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2019年10月07日

屋根裏散歩症候群:dream walker レビュー感想 キミの最善が誰かの最悪かもしれない

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「夕闇通り探検隊」「トワイライトシンドローム」をオマージュした
ゲーム制作プロジェクト「PROJECT:After Twilight」の一環で、
今作は本編となる「屋根裏散歩症候群 / BEYOND THE TWILIGHT」の前日譚のようなエピソードとなります。












コンセプトである「名作のオマージュ」として見ると、グラフィックの再現度が非常に高いです


知らない人が見たら、新作が出たと勘違いしそうだ



「ロマサガ」をオマージュした「エヴァサガ」もそうだが、単に見た目を似せるだけではなく、細かいポイントも寄せている



見た目は勿論、サイドビュー。移動も左右のみ














ホラー+推理ゲームだが、現段階ではホラーはほぼない。




推理シーンが1つあり、これがなかなか難しかった。



順番に正解しないと進展しないらしく、答えが分かってるのに進まない事が、難点





リアルタイムで表示される画面上のキーワードを、キーボード入力などで選ぶシステムだが、入力した筈のキーワードが選択できず、ミスを繰り返してしまった(ただしチュートリアルには、それについての攻略法が出る)



テキストスピードも遅いので、やり直しの時間も、余計にかかってしまう












ストーリーはブラック系で、いい話に見せかけて実は…といった落とし方




伏線を張るだけ張って全く回収しないので、まだ本当に序章のままエンディングを迎えるが、ラスト5分は、まるで青春ドラマのようで、なかなか清涼感があった









評価C-
60点



不具合も多く、改善すべき点はかなりありますが、まだ開発中ということで、恐らく随時アップデートするのでは


現在のバージョンでも2話分がプレイできるので、グラフィックや世界観に惹かれた方は、プレイしてみては如何でしょうか。





2019年10月03日

妄想受肉バーチューバー レビュー感想 この、殺人ショーの特等席で

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伝説のvtuberユウキヒカリに憧れている、ユウリとみゆは、「たったふたりのデスゲーム」に挑む事になる





よくあるデスゲームだが、「殺し合いをするのが、たったの2人」というのが珍しい





ジャンル的には頭脳戦というより脱出ゲームで、難易度は非常にイージーなので、詰まる事なく攻略出来る






画面クリックで進めていくが、謎解きのフラグがあるところに隠されていて、面白いなぁと感心した。


脱出ゲームと、ラブコメが見事に融合している











終わってみれば、なかなか挑戦的なゲームだった





…作者は多分、大増殖するvtuberや、その狂信的な取り巻きへの皮肉として作ってるんだよね




主人公であるユウリとヒロインのみゆは、ふぁっきゅーが口癖のユウキヒカリという、なんかめっちゃ見覚えがあるやつに憧れ、その次世代vtuberとなるべく、何者かの陰謀でデスゲームに巻き込まれた





ストーリーは当然、なぜ2人はこんなことをやらされているのか。ユウキヒカリとは何者なのか…という方向に進む








正直なところ、予測していないエンディングだった。



なるほど、こういう話にしたかあ…と








少しだけネタバレすると、ユウリとみゆは、デスゲームをクリアし、生き残れる。


極限状態で生き残ったふたりには、恋愛感情のようなものが芽生え…







…たかのように見える
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だが結末は、メリーバッドエンドともいうべきものだ





まあこれは、なかなかに皮肉たっぷりで、愉快なゲームだ




ゲーム中のある重要なシーンがフラッシュバックするラストは、是非その目で見て欲しい









評価C+
60点


面白かったです。



実体のないvtuber。だが中には当然人間がいて、更にそのバックには、運営会社が存在する…



vtuberとは何なのか?


色々、考えてしまいますね




ちなみに私の好きなvtuberは…










マルチーです
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中におっさんが入ってました






2019年10月01日

KOKUTOU - 御伽倶楽部 - レビュー感想 回らんでいい

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骨董屋を営む青年「黒十」と、彼を慕う女子高生「柚葉」が織りなすコージーミステリー、第三弾






今回は限りなく柚葉メイン、舞台は女子高



学園に隠された御伽倶楽部という、謎の存在を探し出す





実在するかも分からない御伽倶楽部。その正体は何なのか。男子禁制の乙女の園では、黒十の力を借りる事はできない。


果たして柚葉は、自分の力で謎が解けるのか









前作、前々作に比べると、推理要素が増したが、難易度は非常に低いし、最悪総当たりでクリア出来る







ストーリーは進展し、伏線を回収したが、また別の伏線を張ったので、まだまだ続きそう





シリーズをやってきたプレイヤーなら、安心して遊べる良作です。




逆に新規プレイヤーへの説明は少ないので、新しくプレイされる方は、エピソード1「KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -」…


エピソード2「KOKUTOU - 招かれざる常連客 -」の順番でのプレイをお勧めします




ネタバレ感想

















冒頭でいきなり、ふたりの出会いをやるとは。しかも暈さず、完全に思い出した


これについては丸々1作使うと思っていたので、随分簡単に終わってしまった



でも暗躍している柚葉の姉の話があるので、やはりまた掘り下げるのかな?






姉は、このゲームの世界観にしては、怖そうなキャラだね。妹を支配…というか裏から強引な方法で守ろうとしてるなんて…





いびつで利己的な、ゆがんだ愛…


それだけに強く重く…被対象者に絡み付く…


その呪縛…並大抵の努力では解けない…










マップに□のスポットがあるという謎の答えは、非常にベタで、ドヤるまでもなく、解けました。



というかアリスも輝夜も、普通は一発で気づくレベル









スマホがキーアイテムだからか、何だかんだで黒十に頼ってしまいましたねー



柚葉が必死になっても解けない謎を、いとも簡単に解いた黒十のアームチェア・ディテクティブっぷりは格好良かった。こら柚葉も惚れますわ









この事件解決までの流れ…



黒十が女装して学園に潜入する展開を想像してました。




よくあるパターンだし、女装というキーワードもあるからね



でも、電話で解決しちゃったね






そもそも黒十、何歳なんだろう。



柚葉よりずっと年上とあるので30代なんだろうけど、30代男性の女子高生コスプレはきつすぎるので、まあ当然といえば当然か



流石にイケメン無罪とはいかないね












評価C
60点


完結まで、あと2作くらいなんでしょうか。最終的には、柚葉と姉の関係がメインになりそうな気がします。



今やすっかり黒十の嫁(というよりお母さんみたいだったが)が板についてきた柚葉の恋も、成就して欲しいですねえ。













【おまけ】






ヤンデレきょうだい、同じポーズで、まさかの夢のコラボ
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ベッカムのこれを思い出した
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2019年09月23日

織リシ心ノ果テニ レビュー感想 ふざけろ!正義なんて言葉、ちゃらちゃら口にすんな!

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主人公柊は、人の心が、「絡んだ糸」という形で視える


言葉で人の心を操るという、人ならざる能力も併せ持つ




虐めを苦に、自殺しようとしていた小鳥遊芽依を救うが、感謝されるどころか、私を助けた意味、分かってる?と冷たく一瞥される




虐めは益々エスカレートし、事態は柊の考えの及ばないところまで発展…











芽依を救った柊は、良かれと思っての行動だったわけだが、それで相手が救われたかは別だし、そもそも、自殺を止めただけじゃ、根本的な原因解決にならないわけだ




しかも一方的な善意の押し付けのように、その場凌ぎだけ。


芽依からは、あの時助けたなら、何故私を見捨てたのとまで詰め寄られる
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柊はクールな人物なので、別にヒロイズムに酔った上での行動ではないんだが、人を操るなんていう自然に反した能力を使った所為で、その反動、悪影響が出てるわけ。浅はかにもね。
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同じ能力を持つ妹のミヤは、能力で人を壊すことを、躊躇わない。


能力を私利私欲のためには使わない柊とは、対立。


ところが自分なりの正義で能力を使うも、周りを不幸にしてしまう…








これ、意外と見ないパターンじゃないかな



漫画やラノベでよくある都合のいい能力だが、大きな力にはそれだけ代償が伴うなんていう物語で、能力者自体はファンタジーでありながら、人間模様とストーリーは、非常にリアリティがある








特に、結末がね…



なかなか考えさせられるな。


これほど人間模様が、それこそ絡んだ糸のように複雑なフリーゲームは、稀有ではないか







二転三転するストーリー。次々と明るみになる真実。何が正義で、何が悪か


どこで糸が解けないくらいに、絡んでしまったのか



これまで正義だと信じていたものが、ある事実を知ってしまってからは、信じられなくなってしまう




各々の正義で動く登場人物。裏切りと絶望



そして物語は、最悪の形で幕を降ろす…










特に、やはり…



ヒロインの芽依。彼女はなんとも表現するのが、難しいタイプのヒロインだ。




稀代の悪女キャラ?悪人ではないので、少し違う。



依存症?ヤンデレ?メンヘラ?ポピュラーにいえばそうだが、やはり当てはまらない




終わってみれば柊だけではなく、ミヤまでもが芽依という糸に浸食されていた…



文字通り、裏で糸を引いていたわけだ





このような、周りを毒で殺すような、まるで無敵の女性キャラクターには、独特の怖さがあるね。


感情移入すればするほど、若手イケメン教師である恭二との関係性には、ショックを受けるだろう








絵はダークテイストということで、暗い雰囲気だが(同サークルの「夕凪のスノードロップ」は、作風に合わせて繊細なタッチだから)、女性キャラクターは妖しい雰囲気で、とにかく可愛い




特に妹のミヤにはやられたね。こんな可愛いヤンデレ妹ヒロインは久々だ




立ち絵もころころ変わるんだけど、小悪魔的なかわいさ、憎たらしさとは、こういうキャラをいうんだろうな
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でもやっぱり、芽依のほうが好きだな。プレイヤーとしても、絡めとられたよ





それとも単に、巨乳だからかな










評価B+
75点


終盤の回想シーンがオーバーラップしたラストシーン自体は晴れやかなので、鬱ゲーでもない。


犠牲を乗り越えた先に主人公が何かを得る。プレイヤーも妙な感傷を得る、不思議な一作





このゲーム、絵が綺麗でアピールになるし、ダーク系ラノベのような設定もキャッチーなのに、知名度はかなり低いようです。検索ヒットは、たったの8件でした


DLランキング圏外で、レビューも感想も、1件も投稿されていない…



ですが今からプレイしても、遅くない良作です



久しぶりの、隠れた良作サルベージでした

2019年09月19日

カラス青年 レビュー感想 ホーオオオーオーベイベーオーベイビイエェェーアー

毎晩、人間の女の子「しずく」の愚痴を聞いてあげている、カラスの「くろ」


彼女に恋をしたくろは、魔法使いと契約し、人間になり、彼女を幸せにするため、近づく…




このような、主人公またはヒロインが動物で、恩返しや恋愛成就のため人間の姿になるというパターンは王道だが、内容は可愛い絵柄に反して、ギャルゲーどころかばりばりのダークファンタジーで、かなり胸を締め付けられた




特に、「しずくエンド」はきつい。こんなに痛々しいエンディングは久しぶりだ










まずプロローグが、とにかくいいよね。


私はここに相当拘るタイプだが、これを見た瞬間、最後までやろうって思った
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なんとヒロインに、いきなり整形を暴露される。



お前は新庄剛志かよ






見た目で可愛いなと思ってたヒロインの闇を、唐突に知ることとなる。











くろが人間になる目的が、あくまでしずくを幸せにするため、ってのがギャルゲーとは違うところ



何せしずくには、あやくんという彼氏がいる


だが上手くいっていない






ヤンデレメンヘラ化したしずくから、「くーろ♪セックスしよっ♪」的に誘われるんだけど、くろはこんな事じゃ彼女は幸せになれないと、優しく諭す。



ところが…
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この流れは面白いよね。


くろは彼女を幸せにするため、人間になったわけだけど、実はしずくが本当に愛していたのは、カラスのくろだった…







しずくはくろに愛を感じたと言ってるのであって、別にカラスに恋愛感情を抱く異常者ではないので、あくまでノーマルな話だ




何に愛情を感じるかなんて人それぞれだからね。死体だったり物だったりする


何に救われてるかも、分からないわけ。それがたとえ嫌われ者のカラスであっても




このゲームは、そういった種族間(?)の垣根を超えて、なかなか興味深い話になっていく








くろは最終的に人間になるのか?


それともカラスに戻るのか?

くろ、しずく、あやくんの三角関係はどうなるか?




是非、結末を見届けて欲しい一作だ







ひとつ問題点を指摘すると、お師匠様の目的や、そのバックにいるキャラクターは、必要あったかなぁ?と疑問だ。


このゲームはあくまでこの3人のストーリーがメインなのであって、話がおかしな方向に行ってしまった感がある













評価B+
70点


「鴉の断音符」をはじめ、カラスをテーマにしたフリゲは幾つかありますが、人間ではない視点による物語というのがオリジナリティであり、ユーザーに面白そうだからやってみようと思わせるポイントですね



ストーリーも、ヒロインと同じ駄目人間としては、考えさせられるゲームでした。



同じ世界観の続編も予定しているそうで、楽しみです。





ちなみに、便宜上、しずくのことを女の子と書いてますが…




アラサーなので女の子でもギャルでも無ェ!


2019年09月17日

はざまたそがれ 転 レビュー感想 正体現したね

シリーズ3作目。次で完結ということで、一気に、核心に迫りましたね。


いきなりですけど、今作は…






シリーズ最高傑作でした。



やはり事件の真の黒幕が現れると、盛り上がりは最高潮になります




システムは前作と同じで、純粋な続編のため、初っ端からネタバレ感想です




















真の黒幕だった咲に、仲間が殺害される展開。お前が犯人だったかぁ…と脱力






前作で早々に事件の謎を解いたので、この後どうやってストーリーを展開させるのか気になっていたが、なるほど、こう波乱させますかあ…





仲間の裏切りにより、心を揺さぶられ、シリーズで最高の高潮と緊張感…そして悲壮感でしたね





前作より更に増えたギャグは、終盤、プレイヤーを突き落とす為の布石だったのでしょう











新たなる仲間、あいあいはいいキャラだ。



咲とあいあいがヘブン状態になったり、今風のスラングが出てきたり、世界観が突然崩壊(笑)
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(この陽子可愛すぎる。顔芸おばさんと同一人物とは思えん)







これはひどい…
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「ひぐらし」も80年代なのに現代的だし、ゲームだからいいですけどね











主人公たちが空手や柔道をやってるだけの普通の中学生で、敵がこちらを一撃で殺せるくらいの戦力差なので、バトルは今回も緊迫したなあ




でも戦い慣れた所為か、結構強くなったね。
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陽子たちも、1回ごとの戦いでレベルアップしていると実感






だが、それはあくまで強化人間に対してのみで、幽霊には対抗手段がない。


一息ついたあとの襲撃は、陽子同様、油断してました
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(陽子ちゃんはエッチなボディラインだねぇ…っ!)









あいあいの結界にダイブする陽子。それを受け止める仲間達と、変顔



これまでで一番、メンバー全員の連帯感があって、いいシーンだったよ




総倒れするところは、ホラーなのに微笑ましささえある









これで後は、タイムアップを待つのみ。






勝ったな(確信)



…と…


正直思ってしまった。窮地は脱したのだと。




最強の敵、幽霊さえも退ける結界のお陰で、ストーリーは終息に向かうのだと






でも天才キャラのかすみによる、咲への詰問が始まる
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これまでの違和感が、確信にかわる








唯一、記憶を保持したまま帰れると思っていた咲の、義理の父親にレイプされ、最早余命幾ばくも無いというシビアな現実を知ってしまい、大きなショックを受けた







これまで散々、オッパイをイジられてきたけど、レイプ被害者としては、確実に鬱屈した感情を持っただろうね(だから殺したんじゃないかと思うほど)



レイプ被害者が一番されたくないのって、性的な接触や、トークだろうからね




まあそれすらも、演技で封じ込めたのだろう



「手についた糊を剥がすのが趣味」みたいな面白設定に紛れた、元演劇部という一文が、まさかこのような重要な伏線だとはね。


そして、「胸を大きくするためには寝ればいい…」


この台詞は、ギャグに見せかけた、余りに切ない伏線だね












本性を現した咲…
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(「ペルソナ」シリーズにいそう)








巨大化した片腕で、なんの前触れもなく、あいあいを殺害…






島鉄雄かな?












本性を現した藤村咲との最後の戦いが始まる…








どうやって勝つんだろうね。説得するにしても、動きは封じないといけないからね



思うに咲は、肉体強化ができても、強化していない生身の部分は弱いままなんじゃないか。身体能力も、実は低いまま。


だからこそ、結界に拘ってた(結界が完璧な効力を持ってる事が、そもそも謎ではあるが…)


やはり力を使わせて、自滅狙いかな





救われて欲しいが、予告で咲の死亡フラグがびんびんに立ってるのがね…



一番好きなキャラだけに、悲しいなぁ…



世界観が「スーパーダンガンロンパ2」に似てるが、咲は現実に戻っても死んでるか、すぐ死ぬ可能性が、高いしね…











評価A+
80点



続編は春だそうで、楽しみ過ぎて夜も眠れません。


最高潮のまま、突っ切って欲しいです。


これだけの良作が、圧縮状態でたったの9MBというのも、驚異的です。「がんばれゴエモン」といい勝負


やはりゲームの面白さは、容量じゃないんですよね…お前、つい最近1.5GBの「電波障害ノベルADV AlexiA〜アレクシア〜」を絶賛してたろ








本日は久しぶりに2本レビューしましたが、こんなにゲームを遊んだのも、久しぶりでした。


いい時間なので、そろそろ寝ます。

リュネットプラネット レビュー感想 ワンルームディスコ

ウディタで作られたシミュレーションゲーム、という一風変わった作品




主な舞台は女の子の住んでいるワンルームで、プレイヤーが出来るのは、女の子をアルバイトという名目で強制労働させたり…
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コスチェンジをしたり、部屋の模様替えをしたり、敵が襲ってくる危険な強制労働で稼いだ金でガチャを回したり…




といった神の視点からの介入



アルバイトはミニゲームとなっており、実際にプレイ出来る












マウスを触らずとも、女の子が部屋で様々な行動を取るので、それをニヤニヤしながら見守り活動するという愉しみ方もある
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ゲーム中に時間が設定されており、背景も、季節や時間帯により変化する


そして、カレンダーと時計(手動で変更可能)に則した行動を取る。


例えば夜中だと、うつらうつら…としたりね








……



いや、面白いねこれ。率直にいってクオリティが高い






ドット絵(きゅるきゅると動く)で描かれた女の子が部屋で一人遊びするのも微笑ましいし、プレイヤーの介入によるコスチェンジでも少し行動が変わったり、アイテムを使うと友達(彼氏?)が部屋に遊びに来たり、案外やることが多い











金が無くなったら命がけの強制労働をさせその金でガチャを回し、アイテムを集める…




新しいコスチュームが出たらニヤニヤ
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部屋を自分好みに模様替え。インテリアを増やす。そのインテリアにも、女の子が反応を示す








この繰り返しが地味に中毒性がある








そして何より、ドット絵とイラストで描かれた女の子が、実に可愛い
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こんな可愛いのに、なぜ風呂が覗けないのか(激怒)












現在の達成率は3割程度かな。ここまでならだれでもすぐにやれます



問題点としては、ちょっと運の要素が強い気がした。ガチャがダブってしまうことがあった。


ミニゲームも、もっとさくさくお金が溜まってもいいかと。


WEBお申込み特典!最大85,000円キャッシュバック!【フレッツ光】




評価C+
65点


恐らくエンディングはなさそう


ストーリーも設定も、何も無いままいきなり放り出されるので、色々想像する事はあれど、覚えるテクニックはありません。


隙間時間にプレイして楽しむ…といったカジュアルゲームです。



一番近いゲーム性は、「初音ミク -Project DIVA -」シリーズのDIVAルームじゃないでしょうか。


あれをイメージすれば、ギャップのないプレイが出来ます。









画面を色々イジって反応があるといった小ネタもあるようですし、アプデで色々追加されたら、まだまだ遊べるゲームになりそうです。

2019年09月15日

606号室 レビュー感想 怪奇現象ホテル

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旅行先のホテルに宿泊した主人公


至って普通のホテルの筈だったが、次々に怪奇現象が起きて…









ホテルの一室で怪奇現象が発生する、シンプルなホラーゲーム。



謎解きパズルの要素はないが、EDに到達するために、何をすればいいかを考えるタイプ








水分を取る事と、トイレに行くことが攻略の分岐点なんだけど、生理現象がゲームのヒントになっているというのは少し面白いよね




主人公が女の子だけに…




作者の性癖が見え隠れするよね









いや、違いました…







これは私の性癖でしたね














エンド1,2,5は普通にプレイすれば見れるが、4は難しいかもしれない。



私はこのエンド4を、メインエンディングと思った。脱出後が描かれてるし、演出も面白い。







このゲームにはグッドエンドは無いんだなぁってことが分かって、ベタだけどぞぞぞーーっとする。






中でも一番怖いのが、クリア後のおまけ。


おまけが一番怖いゲームだと言って間違いないと思う











評価C
60点


いやぁ…怖かったです。おまけでは悲鳴を上げちゃった。




ちなみに、主人公のみちるは女子大生くらいに見えるけど、24歳…









……









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2019年09月14日

キミの瞳に映る夏 レビュー感想 ココロ・ノコリ

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最早9月も半ば、結局、この夏は、夏の青春を感じさせるフリゲがなかったなあ…



…なんてがっかりしてましたが、ぎりぎりのところで、良作が出ました




それが本作、「キミの瞳に映る夏」











別々のライターがシナリオを書いた、オムニバス


(画像左から)firefly、牡丹花火、不幸ソーダ、3本を収録







高校生の主人公(全部別人)と、クラスメイトの女子の物語だが…




ひと夏の恋を感じさせるラブコメで、とても良かった








中でも私のおすすめは、firefly。


外国人留学生のエクレアと、クラスで友達があまりいない主人公の、夏の1日が描かれる




夏の熱気、夏ならではのデートスポットであるプール、そして夏ならではの風景が最後に…というなかなか綺麗なお話となっている




夏の熱気の反面、音楽は物静かで、少しだけ、しんみりする


やや強引ながらも、伏線もニクイところで回収される



ノーマルエンドも、恋愛関係にはならないが、これはこれで良かった










残る2つのストーリー



牡丹花火は、クラスメイトの強引な女子から、突然お祭りに行こうと誘われる。その理由とは?


不幸ソーダは、3本で唯一、主人公がヒロインに好意を持っており、やたら機嫌を伺う。地味な少年の、必死の恋は叶うのか?












総じて言えるのは、奇を衒うような要素のない、ラノベチックな王道青春ストーリーということ


あなたの気に入るヒロインと物語が、きっとあると思う




私はストーリーもさることながら、ヒロインも、エクレアが一番好きだな(実は画像の並びが、好感度順だ)


オッパイも大きいしな








評価C
65点



まだ夏の雰囲気が残っているこの時期にプレイすると、より楽しめるかもしれませんねぇ…


2019年09月09日

お別れのラジオ レビュー感想 長いお別れ

ひき逃げで殺された女子高生「理奈」は幽霊となり、この世に未練を残しながら、今日も自分が生きた街をさまよう。



両親には理奈は見えない


恋人の「竜二」とも、もう触れ合うことができない




途方に暮れていたが、自分の姿が見える霊能者「咲良」と出会い、霊体の言葉を伝えられるラジオの存在を知る



両親と竜二に、伝えたいことがあると切望する理奈




彼女の未練とは何なのか?
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心霊ハートフルストーリー!



【ヲタ婚】





まあベタもいいところの設定とストーリーだが、最大の魅力はどんでん返しかな




私は想定外でしたよ。そういう話だと思ってなかったし





まさか理奈の未練が、このようなものだとは…




彼氏の竜二と最期に恋人っぽい会話がしたいんだろうなあとか、その程度のフワっとした読み








「幽霊になった所為で友達がいなくなった理奈」と、「幽霊が見える所為で気味悪がられ友達がいない咲良」が仲良くなっていく過程とか、他にも見所があり、画面や音楽の使い方も上手で、コンパクトに纏まった、インパクトのある一作でしたね



おすすめです





ネタバレ感想



















竜二とは何者なのか?まずここに違和感があったんだよね


明言されないし、幼馴染か、彼氏の二択だろうって思ってた


違和感はあったが、それが伏線だとは…



「この声は......?」で察するわけだけど(もっと前に伏線入れてもいいかと)、理奈を殺したひき逃げ犯の息子で、父親を庇ってるとは…



畜生の父親とか、これまでの設定を拾って、巧いお話



まあ完全に悪役でなんのフォローもなかったが、パッパも可哀想な人でしたねぇ…










当初の見た目通り、ふたりが余りにも短い間でこそあれ、本当に恋人になるのも、綺麗でよかった





【ヲタ婚】




評価B+
70点


感動系ストーリー+どんでん返しが上手な良作でした








おっぱいの咲良か、顔の理奈か…





30分悩んだけど…






理奈のほうが好みという結論に達しました


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