2008年03月26日
結局、差別が大好き
今日もやや昨日の続きっぽい話しですが、ちょっと深いテーマを短時間にヤッツケで書きますので、読む方の好意的な読解力に期待します(笑)。テーマは「差別」です。
もう15年ほど前になりますが、爆傷問題が「GAHAHAキング 爆笑王決定戦」で差別をテーマにした漫才をやりましたが、人類が他の惑星に移住する時代になると出身の惑星で差別をされると面白おかしく茶化していました。これはどこからもクレームが付かない、上手い持って行き方だなぁと感じたものです。
人間(と言うより全ての生物)は差別が好きです。これは本能と言っても良いでしょう。しかし人間は(一応)本能に根ざしたものをいろんな形で隠しています。「欲」が表に出ると途端に獣じみてしまうから、人前でおおっぴらに排泄をしたり性交をしない、そして食欲に関してもテーブルマナーなどのオブラートに包むことにより、人前に晒すことが出来るようになったのでは無いでしょうか。(マナーもヘッタクレもない食事風景は見苦しいでしょう)
発達した社会性を持った人間は、より複雑で多様な差別意識を持っています。が、前述の様にあからさまにそれを表に出す事がはばかられます。少なくともきちんと教育を受けたり、道徳をわきまえた人間は差別する事はあまりありませんが、これを堂々と出来る状況があります。
それは被差別対象が、自らそのポジションを選んだ相手に対してです。
その表れとしてニートは常に辛辣なコメントに攻撃されます。もちろん、ニートを弁護しているわけではありませんし、私も覚書では彼らに対して「ごくつぶし」と言う言葉を用いているくらいです。が、次いでフリーターは?ネット難民は?ワーキングプアや低所得者層は・・・とだんだんと枠を広げ、自分の足元までその境界が近付いてくると途端に不愉快になる。コレが本音でしょう。
で、昨日のネタにしたクズ人間。私が容赦なくこう例えても誰も文句を言わないでしょう。が、ヤツを親に働けと言われて逆ギレしたニートとすれば安心する人も多いでしょうが、ゲームマニアというグループ化はその境界線に近い人から反発を食らうでしょう。あんなヤツと一緒にするな!と。
そう言う意味では、例の金川容疑者と私を同じグループに持ってくるグループ化は無理があるでしょうから、けっこう安全圏からボロクソ言っている人間の一人でしかないのかなぁ・・・とも思っていますが、それを自覚した上で今後も同じスタンスで行きたいと思います(笑)。
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