先日の休日出勤。さすがに体が動かず「サボりたい度」が90%を越えてしまいましたが、維持で出勤したとG君と話したところ、「いやぁ〜、私はさすがにサボろうとは思いませんでしたが、やっぱり疲れて動けませんでしたねぇ」と一言。私よりも30分ほど遅く来た彼の一言です。

　いや、誰のおかげでこんな苦労をしてると思ってるの？それを（いかにも）自分はお前と違って「サボる」と言う考えはなかったが･･･って言うような聞こえ方をしてしまう。

　もちろん考えすぎだとは思いますが、G君の受け答えの「鬱陶しさ」と言うと、これが天才的。例えばこんな感じ。

　彼に作業指示をし、その中で特に注意すべき箇所に差し掛かったあたりで一言伝えると、なるほど！ここがこう言う理由で･･･と嬉々として（こちらの指摘した注意点を）説明つきで復唱してくる。おいおい、そんなムダ話はしなくていいから。それにその説明、間違ってるし。

　彼の作業で間違っている点を指摘。こっちがきちんと説明しても、どうも不服そう。いや、君がどんなに口を尖らせても間違いは間違いなんだけど。で、渋々承諾しながら「そう言うのであれば･･･」と。キサマ、喧嘩売ってるのか!?

　質問をしてきたので説明をしていると、明らかに分かっていないのに「あぁ〜っ」と声を上げる。タイミング的にも理解せずに判ったフリをしているのは明白。なに分かったフリしてるの？もし分かったのなら時間の無駄だから説明はココまでにするけど？と切り出すと「スミマセン、続けてください」と答える。

　しまいには徹夜中、「分かったフリは止めろ！」って怒鳴りました。


　その場を取り繕おうとしているのか、自己保身なのか、しかしそれが「見え透いてる」時にはこれほど見苦しく、人を苛立たせるものはありません。ってなると、５年前の３月末、私が人生の中でこれらを最も激しく見せ付けられた夜を思い出してしまいます。

　圧倒的な人間性や立場の優劣の差を、こんな形で埋めようしてるのかなぁ？と考えると、「哀れ」と言う言葉では言い表せない虚無感に襲われてしまう。

　その必死さ、相手まで欝にさせるんで止めてくれ。たのむから。

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