2019年01月21日
「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」見てきました
今回は感想を書くのが難しい。昨日書いた通り「出演者に知り合いがいる」「エセ懐疑論者から見たオカルト描写」「純粋に映画としての評価」のバランスが…ねぇ(笑)。まぁ、馴れ合い見たいな太鼓持ちの感想は望まれないと思うんで、思い切ってオカルト論は排除して書いてみましょう。
CS放送局のファミリー劇場で放映されている「緊急検証」シリーズの映画版って事ですが、もう聞くからにして無茶なこの作品。ジャンルで言えばドキュメンタリーになるのかなぁ?過去に似た映画と言えば2012年に見た「ピラミッド 5000年の嘘」に似た感じかな?
ストーリーって言うのかなぁ?構成としては前半に「オカルト三銃士」として中沢氏がネッシー、飛鳥氏がノストラダムス、そして最後に山口氏がユリ・ゲラーに関するプレゼンを行い、後半は彼等の生い立ちなどをドキュメントとして映像にしています。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意ください。
【感想:Start】
まずこの作品を純粋に「映画」として評価するなら、正直言って見る人を選びます。人によってはお金を出してまで見るか?と言う感じになるかもしれませんし、映画代に見合った楽しみが得られるか?と言う点で疑問はあるでしょう。
しかし、意外と前半部のオカルトプレゼンを(エセ懐疑論者の私としては)失笑混じりに見るであろうと予想していましたが、後半は意外と彼らの人となりを描いたセクションは見るものがありました。ただし、だからと言って彼らを全肯定しているわけではありませんが。(特に一名、ここでは書きにくい感情を持って見てしまう人物も居ました…って、この程度で抑えときますが)
そんな中、オカルトをエンターテインメントとして復権させようとする山口敏太郎氏について。以前にも書いたかもしれませんが、かつて明治には小説家はヤクザな仕事、戦後から数年くらいまでは映画を見るのは不良、そして今でも若干残っていますがマンガを読む大人はどうかしている…と言う風潮がありましたが、時間をかけて市民権を得てきました。次に来るのはゲームかな?とも思っていますが、ここにオカルトが名乗りを上げることになるかもしれません。
これは別の所にも書き、山口氏の目にも入っている文章ですが、山口氏の活動を例えてこんな話をしました。山口氏はオカルトと言う砂浜で皆が楽しく遊べるよう、ガラス片や空き缶、ゴミを拾っているような感じです。しかし、それらを砂浜にばら撒いていると誤解している人、そもそも砂浜自体立ち入り禁止にしろと言う人、回収しきれていないゴミを彼のせいにする人…などなどがいますが、「オカルトなんて」と言う人を振り向かせると同時に、悪しきオカルトを排除する姿勢は応援していきたいと思います。
ただし!繰り返しますが映画としての評価としては「見る人を選ぶ」ので、おススメはできません。これらのキーワードに反応する人だけ、見に行けばいいと考えています。また、あえてオカルト論として一つだけ言うとすれば…申し訳ない。超能力の検証をやっていましたが、あれはちょっと残念でした。
マジックを「かじる」どころか「うわべをペロッと舐めた」程度の私ですが、その私からして随所にマジックを超能力と言っているところがあり、同時に山口氏の「(超能力否定を)もういい加減にやめませんか!?」との言葉はちょっといただけませんでした。
もちろん山口氏は超能力に対する検証自体を否定していませんでしたが、私としては逆に「マジックを超能力として演じるの、もういい加減にやめませんか!?」「それに乗っかってしまうの、やめませんか!?」「否定する人間を悪人に仕立てるの、やめませんか!?」って感じですねぇ。
まぁ、オカルト論としては日を改めて久しぶり書こうかと思います。
【感想:End】
さて、次は「メリー・ポピンズ リターンズ」は絶対に見に行きますが、「十二人の死にたい子どもたち」は多分行くでしょう。そして何といっても20年ぶりの「劇場版シティーハンター」ですが、あまり食指は動かなかったものの予告編で鳥肌が(笑)。いや、こんなゲストが出てるなら見に行きますよ(笑)。
最後に。この前「先週の月曜である7日にちょっと面白い話がありました」って書きましたが、その話を少し。ひょんなことからある人物と知り合いになり、オカルト(と言っても学術的見地での妖怪に関する話)で意気投合した人物がいました。
その方、かなり欲張りなキャラクターでして、実は「2018アジアデジタルアート大賞」で大賞を受賞した「ミず鬼ずム」なるアーティスト集団のメンバーであり、覆面レスラーでした(笑)。マスクマンの素顔を語るのも無粋ですが、マスクからは想像できない穏やかな面持ちの人物で、多くの点で趣味が重なりそうな人物です。
2018アジアデジタルアート大賞・受賞作品
https://adaa.jp/ja/winners/winners2018.html
来月の授賞式で再会する予定ですので、その際にはまた。
CS放送局のファミリー劇場で放映されている「緊急検証」シリーズの映画版って事ですが、もう聞くからにして無茶なこの作品。ジャンルで言えばドキュメンタリーになるのかなぁ?過去に似た映画と言えば2012年に見た「ピラミッド 5000年の嘘」に似た感じかな?
ストーリーって言うのかなぁ?構成としては前半に「オカルト三銃士」として中沢氏がネッシー、飛鳥氏がノストラダムス、そして最後に山口氏がユリ・ゲラーに関するプレゼンを行い、後半は彼等の生い立ちなどをドキュメントとして映像にしています。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意ください。
【感想:Start】
まずこの作品を純粋に「映画」として評価するなら、正直言って見る人を選びます。人によってはお金を出してまで見るか?と言う感じになるかもしれませんし、映画代に見合った楽しみが得られるか?と言う点で疑問はあるでしょう。
しかし、意外と前半部のオカルトプレゼンを(エセ懐疑論者の私としては)失笑混じりに見るであろうと予想していましたが、後半は意外と彼らの人となりを描いたセクションは見るものがありました。ただし、だからと言って彼らを全肯定しているわけではありませんが。(特に一名、ここでは書きにくい感情を持って見てしまう人物も居ました…って、この程度で抑えときますが)
そんな中、オカルトをエンターテインメントとして復権させようとする山口敏太郎氏について。以前にも書いたかもしれませんが、かつて明治には小説家はヤクザな仕事、戦後から数年くらいまでは映画を見るのは不良、そして今でも若干残っていますがマンガを読む大人はどうかしている…と言う風潮がありましたが、時間をかけて市民権を得てきました。次に来るのはゲームかな?とも思っていますが、ここにオカルトが名乗りを上げることになるかもしれません。
これは別の所にも書き、山口氏の目にも入っている文章ですが、山口氏の活動を例えてこんな話をしました。山口氏はオカルトと言う砂浜で皆が楽しく遊べるよう、ガラス片や空き缶、ゴミを拾っているような感じです。しかし、それらを砂浜にばら撒いていると誤解している人、そもそも砂浜自体立ち入り禁止にしろと言う人、回収しきれていないゴミを彼のせいにする人…などなどがいますが、「オカルトなんて」と言う人を振り向かせると同時に、悪しきオカルトを排除する姿勢は応援していきたいと思います。
ただし!繰り返しますが映画としての評価としては「見る人を選ぶ」ので、おススメはできません。これらのキーワードに反応する人だけ、見に行けばいいと考えています。また、あえてオカルト論として一つだけ言うとすれば…申し訳ない。超能力の検証をやっていましたが、あれはちょっと残念でした。
マジックを「かじる」どころか「うわべをペロッと舐めた」程度の私ですが、その私からして随所にマジックを超能力と言っているところがあり、同時に山口氏の「(超能力否定を)もういい加減にやめませんか!?」との言葉はちょっといただけませんでした。
もちろん山口氏は超能力に対する検証自体を否定していませんでしたが、私としては逆に「マジックを超能力として演じるの、もういい加減にやめませんか!?」「それに乗っかってしまうの、やめませんか!?」「否定する人間を悪人に仕立てるの、やめませんか!?」って感じですねぇ。
まぁ、オカルト論としては日を改めて久しぶり書こうかと思います。
【感想:End】
さて、次は「メリー・ポピンズ リターンズ」は絶対に見に行きますが、「十二人の死にたい子どもたち」は多分行くでしょう。そして何といっても20年ぶりの「劇場版シティーハンター」ですが、あまり食指は動かなかったものの予告編で鳥肌が(笑)。いや、こんなゲストが出てるなら見に行きますよ(笑)。
最後に。この前「先週の月曜である7日にちょっと面白い話がありました」って書きましたが、その話を少し。ひょんなことからある人物と知り合いになり、オカルト(と言っても学術的見地での妖怪に関する話)で意気投合した人物がいました。
その方、かなり欲張りなキャラクターでして、実は「2018アジアデジタルアート大賞」で大賞を受賞した「ミず鬼ずム」なるアーティスト集団のメンバーであり、覆面レスラーでした(笑)。マスクマンの素顔を語るのも無粋ですが、マスクからは想像できない穏やかな面持ちの人物で、多くの点で趣味が重なりそうな人物です。
2018アジアデジタルアート大賞・受賞作品
https://adaa.jp/ja/winners/winners2018.html
来月の授賞式で再会する予定ですので、その際にはまた。