeに書かれているが、私はCSゲームの説明書は最後まで読まないほどだが、フリゲはなぜか、大半は最初に開きますね。
メモ帳一枚にもクリエイターの個性が出てて、面白いんですよ。簡素な人が大半だが、まれにお遊びしてる人がいたりね。
評価C
65点
笑えるゲーム、バカゲーをプレイしたい人にはお勧めです。
ギャルゲーと乙女ゲーを意識しているが、クリア後にボイスココメントが入ってるのが、唯一それっぽいかも
尚、本作は気持ちよくなりたい部分をタイピング出来るのだが、私は迷わず、オチンチンと打ち込みました