Elwood覚書（ブログ版）

　明日、出勤します。　いやいやいやいや、後輩君、完全にテンパってしまっています。仕事も空回り、進捗報告でも要領を得ない状態でじっくり話を聞いても「目処は立ちました！」と「先が見えません！」の報告を繰り返すばかり。彼も頑張ってるんでしょうが･･･　以前にも書きましたし、覚書を長い間読んでくれている方で私の性格をご存知なら分かるでしょうが、私、他人を「叱る」事が大の苦手です（「怒る」事はよくありますが、これって対立した状況の事ですから）。「言い聞かせる」事はまだ良いのですが、自分が胸を張れる人間ではないんで他人に何かを指導するなんて･･･滅相もない。　更に私が嫌いな言葉が「他人が出来ていることを、何でお前は出来ないんだ!?」ってセリフ。そりゃ、人には得手不得手もありますし、その言い方って（言われた方には）救いがないって感じ。でも、今回ばかりは「みんなも頑張ってるんだから、もう少し･･･」って言いたくなる状態。　例えるなら、月に15万円の返済をしないといけない人が、他の人の支援で月10万円の返済で良くなったとしましょう。残りの5万円は一部免除してもらったり、肩代わりしてもらったりしているのに、今月は10万円払って余ったお金で遊んでたり、それどころか10万円の支払いも滞っていながら浪費してたらどうでしょうか？彼がその状態です。　今日も「明日、出勤するの？」と聞くと今日の残業時間で頑張るので明日は出勤しなくても良いですと言い出す始末。が、聞き取りをしてみるととてもじゃないけど土日でスケジュールを回復できる状況じゃない。さすがにプロジェクトリーダーも私を呼び出しての話し合いに発展。　う～ん･･･私、彼のスケジュール管理をしているわけでもないし、彼の仕事の進め方の相談に乗っていただけですが、同じ会社から客先で作業をしているって事ですから、会社の評判が落ちるようなことなら私の責任になってしまいます。　それにしても彼を見ていると、私が自分のキャリアの中で一番失敗したと自覚してるプロジェクトに関わっていた頃の自分を見るような、それでいてその時の自分は誰から言われるでもなく、率先して休日出勤もしていましたが。　って、「昔のオレなら･･･」みたいな私が一番嫌いな言い回しになってしまう。これも少なからず、年齢とともに要求される仕事の一部なんでしょうねぇ。と言うわけで、せめて彼の自覚を促すためにも、明日はフォローに勤めます。

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