2019年04月30日
「キングダム」見てきました
今日は例によって漫画原作の実写化映画のカテゴリとして外せない話題作と言う事で…って「キングダム」は絵の判別は付くくらいで原作を全く読んだことがありません。せいぜい「アメトーーク!」でキングダム芸人をやっていて濃いキャラを少し認識できるくらい。
そんな潜入観念なしで見ることができたのですが…純粋に映画として評価すると毎度のことながら邦画の悪い演出が目立ち、どうしても減点法になってしまいました。
中国春秋戦国時代、成り上がりを夢見る二人の奴隷の青年、信と漂。ある日、漂が王宮に召し抱えられ一人残された信は腕を磨くが、そこに漂が虫の息で現れ一枚の地図を渡しこと切れる。やりきれない怒りと共に地図を頼りに訪れた先に漂と生き写しの青年がいた。彼は秦国の若き王「えい政」を名乗り、異母弟に追われた王宮を奪回すると言う。
漂がえい政の影武者として殺されたことを悟った信は怒りの矛先を向けようとするも、漂の遺志をくみ取りえい政と行動を共にする。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
今回も漫画原作の映画なので(前にも書きましたが)ストーリーにケチを付けるって事は原作になのか映画用に編集されたものなのか良く分からないんで難しいんですが、とにかく進めましょう。
まず、えい政と昌文君が落ち合うとした楼。400年の歳月を経て、それでも綺麗に整えられたいたのは山の民によるものだとしても、400年も前ならほぼ伝説。そこを頼りにするってのも危ういし、そこに仲間が現れるシーンも「敵か!?」と見せかけて見方って陳腐な演出。中国も土足だったっけ?
異母弟の反乱により王宮から逃げるえい政らが追手に追われた際、漂が一人囮となって暗闇に消えていった…って、王が一人で逃げて家臣が一人も付いていかなかったら気付かれるんじゃないか。その後に暗殺者、朱凶と一騎打ちした後に致命傷を受けてちょうど信の所にたどり着けたの?って疑問が。
他にも細かい事ですが、オープニングで折に入った幼少の信。いや、隙間から出られるんじゃないかって幅だったし、剣術の練習をしていた彼等も奴隷としての仕事と両立してたんですかねぇ。しかも防具なしの棒っ切れを振り回してたのが、我流剣術を鉄の塊の剣ですぐに…ってツッコミすぎ?
そして今回もありました、邦画の悪い所。大軍を向こうに回し苦戦しているえい政らを待たせ、異母弟「成きょう」を目の前にダラダラと戦う信ら別動隊。時間かかりすぎでの上に、成きょうの護衛をする左慈はたった一人。これを倒した後には成きょうが逃げ出してるし。ってか、河了貂が毒の吹矢をもってるならもっと有効に使えよ。
戦闘シーンも迫力がありつつも徐々に冗長になっていく感覚で「あれっ?監督は三池崇史監督?」って思ったら佐藤信介監督。過去の作品を見てみると「BLEACH」なんかを撮っていますが、確かに戦闘シーンが三池作品ほどくどくはないが、ちょっとしつこいって点が佐藤監督なんだろうなぁ。
最終的に面白かったけど、中国を舞台にした映画を日本人でやりきる不自然さにちょっとした違和感を感じながら続編ができたら見に行くのかなぁ…ってぼんやり考えてしまう一作でした。
【感想:End】
最後に。もう…なんか世間は既に「平成最後」がキーワードに盛り上がってますが、人生50有余年。昭和世代でありながら人生の半分以上を平成で過ごした私ではありますが、これと言って盛り上がる要素もないし。平成の総括みたいなことを言っても、社会人になってからの全てが平成ですし、振り返る価値もそんなにないもんなぁ。
それに最近、身の回りで起きた出来事や思ったことはFacebookかTwitterで発信してるんでこの覚書がおろそかになっているのも確かですねぇ。まぁ、何にしろ映画の感想と気が向いたら更新のペースで行きます。
そんな潜入観念なしで見ることができたのですが…純粋に映画として評価すると毎度のことながら邦画の悪い演出が目立ち、どうしても減点法になってしまいました。
中国春秋戦国時代、成り上がりを夢見る二人の奴隷の青年、信と漂。ある日、漂が王宮に召し抱えられ一人残された信は腕を磨くが、そこに漂が虫の息で現れ一枚の地図を渡しこと切れる。やりきれない怒りと共に地図を頼りに訪れた先に漂と生き写しの青年がいた。彼は秦国の若き王「えい政」を名乗り、異母弟に追われた王宮を奪回すると言う。
漂がえい政の影武者として殺されたことを悟った信は怒りの矛先を向けようとするも、漂の遺志をくみ取りえい政と行動を共にする。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】にはいります。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
今回も漫画原作の映画なので(前にも書きましたが)ストーリーにケチを付けるって事は原作になのか映画用に編集されたものなのか良く分からないんで難しいんですが、とにかく進めましょう。
まず、えい政と昌文君が落ち合うとした楼。400年の歳月を経て、それでも綺麗に整えられたいたのは山の民によるものだとしても、400年も前ならほぼ伝説。そこを頼りにするってのも危ういし、そこに仲間が現れるシーンも「敵か!?」と見せかけて見方って陳腐な演出。中国も土足だったっけ?
異母弟の反乱により王宮から逃げるえい政らが追手に追われた際、漂が一人囮となって暗闇に消えていった…って、王が一人で逃げて家臣が一人も付いていかなかったら気付かれるんじゃないか。その後に暗殺者、朱凶と一騎打ちした後に致命傷を受けてちょうど信の所にたどり着けたの?って疑問が。
他にも細かい事ですが、オープニングで折に入った幼少の信。いや、隙間から出られるんじゃないかって幅だったし、剣術の練習をしていた彼等も奴隷としての仕事と両立してたんですかねぇ。しかも防具なしの棒っ切れを振り回してたのが、我流剣術を鉄の塊の剣ですぐに…ってツッコミすぎ?
そして今回もありました、邦画の悪い所。大軍を向こうに回し苦戦しているえい政らを待たせ、異母弟「成きょう」を目の前にダラダラと戦う信ら別動隊。時間かかりすぎでの上に、成きょうの護衛をする左慈はたった一人。これを倒した後には成きょうが逃げ出してるし。ってか、河了貂が毒の吹矢をもってるならもっと有効に使えよ。
戦闘シーンも迫力がありつつも徐々に冗長になっていく感覚で「あれっ?監督は三池崇史監督?」って思ったら佐藤信介監督。過去の作品を見てみると「BLEACH」なんかを撮っていますが、確かに戦闘シーンが三池作品ほどくどくはないが、ちょっとしつこいって点が佐藤監督なんだろうなぁ。
最終的に面白かったけど、中国を舞台にした映画を日本人でやりきる不自然さにちょっとした違和感を感じながら続編ができたら見に行くのかなぁ…ってぼんやり考えてしまう一作でした。
【感想:End】
最後に。もう…なんか世間は既に「平成最後」がキーワードに盛り上がってますが、人生50有余年。昭和世代でありながら人生の半分以上を平成で過ごした私ではありますが、これと言って盛り上がる要素もないし。平成の総括みたいなことを言っても、社会人になってからの全てが平成ですし、振り返る価値もそんなにないもんなぁ。
それに最近、身の回りで起きた出来事や思ったことはFacebookかTwitterで発信してるんでこの覚書がおろそかになっているのも確かですねぇ。まぁ、何にしろ映画の感想と気が向いたら更新のペースで行きます。
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