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2022年12月21日

みえ松阪マラソン2022完走記 〜 寒さに苦しんだ42.195km 〜

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スタート5分前に時計のGPSをスタートさせマスクをポケットにしまう。そして周りもマスクを外し始めた。そしてスタートの号砲が鳴る。数分かけてほぼ歩きでスタートゲートをくぐる。

スタート〜5km(5:29/km):元々はサブ3.5のブロックなので周りのペースは速く次々と抜かれるが、気にせずマイペースを貫く。心拍数は若干高い気がする。最初の折り返しで独走する川内選手を生で見ることができた。同じ人間とは思えない速さだ。

5km〜10km(5:44/km):脱水症状にならないように給水所では歩きながらでも毎回しっかり給水することを決めていた。スタート前、トイレに行けていなかったので早くも尿意が襲ってきて、8km辺りのトイレへ駆け込む。タイムロスしたが、サブ4のペースはまだ維持できている。商店街から松坂駅にかけて、コロナ前に戻ったかのような大応援には感動し目頭が熱くなり思わずペースが上がってしまった。

10km〜15km(5:40/km):心拍数は徐々に上がってきて自然とペースは落ちるが、まだサブ4の望みは十分ある。

15km〜20km(5:51/km):16km過ぎに公園内に入り初めて給食に立ち寄り、さわ餅をいただく。脚に重さを感じてきて5:50/辺りまでペースが落ちてきた。心拍数は160前半まで上昇してきており、無理にペースアップするとTゾーンに達してしまうのでこのままのペースを維持するしかなかった。

20km〜25km(7:10/km)現状の心拍数ではサブ4は無理と判断。気持ちが切れたのか?あまりの寒さのためか?急激に尿意が襲ってきた。中間地点辺りにあるトイレへ駆け込むと10人ほど並んでいた。大幅なタイムロスが予想されるが、もうサブ4は諦めていたので待ち時間は気にしないことにした。待っている間、風が更に強くなり震えながら待つ。トイレ後、再び走り出すが強風のため手がかじかんできて手のひらに貼り付けているカイロに指先を押し付ける。

もう完走しか目標がなくなったので、給食はなるべく頂いておこう。片手で食べられる羊羹、そして松坂牛サイコロステーキは柔らかくて美味しかった。

25km〜30km(6:09/km):心肺は余裕があるが脚が重くて動かない状態となりキロ6分台でしか走れなくなっていたので、頻繁に時計を確認することもなくなった。30km地点で再びトイレへ行って出ると、牛汁があったのでいただく。

30km〜35km(7:30/km):牛汁で温まったためか身体全体が軽くなった。ペースを上げるが1kmももたずにあの脚の重さが襲ってきてペースダウン。ワースト記録更新は間違いないが「情けない」とか「悔しい」という気持は湧いてこなかった。

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32km辺りにあるトンネル内にサプライズが待っていた。ライトアップ、そしてプロジェクターで地元の学生達の応援ビデオメッセージ等が流れていた。これはすごい演出だ!暗闇の中で腰に着けているベルト内のスマホを探すのに時間が掛かったが写真におさめた。

35km〜40km(6:19/km):35km辺りで4回目のトイレへ。これで最後のトイレにしようと思い以降は給水は無視してゴールしようと思った。早く終わりたいと思い始め脚がさらに重くなるが、序盤から飛ばし過ぎて後半脚がどうしようもなくなるといった状態ではない。38km、このままダラダラ最後まで走ってしまえば後悔が残る。そういった思いが込み上げてきたのでラストスパート開始。

40km〜42.195km(5:44/km):4回トイレに行き、給食も堪能し、写真も撮り大幅なタイムロスをしているので時計は気にもしていなかった。40kmの看板辺りで4時間半のペースメーカーを抜いたのには自分でも驚いた。「4時間半は切れるぞ!」あとはペーサー抜かれないよう必死で走るのみ。折り返してしばらく走ると41kmの看板。もう少しなのに左のハムストリングがつりそうになってくる。「もう少し、持ちこたえてくれ」そういい聞かせる。右に曲がりあとは真っ直ぐゴールに向かうのみ。

だがゴールまでの約1kmはひたすら上り坂が続いているのには気持ちが折れそうになった。ゴールまであと200m辺りでさらに坂が急になり早歩き程度までペースダウンし、嘔吐いてしまう。ペースメーカーに抜かれるのを覚悟したが、ゴールゲートのタイマーを見ると4時間25分台。ガッツポーズしてゴール。

グロスタイム:4時間25分37秒
ネットタイム:4時間23分46秒


平均ペース 6:12/km / 平均心拍数 155bpm / ピッチ 175spm

ゴール後に写真を撮ろうと思っていたが、すっかり忘れていた。

KIMG0075.jpg
ゴール会場である松坂総合運動公園の図。ゴール後、道を横切り荷物受け取りに行って、更衣するテントまでは来た道を戻らなくてはならなかったので辛かった。強風が吹き込むテントで震えながら着替えて、松阪駅までのシャトルバスの列に並んでいる間も震えが止まらなかった。

ワースト記録を更新してしまったが、最後に意地を見せ4時間半を切れたことには満足している。アップダウンは多かったように感じたが、辛かったのはラスト1kmの坂だけだった。距離稼ぎの折り返しが多いので記録が出るコースではないと感じた。特に最後の折り返しは40km付近で左に曲がればゴールなのに、そのまま1kmほど通り過ぎてからの折り返しには気持ちが折れそうになった。

給食は充実しているので、ファンランは楽しめるレースなのではないだろうか。トンネルの演習には感動したが、それよりも商店街の大応援には涙が出そうになるほど感激。直前まで欠場しようか悩んだレースだったが、出場して正解だった。

スクリーンショット (662).png

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posted by グロム35 at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | レース
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グロム35
中年おやじランナーです。マラソンが唯一の趣味で、走り始めて2年目でサブ4達成、現在はサブ3.5を目標としてトレーニングを積んでいます。
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