シリーズ2本目、「【サイコパス恋愛ADV】サイコロサイコ -第二の出目-」…
まあ結論から言うと…
面白いですね…
正直CHARON作品で、ベスト3に入るほどに面白い…
世界観は前作と同じく、主人公はめたろーくん
親友2人は、今回も七七と雪丸
ただし設定が異なり、2人は前作のような畜生ではなく、友情に熱い「良い奴」として出演
ヒロインは祭子ではなく、女教師の才子に
教育実習生として学校にやってきた才子。その美貌に、男子生徒たちは心を奪われる。それはめたろーも例外ではなかった
完全に、自分には縁のない大人の女性に見えた彼女だったが、自分の事を親しげに、やっと会えたね、めっちゃん…
そう呼ぶのだった…
過去から紐解く、才子の正体
ふたりは幼馴染の筈なのに、めたろーは何故か才子との会話に齟齬を感じる
彼女はいったい誰なのか
…それがメインストーリーだが、私としては…
バックボーンである才子の人物像、過去に迫った時の臨場感
人間の汚さ…
そしてゲーム的に見ると、バッドエンドから真相を知った時の大きな感動などが美点だと感じた
中でもボーカル入り音楽が流れるシーンでは、とても高揚感があった
前作はサイコパスというか完全にただの狂人だったが、今作は本当にサイコパスで、人間の汚さを描いてるのが実に良い
久々にCHARONらしいというか、「ほろびのゆりかご」に衝撃を受けたプレイヤーとしては、想像以上の出来栄えでしたね
そして外せない要素として、本作はあゆめスイセンを意識しているので、ヒロインも成人女性
即ちグロテスクなだけではなく、アダルティ
めたろーくんは主人公では珍しく童貞を捨てます
めたろーくんが大人の階段を上っていくのも、見所の1つじゃないでしょうかねぇ…
ネタバレ感想
先に水子供養ENDを見た。
あ!これ「ほろびのゆりかご」で見た奴やん!
…なんて、これがトゥルーエンドだと思って感動していたら…
「顔のない死体となって、この街の裏山のどこかに隠されているのだから」
……
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
バッドエンドかよ
ちょっと感動しかけてたよ。「ほろびのゆりかご」を思い出した所為もある
これはやられた
全ての真相が判明するトゥルーエンド。
才子が表層的な聖人のような女性ではなく、名前通りのサイコパスで、タイトルに忠実だね
本物の才子は、かさねよりもずっと狂ってる。
かさねは感情も言いたいこともストレートに出すが、才子は狡猾だからね…
殴られ、醜く顔をゆがめるシーンは、思い出の中の優しいお姉ちゃんやきれいな子のイメージが完全崩壊し、インパクトが大きかった
めたろーの事も、本当に好きだったかどうか…
めたろーは頭も良いし何気にハイスペックなので、私に見合う最低限の男…みたいにキープされてたのかもな…
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評価B+
70点
久しぶりに考えさせられるCHARONしてましたね
クリアパスワードは、「マ」…
見えてきましたね…
この世界の、全貌が!
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めたろーを殺す必要はなかったんですが、あのルートでは、復讐と子供を優先するくらいの好感度だったんでしょうね。
けれど顔まで潰して埋めるというのが、やはりサイコパス過ぎる…。
今回はオトナな成分多めでしたねー。先生の空っぽな心が満たされてくのを表現したかったのかもですいや、えっちなのが描きたかっただけかな?笑
多分あの2人は、シリーズ全部に親友キャラとして登場し、設定もその都度変わるのでは。「FF」のシドみたいに。
…シドは見た目もがらりと変わりますけど、この2人はもっと微妙な違いで。
バッドエンドで才子が、「これまでの事が全て嘘だったとはいわないけど」といったのが印象的でした。演じているうちに、本当にめたろーの事を好きになりかけていたのでしょうね。
まともな親に育てられなかった才子ですが、バッドエンドの我が子を慈しむ優しい顔を見ていると、案外まともな母親になるかも?
…まともな母親は夫を殺して裏山に埋めませんが(笑)
でも「数年後も先生あのファッションなの?」とか「教育実習ならスーツの方が……」とか、「いやいや絶対二人の関係バレるでしょ!汗」とか気になっちゃったw【トウキョ】の話だからokなのかな?
雪丸が友達思いの熱血漢で株が上がりました。七七さんも根はいい子だけど、毒吐きまくってたからな〜。カロン作品で、男性より女性が感じ悪いの珍しいかも。
成績優秀で、趣味があって、行方不明だったら心配して捜索してくれる母親と友人がいる。そんな自分にないものを持っているめたろーのことも、先生は内心妬ましかったのかもしれませんね。その腹いせもあって、友人たちを排除したのかなー。バッドエンドの先生の子供は、めっちゃ苦労しそう……汗 先生に完璧であることや、理想の人生を期待されそうなので。
ちょい役のあゆめ姐さんがいい味出してました。意外と聞き上手で、寄り添ってくれる人なんですね〜。『メンヘラフレシア』でも描かれてたら、良かったんだけどなあ。