いや、驚きました。正に昨日の今日…と言った感じでしたんで。

「トップガン」のＴ・スコット監督、ＬＡの橋から飛び降り自殺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000053-reut-ent

映画監督のトニー・スコット氏が飛び降り自殺　「トップガン」など
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35020632.html

　私、よほど興味がない限り映画と監督をセットで意識したりはしません。特に思いいれの強い監督や、その真逆のクソ・シャ○○ンみたいな場合は別ですが。

　しかし昨日見た「THE GREY 凍える太陽」、会場の「広島シネツイン新天地」では上映前に簡単な作品紹介があり、そこでトニー・スコットとリドリー・スコットの名前がアナウンスされました。その時にはその前日の「プロメテウス」と比較するような感じで反応しましたが…


　遺作となったのかどうかは定かではありませんが、「THE GREY」では生きる意味を見失い、死に場所を求めながらも極限で必死に生き延びようとするハンターを描いていましたが…うろ覚えすが、人は楽しかった思い出があれば生きていける、その思い出が生き延びようとする力になると言うようなセリフがありました。

　しかし氏にはこの言葉に相当する思い出がなかったはずがないと思うのですが、残念です。それに、この様な出来事があると根底に自殺願望がある人間には危険な話…。


　あらためて彼が手がけた作品を調べてみると「ドミノ」など気になりながら見ていない作品もあるなぁ。

　語弊がありますが、自殺を完全否定しきれない思考の持ち主である私。凡人からすれば映画監督と言ううらやましい仕事をしていながらナゼ！と言うのは簡単ですが、人それぞれその選択をしてしまう事情があったのでしょう。

　せめてもの救いは、後世に残る映画を残したことでしょう。これらの実績は消えることはありませんし。

　冒頭に書いたよう、特に強い思い入れがあったわけでなく、たまたま前日に見た映画のつながりから反応したわけですが、氏のご冥福をお祈りします。

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