2021年06月28日
「キャラクター」見てきました
本日はちょっと期待できるサスペンスホラーなこの映画。菅田将暉の大ファンである姪っ子(末)を誘って行こうと思っていたものの、テスト期間中を理由にフラれてしまいました(笑)。まぁ、その分勉強時間に割り当てるかどうかは不明ですが。
久しぶりに「グロ度」を先に書いておくと「PG12」って設定ですが個人的な判定では「R15」ぐらい行きそうな感じ。果たして、怖がりの姪っ子(末)がテスト明けに友達と行くって言ってるけど、耐えられるかな?
漫画家デビューを目指しアシスタントを続ける山城は善人ゆえに彼が目指すダークなキャラクターを作り出すことができないという致命的な欠点があった。しかしある日、偶然に殺人現場と犯人を目撃してしまい、その犯人をベースにしたキャラクターを作り出し念願の漫画家デビューどころか売れっ子作家の仲間入りをする。
しかし連載を続けるとともに、自分の事を描いていると感じたその犯人が物語をトレースする殺人を始める。山城の描くストーリーとの関連を受け警察の捜査対象になる山城。そして彼に接触する「両角」と名乗る殺人鬼。人気漫画となった「34(サンジュウシ)」を共同作品と考える両角は山城がペンを止めることを許さない…。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレの可能がありますのでご注意を。(ってか、ネタバレがあります)
【感想:Start】
ちょっと偉そうに書きますが、ストーリーは良くできていますが、中盤から終盤にかけては比較的読みやすい流れですね。特に夏美の妊娠が発覚した時に「これで3人家族に…いや、それだとダメだから…」とすぐにわかる人はこの手の映画を見まくってる人にはすぐにわかるんじゃないかな?
あと、終盤の両角の作戦もけっこう読めるものだし、それでいてそのシーンを演出するためストーリーのちぐはぐはちょっと醒めたかな?(山城の実家に警備を付けるのを渋る所とか、そもそも夏美に警備を付けてないとか)
それから「34」を共同作品と思い込んでいる両角をひっかける手段はいくらでもあったはずなのに、最終回でそれをやるってのが…。例えばストーリーを再現することを見越して作品内で場所を誘導し、そこに警察を張りこませたり、本屋で接触をしてきたとき「どんな最終回にする?打ち合わせをしようじゃないか」って日時と場所を指定したらホイホイ来るはずだし。
まぁ、その手のツッコミを入れたくなるって事はそれだけ映画に入り込めたのかもしれませんが、(いよいよネタバレですが)クライマックスシーンで山城が両角に馬乗りになったところで刑事に制止される中、包丁を振り上げる瞬間に彼の中の「悪」が芽生える表現は見逃せない名シーン。
さて、改めて俳優デビューのFukaseさん。なかなかのサイコっぷりでしたが、この映画のうまいところでもあるのが山城が描いたであろうキャラクター「ダガー」は両角の見た目から作り上げたと思われますが、本物の殺人鬼・両角は思考回路がかなり幼く、それが彼の異常さが浮き彫りになっています。
いや、Fukaseさん演じる両角は歴代の邦画異常キャラのランキング上位に食い込んだんじゃないかな?
【感想:End】
最後に。テスト明けに友達とこの映画を見に行くと言ってた姪っ子(末)。これ、彼女のグロ耐性なら確実に泣くと思うが、これを友達と見に行って「大丈夫だった?あのシーン、絶対にムリ!」とか言い合うのも女子高生なりの映画の楽しみ方と思いますんで、ここは見守ってやりましょう(笑)。
・キャラクター|映画情報のぴあ映画生活
久しぶりに「グロ度」を先に書いておくと「PG12」って設定ですが個人的な判定では「R15」ぐらい行きそうな感じ。果たして、怖がりの姪っ子(末)がテスト明けに友達と行くって言ってるけど、耐えられるかな?
漫画家デビューを目指しアシスタントを続ける山城は善人ゆえに彼が目指すダークなキャラクターを作り出すことができないという致命的な欠点があった。しかしある日、偶然に殺人現場と犯人を目撃してしまい、その犯人をベースにしたキャラクターを作り出し念願の漫画家デビューどころか売れっ子作家の仲間入りをする。
しかし連載を続けるとともに、自分の事を描いていると感じたその犯人が物語をトレースする殺人を始める。山城の描くストーリーとの関連を受け警察の捜査対象になる山城。そして彼に接触する「両角」と名乗る殺人鬼。人気漫画となった「34(サンジュウシ)」を共同作品と考える両角は山城がペンを止めることを許さない…。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレの可能がありますのでご注意を。(ってか、ネタバレがあります)
【感想:Start】
ちょっと偉そうに書きますが、ストーリーは良くできていますが、中盤から終盤にかけては比較的読みやすい流れですね。特に夏美の妊娠が発覚した時に「これで3人家族に…いや、それだとダメだから…」とすぐにわかる人はこの手の映画を見まくってる人にはすぐにわかるんじゃないかな?
あと、終盤の両角の作戦もけっこう読めるものだし、それでいてそのシーンを演出するためストーリーのちぐはぐはちょっと醒めたかな?(山城の実家に警備を付けるのを渋る所とか、そもそも夏美に警備を付けてないとか)
それから「34」を共同作品と思い込んでいる両角をひっかける手段はいくらでもあったはずなのに、最終回でそれをやるってのが…。例えばストーリーを再現することを見越して作品内で場所を誘導し、そこに警察を張りこませたり、本屋で接触をしてきたとき「どんな最終回にする?打ち合わせをしようじゃないか」って日時と場所を指定したらホイホイ来るはずだし。
まぁ、その手のツッコミを入れたくなるって事はそれだけ映画に入り込めたのかもしれませんが、(いよいよネタバレですが)クライマックスシーンで山城が両角に馬乗りになったところで刑事に制止される中、包丁を振り上げる瞬間に彼の中の「悪」が芽生える表現は見逃せない名シーン。
さて、改めて俳優デビューのFukaseさん。なかなかのサイコっぷりでしたが、この映画のうまいところでもあるのが山城が描いたであろうキャラクター「ダガー」は両角の見た目から作り上げたと思われますが、本物の殺人鬼・両角は思考回路がかなり幼く、それが彼の異常さが浮き彫りになっています。
いや、Fukaseさん演じる両角は歴代の邦画異常キャラのランキング上位に食い込んだんじゃないかな?
【感想:End】
最後に。テスト明けに友達とこの映画を見に行くと言ってた姪っ子(末)。これ、彼女のグロ耐性なら確実に泣くと思うが、これを友達と見に行って「大丈夫だった?あのシーン、絶対にムリ!」とか言い合うのも女子高生なりの映画の楽しみ方と思いますんで、ここは見守ってやりましょう(笑)。
【映画パンフレット】 キャラクター 監督 永井聡 出演 菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬 価格:2,868円 |
新品価格 |
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・キャラクター|映画情報のぴあ映画生活
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