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2019年04月28日

Butterfly Affection ~蠱惑の幼虫~ レビュー感想 蠱惑と魅惑

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ある時、人のような顔をした何かを拾った主人公は、それを育てる事にした



最初は観察し、食事を与え、スキンシップを取るだけだったが…








「TeachingFeeling」をヒットさせた作者Ray-Kの新作


新作といっても数カ月前に配信済なので、細かい説明は割愛した、ネタバレありの、ほぼ感想文。


少し考察あり。






まあ結論から言うと、面白かったね




ヒロイン「アゲハ」の造形はグロテスクだが、画力が高い所為か違和感なく仕上がってる




主人公は、異形の型であるヒロインを拾ってくるが、それが徐々に人間の少女の姿に変わってゆく、そして恋仲のような、共依存のような、奇妙な関係になっていく……そんな黄金パターン



こういう異形の型との恋愛や、恋愛のような何かという創作は一昔前に流行ったが(本作の原作も、その一昔前の時期だが)、クオリティはあの頃に出た作品より高いと感じた




特に、初期状態のアゲハが頭部以外、全く人間の形をしていないところが良い



同時期に出た「ひとでなく、ひとでなし」とか、モンスター娘は上半身は完全に人間という例のほうが、多いしな
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拾った後、シャワーをしてやるんだけど…




雑ゥウウウウウ!!!
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警戒していたとはいえ、明らかに「女の子」に対するやり方じゃない(笑)






ここからアゲハが徐々に人間の女性のような姿に成虫し、恋愛や疑似恋愛になっていくとは想像もつかなかった




しかも、ただの人面虫から、女性の姿になって、恋愛的、性的行動を起こすまでが、急激なんだよな




初めてスキンシップを返された時は、驚いたね
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(おっぱい当ててるやん)






多くのプレイヤーが、こんなに早くこういう展開になるとは思ってなかったのでは。

20分程度の掌編ゲームにしてもね













ゲームシステムは「TeachingFeeling」を踏襲してるけど、最初は主人公がアゲハの食事を用意したり、なんとかコミュニケートしようとスキンシップを試みるも、途中で立場が逆転


同じコマンドでも意味が真逆になるのがよく出来てた







ストーリーや背景は、謎が多いね。


何も明確にされないまま終わってしまうし、恋愛というより主人公は一方的かつ性的に捕食されているに過ぎないのかも




主人公も恐怖していたように、アゲハに捕食されるエンディングがあると思ったが、実際には性的に食われる





最初から警戒心を持っていたにも関わらず、毒を刺し込まれ逆レイプされるも、結局快楽に溺れてしまうし、そこが純愛だった前作とは違うね



プレイヤーはアゲハに庇護欲を掻き立てられるんだけど、結末は真逆だ








本作は後々有償の、エロありでR18版を出すとのことなんだけど、ストーリーはこれで完結らしい


つまり作中の記号だけで、もう答えは出てるんだろうか(もしくはもともと、雰囲気だけで答えがないゲームか)





思うにアゲハのやったのはミラーリングや、好意のある相手を模倣する行為なんじゃないか


主人公が一方的にアゲハを飼ったように、アゲハも一方的に主人公を犯した



愛してというメッセージを残した





だから主人公がアゲハに性的欲求を感じた反響として欲情し、主人公がそこに至る以前に興味を無くすと、去ってしまうんじゃないかな



…まあこの仮説だとアゲハが主人公をもっと脅威に感じてそうなものだが、そこはクリーチャーの本能なんだろうか




ぶっちゃけタイトルが「Butterfly Affection ~蠱惑の幼虫~」の時点で、深い意味はない気もするな



作者自身も有償版もTeachingFeelingのようにイチャコラするだけの蛇足無限ループを追加する感じになるのでストーリー的にはこれで完成となります。といってるしな


このゲームのメインは、あくまで(それが疑似的や強制であっても)イチャコラ



多分完成版は、アゲハが主人公を愛でるゲームになるんじゃないか
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まあ、ストーリーは強引だもんな。アゲハが脈絡もなく、適当に落ちてる時点でね(笑)


勿論これも、理由づけは特にない






理解度や知能は、最初からかなり高かった気がするな。


こういうゲームだから省いてるのかもしれないが、本当にアゲハがただの虫や動物なら、家じゅうにフンが落ちてたり、もっと動物の躾をするようなシーンがある筈だからね










評価B+
70点


早く完成版がやりたい。


一刻も早くアゲハとイチャコラしたくてたまらないね
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2019年04月27日

Eternal レビュー感想 地球へ… 

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異星での仕事を終え地球に帰る宇宙の道すがら、宇宙船の乗組員ハルと、人工知能テラの、ひとりと一機の会話劇




高卒、大学中退者の就職支援にも強い!学歴ではなく人物重視の企業と面接ができる!就職ならジェイック!




相棒のテラが完全なる人工知能で実体を持たず、美少女型でもイケメン型でもないのが珍しい




一応姿はあるが、ダーツの的みたいな板だし、事実上の登場人物は、小さな宇宙船で、ハルただひとりのみ






何もない宇宙船で、淡々とレポートを纏めるハルだったが、宇宙船の内部や情報との食い違いに違和感を覚える



果たしてここは本当に宇宙船なのか?自分は何者なのか?







選択肢を1度間違えただけで、テラに強制的にシャットダウンさせられ、1日目からループする



薄れゆく意識の中、ハルはテラが何らかの隠し事をしていると確信するが、それを忘れた上でのループとなる






彼の目的はなんなのか




宇宙船で見つけた謎のメッセージや、新型にもかかわらずところどころ古びているのは何故なのか…




それらがシナリオを引っ張るポイント



手塚治虫も描いていた、とてもポピュラーなSFだが、万人向けのSF作品といった内容だった




ネタバレ感想








まあ最初に言いたいことは…




タイトルやゲーム序盤から、結論を急ぎすぎぃぃいいいいいぃいいい!!
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こういうゲームは一応世界の謎がプレイヤーを引っ張るためのキーなので、1度選択肢を間違えただけでオチが読めてしまう構造は悪手だと思う



ループ演出を見せるのは、もう少し先にしとくとかね






ハルがクビワのメッセージを見つけた時に、ベタながらにプレイヤーが戦慄する…ってのが理想だった(ハルが自分の筆跡に気づかないのは変だというつっこみは、敢えてしません)








エンディングタイトルが、ABCそれぞれの頭文字から成るのは、少し上手いと感心してしまった


このゲームは全ての選択肢をBにするとエンディングに行けるのだが、ベストエンドに限って言えばCだろうな


でも私は最初迷いなくBを選んだ



どうしても地球に帰りたくなったんだよな


現代の地球がどうなっているかという、興味もあった



ハルを陥れた悪しき人間たちは滅亡し、ハル自身が地球の形見に…


そして地球に帰りたかった彼女もまた、滅亡…


結局宇宙には何が残ったんだろうか…


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評価C
60点



ハッピーエンドがない、悲壮感溢れるSF…


設定、ストーリー、閉鎖的な空気感…


どれも堅調なクオリティで、優秀なゲームエンジンのお陰か、プレイも快適でしたね。



2019年04月26日

私の兄貴はワンと鳴く レビュー感想 誰が為に犬は鳴く

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底抜けにバカな兄を持つ妹の話





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タイトルからも分かるように、亡くなった兄が犬に憑依し、主人公との本当の別れまでの短い期間を過ごすストーリー



王道も王道で、最近のフリゲだと「写真部の幽霊部員」にもあった題材だが、小気味よいギャグやムービーになっているオープニング、エンディングなど、見るべきところは多かった


結末は勿論胸糞などではなく、兄妹愛が炸裂した優しい話





お約束でも「泣ける話」が好きなら、お勧めできるゲームでしたね




ネタバレ感想







タイトル画面の紙吹雪が、ただの演出ではなく、兄が降らせた紙吹雪だったとは…


主人公のヘアアクセもこれだよね。


エンディングをタイトル画面に持ってくる事も、「タイトル回収」というのかしらん…

大胆不敵な演出だ





自称神様は、この世界を作った神だとか、そんな大スケールではなく、写真にも写るような、動物霊の長か何かだったのかな


ラストなんて自称神様が本物の雪を降らせちゃって、兄の頑張りを全部食ってしまった(笑)





気になったのは、ポチの姿が1歳から変わってない事と、鎌倉幕府が1192年になってることだね。

もう10年以上も前に1185年で、教科書も改訂されてる筈。





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評価C
60点


登場キャラクターは主人公とミコがお気に入り。


元気くんは……ミコにも言われてるように、本当に脇役で、憑依のためだけに出した感じでしたね(笑)


でも仲がいいとまでいわれてるし、兄貴に託されたくらいなので、意外と脈はありそうな気がする。








【閑話】

最近ゲーマーを騒がせているPS5は、とんでもないモンスタースペックらしいですね。


恐らく、開発サイドには、PC、PCゲームに対する対抗意識があるのでしょう


ゲーミングPCに比べて低スペックとは言わせない、ということでしょうね



この理屈でいうなら「3DSやプレイステーションヴィータの後継機を作らないのは、作ったところで、どうせ2,3年でスマホの性能に追い抜かれるから」というのは筋が通らないので、携帯ゲームオタとしては、この2機種の後継機こそ、開発して欲しいものですよ





何ならゲームギアの後継機でもいいですよ、セガさん







【多忙な社会人の肌ケア】RUKENメンズケアコラーゲンパーフェクトセットを使ってみた感想

RUKENメンズケアコラーゲンパーフェクトセットを使ってみました





私は忙しい朝は福山雅治の影響もあって水洗顔派なんですが、その理由のひとつとして、洗顔、スキンケアには意外と時間がかかる、というものがあります


ところがこのメーカー、ブランドは…



×1日何回か顔を洗っている

1日3回以上の洗顔は肌にとっての刺激となり、
皮肉にも皮脂が余分に生産されてしまう





などの謳い文句のように、洗顔やスキンケアに対して過剰さを求めていない部分に好感が持てたので、試してみました


他所のブランドは、自社商品をゴリ押しするところが結構あるからね





それに加えこのブランドは20代以上の「社会人」に向けてリリースされているので、これぞ自分の求めている物だと




マニュアルにも「出社」なんて文字があったりね



しかもジェルはひげそり後にも使えるので、万能







さっそく開封



内容物は、シートマスクにジェル。そしてブランドコンセプトや使用方法が記載されたペーパー
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1日にやることは至極簡単で、たったの2ステップ



朝にジェルを塗り、夜はシートマスクをし、再度ジェルを塗るだけ


この程度なら忙しい社会人でも簡単です





実際に試してみた結果と、水洗顔+化粧水に比べるとどうかという感想については…





まず決定的に違うのが肌の水分量からくるのか、潤いがいいですね



化粧水は一応保湿として使ってますが、大部分の成分が水なので、実際のところそこまでの保湿力はないのですよ


でも、ジェルは少ない量で薄く伸ばしただけでもかなりの保湿力があり、顔がかなり明るく見えます



シートマスクに至っては使用が1〜3日に1度、それも10分だけでOKなので、社会人でも面倒臭さを感じないのもよかった



スキンケアって、結構面倒臭いですから(笑)







逆に欠点は、シートマスクの目、鼻周りが狭すぎる気がします


そのままだと使い辛いので、少し破って使用しています



25枚入りで300ml以上もあるので、水分がタプタプ(笑)


これも人を選ぶと思う。しっとり系ではなく、本当に水分を顔に当てる感じ。








まとめ




この価格帯の商品で2カ月くらい使え、コストパフォーマンスも高いので、かなり高く評価します







2019年04月22日

沈める日 レビュー感想 母なる海

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最初にエロゲーみたいな注意書きが出てくる、少し不思議なフリーゲーム



主人公「優」は友達がいない少女「彩」を助けたことをきっかけに、友達になる




幼馴染の「香澄」との三角関係も勃発するが、幸せな日常がこのまま続くと思われた



だが優はひょんなことから、この世界が崩れ、「海」が迫っていることに感づいてしまう



想い出の場所は徐々になくなり、3人以外誰もいなくなった




やがて世界は海に飲み込まれる…





…という導入部で、一昔前に流行ったセカイ系っぽい雰囲気だ



中盤までの見せ場は果たしてこの世界は何なのか?


世界に迫る「海」とは何か?



名前が突然「???」になった主人公の正体とは?





なのだが…私はこの部分、非常にいい落しどころを見つけたなと思った


セカイ系というのは全く違い、本質は別にあった


絵は拙いし文章は誤字脱字が異常なほど多く、日本語がおかしな部分も多いが、少女の孤独、友達、友情、恋愛、親子愛…そしてハッピーエンドなどのジャンルが好きならおすすめできる良作だ



ネタバレ感想













まー彩の正体が優のストーカーであり、この世界の正体が彩の見ている悲しい夢であり、優が既に死んでいたとはね…


彩視点ではないが、彩にとって都合のいい夢と言うのが、夢オチという古今東西からあるベタなオチにアクセントを加えた、面白い設定だ(このパターンも結構多いかもしれないが)




2周目でも彩はまた夢を見る事になるが、1周目と「同じなのに違う」事が、切ない





そもそも、分岐ルートは彩が死んではい終わり、だと思ってたんだよね

実に痛快なエンディングじゃないかと



1周目攻略後に選択肢が追加された時、ああ、どうせこのゲームもまたご都合主義のハッピーエンドになるんだな、とがっかりした


だがバッドの流れだったので、このゲームは一味違うなと感心していた



でも違うんだよな。本作は結局、間違いなくハッピーエンドだ



でも、ハッピーエンドにこそなるが、彩はかなり手痛い報いを受ける事になった



これ、落しどころとしてはベストだと思うね。




後書きを読むと作者は私に思想が近いタイプに見えるが(安っぽいハッピーエンドよりも記憶に残るバッドエンドを優先してそうなところなど)、本作に関して言えば、完全クリアして、このハッピーエンドだからこそ良いと思ったし、今後登場人物たちが現実を思い知る物語にはならないと思ったよ



作者の意図は別として、実際遊んだプレイヤーとしてはね





「さよなら、リアル」はバッドエンドで終わったほうがよかったと今でも思ってるけど、あれは主人公が可哀そうなだけの人物だったからね



でも彩は幸せになって欲しいと思わせる「主人公」だったな







日本語がおかしいところが多いが、文章はリズムが良いし、表現力はなかなか豊かだった


特にテーマになってる「海」の使い方…


「水面から浮上する」という表現や、海を文字通りの母に喩えてるところは上手い



優たちが運転手を助けないばかりか、見殺しにし、悪意すら持っていたことにかなり違和感があったのだが、これも伏線だったのだろう。2周目では、助かる事を祈ってたしね











評価B-
70点


面白かったです。最終的には、印象に残る良作でした。


本作は元々はエロゲーだったらしいので、注意書きはその名残なんだろうね


どうせならエロゲーでやりたかったですね



彩はどんなセックスするんや?どんなふうに喘ぐんや?



って気になるからね(ゲス顔)











【ブログこぼれ話、雑話】


もうすぐ平成も終わりですが、2019年上半期は残念ながら、良作は数あれど、今のところヒットといえるフリゲは、無い印象ですね…



このブログのPV数も、正直伸びが悪くなってます…


サルベージという目的の為にも、ブロガー的にも、とりあえずの目標を1日10000PVとしているのですが、5000PV前後に落ち着いてしまいました。





ぶっちゃけここが頭打ちっぽい
。・゚・(゚`ω´゚)・゚・。






以前、こんなことを書きました



「古い記事が突然伸びる現象が度々起こるのですが、決まって人気実況者がそのゲームを実況している…」






この現象による伸びが、最近減りました。






恐らく、フリゲを実況する人気実況者の再生数が減っていることと、因果関係があります。





同様に、彼らに実況されたゲームのDLが増える例も、珍しくなりました



PCを持っていなかったり、実況を見るだけで満足する視聴者が多いことからも、実況動画が40万再生されても増えたDLは数十とか、その程度の影響力です




更にピーク時は100万を超えていた再生数が、現在は少なければ10万を切る事もあるほどなので、頷ける話



登録者数が100万人を超えても再生数がたったの数万の、所謂「オワコンyoutuber」も数多く存在するしね…



まぁyoutuberの話をしたいわけではなく、何が問題かというとそれが面白いフリゲがあっても、認知度は減っていると言う事になるからです




ゲーム系を含めたyoutuberの人気や、フリゲの人気が徐々に下火になってしまったのは、否めませんしね…(10万再生=10万人が見ているじゃないにせよ、DLを遥かに超える人数が「見ている」ことは、やはり凄いですけどね)





下火になっても私は、フリゲの質は向上している。昔より面白いタイトルは増えたという主張を、一貫しますよ





2019年04月20日

#こっち向いて_めごちーvの完全攻略を目指す 自分をアイドルと思いこんでいる一般人

この攻略記事はすべてのEDを網羅したpart2なので、「#こっち向いて_めごちーv レビュー感想 ド下手クソ!」から読むことを推奨します。






ネタバレあり
























「#こっち向いて_めごちーv」を引き続きプレイ中



これは驚いた…



エンディング分岐は単純で、めごちー度や好感度が高いルートと低いルートで分岐するので、バッドエンドは千夏に駄目出しされ、縁を切られる。企画は失敗…


オフショットエンドは、アイドルとしてはめごちーの路線ではないが、新たなキャラを確立して成功…



というような内容を想像していたんだけど、まさかこんなバックグラウンドストーリーだとは…



思い返すと伏線らしい台詞も多くて、納得しちゃうね




まさか何気ないこれまでの出来事に、こんな秘密が隠されていたとは…








というわけで攻略、ネタバレ感想





……


ネタバレ要素があるゲームだなんて、思っても見なかった…









まずはバッジリストの通り、下手クソ度の高いエンディングを目指す。ハートマークも低めに抑える



思ったより、分岐、変化が多い



水着撮影が体育のバレーに変わるが、千夏のジャージが見れるのもここだけだし、悪くはない。




女子の体操着は大好物だ




水着より劣るだなんて、思わない






他にも遊園地の撮影が観覧車ではなくおばけ屋敷だったり、私服が変わったり、多くの違いがある



私服なんて、設定上は気合が入ってないファッションなんだろうけど、ハートマークやめごちー度が高いルートより、可愛いくらいじゃないか。眼鏡も似合ってる





ノースリーブで、おっぱいも強調されてるしな
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そして、レビューでも変化があると予想した父親の登場シーンが、想像とは別の形で、変わった。



何故か主人公とは、初対面だが、メールなどで内通している展開に…




奇妙に思いながらも場面切り替え




病院の精神科




精神科…



……






精神科!?
(;^ω^)






「娘が生きてきた意味もそこにある」という、重苦しい会話…




この時点であっ…(察し)となってしまったのだが、めごちーというのは千夏の作り出した架空の存在なんだね



そう、まさにアイドル…


偶像である





ラストスポットは病院。入院着のような、とてもアイドル写真とは思えない格好を、変だとも思わない千夏


しかも初日の学校と同じシチュエーション。だが千夏はそれにも気づかない…
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主人公が「めごちー」を知らなかったのも、この為なのかしら…


ただのIFとは切り捨てられない、悲しい結末だね…



でも閉鎖された空間であっても、これはこれで幸せなんじゃないのと







次。オフショットエンドを目指す。


初回プレイでオフショットは収集していたので、難なくこなす。オート撮影もあるしな




千夏の私服はここでも変わるが、寧ろツインテを降ろしたロングヘアに、主人公は言及すべきだったな。まあかわいい。
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遊園地での父親との会話は、千夏が熱心なファンに襲われ、めごちーというキャラクターに閉じこもるようになった


だが主人公がオフショットを撮影し、素顔を出すようになった、というお話…



下手クソルートにも驚いたが、千夏がレイプ未遂に遭ったというような話をされ、これにも驚き…


初回プレイでは、そんな世界観は微塵もない、明るい話だったからね…





不穏な布石を打たれ、ただで終わると思えなかった最終日


やはり、事件は起こる。熱心なファンの襲撃に遭う




助けて!とこれまでの生意気さを詫び、泣き叫ぶ千夏…




撮影するという選択肢が出ちゃうことが怖いね…


しかもここでも、ベスト、下手クソ、オフショットの3つがある…




どのスコアも、泣き叫ぶ千夏の写真…

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挙句、めっちゃまったりしたBGMの中、悠長に画像アプリで編集作業している主人公
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ええぇぇぇえ…


ド外道過ぎるでしょ…








こんなことが立て続けに起こったら、千夏は下手クソルートより酷い事になってしまうだろう。


エンディングには誰もいないという演出がされるんじゃないか




そう予想するも、何故か笑顔のまま
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なんだ結局大事にはならなかったのか…







と胸を撫でおろすも…







そこには顔が潰された千夏が…

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これは久々の胸糞エンドですねぇ…






暴漢をぶん殴るか、それはめごちーじゃないと叫び注意を反らせば、オフショットに隠された、本当の千夏を見つけるグッドエンド



これはめごちーエンドより爽やかな青春じゃないか。暴漢に2度も襲われた事はさておき、良い話だ










さて、これで一通りプレイを終えたと思う。未読テキストも、見る限りもうない。



だが条件を満たした筈なのに、何故かバッジリストの左上以外が手に入らない。バグだろうか?




めごちー度が低いと撮影が終わる時に「せいせいするわ!」という台詞が出るのに、最終日に下手クソ写真を撮ると主人公がいつもいい写真を撮影してるというような台詞が出たり、既読スキップが正しく認識されなかったり、細かいバグや設定の齟齬もあるので、今のところよく分からない





タイトル画面に出てくる、ソックスが強調されたシーンが出てこなかったので、まだ取りこぼしがあるのだろうか



ともあれ、非常にいいゲームだった。表も裏も、十分楽しみました。




2019年04月19日

#こっち向いて_めごちーv レビュー感想 ド下手クソ!

教室で、テストを受けていた主人公


前のドアから、堂々と入ってきた見慣れないクラスメイトの女子に、目を奪われる…















「僕を殺す瞳」作者の新作。今回も圧倒的なドット絵芸で魅せる。


それに凄くよく動く。ネームエントリーがテストの答案用紙なんてのも、いきなり魅せてくる





「僕を殺す瞳」は美術、芸術がテーマだったが、今回のテーマは、写真


ひょんなことから、主人公は、一週間と言う決められた期間で、ヒロインの為越千夏…通称めごちーを撮影することになる





最初に触れておきたいが、一週間という期間、5〜15分というプレイタイムが、長すぎず短すぎずで丁度良かった。「僕を殺す瞳」は長すぎる所為でダレたので、このくらいがベストだ


しかも短縮モードを使えばプレイタイムを更に削れるし、2周目からはオート撮影で省略する事も出来る





ストーリーは千夏とふたりで撮影をするため、色々なシチュエーションを重ねる、といった内容。


好感度が高ければ、ラブコメ風の展開もある
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少し気弱な主人公と、それを振り回す、ツンデレヒロインのベタラブコメという感じ。








撮影写真、エンディングは選択肢や撮影スコアによって分岐するが、性別での分岐はないようなので、女性にすると百合っぽくなるかもしれない






さて肝心の撮影モード


リアルタイムで動く千夏のシャッターチャンスを逃さない、写真だけに一瞬を切り取る…



という至ってシンプルなシステムだが、これが意外と中毒性がある





何より千夏が可愛いし、表情やポーズが豊かに動く彼女のどこを切り取ろうかと迷っているうちに、時間オーバー…なんてこともある



面白いのが、プールでの撮影



ウインクする彼女を撮影するのがベストショットなのだが…
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ご想像の通り、ミスショットをすると薄目になってしまう




千夏にはド下手クソ!と怒られる
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動くのは表情やポーズだけではない


ふたりで観覧車に乗り、一番高い位置で撮影しなさいと言われる


だが時間オーバーになると、なぜ撮らなかったのよと千夏に怒られてしまい、選択肢が出る



ここで「めごちーを見てた」と答えるといい感じの空気になったり、必ずしもベストショットがベストアンサーではないのが、面白いところだ




攻略難易度自体は低い。ミスショットをしてもセーブ&ロードすればいいし、初回で良いほうのEDが見られると思う




エンディングでこれまでの撮影を振り返り、目を泳がせ、少し照れた千夏がそばにいる演出は、とてもよかった






友達以上ラブコメ未満という感じの恋愛描写だ
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評価B+
75点


「僕を殺す瞳」よりも面白かったですね。



主人公が千夏から貰ったプレゼントが謎のままだったが、中身はなんだろうね。内容的には、カメラ(スマホ)かな。



父親が重苦しいBGMとともに、いかにもって感じの登場をしたが、特に波乱はなかった。好感度が低い状態なら変化するのだろうか?娘に近づくな、みたいなね。











この記事はネタバレ無しで書きましたが、他にも気になるポイントが多いので、完全攻略すべく、
「#こっち向いて_めごちーvの完全攻略を目指す 自分をアイドルと思いこんでいる一般人」に続きます!


2019年04月10日

アストロレガシー レビュー感想 アストロJK

目を覚ますと、そこは知らない部屋


開けた場所に出れば、そこは船の甲板


自分が誰で、何故そこにいたかもわからない主人公は、いきなり見た事もない「魔物」に襲われて…








記憶喪失の主人公と、古代遺産アストロレガシーを巡るRPG



ストーリーや設定は王道で、軌跡シリーズっぽさがある





細かく設定された世界観はなかなかに確立されており、アストロレガシーを始めとした、このゲームだけのキーワードも多い





戦闘やダンジョン攻略も簡単なのでRPG初心者でも難なくクリア出来ると思う。ボスに至っては、殆ど攻撃して来ないので、ノーダメで勝ててしまうくらい


ゲームバランスはやや悪い。前述の通りボスでさえ非常に弱いので、戦闘でレベル上げをする意義が殆どない訳だが、それにしてはエンカウント率が高すぎる


数秒で次の敵、少し歩いてまた次の敵…

…なのに倒す意味は余りない


こればかりでテンポが悪い


エンカウントを0にするアイテムもあるのだが、私は1つしか手に入らなかった。道具屋に置いて欲しい


低難易度は大いに結構なので、バランスを調整して欲しかった







ネタバレ感想











えええぇぇええ…







まさかガネットが本当に黒幕(ラスボス)だとは…










茶番とか「フリ」だけで、サフィラたちを試す為の小芝居…という流れだと思ったよ。キャシーだけはそれに気づいてる、というね


マリアナを蹴飛ばしたのも、怪我させない為だと




でも、思ったよりもガッツリ悪党で驚いたな






しかも殺すのが覚醒したサフィラだとは…
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普段が阿呆の子だけに、真の姿(?)を見せるシーンは、インパクトあるよね






私としては、サフィラのソックスは黒だったんだ!!というインパクトのほうが強かったのだが…





伏線は丸投げで終わったが…サフィラの正体を考察すると…







まずキーになるのは、惑星が滅亡したようなシーンなんだよねえ!





そして終盤、これは明らかに異質でしょ!


「この世界のものではない、現実的かつ都会的な街並み」が出てきたんだよねえ!





はいこのふたつを照らし合わせるとぉ〜〜!



開いちゃう開いちゃう!


禁断のパンドラの箱が開いちゃうんだよねえ!

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……

まあ、つまり…


最初は異世界転生と見ていたが、アストロと言うからには、惑星…つまり異星人じゃないかな


地球かそれに近い文明の惑星があって、その星を滅ぼした少女



スライムが実在する惑星ではなく、テレビゲームや漫画が存在する惑星の、架空のモンスターであるスライムを知っていただけ





衣装もテニス部員のようだ




だが、この世界観ではかなり浮いてる筈なのに、何故誰も指摘しないのだろうという疑問もある



キャシーが「あなた変わった格好ね、この辺の人じゃないのかしら」くらい言いそうな気がするが…








ともあれサフィラはRPGの女性主人公としては、とても可愛いので、このゲームで一番好きなキャラだ。




エッチな太ももしてるしな。



この太ももはやはり運動部だと思うのだが…








パールはCHAPTER1の事件では、露骨に陽動していたな。




悪党面過ぎるパールの所為で、余計にガネットはシロだと思ったんだが…




最初からサフィラの事を知っていたようだ(「あめふり」を歌っていたし)。ガネットとの直接的関係は描かれなかったが、裏で糸を引いていたか


ガネット死亡は確定ではなさそうなので、再登場あるかな










評価C
60点


CHAPTER1までの評価としては、フリゲでは久しぶりの王道RPGの良作でしたね。


クリアまで90分…このくらいのボリュームだとプレイしやすいしね




2019年04月09日

荒野の復讐者 Grit in wasteland レビュー感想 y

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たったひとりの家族である父親が自殺してしまった主人公、ルーシー



だが自殺ではないという確信を持ち、唯一の手がかりを手に、火星へ向かう




20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】





レトロな洋楽風の歌が流れ、3Dモーションするタイトル画面に驚き。



3Dは全編に使われており、恐らく作者の自作。



キャラデザも綺麗で、ルーシーは可愛いし、相棒のリンゴもいい感じに皮肉めいた顔をしている。売れない俳優っぽい









ストーリー、設定はかなり色濃く西部劇を意識した作りで、台詞回しが実に洒落ている。ただ洒落ているだけではなく、なかなかに読ませる文章


演出や、スタッフロールは、洋画風







リンゴと別れ、ルーシーがひとりで物思いに耽るシーンは、思わずグイグイ読み進めてしまったな




主人公はガンマンでこそないものの、西部劇ということで、一騎打ちが「決闘システム」という物で再現されているが、要するに早押しが早撃ちの代わり


連打も出来るし、まず負ける事はないだろう。負けてもやり直せるしね






ネタバレ感想








レフティが仇なのは、流石に直球過ぎてどうかと思ったが、別に本作はミステリではないし、殺人の動機や復讐というテーマに中身があったので、結果として良かった



エンディングは3つあるが、折角復讐の連鎖と言うテーマの月エンドが、なんとも尻切れトンボで終わってしまった。


逃避行は既にグッドエンド(?)でやっているので、ここはルーシーも復讐で殺された方が、すっきりしただろうな







地球でのシーンが僅かに出てきたが、もうちょっと地球への未練が描かれればよかった。PVでも「もう地球に帰りたい」と、らしくない事を言ってるしね



エンディングでルーシーが突然ボイスつきで喋り出したことに驚いたのだが、実はこのPVでも喋ってるんだよね



だが再生数がたったの1なので、文字通り誰も知らないだろう



だってその再生数1、私だから…




20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】



評価B+
70点

完成度だけではなく、レアリティも高い西部劇風フリーゲームでしたね


おすすめです
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