2014年01月16日
「フィルス」見てきました
今回、“R18+のクライムコメディー”となれば見逃すわけにはいかない!と思い、仕事終わりに見に行きました、予想と違って思いのほか重く、コメディと言うほどの笑いはありませんでした。むしろ、シリアスに笑いが入っているという感じ。
出世欲丸出しのスコットランド警察の刑事ブルース。同僚を蹴落とすことに執心し、裏でドラッグに不倫、汚職などやりたい放題の彼も、一握りの正義感と良心を持ち合わせながらも徐々に精神が崩壊していく。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、序盤は軽快なお下劣ギャグが続き期待していましたが、徐々にトーンが暗くなっていきます。その為、序盤と同じ程度のギャグだった思われるネタも退廃的に映り、笑えなくなっていきます。それと同時にブルースの精神が崩壊していく様が描かれていきます。
いったいブルースはどこで道を踏み外したのか。いや、そもそも最初からダメな人間だったのか。
ドラッグに不倫、セックス、乱痴気騒ぎと好き放題の彼も、奥さんと娘を愛し、奥さんも彼との距離を微妙に保ち関係は良好に思われましたが、これは映画の演出であり、本当は…。そして真実が露わになる流れはちょっとしたサスペンスものです。
そんな中、刑事の良心からか人命救助を行いますが力及ばず、倒れた男性は命を落としてしまいます。しかし、最後まで尽力した彼に感謝の意を示す未亡人とその息子の前では、昔の正義感を持った自分を取り戻しつつありましたが、最後は破滅に向かっていきます。
ラストシーンでは「容疑者Xの献身」を思わせるような流れもありましたが、当然の終わりを迎えます。まったく共感も同情も出来ない、それでいてどこか自分の嫌な部分を見せつけられる感じがする主人公に振り回された感じのする変わった映画でした。
見る人を選ぶ映画ですのでオススメはできませんが、ダメな映画と言う訳ではありません。ただ、2回は見ないだろうなぁ。
【感想:End】
最後に。この映画の主役、ジェームズ・マカヴォイ。ホント、良い演技をしていますが彼のキャリアに傷がつくんじゃないかって心配。シーンごとにカッコ良かったりカッコ悪かったり。
まぁ、繰り返しますが2度見る映画じゃないけど、良くも悪くも「映画」として記憶に残る作品でした。(これは別に主演の俳優さんに恥ずかしい事をさせるだけで、映画の体をなしていない某邦画をディスっている訳ではありません)
出世欲丸出しのスコットランド警察の刑事ブルース。同僚を蹴落とすことに執心し、裏でドラッグに不倫、汚職などやりたい放題の彼も、一握りの正義感と良心を持ち合わせながらも徐々に精神が崩壊していく。
それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますのでご注意を。
【感想:Start】
この映画、序盤は軽快なお下劣ギャグが続き期待していましたが、徐々にトーンが暗くなっていきます。その為、序盤と同じ程度のギャグだった思われるネタも退廃的に映り、笑えなくなっていきます。それと同時にブルースの精神が崩壊していく様が描かれていきます。
いったいブルースはどこで道を踏み外したのか。いや、そもそも最初からダメな人間だったのか。
ドラッグに不倫、セックス、乱痴気騒ぎと好き放題の彼も、奥さんと娘を愛し、奥さんも彼との距離を微妙に保ち関係は良好に思われましたが、これは映画の演出であり、本当は…。そして真実が露わになる流れはちょっとしたサスペンスものです。
そんな中、刑事の良心からか人命救助を行いますが力及ばず、倒れた男性は命を落としてしまいます。しかし、最後まで尽力した彼に感謝の意を示す未亡人とその息子の前では、昔の正義感を持った自分を取り戻しつつありましたが、最後は破滅に向かっていきます。
ラストシーンでは「容疑者Xの献身」を思わせるような流れもありましたが、当然の終わりを迎えます。まったく共感も同情も出来ない、それでいてどこか自分の嫌な部分を見せつけられる感じがする主人公に振り回された感じのする変わった映画でした。
見る人を選ぶ映画ですのでオススメはできませんが、ダメな映画と言う訳ではありません。ただ、2回は見ないだろうなぁ。
【感想:End】
最後に。この映画の主役、ジェームズ・マカヴォイ。ホント、良い演技をしていますが彼のキャリアに傷がつくんじゃないかって心配。シーンごとにカッコ良かったりカッコ悪かったり。
まぁ、繰り返しますが2度見る映画じゃないけど、良くも悪くも「映画」として記憶に残る作品でした。(これは別に主演の俳優さんに恥ずかしい事をさせるだけで、映画の体をなしていない某邦画をディスっている訳ではありません)
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