主無き人形に待つものは死。
…しかしそんな時、とある魔女が主人公と人形たちに提案した。
「ドール同士で殺し合いをしてもらう」
「主人公には犯人を当ててもらう。正解なら犯人は処刑、不正解なら犯人のドールを死ななくする」
主人公は、何故か自身と記憶を共有できる人形と共に、この奇妙なデスゲームに立ち向かう。
「フィギュアディテクト」の精神的続編
前作はフィギュア。そして今作はドール
今作も「ダンガンロンパ」がモチーフのようだが、大きく違うポイントとして、ダブル主人公なんだよね
人間とドール。それぞれの主人公の視点で捜査と推理をし、真犯人やトリックを推理していく
(二人ならLに並べる。二人ならLを超せる)
ストーリーも面白いが、トリックや演出がなかなかに奇想天外で、推理バトルは、すぐには結論が出ない。
これだと確信しても、二転三転する。
プレイヤーも主人公も、真相にはそう簡単にたどり着けない
犯人と激論を交わし、さらには真犯人を、炙り出していく
この推理戦の攻防は、他のゲームではなかなか味わえないプレイ感覚だ。今回も手に汗握った
もう一つ大きな違いとしては、ボリュームが数倍になった
丁度「逆転裁判」から「逆転裁判2」くらいのボリュームアップだ
これは大きく評価が分かれるであろう部分で、残念ながら前作のような圧倒的スピード感、無駄のないストーリー展開は無くなってしまった
その代わり、会話シーンなどが大幅に増えた
ストーリーはとてもいいところで終わってしまう
現在は壱幕のみの配信で、弐幕からは制作の簡易化のために、ノベルゲームにするかもしれないというコメントがあるが…
いやそれは待って欲しい
「ゼノギアス」かよと
このシリーズはあくまで「推理ゲーム」である。タイトルに( )をつけるくらいには
レゲー時代の「ドラクエ」のような2Dマップを捜査し、証拠を集め、そして犯人を推理するゲームだ。
前作から同じシステムのものを、今になって変えるのは悪手ではないか
そして何より、作者もベストを尽くさないとあとから後悔するのではないか
フリーゲームの良さとして、製品ゲームと違い発売日による拘束がない、ということが挙げられる。発売延期はない。配信時期もフリーである
制作中止。または体験版だけ配信するも完成しなかったフリーゲームなど、腐る程ある
作者がいきなり失踪することなど、日常茶飯事だ
このシリーズのファンとしては、完成度最優先で、作者のメンタルや時間が許すのなら、何年かかろうともじっくり作って欲しい所存だ。
それだけ凄いポテンシャルを持った良作だからだ
あのゲーム面白いの最初だけですぐ駄目になったよね、なんて言われて話題にすらならない微妙なゲームを作るくらいなら、後年語り継がれる良作になるほうが絶対にいいはずだ
少なくとも私は、早く作れと急かしたりはしない。
そんなにケツの穴の小さい男ではない
「未来ラジオと人工鳩」ラジオでも言った通り、私のアナルは処女である
3年でも5年でも待つつもりだ
まあ色々書いたが結局フリゲはフリー。自由制作なので、好きにやってもらいたい。
評価B+
70点
弐幕マダァ-?
マダァ-?
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
もう急かしてんじゃねえか
(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
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