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2012年01月16日
「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」見てきました
 本日、今年最初の映画鑑賞として「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」と「ロボジー」を見てきました。内容はまったく正反対のものですが、とりあえず「デビルズ」から。



 ご存知、イラクのフセイン大統領の長男、ウダイ・フセインとその影武者を強いられた男の物語。権力にドップリ浸かり、完全に腐りきった狂気のプリンス。まさに「悪魔」となり、その悪魔に魅入られた者の不幸を描いたこの映画、コレもなかなかタフな作品でした。

 一部、グロな映像と拷問マニアの私をしてリアルすぎる映像が一瞬あり驚きましたんで、注意していただきたいところはありますが、まずまずの映画でした。それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】へ。この間にネタバレがあります。

【感想:Start】

 まずこの映画、実話を元にしているとは言え「映画」であるあるという認識をしっかりと持たなければなりません。そこに描かれている内容が事実を表現しきれていないかもしれませんし、逆に誇張しているかもしれませんが、これで当時のイラクを語るのは危険かもしれません。

 それを前提に映画で描かれているウダイ・フセインを現実と少しだけリンクさせながら書きます。

 ウダイに影武者を強要される主人公、ラティフはそれを拒みますが、家族を人質に取られ渋々承諾します。しかし、家族との別れや、自らの存在を消すことへの躊躇が、やがて目の前で行なわれる悪魔の所業に、そしてその悪魔になりすますことに我慢ができなくなります。

 側近も同じ思いでありながら、誰もウダイに盾突く事ができず、彼をのさばらせ続けます。

 やがて彼にたった一人の反乱を起こし、ウダイに歯向かいますが・・・ただ、この映画の原作がラティフ・ヤヒアの手によるもの。とにかく彼が善人過ぎます。

 同時にディスコやバースデー・パーティーなど、イスラム圏内であんな事があったのか?とか、ウダイの「人さらい」や新婦のレイプがどこまで事実なのか。劇的な逃走劇にウダイ暗殺計画についても、いろいろ疑問がありますが、映画として受け止めましょう。

 ただし、事実を元にした映画ではありながら、ラストシーンへの引きつけは素晴らしいものがありました。


 ただ、ヒロインについて。個人的な好みもあるでしょうが、スタローンの中途半端なそっくりさんが女装したようなルックスはちょっと・・・(笑)。

【感想:End】

 最後に。この映画で「地獄とは何か?」と考えさせられました。存在を消されること、愛するものを奪われること、柵(しがらみ)があればこそ奪われる絶望は計り知れない。自由もなく、自分の意に反した形で生き続けなければならないってのは地獄です。

 この様な事、古今東西であった事なんでしょうねぇ。

デビルズ・ダブル −ある影武者の物語−@ぴあ映画生活


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