今日はほんのちょっとだけ早く帰ってきたんでこのネタを。


　私も応援する超常現象懐疑系団体「ＡＳＩＯＳ」の新刊ですが、紹介が遅れました（笑）。

　まぁ、購入が遅れたのもありますが、落ち着いてから紹介したいと思いつつ、ズルズル来ちゃいました。で、中途半端になりますが、せっかくの良本なんで覚書で紹介しましょう。

　この本、「トンデモ超常現象99の真相」のスタイルと同じく超常現象などの「伝説」を紹介しています。まぁ、コレが一般で良く知られるお話で、「ツタンカーメンの呪い」や「呪われたホープダイアモンド」などの如何わしい香りがプンプンする、それでいて心躍る文章になっています。

　それに続いて各執筆者の綿密な調査の結果を「真相」として紹介していますが、この本の一味違うのが第４章。『科学という名の落とし穴「疑似科学」の真相』です。

　以前にも超能力ママが自身のヒーリングをオカルトとは別ものと認識していたように、この疑似科学の中には無批判に受け入れていたものも多いと言う人もいるんじゃないでしょうか？特に「水からの伝言」や「マイナスイオン」なども信じきっている人には冷や水を浴びせられるんじゃないでしょうか？

　だって「ツチノコ伝説」や「UFO事件」と同等に扱われてるんですから（笑）。

　まぁ、自分で調べるような努力をせず、他人が調べ上げてくれた文章を読んで分かった気になる私も安っぽい人間との自覚はありますが、読んで知識として獲得するだけ良しとするか。

　閑話休題。ひとつひとつのネタが完結にまとまっているんで、昼休みの合間なんかの息抜きに少しずつ呼んでいく楽しみ方もあります。オススメの一冊です。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/500218}{a8.net http://books.livedoor.com/item/3313896}

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