走る底辺男

現在のランニングフォームは大転子ランニングで安定しているんだが、意識をしていない部分があった。


着地して後方に跳ね上がった脚を折り畳んだまま前に出す(引き戻す)イメージである。

実際の自分の走りはこの図のような左足のように跳ね上がってはおらず摺り足ようになっており、脚を引き戻すことも意識せずに走っている。大転子を意識して着地しているものの地面から脚が離れた後の意識は忘れていた(本に書いてあったのに)

自分の走りが摺り足のようになって図のように脚が跳ね上がらないのはスピードが遅いからだと思っていた部分はある。テレビでマラソンや中距離レースを見ていると着地後の脚(踵)がハムストリングにくっつきそうなほど跳ね上がっている。スピードが上がると自然にそうなるのではないか?もし自分がキロ3分くらいのスピードで走れたのなら彼らのように脚が跳ね上がった綺麗なフォームになるのか?

ならないような気がする。

もしかすると脚の「跳ね上げ」「引き戻し」の意識を持たないと速く走れないのかもしれん。

先日の日曜日、Lランニング15キロで試す。着地して離れたを脚をハムストリングを使って跳ね上げる、というか折り畳むイメージ(足首で蹴り上げるのではない)、折り畳まれたまま膝から前に出す(引き戻す)

長い距離をこの意識でずっと走っていたら疲れるか、筋肉痛になるかと思っていたが何ともなかった。実際にエリートランナーのように綺麗に脚が折り畳まれているかといえばそうではないんですが。。。きもち跳ね上がっているといった感じだろうか。

クソ暑いのでキロ6分程度のペースで走るつもりだったがトータルペースはサブ4ペースより少し速いペースで走り終えた。スピードアップを実感できて喜ぶべきか？もしかすると、あらたな感覚で走ったので無意識に気合いが入ってペースが上がっただけなのかもしれん。

脚を素早く引き戻す意識はするべきだと思うが、跳ね上げる動作はわざわざ意識することなのだろうか？私は陸上経験ゼロなので走る動作、フォームの基礎がまるで分かっていない。誰も教えてくれるわけではないので今後も試行錯誤していくしかないだろう。