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2019年01月17日

スワローテイル -あの日、青を超えて- 体験版 レビュー感想 感情論は、キミに投げつけて傷ついたフリしてるけど

大学生の主人公、翔は、幼馴染の理恵と付き合っていた


だが翔には忘れられない高校時代の彼女、優奈がいた


しかし彼女は翔ととある犯罪を犯したまま、何も言わず失踪してしまう



何気ない大学生活を送っていた矢先、差出人不明の、3年前に失踪した優奈と同じメールが、翔に届く









まあまだ体験版の段階なんだけど、ネタバレあり



率直にいってストーリーはかなり面白いと感じた


ゲームよりは、テレビドラマや映画にある題材かな



ゲンザイ(大学生編)である2018年と、カコ(高校生編)である2015年を交互に読み進めていく




失踪したヒロインの謎に迫りながら、ふたりのヒロインとの恋愛が描かれる





カコのヒロインは、1年生の女子、優奈







ゲンザイのヒロインは幼馴染の理恵






翔は理恵と仲良くやりながらも、好きだった優奈の事が忘れられないんだけど、まあ理恵の噛ませ犬臭が凄いね






てっきり主人公が、ふたりの恋人のあいだで揺れる話だと思ったんだけど、この翔君……





元カノに未練アリスギィイイイィィィィィ!!!

4.gif







似てる女性を発見しただけで発作が起こるレベル






理恵の立場、全く無いやんけ…






理恵には結構雑な対応をするだけに、ゲンザイとカコの温度差が酷い










「ヒロイン」には格というものがあるだろう

ミステリアスでキャラも面白い、キャラデザも可愛い優奈のヒロイン感に比べると、理恵は本当に特徴がなくて、モブキャラ臭がするから、翔の対応も頷ける話ではあるが…




そんな優奈との出会いから付き合うまで、そして付き合ってからの想い出が回想されるが、ゲンザイでは落第生スレスレの翔が、カコでは学年1位をキープし続けるモテモテの優等生であることが、妙にリアルだ



キャラクター性はまるで違うが、変人で謎の多い優奈が実は幼馴染だったなんて、クラナドの一ノ瀬ことみを思い出すな









そして、かつて優奈が送ってきたのと同じ文面の、ふたりしか知らない筈のメールに導かれ、優奈が失踪してしまった夏祭りに、再び行くことになる






そこで遭遇したのは、かつての恋人と思われる女性…






あの時、翔と一緒に盗んだお面をかぶっている






そしてお面を脱ぎ、翔はその素顔に驚愕するのだった…









どうして、お前がここに…





……


………





1.png








はぇ〜〜〜〜……


体験版はここで終了してしまうが、プロローグとしてはかなり強い引きだった



翔を「先輩」と呼ぶキャラは他にもいるし、優奈以外にも失踪したキャラがいるので、これらは関係あるんだろう


OPの露骨な演出がブラフじゃないのなら、正体や失踪した理由は察しがついてしまうのだが、ミステリだけではなく、SF要素、もあるのかな?






恋愛描写もなかなか良く出来てる。どうやら本作の恋愛テーマは年の差らしいのだが、このテーマが好きならハマるんじゃないだろうか


ただ、3年と1年が付き合うだけで年の差カップル、ロリコンは流石に無理がある


私が高校生の時、クラスの女子は40くらいのオッサンと付き合ってる子が結構いたし、流石に今時、2つ3つの年齢差をギャップとして扱うのは不自然だった




声優は低いトーンで淡々と喋るので、聞き取りやすい



OPと主題歌も非常にクオリティが高くて、何回も見ちゃう。挿入歌も歌詞、曲ともに気に入った




キャラクターもこういうゲームにしては割と自然な人格なので、入り込みやすかった。


だがそれだけに、付き合う前の優奈が奇行に走った生徒という設定なのは、違和感があったが(付き合うと案外普通じゃんってパターンだから、授業中勝手に出て行ったり、黒板に落書きする生徒には見えない)






総評するとかなりの良作の予感。


延期してしまったので発売までかなりあるが、製品版買おうかな












【余談】


ゼルダの伝説 神々のトライフォース2を今更クリア


難易度は歴代で一番簡単で、ストーリーも短い(というかダンジョンが短い)ので、お手軽な良作でしたね


キングダムハーツの後だと、レベル上げや雑魚狩りの必要性が無いので、楽でいいですね(詰まった時の救済策がないが)



ゼルダシリーズは世界観がリンクしているが、初めてのナンバリング続編ということで、神ゲーだった前作を踏襲しているんだけど、まあ懐かしかったね


GBA版もプレイしてるけど、やっぱり懐かしい



でも、神トラのお約束が少なかったことが残念



ゼルダといえば音楽ネタだが、今回はオカリナもない。掘り返すのが大好きだったが、シャベルもない(シャベルのミニゲームもない、これにもがっかり)





商人に蜂を見せたり鍛冶屋にハンマーを使うと特別なリアクションをしたり、そういうのが欲しかった。前作と同じ反応をしてくれると思ったのに、無反応でがっかりしちゃった


ロウラルも、初めて足を踏み入れた時の、異世界に来た!って演出が薄くて、音楽こそ懐かしいものの、あまり感動しなかった


神トラでは聖域と呼ばれるピラミッドのような場所に降り立って、しかもリンクは姿をウサギに変えられて、まともに戦えないんだよね。こういう演出が凄く薄い


ロウラルに人が多すぎて、今一つ荒廃した世界という雰囲気ではなかったのも残念。昔のゼルダ特有の不気味感もない、カジュアルな世界観になってしまっていた


テキストも前作と同じ青文字がよかった






他のシリーズでは、ダンジョンの武器は前の勇者が残していった伝説の武器…そんな設定だった筈だが、それを今回は最初から(1つを除いて)全てレンタル品として揃える事ができる。


伝説の武器なのに他人にレンタルされてたり、酷く雑な扱いだ(笑)


でも、なかなか面白いんじゃないか


レンタル料は安いので最初から全て揃えたが、ブーメランだけ全く使わなかったね(ペガサスの靴や盾もラスボスくらいしか使わなかった)







ラスボス戦からエンディングまでが、アツかった(神トラというより、時オカっぽかったが)。



単純な引っ掛けで倒されるユガガノン、間抜けすぎ。歴代ラスボスで、もっとも間抜けな最期でしょう


リンクの事を醜いと煽ってたが、ユガガノンが一番醜い姿になったことが、なんとも皮肉


リンク、時オカだとイケメン設定で、姫川明版コミックでもマロンにモテてたんだけど、本作では随分と扱いが悪かった(笑)





評価は、B 70点くらいにしときます。面白かった



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