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2012年01月17日
「ロボジー」見てきました
 今年最初の映画鑑賞はいきなりハシゴ。その2本目が「ロボジー」でしたが、いちおう期待度は60、見終わった感想も70点程度かな?他にこれと言う映画もなかったし。正直、あまり笑いの部分を期待したらガッカリするかもしれません。ロボットの中に入る爺さんの我がままっぷりに少々辟易としてしまう部分もありますし。



 それから私が映画の感想を書くときにいつもこだわってる「どの程度のリアルさを設定してるのか?」と言う点について、そこにブレがあると物語りに入っていけなのですが、かなりチグハグな部分があります。一応、娯楽作品としては悪くありませんが・・・。

 それでは今回も【感想:Start】〜【感想:End】で。この間にネタバレがありますのでご注意を。

【感想:Start】

 まずこの映画の舞台、架空の都市を設定していますが、ロケ地はモロに私の出身地だと分かります。某ブログの情報によると、矢口監督は「どこの都市で撮ったか判らないように撮影した。」と言ってたそうですが、門司駅や小倉城が窓に映る北九州市役所、リバーウォークに井筒屋と紫川など、個人的には懐かしい風景ばかり(笑)。

 もちろん、映画の中でも撮影中でもロボットの中には人が入っているので関係ないかもしれませんが、実は福岡は「ロボット開発・実証実験特区」に認定されていて、それもアピールする目的かな?と思って見ていました(笑)。

ロボット開発・実証実験特区について
http://www.f-robot.com/tokku/tokku.html

 さて、ストーリーについて。やっぱり中に人が入っている事を隠し通し、周りからツッコミを受けないという不自然さが引っ掛かりますが、それを飲み込んで見ていきました。しかし、後半には映画の中でもその疑惑が生じてストーリーが展開するってのも唐突過ぎる。

 中に人が入っていると言う疑惑が生まれると言う展開が待っているのなら、問題のロボットの能力についてももっとペースを落とすべき。例えば最初の動きで何気なくつまずき、2〜3歩ほど片足で歩いたとか言うのがスタートなら、まだスムーズだったような気がします。

 また、笑えるシーンも多くありましたが、コメディとして見たら少々物足りない。あと、感動と言う点も「置きに行った」と言う印象を受け、オチも含めてお約束どおりと言った感じ。まぁ、この映画を強く「見たい!」と言う意識が無ければ、一年以内に地上波で放送されるレベルと思いますんで、それまで待った方が良いかも。

 私は故郷の風景も楽しめたんで、ある程度納得はしていますが(笑)。


 おっと。一つ忘れてましたが、吉高由里子の「鬼女モード」は秀逸!冗談抜きでこんな事やりかねないから、鬼女は(笑)。

【感想:End】

 最後に。この先で見たい映画のリスト。「ドラゴンタトゥーの女」と「ピラミッド 5000年の嘘」は確定。「ペントハウス」は微妙で「TIME」は落選。この2つは見なくてもストーリーが予想できるんで。「J・エドガー」とかは苦手なタイプの映画なんでパス。時間があれば「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」「ゾンビ大陸 アフリカン」かな?

 東京滞在も残りわずかだし、次の勤務地の映画館事情も良く分からないんで、予定してても見られない映画があるだろうなぁ。

ロボジー@ぴあ映画生活


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