2016年05月16日
「テラフォーマーズ」見てきました
やっと見てきました、この作品。過去にも実写版の「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン三世」「ガッチャマン」「進撃の巨人」等々を見てきた私としては外せないこの映画。絶望的な状況でも自分に与えられた任務を遂行する、その必死さと絶望感が全体からにじみ出ていました。
映画の中で火星に送られた隊員のことではなく、この映画に出演が決定した俳優陣が…。
有名な漫画が原作ですが、ザックリとストーリーを説明。人口増加に伴い移住先として選ばれた火星を地球化(テラフォーミング)するため、人工的に温暖化を行う事に。太陽光の吸収を目的に火星に苔とゴキブリが送り込まれるも、環境に適合すべく独自の進化を遂げたゴキブリ。人類移住にはこれを排除すべく12人の精鋭が火星に向かう…。
では今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性があるのでご注意を。
【感想:Start】
まぁ、正直ダメな映画と認識しての鑑賞なんでダメなところをあげつらっても意味はありませんし、ストーリーをディスったところで(批判の対象が)映画なのか原作なのかも分からなくなる。「進撃…」の時と違って原作をあまり知りませんし(笑)。
ただ、原作も連載当初に感じたのが「出オチ」ばかり。最初にヒロインと目される女性が瞬殺されたあたりで引き込まれたものの、その後はワンパターン。期待させるような前フリでページが変わるところで「あっ(察し)」って感じでしたし。
そんなわけで原作にも好意的でない私。映画として見ても…いや、確かに設定が設定だけにメイクなどで言いたくなることもありますが、原作を再現していると言う点では笑っちゃいけないのかな?それでも(特に女性陣が)昆虫の能力を発動させたときのコスプレ感はやっぱり吹いてしまった。そんな中、小池栄子の頑張りはちょっと涙が出て生きた(笑)。
そして後半の戦闘シーン、ダラダラと長いだけで「早くストーリーを進めてくれ」って感じになりました。その分、もっと丁寧に描写すべきシーンがあった様にも思えます。あと三池監督独特のグロ描写も、取って付けたような感じであると同時に、祖父にお願いして連れてきてもらっていたと思しき小学校低学年の子供もいましたが、PG12ですらないのは若干、違和感を感じました。
http://www.eirin.jp/list/index.php?title=%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA&eirin_no=&s_year=&s_month=&e_year=&e_month=&x=0&y=0
12人のメンバーに真の目的を伝えてないとか、能力や敵の詳細を伝えてないとか、理解に苦しむ「無理やりこじらせることを目的とした」様な設定もやっぱりいただけなかったし、何となく続編を作る様な終わり方もあざとい。そして邦画のお約束、昆虫の能力を発揮できる時間が限られているはずなのに、毎度お馴染みの「時間が止まる(グダグダしゃべってないで行動しろ!って言いたくなる)」シーンがありましたねぇ(笑)。
これだけのメンバーを使えば、もっと味のある映画が作れたような気もするが…やっぱ役者のスケジュールやほぼCGでロケをやらずに済ませたんじゃないかって映像でしたから、なんか制限されてる様な息苦しさも感じましたが、過去の代表的なダメ映画にまでは届かないかな?その点でも伝説になれない「誰も得しない」映画でした。
【感想:End】
今回、貯まったポイントでの無料鑑賞でしたが、来週は姪っ子シスターズを連れて「ズートピア」を鑑賞予定なんで、出費が…(汗)。この先、見たい作品がいくつかあるんで、他にもイロイロと手を尽くして安く映画を見るようにしなきゃ。とりあえず「ヒメアノ〜ル」はチェック。
ってか、今年も毎度のごとく愚にもつかない恋愛映画が連発している。恋愛下手な女の子のシンデレラストーリーとか、どっちかが死ぬラブストーリー、不良が喧嘩するだけの映画、人生の一発逆転・感動ストーリーなど、年間に制作する本数を法律で規制できないものか?
映画の中で火星に送られた隊員のことではなく、この映画に出演が決定した俳優陣が…。
有名な漫画が原作ですが、ザックリとストーリーを説明。人口増加に伴い移住先として選ばれた火星を地球化(テラフォーミング)するため、人工的に温暖化を行う事に。太陽光の吸収を目的に火星に苔とゴキブリが送り込まれるも、環境に適合すべく独自の進化を遂げたゴキブリ。人類移住にはこれを排除すべく12人の精鋭が火星に向かう…。
では今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性があるのでご注意を。
【感想:Start】
まぁ、正直ダメな映画と認識しての鑑賞なんでダメなところをあげつらっても意味はありませんし、ストーリーをディスったところで(批判の対象が)映画なのか原作なのかも分からなくなる。「進撃…」の時と違って原作をあまり知りませんし(笑)。
ただ、原作も連載当初に感じたのが「出オチ」ばかり。最初にヒロインと目される女性が瞬殺されたあたりで引き込まれたものの、その後はワンパターン。期待させるような前フリでページが変わるところで「あっ(察し)」って感じでしたし。
そんなわけで原作にも好意的でない私。映画として見ても…いや、確かに設定が設定だけにメイクなどで言いたくなることもありますが、原作を再現していると言う点では笑っちゃいけないのかな?それでも(特に女性陣が)昆虫の能力を発動させたときのコスプレ感はやっぱり吹いてしまった。そんな中、小池栄子の頑張りはちょっと涙が出て生きた(笑)。
そして後半の戦闘シーン、ダラダラと長いだけで「早くストーリーを進めてくれ」って感じになりました。その分、もっと丁寧に描写すべきシーンがあった様にも思えます。あと三池監督独特のグロ描写も、取って付けたような感じであると同時に、祖父にお願いして連れてきてもらっていたと思しき小学校低学年の子供もいましたが、PG12ですらないのは若干、違和感を感じました。
http://www.eirin.jp/list/index.php?title=%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA&eirin_no=&s_year=&s_month=&e_year=&e_month=&x=0&y=0
12人のメンバーに真の目的を伝えてないとか、能力や敵の詳細を伝えてないとか、理解に苦しむ「無理やりこじらせることを目的とした」様な設定もやっぱりいただけなかったし、何となく続編を作る様な終わり方もあざとい。そして邦画のお約束、昆虫の能力を発揮できる時間が限られているはずなのに、毎度お馴染みの「時間が止まる(グダグダしゃべってないで行動しろ!って言いたくなる)」シーンがありましたねぇ(笑)。
これだけのメンバーを使えば、もっと味のある映画が作れたような気もするが…やっぱ役者のスケジュールやほぼCGでロケをやらずに済ませたんじゃないかって映像でしたから、なんか制限されてる様な息苦しさも感じましたが、過去の代表的なダメ映画にまでは届かないかな?その点でも伝説になれない「誰も得しない」映画でした。
【感想:End】
今回、貯まったポイントでの無料鑑賞でしたが、来週は姪っ子シスターズを連れて「ズートピア」を鑑賞予定なんで、出費が…(汗)。この先、見たい作品がいくつかあるんで、他にもイロイロと手を尽くして安く映画を見るようにしなきゃ。とりあえず「ヒメアノ〜ル」はチェック。
ってか、今年も毎度のごとく愚にもつかない恋愛映画が連発している。恋愛下手な女の子のシンデレラストーリーとか、どっちかが死ぬラブストーリー、不良が喧嘩するだけの映画、人生の一発逆転・感動ストーリーなど、年間に制作する本数を法律で規制できないものか?