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2009年10月23日
犯人は国境を越える
 世界の常識ってのを知らないもんだなぁ・・・と感じたもんで、ちょっとこの話題を。

執念の老父、容疑者を「誘拐」=27年前の少女死亡事件−仏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000080-jij-int

 個人的にはなかなか痛快なお話だとは思うんですが、このニュースで驚いたのがドイツで無罪、フランスで有罪、しかし両国で犯人の引渡し条約がなかったのか、ドイツを出国してフランスに行かない限り逮捕されないって事でしょう。ゆえに(多分)非合法な手段であれ、フランスに引っ張って来た結果の事なのでしょう。

 これで思い出したのがこのニュース。

「なぜ今」「やり過ぎ」 ポランスキー監督拘束波紋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000065-san-int

 このポランスキー監督もアメリカとフランスの間で犯人の引き渡し条約がなかった為、フランスでは監督活動、しかしアメリカから見たら逃亡生活って事でしょうが・・・いやいや、先進国同士でも意外と犯人の引渡しってのはしないもんなんですねぇ。


 そう言えばロス事件の故・三浦被告も明確にアメリカから日本政府に引き渡せって話はなかったような記憶もありますが、この手の話で日本人としてすぐに思い浮かぶのがブラジルとの関係。日本でひき逃げしたり殺人事件を起こしたりしたブラジル人が自国に逃げ帰る。日本から犯人の引渡しを要求するも、「自国民の保護」のためにこれを拒否。

 これに対して犯罪者を匿う(テロ支援ならぬ)犯罪者支援国家か!?って声を荒げたくなりますが、ペルーからフジモリ元大統領の引渡しを日本も拒否してましたしねぇ。


 で、最初に話を戻しますが、純粋にこのニュースを父親の執念と言う視点から捉えると、元KGBの連中でも雇って(←昭和的思考)やらかしたのかもしれませんが、この事件の依頼人だと分かって懲役を食らっても“本望”って所でしょうかねぇ。

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_605gnbd7012}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item3477155.html?lid=af0501}{a8.net http://books.livedoor.com/item/297843}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_607pibf7618}

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