2013年10月07日
映画について少々(後半脱線)
例によって更新が滞っています。もちろん理由は書くまでもなく、仕事のネタを封印しているためでありますが、これもあと数週間の辛抱。で、軽いネタで映画の話を少し。
【悲報】芸術家・松本人志R100初日でガラガラ、絶望の貸切状態wwwwwwwwwwww
http://fesoku.net/archives/6847088.html
“大ヒット御礼”のはずの松本人志監督作品『R100』がガラガラで貸切状態!? ネットで話題に
http://getnews.jp/archives/430590
正直なところ、ストーリーだけを聞けば興味の枠テーマですが、松本作品となると…「ガッチャマン」をあえて見に行った私ですからこの映画も見に行くつもりでしたが、ちょっと気が変わりました。と言うのも、そもそも風当たりが強い邦画、それでも邦画の再評価を訴えている私ですが、やっぱり邦画の「ダメだなぁ…」と思う最大のポイントが不要な口数。監督や出演者がペラペラと映画の内容や見どころみたいなのを話すところ。
そして「R100」と言う映画。これについて映画監督・松本人志氏がいろんな番組でインタビューに応えていましたが、「自分は一番映画を見ていない映画監督」「映画を壊すことが目的」「松本ブランドの確立が…」とか言ってましたねぇ。
お笑いの門外漢がコント番組をプロデュースして、同じレベルの発言をしたら「キサマ!お笑い、舐めとんのか〜〜!!」って言いそうな人がこれですから。で、これも負けを認めたのかなぁ、と感じたのが「芸術」を自ら口にしたこと。
「芸術」と言ってしまえば、理解されなくても共感されなくても、感じる側のレベルが低いからと…と、ここで言葉を重ねても、見てない映画をディスっても(笑)。まぁ、見る側にその気にさせるプロモーションも含めて映画の評価と思いますんで、この映画がどこまで観客動員数を増やすか気になります。
ってか、私が地元に戻っても上映が続いてたら見るかもしれませんが(笑)。
つづいて…
宮崎駿 「めぞん一刻って五代が響子さん押し倒せばすぐ終わる話じゃん。何やってんの」
http://alfalfalfa.com/archives/6847495.html
もう、「晩節を汚す」とはこのこと。クリエーターは言葉ではなく、作品で語るべきだと思いますが、引退した途端に(作品で語る場を無くしたからか)くだらない事を言い出して。
>いつも言うのだけど、主人公が優柔不断であるとか、根拠を持たないがゆえに起こるドラマはドラマではない。
記事をじっくり咀嚼すると、「めぞん」は長続きさせるため“不自然に”優柔不断なキャラにした。ゆえに起こるドラマはドラマではない、と言いたいのだろうが、同程度のケチの付け方なら多くの名作と言われる映画も「根拠を持たないがゆえに起こるドラマ」っていっぱいあるじゃないか。そもそも、ジブリ作品にしても。
宮崎駿、『風立ちぬ』と同じ百田尚樹の零戦映画を酷評「嘘八百」「神話捏造」
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2979.html
これも「自分の作品は良いけど、他の作品はダメ!」って言いたげ。そして個人的にカチンと来ているのが戦艦大和に関わる“真実の話”ですら、宮崎氏にとっては都合が悪いゆえに「ねつ造された神話」にしてしまいかねない。大和ミュージアムにでも行って、当時の整備士らの話を聞いてほしいと思うが、これも作り話と言い出しかねないなぁ、この人。
“美化”ではなく真実であっても戦争に関連するものは汚らわしく、認められないものと考えているのなら、これこそが「歴史のねつ造」ではなかろうか。
汚いものもあれば美しいものもあった。これは紛れもない事実。
これを認めなければ、真に歴史から学ぶと言うことにはなりません。
この先、美辞麗句を並べ、誰も疑うことのないとても美しく正しい行動の向うにすら危険なものがある、と言う事も考えられます。とは言え、(宮崎氏に限ったことではなく)この手の人って、結果が出る前に「危ない!」って言ってて、問題なければ知らん顔、問題になったら「そら見たことか!」、もしくは結果論で物事を言いそうな気がするなぁ。
【悲報】芸術家・松本人志R100初日でガラガラ、絶望の貸切状態wwwwwwwwwwww
http://fesoku.net/archives/6847088.html
“大ヒット御礼”のはずの松本人志監督作品『R100』がガラガラで貸切状態!? ネットで話題に
http://getnews.jp/archives/430590
正直なところ、ストーリーだけを聞けば興味の枠テーマですが、松本作品となると…「ガッチャマン」をあえて見に行った私ですからこの映画も見に行くつもりでしたが、ちょっと気が変わりました。と言うのも、そもそも風当たりが強い邦画、それでも邦画の再評価を訴えている私ですが、やっぱり邦画の「ダメだなぁ…」と思う最大のポイントが不要な口数。監督や出演者がペラペラと映画の内容や見どころみたいなのを話すところ。
そして「R100」と言う映画。これについて映画監督・松本人志氏がいろんな番組でインタビューに応えていましたが、「自分は一番映画を見ていない映画監督」「映画を壊すことが目的」「松本ブランドの確立が…」とか言ってましたねぇ。
お笑いの門外漢がコント番組をプロデュースして、同じレベルの発言をしたら「キサマ!お笑い、舐めとんのか〜〜!!」って言いそうな人がこれですから。で、これも負けを認めたのかなぁ、と感じたのが「芸術」を自ら口にしたこと。
「芸術」と言ってしまえば、理解されなくても共感されなくても、感じる側のレベルが低いからと…と、ここで言葉を重ねても、見てない映画をディスっても(笑)。まぁ、見る側にその気にさせるプロモーションも含めて映画の評価と思いますんで、この映画がどこまで観客動員数を増やすか気になります。
ってか、私が地元に戻っても上映が続いてたら見るかもしれませんが(笑)。
つづいて…
宮崎駿 「めぞん一刻って五代が響子さん押し倒せばすぐ終わる話じゃん。何やってんの」
http://alfalfalfa.com/archives/6847495.html
もう、「晩節を汚す」とはこのこと。クリエーターは言葉ではなく、作品で語るべきだと思いますが、引退した途端に(作品で語る場を無くしたからか)くだらない事を言い出して。
>いつも言うのだけど、主人公が優柔不断であるとか、根拠を持たないがゆえに起こるドラマはドラマではない。
記事をじっくり咀嚼すると、「めぞん」は長続きさせるため“不自然に”優柔不断なキャラにした。ゆえに起こるドラマはドラマではない、と言いたいのだろうが、同程度のケチの付け方なら多くの名作と言われる映画も「根拠を持たないがゆえに起こるドラマ」っていっぱいあるじゃないか。そもそも、ジブリ作品にしても。
宮崎駿、『風立ちぬ』と同じ百田尚樹の零戦映画を酷評「嘘八百」「神話捏造」
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2979.html
これも「自分の作品は良いけど、他の作品はダメ!」って言いたげ。そして個人的にカチンと来ているのが戦艦大和に関わる“真実の話”ですら、宮崎氏にとっては都合が悪いゆえに「ねつ造された神話」にしてしまいかねない。大和ミュージアムにでも行って、当時の整備士らの話を聞いてほしいと思うが、これも作り話と言い出しかねないなぁ、この人。
“美化”ではなく真実であっても戦争に関連するものは汚らわしく、認められないものと考えているのなら、これこそが「歴史のねつ造」ではなかろうか。
汚いものもあれば美しいものもあった。これは紛れもない事実。
これを認めなければ、真に歴史から学ぶと言うことにはなりません。
この先、美辞麗句を並べ、誰も疑うことのないとても美しく正しい行動の向うにすら危険なものがある、と言う事も考えられます。とは言え、(宮崎氏に限ったことではなく)この手の人って、結果が出る前に「危ない!」って言ってて、問題なければ知らん顔、問題になったら「そら見たことか!」、もしくは結果論で物事を言いそうな気がするなぁ。
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