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2019年11月26日

サイコロサイコ -第五の出目- レビュー感想 災子!聞け!不幸な災子を救いたい

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「【サイコパス恋愛ADV】サイコロサイコ -第五の出目-」…




今度のヒロインサイコは、災いの子と書いて、災子







親はどういうセンスをしとるんだ





光宙(ピカチュウ)以下のセンスじゃねーか








そんな、親に酷いDQNネームをつけられた災子…





産まれた瞬間から不幸なのに、とってもいい子なんだよね




このシリーズのヒロインたちは全員サイコパスって設定だけど、サイコパス要素、0





何をやっても裏目に出てしまう、不運で不幸な体質にも関わらず、必死に頑張る





花を愛し、誰もやらない花壇の手入れを毎日している、可憐な少女





父親がリストラされ、貧乏だが、それでも負けじと生活しているのが泣かせるね(対になるヒロインが金持ちのねねねなのが、上手い)










守りたい、この笑顔
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アレッ!?
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なんとゲーム開始10分で、ヒロイン死亡…

(;´Д`)









…と思いきや、どう見ても即死なのになぜか軽症で済む災子。凄いタフネスだ





嘘みたいだろ…?生きてるんだぜこれで…







実は逆にかなりの幸運なんじゃ…?
(;^ω^)














ストーリーは、そんな災子を不幸から救う事が目的。




ほんと、このシリーズでは珍しい純愛だ。何もサイコパスじゃない




次々に襲う不幸から、災子を救うめたろーくん…






やがてふたりは結ばれ、大人になる



だがそのシーンの背景が、駅のホーム…







あっ…(察し)となったが、やはりその通りであった。結末は全てをひっくり返す



めたろーくんを不幸にしてまで助かろうとしたし、シリーズで一番凶悪なヒロインでしょう









災子の深い闇やストーリーの核心にOPで触れていたり、計画通りのストーリーなんでしょうね



今回も実に痛快なサイコパスゲームでした




尚、真相がわかるバッドエンド呪いごっこを見てるかどうかで、トゥルーエンドの印象は、かなり変わるでしょうね。


私はバッドエンドを後から見ましたよ








評価C
65点



クリアパスワード5は、「ソ」…


2019年11月21日

ヤンデレIF レビュー感想 …私の事、ちょっぴり他の人より大切にしてね

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「ヤンデレIF」のレビューは以前「ヤンデレヒロイン」と一緒にやったんですが未完成だったため、完成版の感想を改めて書きます








「ヤンデレモノポリー」「ヤンデレホリック」「ヤンデレマッドネス」「ヤンデレメサイア」……それぞれ4作品のヒロインIFルートと、IF専用ヒロインルートが収録されており…







ヒロインの印象はかなり変わりましたね…







IFなのでヒロインが誰もヤンデレない、平和的ストーリーなんだけど、本編とちゃんとリンクしているし、もしかしたらこんな幸せな結末もあったのかな…なんて思わされた




本編は全て、ハッピーエンドとはいえない悲しい結末だからね





ネタバレあり。記載は攻略順。




尚、こちらで「ヤンデレマッドネス」は既に触れているので、割愛しています
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・「ヤンデレホリック」IFルート




鳴海よりもむしろ、真が虐められる描写がえぐい…
(;^ω^)



それなりに権力がある家庭なのだし、もっとスマートに解決出来たと思ってしまうが、それじゃストーリーにならないか




美容室に行く流れが「ヤンデレマッドネス」と同じなので、お前ら散髪大好きなの?
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まさか全員この流れ?


…なんて思ったが、この2人だけであった











・唯ルート




タイトル画面のヒロインが、やっと登場。まさか社会人編だとはね…


なんとなく女子高生をイメージしていた






主人公が全員「真」という同じキャラクターなんだけど、実は本編4作の時点で、もうIFだったんだね



時系列で、前のヒロインと結ばれなかったら?という前提で進んでたのね



実はモテモテの真が彼女を欲しがってるのが、なんとも滑稽だ






さてそんなヒロインを全員スルーすると登場する、唯。




キャラデザもかなり好みで、可愛いヒロインでした(おっぱいも大きいしな)
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このルートは原作がないので、完全にヤンデレ要素のない普通のギャルゲーだが、後でまさかの事実を知ることに…




うーん、これって実は真を追って来たのかな




だとすると、唯ルートも、少しホラーだ。女は怖いね。






このゲーム、攻略順でかなり印象が変わるよ







タイトル画面ではずっと後ろ姿のままなので、クリアしたら振り返るなんて演出があれば、小粋だったんじゃないかと
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宝籤の話は、流石にご都合主義すぎたね










・「ヤンデレモノポリー」IFルート





いや、これ…




明らかにメインヒロインでしょ






正直一番面白かった。ストーリーも長いし、気合いが違う…


一気に茜が好きになっちゃったよ。


まあ本編とは別人なのですが、こういう背景があるなら、ヤンデレても仕方ないよなあ…と


むしろこんな茜を捨てる前提の真くんが、畜生じゃないかと






家族を失った女性という他のヒロインにも通ずるテーマだが、設定はより重い


真と家族になっていく過程に、思わず感情移入してしまった
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「ヤンデレマッドネス」は、本編が夫婦からのスタートだからね








バッドエンドも印象的だ


ただでさえ甘々な雰囲気だし、主人公とヒロインの関係が破綻するバッドエンドはないと思っていたので、まさかここで唯が出て来るとはね


でもこの程度で、2人の関係は壊れない気がするな。別に浮気した訳でもないのだし




そして、やはり…







茜が案外いい歳なのもびっくりだ。

オタサーの姫みたいな格好なのに……


居酒屋の店員なのに!








真が25.26だとして、2つ上なら30前なんだね…



でもとってもかわいげがあって、守ってあげたくなる、いいヒロインでした。






守りたい、この笑顔

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そうでもねえな

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・「ヤンデレメサイア」IFルート



ともと兄妹になるまでと、なってからのお話。


重要人物の母親が、このルートでは可哀想にも死んでいる…






本編でともがグレてた話を聞いた時は意外性があったが、決して悪ではなかった


むしろ素直ないい子じゃないかな



もっとヒャッハー!みたいなのを想像していた




煙草も注意されて、すぐ止めたしね(私なら赤ちゃんに悪影響だからと止めさせる)。






本当に追い詰められただけの悲しい子なんだよ




真にお弁当を作ってもらうシーンは、ほろりとしちゃったよ
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(凄い箸の持ち方)






食事の話って、凄くリアリティが出るよね










評価B
75点


正直本編より面白かったんですが…



モノポリー、マッドネス、メサイア、唯、ホリックの順番で好きですね



なんでもバッドエンドに登場する女性キャラが主役の「ヤンデレパラレル」なる新作も予定されてるようで…


清涼感たっぷりのこのゲームとは真逆で、真くんがNTRれる胸くそ悪いゲームのようなので、楽しみです

2019年11月17日

死神探偵少女 レビュー感想 死神は、誰だ

目を覚ますと、謎の密室に閉じ込められていた主人公



だが記憶が無い…



そして側には、転がる死体…



殺人容疑をかけられた主人公の孤独な推理戦が、今始まる













「死神の館」で繰り広げられる、デスゲーム




定番のデスゲームに推理ADVをプラスした一作で、特別変わった設定はないが、ストーリーに重さがある、良作でした
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システムも至ってシンプルで死神の館を調査し、証拠を探し、推理戦では証言者の矛盾を指摘し、証拠品や意見を突き付ける、という「逆転裁判」スタイル
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推理ゲームとしての攻略難易度も低いし、ゲームオーバーがない親切設計なので、どんなにゲームが下手でもいつかは消去法でクリアできる



お約束の犯人当ても勿論ある








そしてやはり…




ストーリーが良い…






ADVはストーリーが何よりも命なのだが、もう既にネタギレしているデスゲーム系に、少しだけ新たな風を吹かせた事は評価すべきだよね







単純な勧善懲悪でもなく、プレイヤーに問い掛けをするゲームだ


そして最後、このデスゲームや「罪」について、プレイヤーは選択を迫られる…


最後の選択肢は、犯人当てよりもずっと迷うことだろう









プレイヤーと記憶喪失の主人公は、死神が誰かも推理するが、伏線やタイトル回収が、実に見事だった






推理がヒートアップした時に流れる音楽も、高揚感を高めてくれたね








1つ問題点を挙げると、デスゲームなのに生死をかけた緊迫感はまるでなかった



食料すら与えられてないはずなのに、どのキャラクターもなんとも余裕綽々だ



「ダンガンロンパ2」でも誰かが殺人を犯さない限り館から出れないというチャプターがあったが、あの緊張感からすると余りにも平和的過ぎた










評価B
70点


キャラクターはあやなが好きですね。ピンクの制服やミニスカから伸びる脚もエッチだしな。



続編が楽しみです。















【こぼれ話】


このスマホゲームのDL、10000を超えているのですよね。これは、現在のフリーゲームのテキストアドベンチャー・ノベルゲームでは、まずありえない数字です



しかしながら、ピークアウトこそしているものの、専用のDLサイトがあるように、
フリーゲームのテキストアドベンチャー・ノベルゲームの需要は、まだまだ高いと推測します



根拠は色々ありますが、一例を挙げると…



これは私しか持っていないネタなんですが、このブログのアクセス上位の多くは、テキストアドベンチャー・ノベルゲームなんですよ





逆にアクションは、なかなか閲覧されません。キーボードでアクションをやる事に抵抗があるユーザーが、いまだに多いのではと推測します(でもホラーは人気)











これは完全に想定外でした。上位20位中、15本がテキストアドベンチャー・ノベルゲーム。



この2ジャンルだけで1日2000アクセスを超える日もあり、新しく記事を書くと、待ってましたと言わんばかりに、アクセスが集中します。







読書離れの時代で、現代の若者は「本を読まない」、「読解力が無い」とよく言われますが…


実際にはそれすらも通り越して、最早「本を読めない」、「文章が書けない」というのは、間違いありません。




とあるお笑いコンビが「文字を読めない。漫画の文字ですら読み飛ばす」と言ってるのを聞いた時、
ああ、もうこういう時代なのだな。道理で本が売れない訳だなんて思ったものです






そのような背景もあり、CSのテキストアドベンチャー・ノベルゲーム自体が下火なので人気は無いと思っていたのですが、
恐らくテキストアドベンチャー・ノベルゲームというジャンル自体が好きな人は、CSではなく、フリー、またはスマホや同人に集まっている、という事なのでしょうかねえ…



しかもスマホでのプレイは、ハンデは殆どありません(それにしてはスマホゲームのヒット作は、何故かスマホでプレイしづらいアクション系が多いのですが…)









ネットでは、なろうを始めとする、アマチュア創作サイトも非常に活発です






活字はまだ死んでいません







全体数が少ないにしても、ビジュアルノベル、活字界隈は恐らく客が局地的に集中する傾向にあるのでは?と推測しています(ブックカフェのブームなども、その裏付け)

2019年11月16日

笑わない鬼 レビュー感想 紅茶をこぼしただけなのに

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SF、タイムリープによる歴史改変のゲームといえば「シュタインズゲート」などがありますが、自分の失敗を過去に戻って修正したところで、必ず歪みが出て、また別の障害が発生してしまう、というパターンがあります



そしてそれは、決まってかつての失敗よりも大きな禍となって、降り注ぐ





そんなSFストーリーを、タイムリープの能力を持つ主人公の視点で描いた一作












琴葉はタイムリープの能力を持つ、内気な女子大生


ある日、些細なきっかけで知り合った先輩と仲良くなるが、先輩の努力を台無しにする失敗をしてしまう




その失敗を修正するため、禁忌とされているタイムリープを使う



ところが歴史を修正した筈なのに、より大きな皺寄せが起こってしまった



琴葉は、修正できるまで何度もループするか、失敗した道を進む(修正しない)かの決断を迫られる…










ADVとしては多分バッドエンドはなく、いつかは必ず攻略できるゲームだが、どのようなルートで結末を迎えるかはプレイヤー次第



タイムリープものとしてはかなりシンプルでSF要素についての言及も殆どないが、女性の成長ストーリーとしてはとてもよかった




タイムリープという概念を通じて琴葉があるものを得るエンディングは、なんともハートウォーミングだ



タイトルの「笑わない鬼」の回収も実に綺麗



琴葉はもう、2度とタイムリープを使わない気がするね…















文章とプレイングも、テンポがよかった。


実は旧作の「合わせ鏡にキミはいない」「この先、行き止まり。」は積みゲーなので、初めて作者のゲームをクリアしましたね…










評価C
65点



立ち絵差分も何気に多い。



SFや女性の成長テーマが好きな人は、やってみては。

2019年11月15日

ドールリコレクト(推理デスゲーム)(第壱幕) レビュー感想 殺人劇のフィナーレなのです!m9っ`・ω・´)m9(`・ω・´)っ

主人公は、主を失った生を持つ人形たち(ドール)と出会う。
主無き人形に待つものは死。
…しかしそんな時、とある魔女が主人公と人形たちに提案した。

「ドール同士で殺し合いをしてもらう」
「主人公には犯人を当ててもらう。正解なら犯人は処刑、不正解なら犯人のドールを死ななくする」

主人公は、何故か自身と記憶を共有できる人形と共に、この奇妙なデスゲームに立ち向かう。











「フィギュアディテクト」の精神的続編



前作はフィギュア。そして今作はドール






今作も「ダンガンロンパ」がモチーフのようだが、大きく違うポイントとして、ダブル主人公なんだよね





人間とドール。それぞれの主人公の視点で捜査と推理をし、真犯人やトリックを推理していく
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(二人ならLに並べる。二人ならLを超せる)









ストーリーも面白いが、トリックや演出がなかなかに奇想天外で、推理バトルは、すぐには結論が出ない。


これだと確信しても、二転三転する。


プレイヤーも主人公も、真相にはそう簡単にたどり着けない



犯人と激論を交わし、さらには真犯人を、炙り出していく










この推理戦の攻防は、他のゲームではなかなか味わえないプレイ感覚だ。今回も手に汗握った












もう一つ大きな違いとしては、ボリュームが数倍になった



丁度「逆転裁判」から「逆転裁判2」くらいのボリュームアップだ




これは大きく評価が分かれるであろう部分で、残念ながら前作のような圧倒的スピード感、無駄のないストーリー展開は無くなってしまった




その代わり、会話シーンなどが大幅に増えた



ストーリーはとてもいいところで終わってしまう








現在は壱幕のみの配信で、弐幕からは制作の簡易化のために、ノベルゲームにするかもしれないというコメントがあるが…






いやそれは待って欲しい







「ゼノギアス」かよと










このシリーズはあくまで「推理ゲーム」である。タイトルに( )をつけるくらいには



レゲー時代の「ドラクエ」のような2Dマップを捜査し、証拠を集め、そして犯人を推理するゲームだ。


前作から同じシステムのものを、今になって変えるのは悪手ではないか



そして何より、作者もベストを尽くさないとあとから後悔するのではないか





フリーゲームの良さとして、製品ゲームと違い発売日による拘束がない、ということが挙げられる。発売延期はない。配信時期もフリーである




制作中止。または体験版だけ配信するも完成しなかったフリーゲームなど、腐る程ある


作者がいきなり失踪することなど、日常茶飯事だ






このシリーズのファンとしては、完成度最優先で、作者のメンタルや時間が許すのなら、何年かかろうともじっくり作って欲しい所存だ。



それだけ凄いポテンシャルを持った良作だからだ






あのゲーム面白いの最初だけですぐ駄目になったよね、なんて言われて話題にすらならない微妙なゲームを作るくらいなら、後年語り継がれる良作になるほうが絶対にいいはずだ




少なくとも私は、早く作れと急かしたりはしない。



そんなにケツの穴の小さい男ではない





「未来ラジオと人工鳩」ラジオでも言った通り、私のアナルは処女である






3年でも5年でも待つつもりだ




まあ色々書いたが結局フリゲはフリー。自由制作なので、好きにやってもらいたい。












評価B+
70点






弐幕マダァ-?
マダァ-?
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン




もう急かしてんじゃねえか
(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・

2019年11月11日

圧倒的ハイ&ロー レビュー感想 神をも殺せる…圧倒的な安息の…ゲーム…!

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はたらきたくないっ…!


はたらきたくないっ……!






圧倒的…っ!





圧倒的ニートっ……!









そんな働きたくない主人公が、2億円を賭けてカードゲームで勝負する、ギャンブルゲーム。





ワン・ポーカー風のカードゲームで対戦するが、ルールは至ってシンプルで、ほぼ通念通りのものなので、誰でもすぐに覚えられる



「徒花の館」よりも、更にシンプルだ(敵の台詞にもルールは「超シンプル」とある)




福本の「カイジ」をパロディしているが、ただの一発芸に留まらず、心理戦カードゲームとしての描写が上手い






何より面白いのが、対戦中の福本風の演出や、キャラクターによる煽りだね





お馴染みざわ…ざわ…は勿論の事、実況解説もあって、臨場感が増している








特に心理戦に関する盛り上げが上手で、正直私は本気で戦っていたので、読み合いについて、非常にマッチした台詞で煽ってくれることに感心してしまった




予め用意されたものだと分かっていても、面白いものだ
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評価C+
65点



「カイジ」が好きな人もそうじゃない人も楽しめるでしょう。尚、ストーリーは今流行りのyoutuberをモチーフにしています。



カードゲームに勝利した主人公は、働くことを辞めるのか…?



それはあなたの目で見届けて欲しい




悪魔的…っ!


悪魔的怪作っ……!

2019年11月09日

水底のマヨヒガ レビュー感想 白蛇

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ねこふじかおるさんリスペクト作品です!



…とあるようにCHARONっぽい(?)微ホラーゲーム







主人公は謎の屋敷で目を覚ます


記憶を失っており、自分が何者かも思い出せない










ゲームを進めると断片的な情報を入手出来、主人公とプレイヤーは、主人公が何者なのか、なぜここにいるのか…


そして助けてくれた謎の少年の正体にも迫っていく







グラフィックはかなり綺麗で、大きく描かれたキャラクターが可愛いです


それだけに唐突なホラー演出はびっくりしちゃったね






全体的に手堅いが、ストーリー、設定は非常に既視感を覚えるもので、もう一工夫欲しかった










評価D
50点


時代背景はまるで明治大正だが…、実は…




難易度も低く、最近ではあまりない和風ホラーなので、こういうネタが好きならおすすめです



























【フリゲ小話】






「君の世界は鳥籠の中」…

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今時稀有な、泣ける恋愛ゲーム。とてもいいゲームでした



こういうADVは、お気に入りの場面を再プレイするのですが…



PCに負荷が掛って、処理が重くなったのでしょうね…(ネタバレ注意)














お姉さまを売ろうとしてるみたいになっちゃった
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(ハードボイルド感ある)



パーティ(直球)

とびきりの上物(直球)









2019年11月08日

ネットフレンド 〜彼女に出会った私の末路〜 レビュー感想 シザーマン

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女子大生の渚は、ネットフレンドの若葉と会う事にした。



オフから始まるストーリー












まず最初に言っておきたい




このゲーム、どう見てもキマシタワーなのだが、説明によるとそうではないらしい






※全体的にコミカル調ですが、一部拘束シーンや変態的な要素が含まれます。
※百合展開はありません。








はっきりそう書かれている。百合展開はないと。





だが私はこういうゲームこそ、実際には2人が恋愛関係にならないだけで百合描写が多分に含まれる、結局はただの百合ゲーである事を知っていた





今作もどうせ変態プレイするだけで百合百合なんでしょ?






…なんて思っていたが2つあるエンディングを攻略した感想としては…








これ、百合ゲーじゃないっすね…










伏線が露骨で、途中で明らかに空気が変わるのだが、このどんでん返しの連続はベタながらにとてもブラックユーモアがある






はっきり言って私は、若葉が本性を現すシーンがとても怖かった…





これもう半分ホラーゲームだろ






何がホラーかはネタバレしないが、プレイすれば必ず解るんじゃないかと







でも若葉はともかく、渚ちゃんの本質は友人が言った通りだと思うな。


やっぱり渚ちゃんは○○でしょう














評価C
60点


「ペンフレンド 〜国境を越えた色仕掛けの罠〜」
「ルームメイト 〜うさぎ系ヘタレ男子〜」
「マッドネス・ガールフレンド」


以上3本と世界観を同じくする続編ですが(同じキャラクターやエピソードも出て来る)、知らなくても問題なくプレイできます




作者の描く女の子キャラは可愛いですねえ…

2019年11月07日

みるくでざいあ〜 レビュー感想 曇らせてしまうところだった

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30代男性が女子小学生とセッ○スするゲーム





…の続編で、今回は…



30代男性が女子小学生を孕ませて夫婦になってるゲーム








前作と本作を一言で説明すると、こうなる


ストーリーは今作からでも分かるが、「mi」「mi・mi」「mmm」とプレイしたほうが掴みやすい








三十路の魔法使いざらめは、女子小学生みふねと結婚し、みらいという5歳になる娘がいる


いきなり前シリーズから更にぶっ飛んだ設定で驚いたが、このシリーズのギャグはかなり好みが分かれるが、今回も笑ってしまった。



ここまで軽いノリのゲームって、滅多にないね。それが例え、フリゲであっても…


好き放題に、キャラクターが画面の中で暴れている



実に痛快だ






ノベルというよりは、ネタ見せに近い







「出産後のお楽しみといえば胎盤食だよねっっ



「小学校卒業前に死んだから最終学歴幼稚園の幼卒だからなぁ」






…など、キレがあるというよりは最早、頭がおかしい台詞がいくつも飛び交う


ノベルゲームやギャグ作品が好きな人には、是非チャレンジして欲しい一作だ










ざらめとみふねがなんだかんだで良い夫婦でラブラブなのは、微笑ましいね。


みふねは少女から母親になったので人間的に随分成長しているが、変態三十路のざらめも、成長したね



もう立派に大人の男だよ





女子小学生の妻の母乳を欲しがってるもんな…


昔は腋おにぎりを欲しがってたのに





今回、最後まで脇おにぎりを欲しがらなかったので、あ、もう昔のざらめとちゃうんやな…ってしみじみした











評価B
70点


ギャグ作品は笑わせればもう成功だと思ってるので、何も言う事はないくらい


今回も背景などが自作なので、何気に凝った作りです








しかしこの世界観、普通にショッピングモールとかしまむらとかyoutuberとかあるんですね。


ざらめとみふねしかいない、極めて閉鎖的な空間だと思ってました


続編ではざらめの弟が遂に出るらしいので、楽しみです

2019年11月04日

サイコロサイコ -第二の出目- レビュー感想 あたぼうでい!ガチ恋上等!

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シリーズ2本目、「【サイコパス恋愛ADV】サイコロサイコ -第二の出目-」…




まあ結論から言うと…




面白いですね…


正直CHARON作品で、ベスト3に入るほどに面白い…










世界観は前作と同じく、主人公はめたろーくん

親友2人は、今回も七七と雪丸





ただし設定が異なり、2人は前作のような畜生ではなく、友情に熱い「良い奴」として出演






ヒロインは祭子ではなく、女教師の才子









教育実習生として学校にやってきた才子。その美貌に、男子生徒たちは心を奪われる。それはめたろーも例外ではなかった




完全に、自分には縁のない大人の女性に見えた彼女だったが、自分の事を親しげに、やっと会えたね、めっちゃん…



そう呼ぶのだった…









過去から紐解く、才子の正体



ふたりは幼馴染の筈なのに、めたろーは何故か才子との会話に齟齬を感じる



彼女はいったい誰なのか








…それがメインストーリーだが、私としては…




バックボーンである才子の人物像、過去に迫った時の臨場感



人間の汚さ…




そしてゲーム的に見ると、バッドエンドから真相を知った時の大きな感動などが美点だと感じた




中でもボーカル入り音楽が流れるシーンでは、とても高揚感があった








前作はサイコパスというか完全にただの狂人だったが、今作は本当にサイコパスで、人間の汚さを描いてるのが実に良い



久々にCHARONらしいというか、「ほろびのゆりかご」に衝撃を受けたプレイヤーとしては、想像以上の出来栄えでしたね





そして外せない要素として、本作はあゆめスイセンを意識しているので、ヒロインも成人女性



即ちグロテスクなだけではなく、アダルティ




めたろーくんは主人公では珍しく童貞を捨てます




めたろーくんが大人の階段を上っていくのも、見所の1つじゃないでしょうかねぇ…






ネタバレ感想














先に水子供養ENDを見た。





あ!これ「ほろびのゆりかご」で見た奴やん!

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…なんて、これがトゥルーエンドだと思って感動していたら…







「顔のない死体となって、この街の裏山のどこかに隠されているのだから」






……




( ゚д゚) 




( ゚д゚ )









バッドエンドかよ







ちょっと感動しかけてたよ。「ほろびのゆりかご」を思い出した所為もある


これはやられた










全ての真相が判明するトゥルーエンド。


才子が表層的な聖人のような女性ではなく、名前通りのサイコパスで、タイトルに忠実だね






本物の才子は、かさねよりもずっと狂ってる。



かさねは感情も言いたいこともストレートに出すが、才子は狡猾だからね…
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殴られ、醜く顔をゆがめるシーンは、思い出の中の優しいお姉ちゃんやきれいな子のイメージが完全崩壊し、インパクトが大きかった





めたろーの事も、本当に好きだったかどうか…


めたろーは頭も良いし何気にハイスペックなので、私に見合う最低限の男…みたいにキープされてたのかもな…



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評価B+
70点



久しぶりに考えさせられるCHARONしてましたね




クリアパスワードは、「マ」…


見えてきましたね…




この世界の、全貌が!


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