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2011年10月29日
「ミッション:8ミニッツ」見てきました。
 仕事もひと段落付き、早く帰れたんで「ミッション:8ミニッツ」を見てきました。まぁ、とりあえず映画の内容をご存じない方は予告編をご覧下さい。



 とにかくストーリーを説明し難い映画。仕方ないんで、映画紹介サイトから引用しますと「列車爆破事故の犯人を見つけるべく、犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、爆破直前の列車内を追体験していく男の運命を描く」とあります。

 それではさっそく恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがありますんでご注意を。

【感想:Start】

 結論から申し上げましょう。この映画のコピーでもある「このラスト、映画通ほどダマされる」とありますが、残念ながら騙されるも何も映画の設定がグチャグチャで矛盾や疑問が満載。謎解きをしようとか、今後の展開を読もうとか言う論理的な頭はまったく働かない状態で、オチは・・・不可解すぎる。

 ある意味、予想通り「映画通ほど(このコピーに)ダマされ」た結果、ノコノコと見に行くって事でしょうか?

 どんな矛盾かと言えば・・・冒頭の説明にあるように「犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み」とありますが、この設定が本当に意味不明。映画では被害者の「脳」に残された情報を引き出すため、被害者とマッチする主人公が被害者の死ぬ8分前を追体験するわけですが、爆破犯を捜すために「被害者とは別の行動」を取ります。

 すなわち、被害者が見ていない(脳には入っていない)情報を引き出してるってどう言うこと?それよりも被害者の脳に直接アクセスする設定で、もどかしいリピートの中から目撃情報を引き出すって方がスッキリするような気がする。

 何度も死を迎える恐怖とミッションをクリアしなければ抜けられない絶望感、その中でわずかな希望として救い出したい女性の存在。変更のできない過去の出来事を、せめてプログラムの中だけでも・・・と言う流れはグッと来ましたが、問題の「オチ」が意味不明。

 主人公がミッションを行なうプログラムと現実社会との時間的つながり、空間的つながりをそれまでのストーリーで少しずつ作り上げておきながら、最後に「ちゃぶ台返し」をするようなラストを持ってきて「映画通ほど・・・」と言っても、キョトンとしてしまう。

 まぁ、「マトリクス」や「バンテージ・ポイント」、そして海外ドラマの「トゥルー・コーリング」を連想させるような映画。ラストのゴチャゴチャをもう一度確認したい気もしますが、旧作として出た頃にDVD借りて確認・・・するかなぁ?って感じの映画。期待は厳禁です。

【感想:End】

 最後に。明日は部屋掃除&荷造りかな?東京行きの準備もしなきゃ。


「ミッション:8ミニッツ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

ミッション:8ミニッツ@ぴあ映画生活

{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item3964764.html?lid=af0501}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item5826295.html?lid=af0501}





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