アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

2018年12月22日

超野球列伝 レビュー感想 貴様が言ったんだからな、へし折ってくれって

超野球という、ファンタジーな超人的能力を持った人間のみがプレイできる、架空の野球を題材にしたゲーム


イナズマイレブンの超次元サッカーが元ネタかな?






主人公は過去の出来事により、超野球を中学で辞めてしまった選手


OPでは、そんな彼のトラウマが映し出される
yasashiisekai_No-0020major.jpg







だが、高校に入学し、超野球部の女子が、しつこく勧誘してくる。


俺はもう超野球は辞めたんだ!と強く拒否



それでもあきらめない女子部員は、主人公を部に入れる為、かなり強引な手段を取ることに…








うーん…


今時ありえないくらいの王道だ…







架空とはいえフリーゲームで野球が題材というのも稀有だが、この古き良き熱血ぶりは非常に珍しいのではないか。






強引の手段の果てに、一打席勝負をするふたり。


必死に拒否していた主人公だが、負けたら性奴隷になるという口車にあっさり乗ってしまう
yasashiisekai_No-0013major.jpg








私はここで負けて部に入るのだなと思ったのだが、実際には主人公が天才ぶりを見せつける意外性のある展開になって、非常にワクワクした。



超野球を辞めるエピソードも、まさに王道だった。





ストーリーも面白いのだが、何よりクオリティが高いのは、そのグラフィック。


非常に滑らかにアニメーションするドット絵で、パワプロのような絵もとても可愛い。




フル〇ンで用を足す主人公にボカシがかかってるのは思わず笑ってしまった
yasashiisekai_No-0019major.jpg
(監獄学園のキヨシかよ)






ストーリーは序章ということで20分程度で終わってしまうのだが、新作が楽しみなシリーズだ

ぶっちゃけストーリーよりグラフィック製作のほうが大変じゃないかと。







評価C+
65点


そういえば女子部員が負けたら性奴隷になるといった件、どうなったんでしょうか…




あなたが負けたら性奴隷になると言ったこと、私、忘れていませんよ(威圧)

2018年12月21日

放課後の崇拝者 レビュー感想 ヤンヘラない

前作「ヤンヘラ」の続編にして前日譚なので、「ヤンヘラ」をやってないと内容が理解できません。


「放課後の崇拝者」から「ヤンヘラ」だと作中の仕掛けが分からない為、やはり前作からのプレイを推奨



WordPress専用・転送量無制限の高速サーバー




グラフィックがセピアと白黒で、前作とはかなり雰囲気が違う
yasashiisekai_No-0004.jpg








絵も背景もカラフルだったからね
4.jpg




神さまが出てくるようなファンタジー要素もない









つまらない日常を送っている後輩が、先輩との出会いで、彼女に惹かれていく…



といったヤンデレ百合だが、タイトルほど崇拝してなくね?とは思った



というかヤンデレや百合とも違うかもしれない


割とナチュラルな仲良しの先輩後輩の話に(本作だけだと)見える




ネタバレ













先輩が廃子なのはともかく、後輩の正体がヤンヘラのアルビノだったことが、このセピアと白黒の絵で表現されてたのは非常に上手い演出だったね。グラフィックの雰囲気がガラリと変わったのは、単に回想シーンだからとか、作風の違いだけじゃ、なかったんだね



クライマックスで画面に色がつくシーンと、見つめあうふたりのヘアスタイルが変わるシーンは、とてもインパクトがある



まあそんな後輩は前作だと余り出番がないわけだが、続編で活躍するんだろうか。


性別は男だと推察するね。




WordPress専用・転送量無制限の高速サーバー



評価C
60点


オマケ部屋のテンションは笑えたし、面白かったです


新作のヒロインもツインテだが、廃子と何か関係があるんだろうか?


ヒロインも可愛いし、かなり面白そうな予感

2018年12月17日

HELLO WORLD レビュー感想 エラー

おばあちゃんとワンコ、アンドロイド、そして死に向かう世界のお話




HELLO WORLD…



略称はハロワなんですかねぇ…










主人公は人間から人格を継承した、アンドロイド


人の感情が分からない無機質な男で、ベースになった人間は陰キャ



一方ヒロインはベースになった人間が陽キャの女性で、明るいアンドロイド
yasashiisekai_No-0000_compressed.jpg







感情が剪定されているアンドロイドだが、そんなヒロインは、主人公との会話が終わる事を悲しんでいるのが切ないね




こんなん絶対好きやん





でも主人公はそれをエラーだなんて判断しちゃう。せつねえ。






設定もストーリーも王道だが、絵や音楽の綺麗さも相俟って、序盤からかなり先が気になる。






そんな主人公は、彼女とその感情を理解しようと診療所に通うのだが…





そこで待っていたのは、奇妙なマスクをかぶった女性
yasashiisekai_No-0002_compressed.jpg





そして彼女の投げかけてくる言葉は、更に奇妙なものだった…









ネタバレ














この世界が既に滅んでいて、だが実は人間だけが滅んでいて、サラが唯一残された人間…



エラーは感情があることではなく、感情がない事。サラはそれを治す。



これもまた王道だが、この先の長いストーリーを話そう、だなんてアオリから、まさか…まさかね…



まさかここでゲームが終わってしまうとは





どうやら作者都合により現在はここまでということらしいが、終わり方のアオリが上手くて、この世界に何があったのか、サラとジロの関係とは…


色々気になってしまうね



おばあちゃんとワンコ、アンドロイド、そして死に向かう世界のお話といいながらも、まさかそこまでいかないとは







評価C
60点


15分くらいの序章だけの内容なので今は何とも言えませんが、かなりの潜在的な面白さを感じます。


完全版が楽しみ。







2018年12月16日

にいがた歴史観光科学とかのミステリーアドベンチャー【シナリオ重点Ver】 レビュー感想 wow魚魚

yasashiisekai_No-0006famitsuu.jpg



往年の名作アドベンチャー『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』をオマージュして作られたADV








まず絵が荒井清和そっくりで驚いた。


ファミ通クロスレビューの絵の人が一番通じるだろう





そしてキャラデザが「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」に激似で2度驚く


ハチはケンだし、続編のヒロインらしきキャラクターも、まんま珠海だ。再現度以前に、ここまで似せていいんだろうか。





さて肝心の内容だが、タイトルの通り、殺人事件の謎を解く!な推理ADVというより、歴史、観光のトラベルミステリといった感じ。


古典的で、昔の作家が書いていたジャンル


オホーツク感は、見た目ほどにはなかった




主人公であるボスは若手刑事のハチを引き連れて事件を捜査するのだが、結末や妙にファンタジーな歴史ミステリといい、推理に期待していると裏切られるかもしれない。



そしてプレイヤーキャラはボスなのだが…


実質、主人公はハチだよあなこれ…






ボスは活躍できないので、そこも盛り上がりに欠けた。


ストーリーはもう少し整理するか、練り込めたと思う。観光要素も、背景が加工されているので、どうにも映えない。



刑事もののラストとはとても思えないエンディングも、人によっては冷めるかも。




選択肢で分岐するシーンも作りかけなので、続編や完全版に期待したい




尚クリア後などには続編の予告が入るのだが、どう見ても前科2犯のハゲがいる









評価D
50点


どうにも説明文が多すぎて、ミステリーアドベンチャーとしての面白さに欠けました。


絵は綺麗だしトラベル要素があるので、このジャンルに興味がある人は、やってみては。













【閑話】

今年も残すところ、後僅かですね…

完成できなかったフリゲ、同人ゲーが結構あり、血怨三章や甘垂宇津の新作に至っては、ボツになってしまい、残念。


作者が2018年の完成を目指すといっていた学園フラット2完全版は、なお、まにあわんもよう、ダメみたいですね状態…


こうなったらもう完成度重視で、じっくりやって欲しいですね。

2018年12月15日

となりの者ですが レビュー感想 となりの春名くん

yasashiisekai_No-0001.jpg



家に帰ってきたらお母さんからいつもの置き手紙が…
でも今日の内容はいつも通りじゃなかった!
「おとなりさんに私の作った料理、持っていってね!」と頼まれて焦る主人公。
焦る理由はただひとつ、だってお母さんの料理は……








メシマズ母を持つ主人公が、隣人のイケメンに作った料理を差し入れする、乙女ゲー風、お料理ADV。面白い題材で好印象



カテゴライズすると乙女ゲーだが、選択肢では好感度が変化する台詞ではなく、作る料理を選ぶ



料理の完成度によって味が変わりエンディングが分岐するが、どう作れば良し悪しが変わるのかは、ちょっと説得力に欠けるかな


特に食材なんて完全に人の好みだし、食べ合わせもそう変わらないような内容だし



折角面白い材料なので、ここはもう少し拘って料理して欲しかった







乙女ゲーとして見ると、ベストエンドはニヤニヤしちゃうね。春名、設定だとヘタレということらしいが、そうは見えない


バッドエンドでも一応の結末になり、スチルまである。そして全てのエンディングに後日談があるのは、拘った作り



実は最初の2回プレイでは春名が登場しない、料理要素0、乙女ゲー要素0のエンディングだったので、このゲームはお隣さんが登場しないのか?だなんて思ってしまった(笑)








評価C
60点


少女と青年の微笑ましい話って感じで、絵も好きです。


ゲームに出てこないエピソードが多いので、もう1本作れそうですねぇ。




モモバガーンバガーン レビュー感想 柴狩り

桃太郎をモチーフにしたRPG

クリアまで90分〜


難易度もそこそこ高く、セーブもセーブポイントでしか行えないので(回復も青いセーブポイントのみ)、なかなか緊張感があった

勿論死んだらゲームオーバー

アナタにぴったりのおトクが見つかる。【au スマートパス】





同時に戦うボス3体が全員回復を持っていたり、RPGのセオリーから外れたトリッキーな戦闘がある




ギャグテイスト、メタ要素がかなり強めで、下品な要素も多い。






ゴミ箱から使用済み生理用品の臭いを嗅ぎつけて欲情する変態が仲間にいたりね




だが鬼と人間のハーフであるヒロインのシロが、明らかに鬼にレイプされた女が生んだ子で、残飯と腐った水だけを与えられて虐待されていたり、後ろ暗いシーンが随所にちらつく





ストーリーは桃太郎をパロディしたものだが、おじいさんがボスとして登場したり、おばあさんが仲間になったりと独自色が強い



本物の(?)桃太郎が出てきたときは、お前いたのかよって笑ってしまった(笑)


オープニングから、この世界の桃太郎=主人公だとすり込まれていたからね






だが中盤以降はギャグや下品さは鳴りを潜め、シリアスなストーリーになっていく



敵サイドがかなりのゲスなので、斃さなきゃ(使命感)という気持ちもかなり強くなった





ラスボスはそんな討ち滅ぼすべき下衆、鬼王なのだが…





実は悲しき黒幕であり、真のラスボスは…



終盤、ネタバレ


















鬼王を倒してエンディング



かと思いきや、まさかシロがラスボスだとはね。
yasashiisekai_No-0017shinonigashima.jpg






ラスボスが暴走したヒロインとか、天外魔境 第四の黙示録みたいやな



正義の味方にはなれないけど、あなたの味方にはなれるってのは、いいセリフだね



EDで、シロは母親と再会出来たんだろうか。こんな近所に住んでたら普通に会いそうなもんだが



というか、鬼王はシロが鬼たちにレイプされて子を産むとガバガバになるみたいに言っていたが、そもそもシロの母親は鬼王のチ〇コが挿入ったんだろうか




挿入らないだろ、物理的にって思うんですがねえ




鬼王、あんなでかい図体で偉そうにしてる癖に、超粗チンなんだな


アナタにぴったりのおトクが見つかる。【au スマートパス】



評価C
65点


タイトル画面や序盤のバカゲーっぷりからは想像できない、いいストーリーでした。


適度な緊張感、手描きグラフィックによるオリジナリティ、分かりやすい勧善懲悪…



…終わってみれば90分で綺麗に纏まった、なかなかクオリティが高いRPGなので、短編RPGがやりたい人には、おすすめです。



2018年12月11日

しあわせなのか。 レビュー感想 えらばれしもの

話は聞かせてもらった!!人類は滅亡する!!
MMRkibayasi.jpg





…な、なんだってーーっ!!!

6.jpg



















隕石の落下による人類滅亡を7日後に控えた主人公は、病院の隠された一室にて、不思議な女の子と出会う


一度も病室の外に出た事が無いという少女。果たして彼女の正体は…
yasashiisekai_No-0001_MMR.jpg










可愛いタッチのイラストに、癒し系の音楽(というかこのゲーム、音楽ほぼ1曲しかない)で、滅亡を控えた人類というテーマに反して、マッタリした空気




ゲームの目的は滅亡を阻止することなのだが、攻略難易度は非常に低く、好感度もガンガン上がる。普通にプレイすると仲のいい友達ふたりより、知り合ったばかりのヒロインが一番高くなると思う(笑)


30分もあればコンプできるお手軽さも、よかった。








そんなメンバー4人で最後の想い出を作っていくストーリーも見もので、せつなくて、優しい雰囲気
yasashiisekai_No-0004_MMR.jpg






長所でもあり残念なのはそこで、世界がヤバイ!日に日にヤバくなる!って煽りを1日の最後に入れてくる割には、ストーリー的、またビジュアル的な変化がないので、世界が滅亡するという緊迫感や雰囲気が全くなかった




流石にもうちょっと街が荒廃するとかあってもいいんじゃないかなと


ヒロインの正体も中盤で明かされてしまうので、終盤まで、引っ張って欲しかった







エンディングはエンド3が一番良かったです。タイトル画面の伏線回収もされるしね


独特の哀愁のまま消えていくのが悲しい


















評価C
60点


ヒントあり、スキップあり、短編で快適プレイ…と非常に手堅い良作でした。



しあわせなのか。という、ヒロインのネーミングをかけたダサカッコイイタイトルといい、記憶に残る一作です。





ヒロインの正体は何なのか…

なぜ隠された病室に隔離されていたのか…

果たして主人公たちは滅亡してしまうのか…





それを確かめるのは、あなたの目デタクスゼイアンなんだよねえ!
m9(。+・`ω・´)чoμ*:゚・☆


2018年12月09日

The告白!!(ざっこく!!) レビュー感想 かしこまりー

yasashiisekai_No-0001_compressed.jpg




どんなキャラクターにも告白できる!? ”バカ×ノベル” 爆誕!!


──あ、はじめまして。付き合ってください。

どんなキャラにも告白できる【バカ×ノベル】
"The告白!!略してざっこく!!"
女の子に・・・男の子・・・!?おじいちゃん おばあちゃん・・・!?!?
愛の告白は TPO を越える!!

マルチエンディングで見どころたくさん!運命をふりまわせ!






漫画タッチで非常にかわいいキャラデザが好印象



登場人物が多く、朝起こしに来る幼馴染が女の子だけではなく、男までいるというのは、かなり斬新な設定





まあそのあたりからいっても本作は所謂ギャルゲーとは違って、雑多な雰囲気





惜しいのは誰にでも告白してしまうという主人公の設定が、投げやりなこと。



EDにもヨシノは再登場せず、作者コメントが唐突に入って、いきなり物語に幕を降ろしてしまう




キャッチコピーには

どんなキャラにも告白できる【バカ×ノベル】

おじいちゃん おばあちゃん・・・!?!?



とあるが、実際にはおじいちゃん、おばあちゃんは出てこないし、告白できないキャラがいて、ヨシノにも無理だったと思う



有体にいってしまうと、もっとバカゲーを期待したのだが、案外普通のゲームだった




とはいえ学園を舞台にしたADVとしては完成度が高く、ゲーム開始数十秒で、マッマに告白してゲームオーバーした時は、ズッこけた(笑)



笑ってしまうような微笑ましいシーンも多い。

主人公が愛すべき馬鹿なのも一役買ってる







お気に入りのキャラクターは、リオだね。
yasashiisekai_No-0006_compressed.jpg






キツイ黒ギャルなのに食堂の娘で実はいい子とか…

料理まで上手いとか…


おっぱいまで大きいとか…





最高やん…










ルートによって再登場するコトネも、面白い扱いだった。モブキャラなのにエンディングがあり、素顔は美少女というのが王道
yasashiisekai_No-0004_compressed.jpg





エンディングはどのキャラも友情以上恋愛未満で、あ、ここからふたりの恋がスタートするんやな…って…という和む空気


なんともいえない気分になれる




本作をギャルゲーではないと書いたが、勿論ホモエンドもあり



それも、3人も







評価C-
60点


誰にでも告白という設定をもう少し練り込めばクオリティが上がったんでしょうが、肝心の設定が適当だったのが惜しいですね。


学園ADVとして見れば、なかなかの良作です。









ところで、ざっこく!!の制服もまた、奇妙なデザインですね
yasashiisekai_No-0001_compressed.jpg






ワンピースの上に、ジャケットを羽織っている?

しかもボタンは2つ…





い〜びるあいの制服をガムテープがついてると称した私も、これにはご満悦
SnapCrab_NoName_2017-6-26_17-42-40_No-00.jpg








消えたあの時の叫び レビュー感想 この憎しみは、復讐でしか癒せない

yasashiisekai_No-0000_chihitomusume.jpg




帰り道、殺人鬼に拉致された主人公は、硫酸を飲まされ咽を焼かれ、声を出せなくなる


地下監獄の行く先々で知恵と勇気を振り絞り、殺人鬼から逃れる


か弱い女の子が、強靭な殺人鬼相手に…









まあ先に結論から述べると、作者の最高傑作でしょう





でも、ぶっちゃけホラーゲームとしては然程怖くない



プレイヤーを怖がらせる演出が少なく、そもそも明らかにガチなホラーゲームとしては作っていないので、実質パズルアクションだね。


様々なギミックを駆使し、頭を使い、殺人鬼から逃れることがゲーム性



そしてストーリー、演出、謎解きの爽快感、伏線回収までのカタルシスが、すばらしかった



エンディングでタイトルが出るシーンでは、久々にゲームでため息をついてしまったほどだ






先に述べた通り、主人公は行く先々で謎のメッセージを残していく殺人鬼から逃れることになる。
yasashiisekai_No-0009_chihitomusume.jpg






「妊娠できなくしてやる」や「食え」など、意味不明で不気味なメッセージが多い






逃げアクション&パズルとしての難易度はかなり高いんじゃないだろうか


20回くらいのゲームオーバーは当たり前だと思う



だが、ゲームでこんなにトライアンドエラーしたのは久々だったので、実に楽しめた。


ゲームというのは、本来そういうものだしね


ガソリンステージだけは無駄に右往左往させられたので、もっと簡単でいいと思うが。







ネタバレ






















井戸を上がって(主人公、凄い身体能力(笑))辿り着いたのは、これまでの異常空間と違い、至って綺麗な民家


食卓もあり、生活感すら感じさせる
yasashiisekai_No-0012_chihitomusume.jpg









だが扉から脱出しようとすると、案の定パスワードロックがかかっている




娘を殺した日と不穏なヒントを残しながら…








この時点で多くのプレイヤーがあっ…(察し)となるだろうが…





本作は主人公が、殺人鬼の娘を殺したいじめっこというお話。



つまり殺人鬼の目的は復讐である









かなりエグい描写があり、主人公側が悪で殺人鬼が正義だとすら思った。結局は私刑の話だからね


作者のゲームにはハッピーエンドがないというテキストが出てくるが、このゲームは、殺人鬼にとってはハッピーエンドじゃないだろうか




テイルズオブファンタジアとかもそうだが、悪人だと思ってたキャラが実は…というどんでん返しは、インパクトあるよね






ここに至るまでの伏線回収がすばらしく、バックで車の音がする音楽プレイヤーのトリックは、ヘッドフォンを推奨するこのシリーズならではの謎解きだった
yasashiisekai_No-0014_chihitomusume.jpg








殺人鬼が達筆だったり、台詞がなくても知性を感じさせる描写があったことも、見事な伏線。





落とし穴に叩き落される主人公。泣き叫ぶも、助けは来ない


セーブもロードもできない、タイトルに戻ってやり直すことさえできない




いつから自分が逃げられたと錯覚していた?とかブリーチのキャラみたいに正体を明かし、追い詰め、そして娘がそうされたように、主人公を殺す父親。







家に入りスタッフロール…




この瞬間のカタルシスは、最高潮
yasashiisekai_No-0019_chihitomusume.jpg







クリア後に変化しているタイトル画面での、主人公の死亡も、ぞっとする
yasashiisekai_No-0020_chihitomusume.jpg






まさに、消えたあの時の叫び…










庇護欲を掻き立てるような萌えキャラなので、ド畜生だとは思わないよね。



殺人鬼ことムキムキマッチョパパも実に誠実な男であった。



人を見た目で判断してはいけない(戒め)





オチとしては過去にも例があるが、本当細部までよく出来た一作だ。




演出的には、ジエンドの前に井戸の底で骸骨になった主人公を映すと、尚インパクトがあって良かったと思う

どうやらもうひとつEDがあるようなので、もう少しプレイしたい






評価A+
80点


2018年下半期はホラーゲームが豊作すぎやしないか?と何度か書いてきましたが、また出てしまいましたね…





とんでもない良作が…

1.png


2018年12月08日

シロディウス レビュー感想 はいどーも

グラディウスをパロディしたパロディウスを、更にパロディしたSTG


シロを主人公に、バーチャルyoutuberが70人登場







Vtuberには詳しくないのだが、まず驚いたのが、単純にシューティングとしてのクオリティが高いこと。


パロディウスをパロディしつつも、敵や弾を避けて、撃って、という一連の流れが実に面白い。ミライアカリ戦はアツい


イージーモードもあるので、シューティングが苦手な人でも攻略出来ると思う。弾幕というほどの弾は飛んでこないし、ゲームオーバーするたびに残機数が増える



グラフィック枚数も多く、上下移動したらちゃんと自機がアニメーションする


ボスキャラもぬるぬる動く


この作り込みには、感心してしまった








数多くのVtuberが登場するのだが、絶叫親分キズナアイが唐突に出てきて実況を始めた時は、思わずクスリと来ちゃったよ
yasashiisekai_No-0002paro.jpg







ふぁっきゅー!とか言わず、案外大人しい(笑)







まあなんつってもパロディウスのパロディは古参ファンなら懐かしくなるし、ファンとしては〇〇キターって感じでテンションが上がる



中でも輝夜月はちちびんたリカをパロってて、元ネタを知ってる人は一瞬で思い出すだろう
yasashiisekai_No-0001paro.jpg






これがまた、非常にぬるぬる動くので、観察していたら一機やられてしまったほどだ







評価B+
75点


キャラゲーの域に留まらない、かなりの良作じゃないでしょうか。




ちなみに、私の好きなバーチャルyoutuberは…






マルチー
無題.jpg








…えっ?知らないっ?











最新記事
最新コメント
ル・ソレイユの殺人 レビュー感想 好きだから、恥ずかしくて冷たくしちゃうんでしょ? by 管理人 (11/15)
ル・ソレイユの殺人 レビュー感想 好きだから、恥ずかしくて冷たくしちゃうんでしょ? by 面心立方格子 (11/12)
クリエイターズ・デスゲーム レビュー感想 誰もプレイしてくれないと言っても100DLはされてるんでしょ?それって100人が遊んでくれてるって事で、十分凄い事じゃん。その人たち大事にしなよ by 管理人 (09/06)
クリエイターズ・デスゲーム レビュー感想 誰もプレイしてくれないと言っても100DLはされてるんでしょ?それって100人が遊んでくれてるって事で、十分凄い事じゃん。その人たち大事にしなよ by ミカ (09/06)
君のうさミミを鍋にしてたべたい! レビュー感想 Diary by (  ゚д゚ )………………( ゚д゚#)彡 (08/14)
君のうさミミを鍋にしてたべたい! レビュー感想 Diary by h (08/06)
三十路だけど狂戦士やってます レビュー感想 こんな嫌な思いをするくらいなら、世界なんて救わなければよかった by 狂子 (06/29)
三十路だけど狂戦士やってます レビュー感想 こんな嫌な思いをするくらいなら、世界なんて救わなければよかった by 哲学の道 (06/29)
【定期コラム】当ブログのコンセプトと、レビュアーに必要なのは文章力ではなく……というお話 by 私?当然特待生でテスト免除ですよ (06/04)
【定期コラム】当ブログのコンセプトと、レビュアーに必要なのは文章力ではなく……というお話 by 京 (06/04)
おすすめ名作フリーゲーム
  1. 1. 死月妖花〜四月八日〜 レビュー感想 守りたい、この世界
  2. 2. 夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け
  3. 3. 夏ゆめ彼方 レビュー感想 将棋を通じて少年の人生を描く一大叙情詩。傑作!(ネタバレ)
  4. 4. ほろびのゆりかご レビュー感想 ラストシーンで判明する真相は、最早SFファンタジーのスケールを超えた(ネタバレ)
  5. 5. 鼓草 レビュー感想 極限の花婿たち
  6. 6. 色は黒に包まれて レビュー感想 深い光に包まれて
  7. 7. 怨溺 ―ONDEKI― レビュー感想 世界は救われる、彼女を失えば
  8. 8. 籠の街 レビュー感想 少年の爽やかな成長物語と思いきや、まさかの欝ゲー展開に…
  9. 9. かわいいは壊せる レビュー感想 七つの愛憎
  10. 10. 決戦前のヒトリ 〜主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー〜 レビュー感想 うげっ、なんでそこまで分かるんじゃ!!?ロリコンは皆こうなのか……?
  11. 11. 電波障害ノベルADV AlexiA〜アレクシア〜 レビュー感想 もう、勇者しない。
  12. 12. Human killing レビュー感想 東出大好き