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2013年12月24日
「永遠の0」見てきました
 もしかしたら(私にとって)映画不作の年だったかもしれませんが、その中で最も「重い」作品でした。正直なところ、内容に釈然としないものもありましたが、それも含めたリアリティには圧倒されました。そしてこの映画、決して右傾化を象徴するような映画でも、戦争賛美の映画でもありません。かと言って左翼的な反戦映画でもありませんし、一言で表現しきれる作品ではありません。



 天才パイロットでありながら「臆病者」「恥さらし」と罵られた宮部久蔵。名誉の死こそ美徳とされた戦時下において生き残ることを第一に考えながら、最後には特攻を選んだ彼の一生を孫の佐伯健太郎。宮部を軽蔑する人間もいれば恩人と言う人もいる。その真実は…

 それでは今回も【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレの可能性があるのでご注意を。

【感想:Start】

 まず冒頭にも書きましたが、この映画は決して戦争賛美でも戦争に行った人たちを必要以上に英雄視するような作品でもありません。もちろん、物語の主人公として描く以上、ある程度は英雄的な表現はされますが、「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」でも感じましたが、真剣に戦争を描けば自ずと反戦映画になります。(ならないのは戦勝国で能天気な客層に合わせたハリウッド映画ぐらいなもの)

 その点で宮部の生き方は、彼の信念に基づいた行動により負傷した、仲間を失った同じ隊の人間からしてみれば憎しみの対象になるのも頷けますし、彼の言葉に命を助けられた人間にしてみれば立派な人物とされるでしょう。この立場の違いから来る真逆の評価もリアリティが感じられました。

 そして私も冒頭で書いた「釈然としない」と言う部分は一方からの見方でもありますし、もしかしたらストーリーに入り込めないかもしれません。が、私はその「引っかかり」がありながらも、しっかり入り込めましたが(笑)。


 さて、映画のストーリーは現代と戦時中を並行で流れますが、戦時中のシーンは証言に基づくものでありますが、これは非常に計算されていました。ここに矛盾があると白けてしまいますが、限りなくドキュメントに近いストーリーを壊さず、引き込まれました。

 まぁ、今回の感想は他に比べて短いながらも時間がかかってしまいましたが、はっきり言って消化しきれていないと言う事を証明しています。ってか、これは他人がどうこう言っている意見に左右されて見るような映画じゃなく、各自が感じて考えろ!と言う映画。

 なんか…すみませんが、オススメではありますが、ギブアップです。

【感想:End】

 最後に。いろいろと言葉を重ねるよりも、チャンスがあるならぜひ見るべき作品だと思います。そして一言で表現できない作品でもありますんで、これを「零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたり」とか言う、明らかに見てもないまま酷評するような人間には、それなりの評価でいいのではないかと思います。



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