2016年05月23日
「ズートピア」見てきました
今日は「アナ雪」以来のディズニー映画。姪っ子シスターズ&姉の映画代をもったのはかなり痛い出費でしたが、非常に良い映画でした。何かを評価するのに別のモノを蔑むのは最低な行為だと思いますが、あえて言います。邦画で大人向けに作ってるはずなのに浅い映画が多い中、子供向けなのに大人も楽しめるストーリー。間違いなくオススメの映画です。
野生から進化し、理性の元で肉食・草食の動物が一つの社会を形成する世界。その中で一番最初に共存が成功した街、ズートピアに小型の草食動物・ウサギで初の警察官になったジュディが社会に蔓延る差別や偏見と戦い、同時にそれにとらわれながら思い悩むストーリー。
肉食動物ばかり姿を消す失踪事件の解決に奔走する中、巨大な陰謀に巻き込まれていきます。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、さすがはディズニーと言った感じで、設定がとても緻密に作られているため、くだらないところで「?」となってストーリーに入り込めないと言う事がありませんでした。巨大な動物と小動物がともに擬人化された中で生活する舞台の設定はどれもこれも見事でした。
そしてその世界観をジュディが警察学校で訓練を受けているシーンや、ズートピアに列車にて向かうシーン何度で無理なく紹介されていますし、街並みやそこでの各動物の行動で「なるほど」って所が随所にあります。特に(いきなりエンディングですが)コンサートのシーンではオールスタンディング状態。イスはないの?と思ったけど、ネズミやゾウが観客になるこの世界では、コンサート会場にはイスは用意できないのかな?と勝手に納得してしまいました。
設定に続いてストーリーですが、動物を上手く使いながら実社会でもある差別や偏見を上手く再現しています。そして主人公のジュディすら、最初はある種の偏見を持っていたり、それがだんだんと無くなっていく心境の変化も子供向けであることを差し引いても上手に表現されていました。
そして「ある人物の発言」に若干の違和感がありましたが、エンディングに向けて「なるほど!」と納得してしまうあたり、子供向け程度ですがしっかりと伏線が張られてるし、「上手いなぁ」と感心するほど。そして詐欺師のキツネ、ニックも良い味出してるし、続編を作る気満々な映画でした(笑)。
総じてディズニー映画にありがちな勧善懲悪&ハッピーエンドは約束されていますが、それでも一つだけ気になったのが…ツンドラのマフィアと警察のつながりが!これ、ジュディの黒い交際ってならないか?と心配したりして(笑)。
いや、CMではありませんが「意外と深い」映画です。
【感想:End】
繰り返しになりますが、設定やらなんやらと「スタッフによる作品」って感じがしました。本当に細かい設定などはストーリーを練っている最中に出てきたであろう矛盾を解決した結果と思われるところを探してみるのもプラスの楽しみ方だと思います。
最後に。今回のほのぼの系の映画でしたが、この先はちょっとバイオレンスな映画で興味があるものが目白押しですが…完全に金欠状態なんでどうなる事やら(笑)。
野生から進化し、理性の元で肉食・草食の動物が一つの社会を形成する世界。その中で一番最初に共存が成功した街、ズートピアに小型の草食動物・ウサギで初の警察官になったジュディが社会に蔓延る差別や偏見と戦い、同時にそれにとらわれながら思い悩むストーリー。
肉食動物ばかり姿を消す失踪事件の解決に奔走する中、巨大な陰謀に巻き込まれていきます。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、さすがはディズニーと言った感じで、設定がとても緻密に作られているため、くだらないところで「?」となってストーリーに入り込めないと言う事がありませんでした。巨大な動物と小動物がともに擬人化された中で生活する舞台の設定はどれもこれも見事でした。
そしてその世界観をジュディが警察学校で訓練を受けているシーンや、ズートピアに列車にて向かうシーン何度で無理なく紹介されていますし、街並みやそこでの各動物の行動で「なるほど」って所が随所にあります。特に(いきなりエンディングですが)コンサートのシーンではオールスタンディング状態。イスはないの?と思ったけど、ネズミやゾウが観客になるこの世界では、コンサート会場にはイスは用意できないのかな?と勝手に納得してしまいました。
設定に続いてストーリーですが、動物を上手く使いながら実社会でもある差別や偏見を上手く再現しています。そして主人公のジュディすら、最初はある種の偏見を持っていたり、それがだんだんと無くなっていく心境の変化も子供向けであることを差し引いても上手に表現されていました。
そして「ある人物の発言」に若干の違和感がありましたが、エンディングに向けて「なるほど!」と納得してしまうあたり、子供向け程度ですがしっかりと伏線が張られてるし、「上手いなぁ」と感心するほど。そして詐欺師のキツネ、ニックも良い味出してるし、続編を作る気満々な映画でした(笑)。
総じてディズニー映画にありがちな勧善懲悪&ハッピーエンドは約束されていますが、それでも一つだけ気になったのが…ツンドラのマフィアと警察のつながりが!これ、ジュディの黒い交際ってならないか?と心配したりして(笑)。
いや、CMではありませんが「意外と深い」映画です。
【感想:End】
繰り返しになりますが、設定やらなんやらと「スタッフによる作品」って感じがしました。本当に細かい設定などはストーリーを練っている最中に出てきたであろう矛盾を解決した結果と思われるところを探してみるのもプラスの楽しみ方だと思います。
最後に。今回のほのぼの系の映画でしたが、この先はちょっとバイオレンスな映画で興味があるものが目白押しですが…完全に金欠状態なんでどうなる事やら(笑)。