あまり書くことがない日々。何の変りもない忙しい日々と、何かを深く考えて文章を書く事も出来ないんで、思っていたことを簡単に。ちょっと「あんでるせん」について。定期的に書いておかないといけないと思うもんで。

　オカルトファンから既に「ニセモノ」とレッテルを貼られて数年たったあんでるせんですが、そのレッテルも風化したのか、徐々にあんでるせんのマスターを超能力者と思っていたり、神格化している人達をブログ等でちょくちょく見かけます。

　特にマスターのマジック（って、見ている人はマジックとは思っていない様子）の後の訓示（？）に勇気付けられたとか言う文章をブログに綴っている人もいます。

　まぁ、特に凹んでいる人がそれで元気を取りもどせたなら良いんじゃない？と言う意見もあるかもしれません。この点では、以前に調子に乗って書いていた「持論」にある「共存可能なオカルト」としてElwoodは容認しても良いんじゃないの？と言われるかもしれません。

　が、やっぱり「霊感商法」などの入り口を広げている可能性について指摘せざるを得ないというか･･･。

　多くのあんでるせん訪問者のブログを斜め読みすると、マスターのアドバイスを無邪気に受け入れている。もちろん、その無邪気さで受け入れられる範疇のものばかりなのかもしれませんが、もしマスターが毎朝10分早く起きるようにしようといえば、感銘を受けた人は多分従うでしょう。数百円程度ならお守り代わりに曲がったスプーンも買うでしょう。お墓参りでもしなさいと言われれば行くでしょうし･･･で、この先にどこまで行くか？

　江原に便乗した霊感商法が問題になった時期もありましたが、マスターの“ニセモノの能力”を根拠とした言葉に従う人たちは「心理的防御壁」が低くなった信じやすい心を作られた状態にされるのが問題かと。（そもそもマジックを“ニセモノ”と言う形容詞で表現しないといけないようなショーをしている事も、多くのマジックファンは憤っていいはずですし、プロもまともな批判をしている人はほとんどいないのが現実ですし）


　まぁ、久しぶりに都々さんのマジックを生で見て、これまた久しぶりに「マジックって面白いなぁ」「美しいなぁ」と感じたからこんな文章を書いている部分もあるかもしれません。ホント、あんでるせんのマスターも純粋にマジックショー一本で勝負すれば、私もこんな事書かなくていいんですけど。

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